- ユウゴが自殺を試みた瞬間
- エマの苦悩と責任感の葛藤
- ユウゴの最後の言葉が感動的
前回、死闘の中でルーカスが負傷。
最期まで共に戦うと決めたユウゴとルーカスは、アンドリューを巻き添えにシェルターの爆破を決行!!
そして今回、エマの夢にユウゴが現れ、思いを託します。
それにより、エマが知ることになってしまうユウゴとルーカスの死……!
ということで、ユウゴの死とその直前の思いに注目して、109話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』109話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』109話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
地下道跡に到着!!エマの苦悩
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.1 エマ】
GFハウスで育った優しく溌剌とした少女。家族たちと笑って暮らせる未来を目指し、食用児たちのリーダーとして人間の世界へ渡る方法を探す。やがて食用児の安全、鬼社会の存続両方を守ることを望むようになり、鬼の頂点と新たな「約束」を結んだ。#約ネバ pic.twitter.com/sEGqdxcsS9— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) June 22, 2020
歩き続け、吸血樹の森にたどり着いたエマたち。
地下の迷路に降り、負傷したクリスの手当てをします。
「今日からここが俺達の住み家になる」
みんなを集めて言うレイ。
「ラートリー家にも農園にも知られていない安全だ」
ひとまず交代で外を見張りながら休むことに。
やっと一息入れられるところですが、エマはかえって考えてしまいます。
クリスの負傷、仲間二人の死。
ユウゴとルーカスの安否。
ユウゴたちに何かあったら私のせいだ、と苦悩するエマ。
「判断を間違えた?」
60人という大人数で、誰も死傷させることなく逃げ切らなくてはならない状況。
伏兵や追撃の可能性も考えた、ユウゴとルーカスに後を託すという判断。
「あれ以外にも選択はあったのかな?怖い」
このシーンのエマ、かなり痛々しい……!
みんなを引っ張る立場だけに、全部の責任を一人で抱え込んでしまっているようにも見えます。
前へ進め エマの夢に現れるユウゴ!
エマに呼びかける声。
そこには、傷一つないユウゴの姿が!
無事を喜ぶエマ。
ルーカスは?
という質問に、心配ないと答えるユウゴ。
傷一つないのが不自然な上、心配ないわけもなく、前回までの展開を知っている読者にとっては、この時点で二人の死が確定的になってしまいます……!
エマにみんなの安否を尋ねるユウゴ。
ユウゴたちと別れてから誰にもケガはないものの、クリスの意識はまだ戻らず。
「エマ」
「お前のせいじゃない」
エマの気持ちを見透かすように言うユウゴ。
エマはハッとします。
「でも……!」
105話で、出口を開けてくるという仲間を先に行かせたこと、直前まで手をつないでいたクリスから目を離したことへの後悔。
もっと警戒していれば、とますます自分を責めるエマ。
そんなエマに、ユウゴが静かに語りかけます。
「俺が前にした話覚えてるか?」
コミックス7巻の58話で、ユウゴはエマに全員で生きるという判断は正しいか?と問いかけていました。
一つの判断で全てが狂い、自分の理想が仲間を殺す恐怖がわかるか、と。
「あれちげーわ」
かつての自分の言葉を否定するユウゴ。
正しい判断だけが全てではない、判断の後、悪い結果が出てもそこからどう足掻くかが大切だと言います。
「自分の判断を信じろエマ」
「そしてそれでどんな結果が出ても前へ進め」
エマたちなら世界を変えられる、と続けます。
「なんでそんな話するの?」
後を託すような言葉に、急に不安になるエマ。
寂しげに謝るユウゴ。
それでエマは、これが夢だと、もうユウゴたちはこの世にいないと悟ります。
あいつらを守れるなら……ユウゴの回想!!
