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アオアシの作者・小林有吾は死亡したのか
結論から言うと、小林有吾は死亡していません。2026年も新作の準備を続けながら、4月にスピンオフの連載を再開し、9月には新しい読み切りシリーズを始めています。
『アオアシ』は2025年6月23日に第410話で完結しました。本編の連載が終わったこと、それまで休載が何度も入っていたことが重なって、作者の身に何かあったのではと心配する声が出ています。この記事では、訃報がどこにも出ていないことを2026年の動きで確かめ、そのうえで死亡説の出どころ、休載の事情、いまの仕事を順に見ていきます。
この記事でわかること
- 小林有吾が生きていると分かる2026年の動き
- 作者の死亡説はどこから出たのか
- アオアシの作者は女性なのか
- 休載が多いと言われた事情
- 完結後の新作とアニメ2期の予定(カイの読み)
小林有吾が生きていると分かる2026年の動き
死亡説を打ち消す材料は、本人の発信と出版社の告知の両方にあります。2026年に入ってからも、作者名の入った新しい仕事が途切れずに出ています。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年2月5日 | 本人のブログで『フェルマーの料理』の休載を告知。理由は新連載の準備 |
| 2026年4月6日 | 週刊ビッグコミックスピリッツ19号で『アオアシ ブラザーフット』が連載再開。第9話が載る |
| 2026年6月30日 | 『フェルマーの料理』8巻と『アオアシ ブラザーフット』2巻が同じ日に発売 |
| 2026年9月2日 | 本人のブログでアニメ『アオアシ Season2』のメインPV公開を知らせる |
| 2026年9月18日 | ビッグコミックオリジナル19号で冨樫慶司の過去を描く読み切り「アオアシ 湘南トゥルーライズ」が始まる |
いちばん新しいのが9月18日の読み切りです。アシトと寮で同じ部屋だった冨樫の、エスペリオンユースに入る前の不良時代を描く前編で、20号と21号にも続きが載る予定だとコミックナタリーが伝えています。訃報は、出版社からも本人の公式ブログ「1846」からも一度も出ていません。
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並べてみると、本編が終わってからのほうが作者の名前が載る場所は増えているように見えます。
週刊誌、月刊誌、オリジナル誌と、掲載誌が3つに散りました。
ただ、どれもスピンオフか月刊の作品なので、毎週の表紙で名前を見かける機会は減っています。
「最近見ない」と「いなくなった」は別のことです。
死亡説は、その見えにくさが生んだものだと思っています。
作者の死亡説はどこから出たのか
「アオアシ作者 死亡」という検索は多いのですが、噂の元になった出来事や投稿は見つかっていません。訃報を伝えた報道もありません。そのうえで、疑われやすい条件がいくつか重なっていたことは言えます。
- 週刊連載に休載が入り、「今週は休載です。小林有吾」という告知が公式Xに何度か出ていた
- 2025年6月に本編が完結し、スピリッツの毎号から作品が消えた
- 次の完全新作の開始が、本人の言葉で「もう少し時間がかかります」と延びた
- 連載の後半にあたる2021年から2022年にかけて、三浦建太郎・さいとう・たかを・水島新司の訃報が続いていた
休載と完結が重なると、作品が止まった理由を作者の体に結び付けて考える人が出てきます。ここで押さえたいのは、完結は本人が何年も前から決めていた着地だったことです。
完結直後のダ・ヴィンチWebのインタビューで、小林有吾は「自分の中では何年も前から『アオアシ』のラストは決まっていました」と話しています。作品が終わったのは、描き切ったからでした。
アオアシの作者は女性なのか
小林有吾は男性です。本人が運営するアメブロのプロフィールで、性別は「男性」と公表されています。ブログやインタビューでの一人称も「僕」です。
生年月日は公表されていません。愛媛県松山市の出身で、デビューしてからも松山に住んで描き続けてきました。一度会社に勤めてから24歳で漫画家を目指し、2010年に『月刊少年マガジン』の「水の森」で連載を始めています。
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「アオアシ 作者 女」と調べる人がいるのは、作品の手ざわりのせいもあると思っています。
アオアシは試合の勝ち負けより、アシトの母や一条花の目線で気持ちを受け止める場面が多い漫画でした。
愛媛から息子を送り出す母の場面は、読み返すたびに重くなります。
男性作者が、送り出す側の気持ちをここまで細かく描いた。
そのやわらかさが、性別を確かめたくなる理由になっているのでしょう。
アオアシは休載が多かったのか
週刊連載としては、休みが入る作品でした。ただし2015年から2025年までの10年半で410話、単行本は全40巻です。1年に4巻ずつ出した計算で、刊行のペースは最後まで大きく崩れていません。
休みが入った背景は、大きく2つあります。1つは、同じ時期にほかの作品も抱えていたことです。講談社の『月刊少年マガジン』では2018年から『フェルマーの料理』を、スピリッツでは2021年から兄の瞬を主人公にした『アオアシ ブラザーフット』を描いています。
もう1つは、取材を重ねて描く作品だったことです。Jユースの練習や試合を細かく描くために、クラブや選手への取材を続けていました。集英社のよみタイで行われた中村憲剛との対談でも、取材で聞く選手の言葉が作品の力になっていると話しています。単行本1巻から17巻までは上野直彦が「取材・原案協力」としてクレジットされ、18巻からはスポーツライターの飯塚健司が「監修」に変わりました。
休載のたびに理由が説明されたわけではありません。公式Xには「今週は休載です。小林有吾」とだけ出る週もありました。
ブラザーフットとフェルマーの料理の休載
スピンオフの『アオアシ ブラザーフット』は、第8話のあと長く止まっていました。2025年11月22日、本人がブログで「ブラザーフットは26年4月ごろ週刊スピリッツで再開予定です」と書き、予告どおり2026年4月6日に第9話で戻ってきました。
