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【東京喰種】有馬はなぜ隻眼の王なのか?和修家の世界を壊すため。金木に継がせて自ら死にました!

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有馬貴将はなぜ隻眼の王なのか

結論から言うと、和修家が支配する世界を壊すためです。喰種を狩り続ける側にいた有馬が、エトと手を組み、自ら「隻眼の王」という座に就きました。

そして——有馬はその座を金木研に継がせるため、自らを殺させています。

この記事でわかること

  • CCG最強の捜査官が喰種側の王になった理由
  • 「隻眼の王」という座が何のためにあったのか
  • 有馬が半人間として生まれた経緯
  • 白髪と緑内障が示していたもの
  • 金木への継承と、有馬の最期

そもそも隻眼の王とは何か

喰種にはさまざまな個体がいますが、その中でも最強とされるのが「隻眼の王」です。

アオギリの樹を率いる存在として、当初は「隻眼の梟」=エトだと思われていました。

しかしこの説は否定されます。理由は2つです。

  • エトは女性であり、「王」という表現がそぐわない
  • 梟討伐戦におけるタタラの言動から、エトが王ではないと判明した

そして話が進み、正体が明かされます。

隻眼の王の正体は、CCGの捜査官・有馬貴将でした。

有馬はCCG(喰種対策局)に所属するエリート捜査官で、多くの逸話を持つ人物です。新人時代にSSS級レートの喰種「隻眼の梟」を撃退するという手柄まで上げています。

喰種を狩る側の最強が、喰種側の王だった——これがこの作品の核心のひとつです。

なぜ喰種を狩る側の人間が、王になったのか

順を追うと、理由は3つ重なっています。

1 有馬は「半人間」だった

有馬は普通の人間ではありません。人間と喰種の血が混ざった「半人間」です。

その血を持ちながら、人間としてCCGに所属し、喰種を殺し続けました。

2 殺し続ける人生に絶望していた

有馬は、なぜ喰種が喰種を殺すのか、その理由を知らされていませんでした。

奪い、殺し続けるだけの人生。そこに意味を見いだせずにいた——それがこの人物の出発点です。

3 エトと出会った

そこへエトが現れます。彼女が口にしたのが、この言葉でした。

「このくそったれな世界をめちゃくちゃに直してやりたい」

有馬はこれに共感します。和修家による支配構造と、その歪んだ世界の秩序を変えたい——目的が一致したのです。

こうして二人は手を組み、有馬は「隻眼の王」として君臨することになりました。

僕はこう読む

「隻眼の王」は力の頂点ではなく、壊すための座だったのだと思っています。
有馬はすでに最強でした。CCGで頂点に立ち、新人時代にSSS級を退けている。力が欲しくて王になったのではありません。
彼に足りなかったのは意味のほうです。なぜ殺すのかを知らされないまま、殺し続けさせられていた。
——そこへエトが「世界を直したい」と言った。
力を持っているのに使い道を知らなかった男が、初めて使い道を教えられた場面です。
だからこの王座は玉座ではなく、道具でした。人間と喰種を繋ぐために、誰かが座らなければならなかった椅子です。

半人間と半グールは何が違うのか

人間と喰種の血を持つ人物といえば、主人公の金木研もそうです。

ただし金木は「半グール」で、有馬とは別物です。

違いは「喰種の特徴と能力を持っているかどうか」にあります。

半グール(金木) 半人間(有馬)
赫眼 片目が赫眼になる ならない
赫子 出せる 出せない
身体能力 喰種以上 普通の人間より高い
食事 人間を食べるしかない 人間と同じものを食べられる

つまり有馬は、赫眼も赫子も無いのです。

——ではなぜ「隻眼」の王と呼ばれたのか。ここに理由があります。

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なぜ「隻眼」なのか──緑内障

有馬は緑内障で片目の視力を失っていました。

喰種としての赫眼ではなく、病で片目が見えなくなっていた——それが「隻眼」の実態です。

緑内障は老化が進むにつれて発症率が高くなる眼病のひとつで、現代日本では40歳以上の5%がかかっているとされています。

そして有馬は、まだ29歳でした。

半人間の寿命は極端に短い

普通の人間より身体能力が高い——それが半人間の利点です。

ただし代償があります。寿命が極端に短いことです。

最初は黒髪だった有馬が、途中で白髪になったのを覚えているでしょうか。

あれは老化です。

29歳という若さで、すでに老人並みに寿命が近づいていたということになります。白髪も、緑内障も、同じ一本の線の上にあります。

僕はこう読む

有馬の設定で一番よくできているのは、「隻眼」の理由が病気だったことだと思っています。
読者はずっと赫眼だと思って読みます。王を名乗る以上、片目が赤いのだろうと。
ところが実際は緑内障でした。喰種の証ではなく、寿命が尽きかけている証だった。
——王の象徴が、実は死期の印だったわけです。
そして彼はそれを知りながら座に就いています。自分が長くないと分かっていたから、最初から継がせる前提で王になった。
そう読むと、有馬という人物のやったこと全部に筋が通ります。

