【キングダム】807話!ネタバレ最新!南陽城主・龍安の決断力と秦軍26万のカラクリ! | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】807話!ネタバレ最新!南陽城主・龍安の決断力と秦軍26万のカラクリ!

キングダム807話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 南陽城主龍安が無血開城を決断した
  • 秦軍の26万の兵力は老人たちだった
  • 龍安の行動が南陽の運命を変えた

魏と趙の援軍の線を断つ様子を見せ、明らかに韓を陥落させる動きの秦。

そして飛信隊6万が韓の要地・南陽に向けて“ゆっくり”進軍してきました。

南陽には韓軍第二将・博王谷が率いる7万がいるので任せるつもりです。

が、飛信隊の後ろからさらに騰軍10万が進軍してきたとの報が!

16万相手ではさすがに南陽が落ちてしまうとざわつく新鄭。

ここで宰相の張(元・韓軍総司令)が3つの選択肢を提示しました。

  1. 洛亜完に新鄭軍の全てを率いて騰軍との一大決戦に臨んでもらう(しかしそこですべての決着がついてしまう。敗北=韓の陥落)
  2. 南陽の戦いを静観する(秦軍をどれだけ削れるかに利があるだけで、南陽と博王谷の軍を失ってしまう)
  3. 今すぐ南陽の軍を全て新鄭まで引き下げる(南陽を捨てる)

第一将・洛亜完としては南陽も救いたいため、韓としての意見がまとまりません。

するとそこへなんと飛信隊・騰軍の後ろからさらに10万の秦軍がやってきたとの報が!!

全てを防ぐ軍力がないため「失う勇気」と「失ってはならない所に力を結集する知恵」を持ち、城や土地よりも人を最優先として「捨てるところは捨てる」の割り切った方針で生きてきた韓。

さすがのこの事態にどんな決断をすれば良いのでしょうか!?

第807話『南陽城』は韓の決断と南陽の動き、そして羌瘣&騰が示した“戦わない”策の真相に注目です!

 

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「キングダム」807話!のネタバレ

 

それでは「キングダム」807話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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南陽切り捨てを決断

 

飛信隊・騰軍の後ろからさらに10万の軍。

つまり南陽には今26万の秦軍が近づいているということで、新鄭に絶望に近い衝撃が走りました。

戸籍を作ったとは聞いていたものの、果たしてそんなまるで無尽蔵のように軍を生み出せるのでしょうか。

しかし、それを考えるよりまずやらなければならないことは、南陽の兵を動かすことだと洛亜完が言います。

南陽の兵を新鄭に動かす…それはつまり南陽を切り捨てるという決断です。

南陽にはここにいる者たちの家族がいます。

しかし前回描かれたように「失う勇気」が韓が生きてきた方法なので、彼らは震えながら決断せざるを得ません。

しいて言えば、韓の城主たちの中でも最も有能な龍安という男が南陽城主であることが、この状況におけるせめてもの救いなのだと張宰相は言いました。

 

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南陽城主・龍安

 

全ての軍を新鄭に送れと言われた南陽は当然受け入れられません。

“新鄭は見捨てる”と言われたようなものなのですから。

そんな中で城主の龍安だけは新鄭の意向を理解し、落ち着いて彼らを諭します。

龍安は城主として無血開城を決断。

秦軍への無条件降伏を受け入れていました。

そして龍安は不安な表情をしている者たちに「南陽の要人を逃がせるだけ逃がせ」という役割を与えつつ「家族たちと逃げていい」と伝えました。

龍安は「どうせ秦に奪われる」として、南陽にある食糧も最低限を残して新鄭に運ぶよう言いました。

側近の彭義と彭貴が「後は我らに─」と龍安に脱出を促しますが、龍安はいざとなったらこの首を差し出して1人でも多くの民を救うのが城主の役目だと微笑みました。

最後までお供をと言う彼らの訴えも「命令だ」として拒みました。

そして2人に長年支えてくれた感謝を伝えながら、自分の家族も一緒に逃がしてくれと託しました。

龍安は残っていた他の皆にも感謝を伝え、脱出して明日の韓のために生きるよう伝えたのでした。

 

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秦軍を待つ龍安

そうして皆を逃がし1人になった龍安。

と思われましたが、老人3人が「この城から出ていく力は残っていませんから」と笑いながら残っていました。

龍安は3人に感謝しました。

あとは秦軍を迎えるだけになったところで改めて考えるのは、この急な展開について。

南陽に向けて進軍されるというのは覚悟の上でしたが、まさかこんな急に来るとは思いもよらなかったと龍安たちは話します。

一番の謎はやはり南陽に向けていきなり計26万の軍が興ったことであり、一体どういうカラクリなのかと龍安は思案していました。

また今回は軍の脱出を優先させたため、南陽の民は逃がせていませんでした。

ただ「来ているのが桓騎だったらそうはしなかった」とのこと。

あとの命運は騰がどんな人物かにかかっているというところです。

 

 

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秦軍26万のカラクリ

 

龍安の城主としてのテキパキとした判断力と博王谷の軍人としての決断力により、兵と要人たちが新鄭へ向けて出ていきました。

その報を受け、飛信隊は無血開城という勝利に沸きました。

なぜ南陽軍が退いたのか理解できずに戸惑いながらですが。

信の場合は、羌瘣と騰の思惑通りだったことへの「マジかよ…」という戸惑いでした。

そう、これこそが羌瘣と騰の言っていた“戦わない”策の成果なのです。

そのキモはやはり韓が疑問に思っていた秦軍の兵力なのですが、実は最後の10万にカラクリがありました。

韓の疑問通り、秦は戸籍作りで新たに兵を生んだとはいえ、さらに10万の軍を興すなど不可能でした。

すると騰は昌平君に「兵士でなくて良い」と伝えていたのです。

ということでこの10万の兵、なんとよくよく見ると腰を伸ばすのも大変な者もいる老人たちの集まりでした。

もちろん戦闘なんてできません。

ある程度近づけば恐らく南陽は無血開城するだろうという心理戦であり、南陽軍が撤退すると老兵10万は賃金をもらってワイワイと解散したのでした。

 

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キングダム」ネタバレ807話のまとめ

 

やはり見せかけの兵でしたが、韓がそういう国だと読みきっての“戦わない”策を講じた騰と羌瘣が見事でしたね。

趙攻略に向けて「兵力の犠牲を極力抑えながら」というのも韓攻略における目標の1つですから、無血開城は大きな成果です。

ただ“桓騎軍じゃないから”という他国の安心感を見て、読者としては桓騎軍不在の寂しさも思い出してしまいましたが。

また、秦が戸籍をうまく活用している感じもいいですね。

何だか韓攻略のエピソードは秦の心機一転、大将が騰であること、韓という小さな大国の戦い方、などが相まってこれまでの戦とは一味違った面白さがあります。

魅力的なキャラクターも多く、今回登場した龍安もキングダム屈指の良城主として強く印象を残しました。

決断力と気遣いとそれを形にするスマートな行動力がかっこよかった!

もっともっと活躍が見たいですね。

ということで南陽を攻略したわけですがその結果、兵力とメンタル面で新鄭がガッチガチになったということかと思います。

当然それも騰の予想の範囲内だと思うので、これをいかにして“双方の犠牲少なく”攻略するのかとても楽しみです!

この記事のまとめ
  • 龍安は無血開城を決断した
  • 南陽の兵を新鄭に動かした
  • 秦軍26万の秘密が明らかに
  • 老人たちが集まる兵士だった
  • 騰と羌瘣の策が功を奏した
  • 龍安は民を優先した城主だった
あいり
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