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【メイドインアビス】謎に包まれた最後の秘境「アビス」とは一体何なのか!?なぜ探窟家たちはアビスの底を目指す?

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この記事を読むとわかること

  • アビスは直径約1km、深さ不明の大穴であり、古代文明の遺物が埋蔵されている。
  • アビスには危険な原生生物と「アビスの呪い」という探窟家を阻害する症状が存在する。
  • 探窟家たちは遺物を手に入れるためにアビスに挑み、深度によって環境や危険性が変化する。

直径約1km、深さ不明の大穴アビス

メイドインアビスという作品において、主人公のリコ達や探窟家が冒険をする舞台です。

内部には古代文明の遺物が埋蔵されており、遺物を収集し一獲千金を目指す探窟家たちを惹きつけます。

しかしアビスはただの大穴ではありません。

危険な原生生物や「アビスの呪い」という、探窟家たちが地上に帰還するのを阻害する症状があります

今回は危険に満ち溢れながら、探窟家たちの関心を惹きつるアビスについて紹介していきます。

 

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【メイドインアビス】アビスの概要、階層について!

アビスはオースの街の中央にある直径約1km、深さ不明の大穴です。

穴の内部には過去の古代文明の遺物が埋まっており、古代文明は2000年以上前に滅んでいるようです。

遺物には階級があり、一番低位の階級はガラクタのようで用途が分からないものが多いですが、国外では高値で取引されています

さらに最高位の遺物ともなれば、国家間のパワーバランスを崩壊させるほどの能力を秘めており、一生遊んで暮らせる大金が手に入ります

探窟家たちはこの遺物を手にするためにアビスに挑みますが、アビスには危険な原生生物とアビスの呪いが存在します。

 

またアビスは深度により環境が変化するため、階層によって分けられています

深界一層 : 「アビスの淵」…深度0mから1350m

深界二層 : 「誘いの森」…深度1350mから2600m

深界三層 : 「大断層」…深度2600mから7000m

深界四層 : 「巨人の盃」…深度7000mから12000m

深界五層 : 「なきがらの海」…深度12000mから13000m

深界六層 : 「還らずの都」…深度13000mから15500m

深界七層 : 「最果ての渦」…深度15500m以降

深度が深くなるほど高階級の遺物が多く存在しますが、原生生物の危険性とアビスの呪いについても症状が悪化します。

 

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【メイドインアビス】探窟家たちを襲う恐ろしいアビスの呪い!

アビスには「アビスの呪い」というものがあり、「上昇負荷」とも呼ばれています

アビスは縦穴であるため探窟を進めていく程、探窟家たちは深度の深い地点に辿り着きます。

当然そこから地上に帰還するには上方向に進む必要があり、その際に「アビスの呪い」を受けます。

アビスの呪いは通常の人間には認識できず、「アビス内での上への移動=呪いの影響を受ける」という認識です。

しかしアビスの呪いを感知できるナナチ曰く、「下方向に棘のついた薄い布のようで、棘に当たりながら突き破ると呪いを受ける」と、説明しています。

加えて呪いは深度の深い位置ほど、人体に強い影響を与えます

深界一層 …眩暈と吐き気

深界二層 …重篤な眩暈と吐き気

深界三層 …幻覚、幻聴、平衡感覚の不調

深界四層 …全身の痛み、穴という穴からの出血

深界五層 …全感覚の喪失、意識混濁、自傷行為

深界六層 …人間性の喪失、もしくは死

深界七層 …確実な死

メイドインアビスを読んでいると、死に至らない深界四層の呪いであっても人体に対して相当のダメージを与えているように感じます。(タマウガチ戦後のリコの状態)

また主人公リコの父親であり、達人と認められる黒笛であったトーカの死に関してもアビスの呪いが間接的に起因しているようです

 

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【メイドインアビス】アビス特有の生態系!

アビス内は特殊な生物(原生生物)が多数存在し、探窟家たちの冒険を阻みます

原生生物はアビス外部の生物たちとは大きく異なり、人間にとって非常に危険な存在です。

特に下層になると、「探窟家の意識の流れを読み、次の行動を予測する」能力のある生物が数多く存在し、上級の探窟家でも命がけで戦闘をする必要があります。

作中で登場し、多くの読者の印象に残っている原生生物たちを紹介していきます。

 

  • 深界三層:ベニクチナワ

第一話でも登場した原生生物で、巨大は赤黒い蛇のような外見です。

深界一~三層では最強の生物であり、体にある被膜で気流に乗ることで層を跨いだ移動をしています。

キラキラしたものを食べる習性があるため、討伐できれば大金が手に入る可能性を秘めています

 

  • 深界四層:・タマウガチ(トガジシ)

人間よりも大型で、全身が猛毒のトゲで覆われています。

俊敏な動きに加えて、頭部の感覚器官で力場の流れを読み、相手の動きを先読みする能力があります

性格も非常に獰猛であり、縄張りに侵入した生物に対して攻撃をするようで、リコ達もタマウガチとの戦闘を繰り広げています。

タマウガチはこの作品において、アビスの危険性や残酷さを初めて表現した原生生物だという声もあります

 

