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アオアシの1年生で最強は誰なのか
結論から言うと、エスペリオンユースの1年生で最強は青井葦人(アシト)です。2位は、同期でただ1人、開幕からAチームにいた本木遊馬でした。
アシトの学年は13人います。セレクションで入ったアシト・大友栄作・橘総一朗の3人、福田監督がスカウトした冨樫慶司、そしてジュニアユースから上がってきた昇格組の9人です。この記事では、その同期だけに絞って、誰がいちばん強いのかを作中の場面を根拠に並べます。先輩や他校の選手を含めた順位は、別の記事に任せています。
この記事でわかること
- アシトの同期13人の強さランキングと、順位の根拠
- 1位のアシトと2位の本木遊馬を分けた場面
- 冨樫と大友が3位・4位に来る理由
- Bチームから始まった昇格組5人
- 同期の順位が物語の中でどう入れ替わったか(カイの読み)
同期13人の強さランキング
アオアシの強さは、必殺技ではなく「どの試合で、どこに立たされたか」で描かれます。そこで、次の2つを物差しにしました。
- Aチームに上がった時期と、そこに残り続けたか
- 優勝がかかった青森星蘭戦や、世界大会のバルセロナユース戦で何をしたか
| 順位 | 名前(背番号) | 根拠になる作中の到達点 |
|---|---|---|
| 1位 | 青井葦人(33) | 青森星蘭戦で2得点に絡み、40巻のバルセロナ戦で4対3の決勝点 |
| 2位 | 本木遊馬(29) | 1年で唯一、開幕からA。147話の優勝メンバーに1年でただ1人先発 |
| 3位 | 冨樫慶司(31) | 本木に続く2人目のA先発組。青森星蘭戦でワントップ |
| 4位 | 大友栄作(36) | 東京VANS戦で途中から入り、桐木と味方をつないだ |
| 5位 | 朝利マーチス淳(25) | 東京VANS戦で先発、青森星蘭戦は後半から出場 |
| 6位 | 橘総一朗(28) | 武蔵野戦で同点弾。青森星蘭戦は前半に出場 |
| 7位 | 竹島龍一(27) | 東京VANS戦の前にA昇格、DFで先発 |
| 8位 | 黒田勘平(26) | 一度Bへ落ち、武蔵野戦のあとAへ戻った |
残る5人は、ジュニアユースから上がってBチームで始まった選手たちです。後半でまとめて紹介します。
僕はこう読む
表の上の2人は、スタート地点が正反対です。
本木は入団した日からAにいて、アシトは「止めて蹴る」から練習を始めました。
それなのに最後に試合を決めたのは、下から来たほうでした。
同期の順位表が、そのまま入団からの距離の表になっているのがアオアシの1年生です。
最初の位置ではなく、どこまで動いたかで並べると、この順番になると思っています。
1位は青井葦人。大一番で2度、試合を決めた
アシトは愛媛からセレクションで入り、背番号33のFWとして出発しました。ところが61話でサイドバックへの転向を告げられます。武蔵野戦でゴールを決めたあとAチームに上がりましたが、船橋学院戦ではトリポネに圧倒されてハンドで退場し、そこから長くベンチ外が続きました。
復帰戦になったのが、プレミアリーグ最終節の青森星蘭戦です。中に入って試合を組み立てるサイドバックに変わり、本木の先制点をアシストしました。後半アディショナルタイムには、前線に走った阿久津へロングフィードを送り、2対1の決勝点につなげています。
世界大会のアルカス・カップでも、初戦のバルセロナユース戦で1対3から追いつき、40巻の終了間際にアシトが決勝点を入れて4対3で勝ちました。福田監督が1話で言った「世界へ連れていってやる。」が、1年生の中でいちばん形になったのがアシトです。
それでも最終回の410話で、アシトはプロ契約を結んでいません。本人の口から出るのは「まだまだやで俺なんて。スタートラインにも立ってねえもん。」という言葉でした。
僕はこう読む
同期の1位が、自分はまだスタートラインにも立っていないと言って終わります。
この言葉は、アシト1人ではなく同期13人に向いているように聞こえます。
本木も冨樫も大友も、プロの線の手前にいるのは同じです。
1位と13位の差より、13人全員とプロとの差のほうが大きい。
それを主人公の口から言わせたところに、この作品の育成の目線が出ていると思っています。
2位は本木遊馬。開幕からAにいた、ただ1人の1年生
本木遊馬はジュニアユースからの昇格組で、背番号29のFWです。語尾に「じゃ」を付ける話し方で、昇格組とセレクション組がぎくしゃくしていた入団直後から、アシトたちに気さくに話しかけていました。