『フェルマーの料理』は、2026年2月発売の月刊少年マガジンに載った第26話で休みに入っています。本人はブログで「理由は、週刊スピリッツでの新連載の準備のためです」と書き、続けて「いつか必ず戻って来ますね」と約束しました。体調ではなく、次の仕事のための休載だとはっきり書かれています。
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フェルマーの休載告知は、休む理由より月刊少年マガジンへの礼に字数を使っています。
「自分を漫画家にしてくれた故郷です」と書いた雑誌を、いったん離れるときの文章でした。
休載を謝るのではなく、次にどこへ行くかと、いつ戻るかを先に言う。
休みの多い作家というより、止め方を決めてから止める作家なのだと思っています。
完結後の小林有吾はいま何をしているのか
本編の『アオアシ』は、2025年6月23日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ30号、第410話「Presence」で終わりました。最終40集は2025年8月29日に出ています。最終回でアシトが口にするのは「まだまだやで俺なんて。スタートラインにも立ってねえもん」という言葉です。
完結したあとも、小林有吾の名前が入った作品は動いています。いま動いている作品は次の4つです。
| 作品 | 掲載誌と2026年9月の状況 |
|---|---|
| アオアシ ブラザーフット | 週刊ビッグコミックスピリッツ。4月に再開し、6月30日に2巻 |
| アオアシ 湘南トゥルーライズ | ビッグコミックオリジナル。9月18日から3号にわたる読み切り |
| フェルマーの料理 | 月刊少年マガジン。第26話で休載中。8巻まで発売、累計100万部 |
| スピリッツの完全新作 | 準備中。題名と開始号はまだ発表されていない |
地元とのつながりも続いています。長年のサポーターである愛媛FCには、バックスタンドのビッグバナーや練習着のロゴで協賛してきました。2025年12月には、J3への降格が決まったクラブに向けて「愛すべき我がクラブへ」という長い文章をブログに書いています。
新作はいつ始まるのか
完結の時点では、スピリッツでの新連載は2026年春に始まる予定だと伝えられていました。ところが2025年11月、本人が「週刊スピリッツの完全新作はもう少し時間がかかります」と書き、先にブラザーフットを再開させています。フェルマーの料理を休ませたのも、この新作に手を空けるためでした。2026年9月24日の時点で、新作の題名と開始号はまだ発表されていません。
アニメ2期はいつからか
アニメ『アオアシ Season2』は、2026年10月4日からNHK Eテレで毎週日曜の午後5時に放送されます。全24話で、まず第1クールの12話です。制作はトムス・エンタテインメントで、1期の続きのAチーム編が描かれます。
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本編を閉じたあと、作者が最初に描いたのはアシトではない人たちの話でした。
愛媛に残った兄の瞬と、湘南で荒れていた冨樫です。
本編の410話が「スタートラインにも立ってねえもん」で止まったのと同じで、主人公の先は描かずに置いてあります。
アシトの続きは読者に預けて、脇にいた人の始まりを描き足している。
完全新作の前に、そういう順番を選んだのだと思っています。
まとめ
アオアシの作者・小林有吾は死亡していません。2026年もスピンオフを描きながら、スピリッツでの完全新作を準備しています。
確かめられたことを並べておきます。
- 訃報は出ていない。2026年9月18日に新しい読み切りシリーズが始まった
- 死亡説の元になった出来事は見つかっていない
- 作者は男性で、公式プロフィールに明記されている
- アオアシは10年半で410話・全40巻。完結は本人が決めていた着地
- フェルマーの料理の休載は、新連載の準備のためと本人が説明
- アニメ2期は2026年10月4日からNHK Eテレ
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ダ・ヴィンチWebのインタビューで、小林有吾は「『アオアシ』がダメだったらもう人生が終わる」という感覚があったと話しています。
その作品を10年かけて描き切り、次の作品に時間をかけると自分で言っているのが、いまの姿です。
生死を心配されるほど待たれている作家、と言い換えてもいいのでしょう。
次の完全新作を、アオアシと同じサッカーの漫画で来ると見るか、まったく別の題材で来ると見るかで、ブラザーフットや湘南トゥルーライズの読み方もずいぶん違って見えます。
——あなたは小林有吾の次の作品を、またサッカーの漫画だと思いますか。それともまったく別の題材だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
小林有吾本人について多い問いは、生死と性別、それに休載と新作の4つです。答えを短くまとめておきます。
Q. アオアシの作者は死亡したのですか。
A. 死亡していません。2026年4月に『アオアシ ブラザーフット』の連載を再開し、9月18日にはビッグコミックオリジナルで冨樫の過去を描く読み切りが始まっています。
Q. アオアシの作者は誰ですか。
A. 愛媛県松山市出身の漫画家、小林有吾(こばやし ゆうご)です。2015年に週刊ビッグコミックスピリッツで連載を始め、2020年に第65回小学館漫画賞一般部門を受けました。
Q. アオアシの作者は女性ですか。
A. 男性です。本人のアメブロのプロフィールに性別「男性」と書かれています。生年月日は公表されていません。
Q. アオアシが休載していた理由は何ですか。
A. 休載のたびに理由が出ていたわけではありません。取材を重ねて描く作品だったことと、フェルマーの料理やブラザーフットを並行して描いていたことが背景にあります。
Q. 小林有吾の新作はいつ始まりますか。
A. 週刊ビッグコミックスピリッツでの完全新作を準備中です。2026年9月24日の時点で、題名と開始号は発表されていません。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日


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