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ビルの悪魔の実は何なのか?
結論から言うと、ビルの悪魔の実はグツグツの実です。体そのものを溶鉱炉に変えられる「溶鉱炉人間」になります。
ただし、この能力には条件があります。使う前に、一定量の鉱物を食べておかなければなりません。
そしてもう一つ、先に言っておきます。ビルは原作には登場しません。アニメ747話から750話までの、たった4話だけの相手です。
この記事でわかること
- グツグツの実で何ができるのかと、その条件
- ビルが原作に出ないこと(何話で見られるか)
- テゾーロの配下になった経緯
- 部下に慕われながら、部下を捨てる性格
- ルフィが本気で怒った理由
- ビルの最期
先に結論だけ
| 悪魔の実 | グツグツの実(溶鉱炉人間) |
| できること | 鉱物を加工して武器を作る |
| 条件 | 先に鉱物を食べておく必要があります |
| 立場 | シルバー海賊連合のリーダー |
| 誰の配下か | ギルド・テゾーロ |
| 登場 | アニメ747〜750話。原作には出ません |
グツグツの実で、何ができるのか
能力の中身を具体的に見ます。
ビルは体を溶鉱炉に変えられます。そして体内の溶鉱炉で鉱物を加工し、さまざまな武器を作り出します。
ここが面白いところです。この能力は、自分の中に材料がなければ何もできません。
使用前に、一定量の鉱物を摂取しておく必要があります。逆に言えば、大量に摂取すればそれだけ強くなります。
実際、溶かした鉱物を溶岩のように操ることもできます。相手からすれば、かなり厄介な能力です。
だから拠点が鉱山なのです
この条件を踏まえると、シルバー海賊連合が銀の鉱山の島を根城にしている理由が見えてきます。
ビルにとって鉱山は、そのまま弾薬庫です。
島全体が巨大な銀の鉱山の要塞になっているシルバーマインは、この能力者にとって最高の地形でした。
僕はこう読む
「食べておかないと使えない」という制約が付いた能力は、ワンピースの中でも珍しいほうだと思っています。そしてこの制約が、そのままビルという人物の説明になっています。自分の中に力があるのではなく、外から取り込んだものを組み替えているだけ。夢を捨ててテゾーロの金に従っている生き方と、同じ形をしています。
ビルとは何者なのか
ビルは、武装集団「シルバー海賊連合」を率いるリーダーです。
赤いバンダナと青い革ジャケット、そして長髪という容姿をしています。
もともとは、夢を追う海賊でした。懸賞金もかけられています。
ですが今は違います。夢に敗れ、「新世界の怪物」テゾーロに金の力で屈服させられています。
テゾーロの配下になってからは、自分の能力で作った武器や、捕らえた賞金首をテゾーロに渡す立場です。テゾーロが作る独立国家に、部下ともども賛同しています。
戦闘力そのものは高い
夢を捨てたとはいえ、弱い人物ではありません。
部下に任せたぶんを含めて、新世界に入ってから100人以上の賞金首を捕らえています。
能力で作った武器を自在に操り、シルバー海賊連合そのものも屈強な集団です。
慕われながら、部下を捨てる人
ビルの人物像で、いちばん押さえておきたいのがここです。
ビルは部下を鼓舞します。海賊王になるには信頼できる仲間が必要だと主張し、部下の力を結集すれば四皇をもしのぐと語ります。
その結果、部下からはカリスマとして扱われていました。
ところが、本人は部下一人一人の力をまったく評価していません。
成果を出せなかった部下は、用済みとして地下坑道の強制労働送りにしています。目的のためなら部下の犠牲も厭わず、むしろゴミのように見下しています。
言っていることと、やっていることが真逆です。
夢を追う者への態度
ビルは過去の経験から、新世界は夢なんて甘いもので越えられる場所ではないという考えを持っています。
そのため、夢を追う海賊のことを叶いもしない夢ばかり見るガキ同然と呼んで見下します。
ここでルフィと正面からぶつかることになります。
シルバーマイン編とは
シルバーマイン編の基本
| 話数 | アニメ747〜750話(全4話) |
| 放送 | 2016年6月26日から4週 |
| 位置づけ | アニメオリジナル。原作にはありません |
| 時期 | ドレスローザのあと、ゾウへ向かう途中 |
| 連動作品 | ONE PIECE FILM GOLD |
ドレスローザでの戦いを経て、仲間が待つゾウへ向かっていたルフィたちとバルトロメオ一行。その途中で女海賊デザイアたちに急襲され、シルバーマインへ連行されます。
物語は、迷路のような坑道から脱出しようとするルフィとバルトロメオを追う形で進みます。
ルフィが怒った理由と、ビルの最期
