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丸高戦は、どうなったのでしょうか
結論から言うと、クズ高のボロ負けでした。九頭龍高校にとって初めての5対5が、いきなり県内の実力プレイヤーがそろう強豪校との練習試合だったのです。
ただ、この試合はそこで終わっていません。この敗戦から、クズ高の目標に「打倒丸高」が加わります。この記事では、その一戦の中身を追います。
この記事でわかること
- 丸高が初登場するのは2巻だということ
- 変装までして偵察に行った経緯
- 練習試合の結果と、そこで得たもの
- 丸高の主力4人がどんな選手か
- 丸高が警戒していた他校の選手
- アニメの該当話数と声優
丸高が初登場するのは、2巻です
丸高——正式には川崎市立新丸子高校が初めて登場するのは、あひるの空2巻です。
きっかけは丸高側から練習試合を申し込まれたことでした。主人公の車谷空にとっては、初めて5対5のバスケができる機会になります。
変装して偵察に行き、そこで格の違いを知りました
練習試合が決まったあと、クズ高は変装をして丸高へ偵察に行きます。
そこで見たのが丸高のハイレベルなバスケでした。試合をする前の、偵察の段階で相手が強豪校だと分かってしまったわけです。
つまりクズ高は、負けると分かったうえでコートに立っています。
結果はボロ負け。それでも得たものがありました
ボロ負けを覚悟して臨んだ練習試合の結果は、覚悟どおりボロ負けでした。点差は絶望的で、それでも必死に食らいつく——そういう試合です。
ただ、九頭龍高校は強豪校のレベルを体で知ることができました。
そしてこの日から、クズ高の目標が変わります。インターハイ出場と同時に、「打倒丸高」がチームの目標になりました。
僕はこう読む
この試合の効き方は、順番にあると思っています。
ふつうのスポーツ漫画なら、まず弱い相手に勝たせて、自信をつけさせてから強敵にぶつけます。この作品は逆をやりました。初めての5対5が、いきなり県内の強豪です。しかも偵察で勝てないことを知ったうえで行かせている。
だからこの試合は「悔しい負け」になりません。ものさしを手に入れた日になります。打倒丸高という目標が立てられたのは、丸高の高さを正確に測ってきたからです。
負けが目標に変わる速さが、この作品の性格だと思います。
丸高の主力は、この4人です
- 千葉真一(ちば しんいち)/センター・キャプテン……2mを超える身長と体の強さが武器。劣勢でもプレーと言葉でチームを引っ張る、精神的支柱
- 常盤時貴(ときわ ときたか)/ポイントガード……いわゆる天才で、どんなプレーもハイレベルにこなす司令塔。流れを読んで最善を選び、味方を生かすことも自分で突破することもでき、大事な場面ではスティールでボールを奪う
- 沢賢人(さわ けんと)/シューティングガード……アウトサイドが得意で、3ポイントシュートは正確。丸高の得点源の一つ。ヘッドスキンにヘアバンドという印象的な見た目
- 長治正治(ちょうじ まさはる)/パワーフォワード……大型の選手。中学時代は百春と一緒に練習していた間柄で、百春から尊敬されていた
この長治との対峙が、練習試合の見どころのひとつです。百春は「こいつこんな上手かったか!?」と、中学時代からの成長に驚いていました。
丸高が警戒していたのは、藤沢菖蒲の深沼です
その丸高が警戒している他校の選手もいます。藤沢菖蒲高校の深沼綾(ふかぬま りょう)です。
持ち味は正確で堅実なプレー。派手さはないものの、確実にチームへ貢献するタイプでした。
中学時代に何度か対戦している常盤の評価が、これです。「丸高にもクズ高にもいないタイプの選手」。さらに常盤は、対戦したなかで深沼がフリースローを外すところを見たことがないとも語っています。
アニメで丸高戦が始まるのは、第4話です
アニメ『あひるの空』では、丸高戦は第4話「初めての飛翔」から始まります。練習試合が決まり、初めて5対5ができると張り切る空の、最初のホイッスルが鳴る回です。
そして山場が第6話「今しかねえ」。ボロボロのクズ高のもとに千秋が現れ、点差に関係なく熱いラスト5分が描かれます。視聴者の反応もこの回に集まりました。
- 千葉真一役……中井和哉さん
- 常盤時貴役……斉藤壮馬さん
公式からは、この2人を「本作にとって欠かせない丸高バスケ部のキャプテンとエース」として紹介するコメントが出ています。
丸高の2人が残した言葉
丸高は、名言の多いチームでもあります。
常盤の言葉が、これです。
「ナゼそれが琴線に触れたのか 今でも分からない でも 確かに あの瞬間 自分の中の”熱源”を感じたんだ それは 信じるに値する 出逢いだった」