死を目前にしたユウゴの回想。
2046年1月、狩りを終えシェルターに帰るユウゴ。
何年たったのかもわからない孤独な生活。
仲間を死なせたという吐き気をもよおすほどの罪悪感。
「俺は何故生きているんだろう」
「生きてユウゴ」
仲間の残した言葉だけがユウゴを繋ぎ止めていました。
「生きなきゃ」
「生きなきゃ」
「生きなきゃ」
このどんどん自分を責めていく感じ、今回のエマもそうでした。
ユウゴはエマの気持ちが痛いほどわかったからこそ、夢でお前のせいじゃないと言いに来たんでしょうね。
ティーカップやクッキーを手に取るユウゴ。
一日の終わりのお茶会は、ダイナたちがいたころの習慣でした。
それを思い出し、ギリギリだったユウゴの生きる気力は限界に。
「頼む許してくれ」
「俺もそっちに――」
頭に銃を当て、引き金を引こうとしたその時、ガチャッという音がユウゴの手を止めました。
それはエマたちがシェルターにやってきた音でした!
エマたちとの初対面の直前、ユウゴは自殺しようとしていたんですね……。
シーンは現在に移り、アンドリューとの最期の攻防を繰り広げながら、ユウゴの回想は続きます。
あの日死ななかったからこそ、エマたちと出会い、ルーカスとも再会できたこと。
仇のレウウィスを倒し、密猟場を破壊し、世界の約束を結び直すという希望を見たこと。
「この一年半楽しかったなぁ」
「生きてて良かった」
ユウゴの死を悟り、跳ね起きて、シェルターの方が見える場所まで走るエマ。
死にたくない、人間の世界やエマたちの成長が見たかった――。
そう思いながらも、自爆直前のユウゴは笑っていました。
「あいつらを守れるなら笑って死ねるぜ」
「望む未来を叶えろ」
「頑張れよエマ」
自殺までしようとしていたユウゴの
「生きてて良かった」
が印象的です。
エマたちを守る生き様のかっこよさに加え、ユウゴにとって、エマたちと過ごした時間がどれほど大切なものだったかが伝わってくるシーンでした……!!
「嫌だよ…ユウゴ…!」
シェルターから立ち上る煙を見るエマの叫びが切なすぎます。
ユウゴの旅立ち みんなと一緒に……!!
【🎂HAPPY BIRTHDAY🎂】
本日12月24日は、ETR3M8 ユウゴの誕生日です!🎉最初は怖い“オジサン”だったけど…
実は仲間想いで面倒見のいい頼れる男!
ユウゴの誕生日を皆でお祝いしよう!!🍪#約ネバ #ETR3M8ユウゴ誕生日おめでとう pic.twitter.com/pU2QMGQze9— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) December 24, 2022
そしてシーンが変わり、白い空間。
横たわるユウゴを起こすルーカス。
「見ろよユウゴ」
「ああ会いたかった……ずっと!」
そこにはかつての仲間たちみんな、そしてダイナの姿が。
泣きながら、再会が早くなったことを謝るユウゴ。
「ううん」
ユウゴを抱きしめて答えるダイナ。
「ありがとう頑張ったねユウゴ」
早くなったといっても、孤独に、自分を責めながら過ごしてきたユウゴにとっては、気が遠くなるほどの時間。
そんなユウゴがようやく苦しみから解放された感動的なシーンで、109話の内容はここまでとなりました!
きっと天国に行けたと信じたいです。
『約束のネバーランド』ネタバレ109話のまとめ
エマの夢に現れ思いを託したユウゴ、その死の直前の回想、仲間との天国への旅立ち。
明らかになってしまったユウゴの死と、エマたちへ託した思いが印象的な109話でした!
ユウゴが救われたことは本当に良かったですが、二人を失ったエマたちの今後が心配です。
また、読者としてはアンドリュー、頼むから復活しないでくれ!!
って感じですが、実は生きてそうな不気味さもありますよね。
ユウゴとルーカスという大きな存在を失い、エマたちは!?
次回の展開もますます気になります!
- ユウゴがシェルターを爆破する
- エマがユウゴを夢で見る
- ユウゴの孤独な過去が描かれる
- 仲間との再会が感動的に描写
- エマの責任感が強調される
- 次回の展開が気になる終わり方
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