実力は入団した時点で抜けていました。同期の中で真っ先にAチームへ上がり、そこから一度もBに落ちていません。147話で日本クラブユース選手権を制したAチームの先発11人のうち、1年生は本木ただ1人です。ヘッドコーチの伊達からは「理想のFW」と評され、アシトには「主人公みたいな奴」と言われています。
青森星蘭戦では、アシトのアシストから先制点を決めました。順位を2位にしたのは、この試合でボールを送ったのがアシトで、決めたのが本木だったからです。
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本木は、入団してから一度も落ちなかった選手です。
そのぶん、壁にぶつかって立ち直る場面は、アシトや冨樫ほど多く描かれません。
アシトが「主人公みたいな奴」と言ったのは、ほめ言葉であると同時に、自分とは違う道を来た人への距離だったと思っています。
順調に上がった2位と、転んで上がった1位。同じ試合で先制点を分け合ったのが、この2人の答えに見えます。
3位は冨樫慶司。センターバックからワントップまで任された
冨樫は、アシトの学年で福田監督がただ1人スカウトした選手です。所属していた暴走族と手を切ることを条件に入団しました。リーゼントで身長187cm、アニメ公式の紹介では「攻撃的ディフェンダー」とされています。
昇格組の黒田・竹島とは小学生のころからの因縁があり、入団した直後は「甘チャンなんだよ。しょせんお前らアカデミー育ちは…」と突っかかっていました。A昇格のあと伸び悩んだ時期には、福田から「今一番Bに近いのはお前だ」と言われています。そこでアシトに首振りを教わり、視野を広げました。
東京VANS戦のころから、冨樫は本木に続いて同期2人目のA先発組になります。青森星蘭戦の後半にはワントップに上がり、ポストプレーで先制点の起点になりました。アルカス・カップのバルセロナ戦でも、ゴールライン際に体を投げ出してシュートをかき出しています。
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冨樫がワントップに置かれた理由は、体の強さだけではありませんでした。
福田監督が買ったのは、アシトに頭を下げて身につけた視野です。
つまり青森星蘭戦のエスペリオンは、アシトの目を2か所に置いて戦っていたことになります。
「今一番Bに近い」と言われた選手が、同期に教わったもので切り札になった。
3位という順位には、そのプライドの捨て方まで含まれていると思っています。
4位は大友栄作。笛が鳴ると別人になるMF
大友はアシトと一緒にセレクションを通ったMFで、背番号は36です。試合の前は吐きそうになるほど緊張するのに、ピッチに立った瞬間に落ち着き、周りへ的確に声をかけます。セレクションでも、試験中に味方の特徴を聞いて回った姿勢を評価されていました。
武蔵野戦では逆転劇の中でゴールを決め、アシト・黒田・冨樫と一緒にAチームへ上がっています。東京VANS戦では、ボールを持ちすぎて孤立した桐木と残りの9人をつなぐ役で、伊達の進言から途中投入されました。伊達には主将向きだとも言われています。
219話、朝日の中で屈託なく笑う大友を見て、アシトは「天才って、こいつだ」と認めました。技術ではなく、緊張を抱えたまま仕事をやり切る心の強さを、アシトは天才と呼んでいます。
5位から8位は、夜練でAに届いた4人
ここから下の4人は、作中で序列がはっきり付けられているわけではありません。差は小さく、大一番で出番があった順に並べています。
5位の朝利マーチス淳は、イギリス人の父を持つサイドバックです。黒田と一緒に早くAへ上がりましたが、武蔵野戦の前にBへ戻されました。冨樫の夜練で持ち直し、東京VANS戦では1年生4人の守備ラインの1人として先発しています。青森星蘭戦でも後半から入りました。
6位の橘総一朗は、武蔵野のジュニアユースでエースだった真面目なFWです。武蔵野戦の前には自信を失い、試合に出さないでほしいと頼むほど追い込まれていました。それでも本番ではオーバーヘッドで同点弾を決めています。東京VANS戦の前にA昇格し、青森星蘭戦の前半は疲れ切った体でゴールに迫りました。
7位の竹島龍一は、攻撃的な選手がそろうエスペリオンでは珍しい、守備専門のDFです。武蔵野戦の前に冨樫と大げんかをして丸刈りになり、そこから2人でラインを組むようになりました。東京VANS戦の前にAへ上がり、DFとして先発しています。
8位の黒田勘平は、身長161cmの小柄なMFです。伊達からは「もっともユースらしい選手」と呼ばれ、理屈の通ったプレーが持ち味でした。一度Bへ落ちたあと、武蔵野戦で体を投げ出して失点を防ぎ、Aへ戻っています。冨樫に言い返した「プロになれないならその瞬間自分の人生は終わりと思ってる」という言葉に、黒田の覚悟がいちばんよく出ています。