有馬は人工的に作られた

有馬の出生には、和修家という組織が関わっています。

CCGのトップである和修家は、代々喰種の家系でした。そして本家と分家に分かれています。

  • 本家……純粋な喰種
  • 分家……実験的なことを試していたため、純粋な喰種ではない

有馬はこの分家の出身で、人間の血が混ざった半人間として生まれました。

さらに分家の中には、それぞれ役割がありました。

  • タネ役母胎役雑用係など
  • 母胎役に人の血を混ぜて、不良品を作っていた
  • 有馬は雑用係として生まれた「出来損ないの不良品」だった

有馬貴将は、人工的に生み出された存在です。

組織「V」と有馬

和修家の分家——タネ役・母胎役・雑用係の全員をまとめた総称が、喰種の組織「V」です。

雑用係として生まれた有馬は、その天才的な能力ゆえにCCGの第一線で戦うことになりました。

Vの目的は喰種と人間の均衡を保つことです。

ところが——有馬はその理由を知らされていませんでした。

なぜ喰種が喰種を殺すのか。答えを与えられないまま最前線に立たされ続けた男が、疑問を抱く。そしてエトと出会う。

結果として有馬は、Vが保ってきた均衡を、真逆から崩す側に回ったことになります。

有馬の食事と味覚

喰種や半グールは、普通の食事をとると吐き気をもよおしてまともに食べられません。

CCGはこれをRc値で測っています。

  • 1000以上……普通の食事がとれなくなる
  • 純粋な喰種……1000〜8000
  • 人間……250〜500(微量に含まれている)
  • 半人間……500〜1000

有馬本人のRc値は判明していません。ただし他の半人間が500〜1000に収まっているので、半人間は普通に食事がとれるという裏付けになります。

味覚についても、原作に有馬の味覚への言及はありません。ただ普通に食事ができる以上、味覚は喰種とは違い、人間と同じだと考えられます。

金木への継承と、有馬の最期

ここが、この人物の話の結末です。

隻眼の王という座は、有馬が座り続けるためのものではありませんでした。

有馬とエトは手を組み、後継者を探していたのです。そして選ばれたのが金木研でした。

継承の方法は、これ以上ない形で徹底しています。

有馬は、金木に自らを殺させました。

CCG最強の捜査官を討った——その事実が金木に喰種たちの王としての正統性を与えます。有馬の死は、そのために用意されたものでした。

この場面が描かれるのが『東京喰種:re』86話「白虹」です。

こうして金木研が二代目の隻眼の王となります。

まとめ

  • 有馬が隻眼の王になったのは、和修家が支配する世界を壊すため
  • きっかけはエトの「このくそったれな世界をめちゃくちゃに直してやりたい」という言葉
  • 有馬はCCG最強の捜査官。新人時代にSSS級「隻眼の梟」を撃退している
  • 当初、隻眼の王はエトだと思われていたが、タタラの言動などから否定された
  • 有馬は半人間。赫眼も赫子も無く、普通の食事ができる
  • 「隻眼」の正体は赫眼ではなく、緑内障による片目の失明
  • 半人間は寿命が極端に短い。白髪は老化で、29歳にして老人並みだった
  • 和修家分家の雑用係として、母胎役に人の血を混ぜて人工的に作られた
  • Vはタネ役・母胎役・雑用係の総称。有馬は殺す理由を知らされていなかった
  • Rc値は1000以上で普通の食事がとれない。半人間は500〜1000
  • 有馬は金木を後継者に選び、自らを殺させて正統性を与えた
  • その場面は『東京喰種:re』86話「白虹」。金木が二代目の隻眼の王になる
  • 王の象徴だった「隻眼」は、実は死期の印だった(カイの読み)

——あなたは有馬が王座に就いた動機を、世界を変えたかったからだと思いますか。それとも自分の人生に意味が欲しかったからだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

Q. 有馬貴将はなぜ隻眼の王なのですか
A. 和修家が支配する歪んだ世界を壊すためです。エトの「世界をめちゃくちゃに直してやりたい」という言葉に共感し、手を組みました。

Q. 有馬は喰種なのですか
A. 半人間です。人間と喰種の血を持ちますが、赫眼も赫子もなく、普通の食事ができます。

Q. なぜ「隻眼」と呼ばれるのですか
A. 緑内障で片目の視力を失っていたためです。喰種の赫眼ではありません。

Q. 有馬はなぜ白髪なのですか
A. 老化です。半人間は寿命が極端に短く、29歳にして老人並みに老化が進んでいました。

Q. 有馬はどうなりましたか
A. 金木研に自らを殺させました。『東京喰種:re』86話「白虹」の場面です。

Q. 二代目の隻眼の王は誰ですか
A. 金木研です。有馬を討ったことで、喰種たちの王としての正統性を得ました。


この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月5日

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