この「信じるに値する出逢い」とは、千葉との出会いのことです。自然体で、縛られることが大嫌いな常盤が、やるつもりのなかったバスケをしているのは、ここに理由があります。
その千葉について、常盤はこうも言っています。
「今まで何度 あの姿を見たんだろう あのメジャーリーガーは チームが優勝した夜も自室でバットを振るんだという こんな ちっぽけな高校の無名の バスケ部でそんな逸話を幾度となく この目で直視してきたんだ」
そして千葉本人の言葉が、これです。
「刮目しろ。これが俺の生き様だ。」
僕はこう読む
丸高がただの強敵で終わらないのは、常盤がバスケを続けている理由が、千葉だからだと思います。
天才として描かれる常盤が、自分の才能ではなく他人の努力に動かされている。優勝した夜も素振りをするメジャーリーガーと同じことを、無名の高校のキャプテンがやっている——それを何度も見てきた、と本人が言っています。
クズ高が「打倒丸高」を掲げたとき、その丸高の内側でも同じことが起きていたわけです。誰かの熱でバスケをやっている人間どうしが、コートで向き合っている。この試合が初戦に置かれた意味は、たぶんそこにあります。
まとめ|丸高戦をどう読むか
丸高戦の結果は、クズ高のボロ負けです。
決め手だけ並べます。
試合まで
- 丸高=川崎市立新丸子高校の初登場は2巻。向こうから練習試合を申し込まれた
- クズ高は変装して偵察に行き、その場で強豪校だと知った
- 空にとっては初めての5対5でした
結果
- ボロ負け。点差は絶望的だった
- それでも強豪校のレベルを体で知った
- この日から目標がインターハイ出場+打倒丸高になった
丸高の面々
- 千葉真一(C・主将/2m超)、常盤時貴(PG/天才)、沢賢人(SG/3P)、長治正治(PF/百春の中学時代の練習相手)
- 丸高が警戒していたのは藤沢菖蒲の深沼綾。常盤いわくフリースローを外すのを見たことがない
- アニメは第4話「初めての飛翔」から。声優は中井和哉さんと斉藤壮馬さん
僕はこう読む
この試合でいちばん大事なのは、丸高が申し込んできたという一点だと思っています。
強豪校が、部員も揃っていない高校にわざわざ声をかけている。理由は作中でくどく説明されません。それでも千葉というキャプテンの人物像を知ったあとに読み返すと、意味が変わります。
「刮目しろ。これが俺の生き様だ。」と言える3年生が、勝てる相手を選んで試合を組むとは思えません。あの練習試合は、たぶん施しではなかった。
だからクズ高の側も、負けたのに卑屈になっていない。そういう受け渡しが最初にあったチームだと読んでいます。
そのうえで、まだ残る問いがあります。丸高がなぜクズ高に練習試合を申し込んだのかは、はっきり描かれていません。実績も部員数もない相手です。千葉か常盤が、あの時点のクズ高に何を見ていたのか。ここは語られていません。
——あなたは丸高が練習試合を申し込んだ理由を、格下との調整だったと思いますか。それとも、あの時点のクズ高に何かを見たからだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
丸高戦は2巻の練習試合とインターハイ予選の話が混ざりやすいので、初戦のぶんだけ切り分けて拾っておきます。
Q. 丸高戦の結果はどうなりましたか
A. クズ高のボロ負けです。点差は絶望的でしたが、強豪校のレベルを体で知る試合になり、この日から「打倒丸高」がチームの目標に加わりました。
Q. 丸高は何巻から登場しますか
A. あひるの空2巻です。丸高側から練習試合を申し込まれたことがきっかけで、空にとっては初めての5対5になりました。
Q. 丸高の正式名称は何ですか
A. 川崎市立新丸子高校です。作中では略して「丸高」と呼ばれています。
Q. 丸高の主力選手は誰ですか
A. 2mを超えるキャプテンでセンターの千葉真一、天才肌のポイントガード常盤時貴、3ポイントが正確なシューティングガードの沢賢人、大型パワーフォワードの長治正治です。
Q. 丸高が警戒していた他校の選手は誰ですか
A. 藤沢菖蒲高校の深沼綾です。常盤は「丸高にもクズ高にもいないタイプの選手」と評し、対戦したなかでフリースローを外すのを見たことがないと語っています。
Q. アニメで丸高戦は何話ですか
A. 第4話「初めての飛翔」から始まります。第6話「今しかねえ」が山場で、千葉真一役は中井和哉さん、常盤時貴役は斉藤壮馬さんが演じています。
初めての5対5は丸高にボロ負けします。常盤時貴や車谷空、最強の順位も置きました。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月8日


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