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この4人をAへ押し上げたのは、試合ではなく夜練でした。
しかも輪の真ん中にいたのは、昇格組といちばん仲の悪かった冨樫です。
昇格組とセレクション組が同じ暗いグラウンドに集まったことで、入団の線が消えたと思っています。
東京VANS戦で1年生4人の守備ラインが最初から息が合っていたのは、その夜の積み重ねです。
順位の差より、そろって上がったことのほうに意味がある4人に見えます。
Bチームから始まった昇格組の5人
残る5人は、ジュニアユースから上がってきた選手です。新入生の紅白戦のあとはBチームで出発しました。
- 明神謙五……背番号24のGK
- 島安由太……背番号30のDF
- 増子由維……背番号32のMF・DF
- ロアン美濃……背番号34のFW。1学年上に兄のオジェック美濃がいる
- 亀山航……背番号35のMF
この5人は、大一番で試合を決める場面が描かれていないため、順位には入れていません。
先輩や他校を入れた順位は別の記事で
同期の外に目を向けると、上には16歳でJリーグデビューした2年生の栗林晴久がいます。他校の1年生にも、青森星蘭で1年生のうちからU-18日本代表の司令塔を任された北野蓮がいました。アシトと同じ俯瞰の目を持つ相手です。
そちらでは、アシトは7位です。
まとめ|アオアシの1年生で最強は誰なのか
アオアシのエスペリオンユース1年生で最強は、青井葦人です。2位は開幕からAにいた本木遊馬でした。
- 1位はアシト。青森星蘭戦で先制点と決勝点に絡み、40巻でバルセロナ戦の決勝点
- 2位は本木。147話の優勝メンバーに1年でただ1人先発
- 3位は冨樫。青森星蘭戦でセンターバックからワントップへ
- 4位は大友。219話でアシトが「天才って、こいつだ」と認めた
- 5位から8位は朝利・橘・竹島・黒田。夜練をきっかけにAへ届いた
僕はこう読む
1年生の物語を最初から見直すと、アシトは入団した日の順位ではほぼ最下位でした。
本木は最初から上にいて、冨樫はアシトにボールの扱いを教える側でした。
そこから抜いていく順番が、そのまま作品の話数になっている。
1年生の最強は、決まった才能の順ではなく、追い抜いた回数で決まったと思っています。
いちばん強い1年生を、最後に試合を決めたアシトと見るか、入団した日から一度も落ちなかった本木と見るかで、同期の見え方はずいぶん変わります。
——あなたは、アシトの同期でいちばん強いのは誰だと思いますか。試合を決めたアシトですか。それとも最初からAにいた本木ですか。よければコメントで、あなたの1位を教えてください。
よくある質問
1年生の順位は、全キャラのランキングや人気投票と混ざりやすいところです。短く答えておきます。
Q. アオアシの1年生で最強は誰ですか。
A. 青井葦人です。青森星蘭戦で先制点のアシストと決勝点へのロングフィードを送り、40巻のバルセロナユース戦では4対3の決勝点を入れています。
Q. 1年生で最初にAチームに上がったのは誰ですか。
A. 本木遊馬です。同期でただ1人、開幕からAチームにいて、147話の優勝メンバーにも1年生で1人だけ先発しています。
Q. アシトの同期は何人いますか。
A. 13人です。セレクション組が3人、スカウトの冨樫が1人、ジュニアユースからの昇格組が9人です。
Q. 冨樫慶司のポジションはどこですか。
A. 本来はセンターバックです。青森星蘭戦の後半ではワントップに上がり、ポストプレーで先制点の起点になりました。
Q. 全キャラの最強ランキングや人気投票はどうなっていますか。
A. 強さの1位は栗林晴久、人気投票の1位は海堂杏里です。
5人を順に並べました。大友の笛や橘の覚醒、亀山の素顔も置きました。
5位の大友栄作天才ってこいつだ!小心者の大友栄作がピッチで見せる驚きの才能とは?5位の大友栄作は、219話で天才と呼ばれます。
4位の橘総一朗橘総一朗とは何者か?セレクション組のFWで、10巻101話の武蔵野戦で初ゴール!4位に入った橘総一朗が覚醒した武蔵野戦です。
5位の外側亀山航とは何者か?昇格組の1年生MFで背番号35、紅白戦で冨樫にアシスト!表に入らなかった亀山航の実力です。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日


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