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【あひるの空】お母さん車谷由夏は何の病気で死亡したのか?母親の手術は12巻で開いて閉じただけ!

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お母さん車谷由夏は何の病気で死亡したのか?

結論から言うと、車谷由夏の病名は作中で一度も明かされていません。分かっているのは、手術のために胸を開いた医師が、何もせずにそのまま閉じたということだけです。

車谷由夏は、主人公・車谷空のお母さんです。元女子バスケットボール日本代表で、身長は159センチ。空が背の低さに悩みながらもコートに立ち続けられるのは、この人がいたからです。この記事では、由夏の病気について分かっていることと分かっていないことを分けたうえで、彼女がバスケを教えた3人と、最期までの経過を見ていきます。

この記事でわかること

  • 病名は明かされていないこと。ただし手術の描写から分かることはあること
  • 長野から神奈川の国立病院へ移り、そこで手遅れと告げられた経過
  • 由夏がバスケを教えた3人(空・藪内円・上木鷹山)と、それぞれへの影響
  • なぜ作者は病名を書かなかったのか(カイの読み)

病名は明かされていません。分かっているのは手術の場面です

「あひるの空 母親 何の病気」と検索する方が多いのですが、作中に病名は出てきません。症状の説明もありません。薬でも手術でも治らない病気だった、という書かれ方だけがされています。

ただし、経過は具体的に描かれています。由夏の地元は長野県で、はじめは長野県内の病院にいました。そこから神奈川県の国立病院へ移ります。病院を移すというのは、それだけ進行していたということです。空が神奈川の祖母の家に引っ越してきたのも、このためでした。

そして手術の場面です。医師は手術のために胸を開き、中の状態を見て、何もせずにそのまま閉じました。作中でこの手術は「開いて、閉じただけ」という言葉で語られます。すでに手術ではどうにもならない段階だったのです。この時点で、命が長くないことが告げられます。その後の由夏は、一日のほとんどを寝て過ごすようになりました。

由夏が亡くなるのは、原作では12巻です。アニメでは33話「LIFE」で、空との別れが描かれました。

僕はこう読む

病名を書かなかったのは、書けなかったのではなく、書かない選択だったと思っています。
もし病名があれば、読者はそこで「ああ、あの病気か」と分類してしまいます。分類できた瞬間、その死は「よくある話」になる。
ところがこの作品は、病名の代わりに「胸を開いて、何もせずに閉じた」という一場面だけを置きました。医学的な説明は一切ないのに、絶望の度合いだけが正確に伝わります。
名前をつけないことで、他の誰かの話にならないようにした。空にとって一度きりの出来事として残した。そういう書き方だと読んでいます。

由夏がバスケを教えた3人

由夏は元日本代表選手でした。そして作中で、少なくとも3人にバスケを教えています。この3人が、物語のあちこちで由夏の名前を呼びます。

1人目|車谷空(息子)

力の弱い選手が使う、両手で打つシュートがあります。ボスハンドと呼ばれるものです。由夏は、身長が小さく力の弱い空に、このボスハンドを教えました。空が壁にぶつかっても諦めないのは、母とのこの時間があるからです。

2人目|藪内円

マネージャーの藪内円にとって、由夏は憧れの存在でした。実際に病院で会ったこともあります。円がバスケという競技に関わり続けている理由の一つが、ここにあります。

3人目|上木鷹山

横浜大栄高校の上木鷹山とは、幼少期に施設で出会っています。当時の鷹山は体が弱く、自信もありませんでした。その鷹山にバスケットを教えたのが由夏です。初めて打ったシュートがネットに入ったとき、鷹山はとても感動していました。

のちに空の前に立ちはだかることになる相手が、実は同じ人からバスケを教わっていた。この繋がりは、試合の意味そのものを変えています。

僕はこう読む

由夏が教えたのが「息子」「憧れる後輩」「敵になる少年」の3人だというのが、この作品のうまいところだと思います。
ふつう、親が遺すものは子どもに向かいます。ところが由夏の教えは、空を越えて円に届き、さらに敵チームの鷹山にまで届いていた。
だから空が鷹山と戦うとき、そこには勝ち負け以上のものが乗ります。母がいなくなっても、母が教えたことはコートの両側に立っている。
「死亡」で検索した人が本当に受け取るべきなのは、この構造のほうだと思っています。

夫は九頭龍高校の監督・車谷智久です

由夏の夫、つまり空の父は、九頭龍高校の監督である車谷智久です。二人とも良いバスケットボール選手でした。結婚する前の由夏の姓は堀江です。

空の家は、祖母(由夏の母)の家でもあります。1階が理髪店になっていて、祖母が一人で経営しています。円の髪を切ったこともあり、髪型にこだわりの強いトビが希望したコーンロウも、そのまま再現してみせました。トビ本人が驚いたほどの腕前です。

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まとめ|車谷由夏の病気をどう読むか

  • 病名は作中で一度も明かされていない。症状の説明もない
  • 分かっているのは「開いて、閉じただけ」という手術の一場面だけ。亡くなるのは原作12巻、アニメ33話「LIFE」
  • 長野県の病院から神奈川県の国立病院へ移り、そこで手遅れと告げられた
  • 由夏がバスケを教えたのは空・藪内円・上木鷹山の3人。敵チームにまで届いていた
  • 病名を書かないことで、空にとって一度きりの出来事として残した(カイの読み)

「何の病気だったのか」を知りたくて来た方には、はっきりした答えを返せません。作中にないからです。ただ、名前がついていないぶん、あの手術の場面は何度読んでも軽くなりません。分からないままにしておくことが、この物語では正しかったのだと思います。

——あなたは車谷由夏を、どう見ましたか。病名は書かれないほうが良かったと思いますか、それとも書いてほしかったと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。

よくある質問

Q. 車谷由夏は何の病気だったのですか?
A. 作中で病名は明かされていません。薬でも手術でも治らない病気だったこと、手術のために胸を開いた医師が何もせずに閉じたことだけが描かれています。

Q. 車谷由夏はどんな人物ですか?
A. 主人公・車谷空の母で、元女子バスケットボール日本代表の選手です。身長159センチ、結婚前の姓は堀江。夫は九頭龍高校の監督・車谷智久です。

Q. 空の母はどこの病院にいましたか?
A. 地元である長野県の病院から、神奈川県の国立病院へ移りました。空が神奈川の祖母の家に引っ越してきたのは、母のこの転院に合わせたためです。

Q. 上木鷹山と空の母には接点がありますか?
A. あります。鷹山は幼少期に施設で由夏と出会っており、バスケットを教わっています。当時の鷹山は体が弱く自信もありませんでしたが、初めてのシュートが入ったことに強く感動していました。


この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年8月19日

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