- エマとレイが異空間に迷い込む
- レイが小さな姿に変わる
- ぬいぐるみが襲いかかる恐怖
前回、五摂家との会談を経て、賊徒討伐のため出兵を命じた鬼の女王レグラヴァリマ。
しかしそれは全てノーマンの計画通りの動き。
兵力の分断に成功したノーマンは、8日後のティファリで王・五摂家を殺す、と腹心達に宣言しました!
一方、“七つの壁”に向け扉の先に進んだエマとレイは、そこでなぜかグレイス=フィールドハウスを発見!
そして今回、ハウスの中に足を踏み入れるエマ達。
そこでは、
「あそぼ」
の声と共に次々と不可解なことが。
その声の主は、鬼の頂点「読めない文字」!?
ということで、ハウスの中でエマ達を襲う奇妙な現象と、「読めない文字」の声に注目して、133話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』133話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』133話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
床のドアで分断される2人
扉の先に進んだエマとレイの前に建つ、グレイス=フィールドハウス。
入ってきたはずの扉は跡形もなく消えていて、引き返すことはできない。
2人は戸惑いながらも、進むしかないとハウスの中に入ります。
そしてエマとレイの目に飛び込んできた、思い出通りの懐かしいハウスの内部。
「確かにハウスだ…本物の?いやでも何か妙だ」
何かに違和感を覚えるレイ。
エマは何も音がしないことに気づき、レイも同意します。
誰もいないのか?
確かめようとしたその時、階上からキャハハハハッという声が。
弾かれたように驚くエマとレイ。
しばらくすると、階段からトントンと何かが落ちてきます。
一見ボールに見えるその物体。
しかしそれには何者かの目玉が!!
さらに、目玉の
「あそぼ」
の声と共に足下にドアが出現、エマが落ちてしまいます!
「エマ!!」
ドアはすぐに閉まり、2人は離ればなれに!
エマはドアから2階のどこかに飛ばされてしまったようです。
レイは2階から聞こえるエマの声を追います!
普通に見えたハウスの内部ですが、目玉の登場で一気に不気味な展開となってしまいました。
謎の声と、いきなり出現して別の場所に飛ばすドア、このハウス、明らかにただの建物ではなさそうです!
現れたママ!?レイは小さくなる!?
鏡のイザベラ pic.twitter.com/v7QXMPuqZi
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) February 27, 2021
階段を上りエマを探すレイ。
その時、突如空間がグニャリと歪み、レイに呼びかける声がします。
「ママ…?」
そこに立っていたのはママ・イザベラと子ども達!?
その背後の空間は奇妙に曲がっています。
おかえり、と困惑するレイをフワッと抱きしめるママ。
レイはすぐに違和感を覚え、距離を取ります。
「誰だお前」
さらに、あそぼ、あそぼ、とレイにまとわりつく子ども達。
コニー、ハオ、セディ……出荷されていったはずの弟、妹達に見えるその姿。
やはりすぐに違う、と気づくレイ。
「誰だお前達」
子ども達に化けたものが白目をむいた、次の瞬間。
レイがなんと小さな子どもの姿に!!
戸惑うレイ。
ママのような何かがおいで、と子ども達に呼びかけます。
すると、あそぼ、とどこからともなく現れる子ども達。
恐怖に歪んでいく小さなレイの表情。
「さあみんなで楽しく遊びましょう」
そして、ママと子ども達は突如骸骨に変貌、小さなレイに迫ってきます!
ちっちゃくなったレイが可愛い!
ですが、そんなこと言っていられないほど、展開は完全にホラーです。
生死が明らかになっていないママはともかく、現れる子ども達がみんな出荷され死んだはずの子だということが、この場所が現実世界ではないことを象徴しているようです。
また、コミックス5巻37話で分かったように、レイはママが実際に産んだ子ども。
そんなレイの前だけに、ママの姿をした何者かが現れるというのも意味深です。
舞台がハウスということも踏まえると、エマ達の意識が反映された空間なんでしょうか?
変な廊下を壊して合流!
