- 木兎が試合中に「バレーって疲れる」と発言する
- 木兎の「楽しい」を追求する姿勢が後輩に影響
- 桐生が木兎のプレーに圧倒される意外な展開
春高バレー男子準々決勝。
梟谷と狢坂の対戦はお互い1セットずつ取った運命の第3セットに突入。
ネガティヴ思考を取り除いた桐生の強力スパイクでゲームが始まりましたが一体どうなる?
ハイキュー!!335話のネタバレ
🏐\ハイドリキャラクター紹介/🏐
梟谷学園バレー部主将で全国で5本指に入るスパイカー!木兎光太郎!#CV #木村良平#ハイドリ#ハイキュー#hq_anime pic.twitter.com/qPNv2FWo5E— 『ハイキュー!!TOUCH THE DREAM』公式 (@haikyu_haidori) January 4, 2023
それではハイキュー!!第335話『夢中』の要点をまとめてみます。
センターカラーは烏野Wヒロインの一人である谷地ちゃんです。
頬赤らめて明日への準備のようですが、今日勝って次の試合に向けた準備か、先輩マネの清水が引退した後のイラストか、解釈は人それぞれです。
負けたら即最後。
優勝しても残りは3試合。
できればその笑顔は前者であって欲しいです。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
(木兎)バレーは疲れる。(一同)でしょうね!
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オープニングは木兎の回想シーンからです。
“楽”ではなくどうしたら“楽しく”なるか?
中学時代にアゲアゲで練習を引っ張る木兎に周りは一緒に付いてはいけませんでした。
楽を選んだチームメイト。
木兎は一人ロードに勤しみました。
白熱する第3セット。
さすがにバテたか木兎のスパイクはネットに捕まります。
スコアは狢坂12-梟谷12の同点です。
絶好調にも陰りが出てきたかと思いきや、木兎からいきなりとんでもない台詞です。
「疲れた・・・!バレーって疲れる・・・!!」
これを聞いた敵味方、観客、そして主審の感想は
「でしょうね!!!」
何このライブな一体感(笑)www
試合中あちこち飛び回って会場を沸かせていれば、それは人一倍疲れることでしょう。
その木兎語を聞いて笑いがこみ上げる桐生。
後ろ姿だったので表情が分からず残念でしたが、気を取り直してここが攻め所とチームに檄を飛ばします。
そして自らブロックを吹き飛ばす一発!
九刷監督は桐生と木兎の相性の悪さを懸念していましたが、こちらも好調を維持しています。
木兎に対する苦手意識を吹っ切ただけではなく、彼のプレーに”引っ張られる”部分もありそうです。
大雑把なようで実は繊細
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コートの中は打ちづらい2段トスと相手の3枚ブロックを瞬時に判断した木兎が、仕切り直しとばかりにボールの勢いを殺して相手ブロックにわざとボールを当てさせます。
リバウンドで自陣に戻ってくるボール。
「もっかいっ(もう1回っ)」
ここで赤葦はかつての練習を思い出します。
リバウンドのプレーを見るなり「何ソレ教て!!!」と失敗したにもかかわらず木兎に聞かれた日のことを。
「木兎さんは不思議だ」と評する赤葦。
大雑把な人で目立つプレーを好む人にもかかわらず、後輩のミスったプレーにも興味を持つからです。
リバウンドは地味なのにと、疑問に思った赤葦はそのままの質問を木兎にぶつけます。
相変わらずの遠慮なさに正直周りも引き気味です。
「“楽”じゃなく“楽しい”を考える」
それが木兎の答えです。
ルーツは昔所属していたクラブのコーチによる言葉のようです。
アレコレやれと言われるのは好きではなかったですが、この言葉は自分の中に入ってきたとのこと。
- ブロックされる事
- レシーブミスをする事
- サービスミスをする事
- バテる事
- 全部決めたい
- 全部拾いたい
- 全部勝ちたい
確かに全部勝ったら楽しいだろうなとチームメイトは茶化しますが、赤葦もさすがに全部は無理ではないかと律儀に答えます。
木兎の言う「楽しい」というワードは、その響きとは裏腹にすごく困難な事のようにその時赤葦は感じていました。
“楽しい”が加速する
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— ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) December 1, 2016
ここで回想は終わります。
リバウンドではね返ったボールに良いトス寄越せと注文する木兎。
ベンチで見ている雀田は「決めてほしい」ではなく「決まる」と確信します。
その期待に応える木兎のアタックー。
ではなくて何とコート前にプッシュ!
完全に狢坂の虚をついた攻撃に雀田はビックリ、赤葦に雲雀田に至ってはもう笑うしかありません。
ナイスキープとばかりに盛り上がります。
常に冷静というか、頭が柔らかいというか、そして我慢強いと放送席も今の攻撃を絶賛します。
得点は狢坂19-梟谷20と梟谷が一歩リード。
疲れているはずなのに木兎はまだ遊んでいると感じる桐生。
ここで木兎のジャンプサーブが狢坂コートを襲いかかります。
乱れるサーブですがネット際に上がっただけのボールを桐生がスパイク体勢に入ります。
黒尾と研磨は「ソレ打つの」とビックリ。
悪球打ちの異名は伊達じゃありません。
しかし当の本人である桐生は木兎のプレーに付いて行く事が精一杯で、苦しい、辛い、こわい、敗北の恐怖や他人の評価など考える余裕が無いくらいです。
「バレーボールをする事で精一杯」
雑念無き一球が梟谷コートに打ち下ろされます。
ボールの行方は次回へのお楽しみ。
ハイキュー!!335話のまとめ
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冷静沈着で洞察力に優れた梟谷学園バレー部副主将の赤葦京治!#CV #逢坂良太#ハイドリ#ハイキュー#hq_anime pic.twitter.com/umTMGRQDxf— 『ハイキュー!!TOUCH THE DREAM』公式 (@haikyu_haidori) January 5, 2023
“楽”と“楽しい”。
同じ漢字でも全く意味が異なります。
まして木兎レベルの“楽しい”は行き着く先が「全部勝つ」という途方も無い道のりで、赤葦が困難と思うのも仕方ないところです。
それにしても両チームのエースはお互い好調を維持しています。
木兎はこの土壇場でも遊んでいる、楽しんでいます。
しかし、その相乗効果で調子を上げてきた感のある桐生は、木兎の圧にやや押され気味か離されまいと必死な様子ですが、余計な考えをしている暇が無い分バレーに取り組む純度は高まっている気がします。
さて次回。
桐生のスパイクが決まれば同点、止めれば2点差と決定的になる勝敗の行方が決まる一撃です。
後者であれば一気に試合終了まで進みそうな予感です。
- 木兎の「楽しい」が試合を変える
- 桐生が木兎に引っ張られる
- 木兎の不思議なリバウンド戦術
- 勝つための“楽”と“楽しい”
- 試合の緊張感が伝わる瞬間
- 次回の勝敗が決まる一撃
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