  • 深界五層:カッショウガシラ

5m程の巨大なサソリで、その尾の毒針に刺されてしまうと瞬時に肉体が溶けてしまいます

普段は土の中に隠れており、近づいてきた生物を下から奇襲します

リコ達が、追跡してくるボンドルドをカッショウガシラの巣に誘導していました。

深界五層ではボンドルドとの戦闘が印象に残っていますが、カッショウガシラはアビス深層では原生生物にも気を配る必要があることを再認識させてくれました。

 

  • 深界六層:リュウサザイ

四足歩行の巨大な龍のような外見をしています。

衝撃を受けると破裂する毒のウロコがあり、呪いも無視して立体的に移動する、レグの金属部分に傷をつける程の攻撃力、タマウガチ同様の先読み能力があり、非常に危険な生物です。

深界六層まではほぼ無敵の活躍をしていたレグに初めて傷を負わせた原生生物であり、「絶界行(ラストダイブ)」の恐ろしさを表現しているように感じました

こちらで紹介する原生生物はほんの一部であり、なかにはハムスターのような可愛らしい原生生物も存在しています。

しかしそういった可愛い生物は、探窟家たちの非常食として調理されることが多いようです…

 

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【メイドインアビス】なぜ探窟家たちはアビスに挑むのか!?

なぜ探窟家たちは、危険が満ち溢れたアビスに挑み続けるのでしょうか?

もちろん貴重な遺物を回収し一獲千金を目指している人が大半だと思いますが、上位の探窟家を見ていると、純粋な好奇心でアビスを探窟している人物が多いように感じます

アビスへの好奇心を表している人物は、主に4人います。

 

1人目は白笛探窟家のライザです。

リコの母親であり、白笛探窟家であるライザはリコが2歳の時にラストダイブに挑んでいます。

ラストダイブ決行前には師匠であるオーゼンとの会話で、「ライザ自身が探窟したいだけだ」と、皮肉のように言われていました

これに対してライザは笑顔で笑いかけるだけでしたが、おそらくその皮肉は的を射ていたのでしょう。

 

2人目は白笛探窟家のボンドルドです。

彼に関しては、作品を見て頂ければ理解できると思います。

異常なアビスへの好奇心、これが彼を狂気へと駆り立てる原動力なのでしょう

ボンドルドは子供を用いた人体実験なども行っていますが、それも全てアビスの探窟を進めるためなのです。

 

3人目はハボルグです。

ハボルグは達人の領域である黒笛探窟家で、いつか白笛になることを夢に見るベテラン探窟家です。

ハボルグは人柄も明るく、他の探窟家からも良い評判を得ています

作中でも登場はあまりありませんが、そのアビスに対する熱意(白笛オタクなど)はボンドルドとは対照的な明るく輝いている好奇心のように感じます。

 

4人目は主人公のリコです。

リコは子供ながら白笛探窟家を目指しており、その好奇心は今までの遺物が全て書かれている遺物目録を丸暗記する程です。

白笛探窟家を目指すことはかなり珍しいようで、リコの在籍するベルチェロ孤児院の中でも白笛を目指すリコは変わり者扱いをされていました。

子供ならば誰もがヒーローのような存在である白笛を目指しそうですが、そうでもないようです。(そう考えるとハボルグも変わり者ですね)

リコがアビスの底を目指す冒険に出たのは、「アビスの底で母に会う」ということが目的だと思われていました。

しかし前線基地でのプルシュカとの会話で、「母親とアビスを冒険する」ことが真の目的だと気づきました

たった12歳の少女が死を覚悟して、母親とアビスを冒険したいと考えるなど常軌を逸していますが、これもアビスへの好奇心からくる発想なのでしょう。

 

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【メイドインアビス】アビスに底はあるのか?

ライザは「アビスの底で待つ」という手紙を残していますが、アビスの底には一体何があるのでしょうか?

アビスの底はまだ誰も訪れたことがないとされており、情報がありません。

過去に白笛探窟家が到達していた可能性はありますが、手に入れた情報は地上に持ち帰られていません。

ライザからの手記がありますが、それにアビスの底についてのことは書いてありませんでした。

どんな原生生物が生息するのか、そもそも人間が活動できる環境なのかも情報がありません。

ただひとつわかっていることは、「深界七層以深であるため、上昇負荷により確実に死亡する」ということだけです。

 

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まとめ

リコ達や探窟家が冒険を繰り広げる、巨大な大穴のアビス

内部にはアビスの呪いや危険な原生生物が存在し、冒険は常に危険が付きまといます。

貴重な遺物は下層に埋まっていますが、下層になるほどアビスの呪いは深刻化し、原生生物も凶悪になります

今後リコ達は情報がほとんどない深界七層に到達し、アビスの底を目指して下層に進んでいくでしょう。

その冒険の中で明らかになる、情報からも目が離せません!

 

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