一方、レイと分断されたエマは変な廊下で奮闘していました。
それはどのドアから入っても再び同じ廊下に出てしまう、奇妙な空間。
床や天井にまでドアがあります。
レイも今こうなっているのかもしれない。
必死にレイを呼び、はぐれちゃダメだ、と合流を目指すエマ。
壁を激しく銃撃、壊して廊下からの脱出を試みます。
銃声は小さくなったレイにも届きました。
エマは銃で開けた穴を足で蹴り拡げ、そこから脱出します!
このシーンのエマ、かなり男前です。
そしてその先の空間は、重力を無視し、まるで階段やドアが浮かんでいるかのようです。
そこでエマとレイは合流。
しかし、レイは足場が崩れ、エマは出てきた穴が消え、落下してしまいます。
あちこちのドアや額縁から落下するエマ達を見つめ、あそぼ、あそぼ、と繰り返す骸骨やおもちゃ達。
エマは顔が引きつるのを抑えられません。
そして、ボスッ、ボスッ、と、エマ達は無数のおもちゃのぬいぐるみと共に激しく着地。
ぷはッとぬいぐるみの山から顔を上げるエマ、その姿はレイ同様小さくなっていました!
「なんで!?」
「知らねぇよ!!てかお前こそ」
とお互いの姿を見ながら慌てる2人。
かと思えば、次の瞬間にはいつの間にか元の姿に。
「何なんだ ここは一体何なんだ」
自分の大きさすら定まらない世界に、レイはますます困惑を深めていきます。
普段は冷静なレイですが、だからこそ、こういう常識が通じない状況は苦手なのかもしれません。
「読めない文字」の声
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.13 鬼の頂点】
「七つの壁」を超えた先に存在し、女王よりもさらに上位の立場として鬼達から神聖視されている。「約束」を結ぶことと引き換えに、その人物にとって一番大切なものを「ごほうび」として要求する。#約ネバ #約ネバ展 pic.twitter.com/tSZ339SkPU— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) September 18, 2020
そして今度はぬいぐるみ達が、あそぼ、あそぼ、とエマ達に迫ってきます。
舌打ちし、苛立つレイ。
しかしエマは何かに気づいたように、ぬいぐるみに問いかけます。
「あなた…あの時の「読めない文字」だよね?」
甦る、クヴィティダラの遺跡で聞いた、鬼の頂点である「読めない文字」の言葉。
「ちゃんとおいでよ つぎはいりぐちから」
「そしたらあそぼ」
これまでの、あそぼ、と繰り返す声の主は、やはり「読めない文字」だったんでしょうか。
ちゃんと“入口”から来た、“約束”を結び直したい、と呼びかけるエマ。
この空間はなんなのか?
あなたは今どこにいるのか?
続くエマの問いかけに、「読めない文字」の声が響きます。
ぼくはずっとななつのかべのさきにいる、と。
「みつけてごらん ぼくを…」
「ななつのかべはこのなかにある」
声が導いたのは、床にあった丸い入口。
2人が中を覗くと、そこには梯子が下へ続いていました。
様々な標識が雑多に貼られ、果物や缶詰が並ぶ狭い空間。
どことなくですが、シェルターを連想させるようでもあります。
「読めない文字」の声がさらなる探索を予感させたところで、133話の内容はここまでとなりました!
『約束のネバーランド』ネタバレ133-134話のまとめ
謎のハウス内での分断、突如現れ骸骨と化したママと子ども達、歪む空間と小さくなったエマとレイ、そして「読めない文字」の導きの言葉。
あそぼ、の言葉で始まる不気味でホラー的な展開、奇妙な雰囲気が印象的でした!
また、そんなことを言っている場合ではなかったものの、小さくなったエマ達の可愛さにも注目の133話でした。
次の展開としては、やはり丸い入口の下へ降りていくことになるだろうと思います。
しかし今回の常識を超えた状況からすると、次に何が待っているのか想像もつきません。
ただ、それでも、
「ななつのかべはこのなかにある」
という言葉から、着実に目的地へ近付いているのは確かです!
いよいよ“七つの壁”に迫っていく展開で、続きも楽しみです!
- エマとレイがハウスに迷い込む
- 不気味な目玉が現れる展開
- ママと化した存在に驚愕するレイ
- エマが廊下を壊して脱出
- 「読めない文字」の声が導く
- 七つの壁への接近を予感させる
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