決着の場面を並べます。
地下坑道でルフィと戦うことになったビルは、まず部下のアベロンやペセタを差し向けます。二人とも敗れました。
そこでビルは自ら出向き、シルバーマインを丸ごと溶かそうとします。
ここでルフィが激怒します。島には自分の部下も残っているのに、まとめて溶かそうとしたからです。
言っていた「信頼できる仲間が必要だ」という言葉が、この一手で完全に嘘になりました。ルフィが怒ったのは強さの問題ではなく、そこです。
ビルは叩きのめされ、地下坑道へ叩き落とされます。
そして復活し、沈みます
負けたらどうなるかをタナカさんから忠告されたビルは、自身の能力で鉱物を大量に摂取して身体を肥大化させ、復活します。
ですが、バルトロメオと共闘したルフィに倒されました。
さらに、自分のグツグツの実の能力が原因で崩壊するシルバーマインに巻き込まれ、海に沈んでいきます。
島を溶かそうとした男が、溶けた島に沈む。最期まで筋の通った終わり方でした。
僕はこう読む
ビルを倒したあとにルフィが辿り着くのがグラン・テゾーロだ、という並びがよくできていると思っています。ビルは「金に屈服した元夢追い海賊」で、テゾーロは屈服させた側です。つまりこの4話は、映画の前フリというより、映画のテーマの縮小版になっています。4話しか無いアニメオリジナルにしては、置き方が丁寧です。
映画「ONE PIECE FILM GOLD」との繋がり
ビルを倒したあと、麦わらの一味が辿り着くのが世界最大のエンターテインメントシティ「グラン・テゾーロ」です。
そこを仕切っているのが、「黄金帝」「新世界の怪物」の異名を持つギルド・テゾーロでした。
シルバー海賊連合のビルを配下に置いていたのが、このテゾーロです。
つまりシルバーマイン編は、映画を観る前に通っておくと繋がりが分かる4話ということになります。
なお、アニメでビルを演じているのは高橋広樹です。
まとめ|ビルの悪魔の実をどう読むか
ビルの悪魔の実はグツグツの実。体そのものを溶鉱炉に変えられる溶鉱炉人間です。
整理して並べます。
- 悪魔の実はグツグツの実。溶鉱炉人間です
- 使う前に鉱物を食べておく必要があります
- シルバー海賊連合のリーダーで、テゾーロの配下
- 元は夢を追う海賊。金の力で屈服させられた
- 部下に慕われながら、部下を平気で切り捨てる
- 島を溶かそうとしてルフィを激怒させた
- 登場はアニメ747〜750話の4話だけ
僕はこう読む
「食べておかないと使えない」という制約が付いた能力は、ワンピースの中でも珍しいほうだと思っています。
そしてこの制約が、そのままビルという人物の説明になっています。
自分の中に力があるのではなく、外から取り込んだものを組み替えているだけです。
倒したあとにルフィが辿り着くのがグラン・テゾーロだ、という並びもよくできています。ビルは「金に屈服した元夢追い海賊」で、テゾーロは屈服させた側です。この4話を映画の前フリと読むか、映画のテーマの縮小版と読むかで、意味が変わってきます。
——あなたはこの4話を、映画へつなぐための前フリだと思いますか。それとも、映画のテーマをそのまま縮めた話だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
グツグツの実は原作に出てこないので、探しても見つかりません。細かい点を拾っておきます。
Q. ビルの悪魔の実は何ですか?
A. グツグツの実です。体を溶鉱炉に変えられる溶鉱炉人間になります。
Q. グツグツの実では何ができますか?
A. 体内の溶鉱炉で鉱物を加工し、さまざまな武器を作れます。大量に摂取すれば、溶かした鉱物を溶岩のように操ることもできます。
Q. 能力に弱点はありますか?
A. 使用前に一定量の鉱物を摂取しておく必要があります。材料がなければ何も作れません。
Q. ビルは原作に出てきますか?
A. 出てきません。アニメオリジナルのキャラクターで、登場はアニメ747話から750話までの4話だけです。
Q. ビルは死亡したのですか?
A. ルフィとバルトロメオに倒されたうえ、自分の能力で崩壊したシルバーマインに巻き込まれて海に沈んでいます。
Q. テゾーロとはどういう関係ですか?
A. ビルはテゾーロの配下です。夢に敗れたあと金の力で屈服させられ、作った武器や捕らえた賞金首をテゾーロに渡していました。
4話だけ出た男の周りです。パズールも、デザイアも、プロディ中将も同じ側にいます。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。 → 運営者情報
最終更新:2026年9月6日


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