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メイドインアビス

【メイドインアビス】謎に包まれたアビスの呪い「上昇負荷」とは？どんな呪い？なぜ呪いが起こる？

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メイドインアビスという作品の中で、重要な要素である「アビスの呪い」。

この「アビスの呪い」は「上昇負荷」とも呼ばれており、アビスを探窟する探窟家たちにとっての大きな障害となっています。

深層になるほど上昇負荷は人体に深刻なダメージを与え、深層七層以深の上昇負荷は「確実な死」となっています。

今回はそんな「アビスの呪い」＝「上昇負荷」について紹介していきます。

 

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【メイドインアビス】上昇負荷はどんな呪い？

「アビスの呪い」は「上昇負荷」とも呼ばれており、アビス内で上へ移動すると発生する症状です。

なぜこのような悪質な現象がアビス内であるのかは、現在でも明らかになっていません。

上昇負荷は全ての人間が影響を受け、避けることは特殊な能力が無い限り出来ません。

症状としては深層であるほど、人体に深刻なダメージを与えます。

深界一層:0m～1350m            眩暈と吐き気

深界二層:1350m～2600m　　　　重篤な眩暈と吐き気

深界三層:2600m～7000m　　　　幻覚、幻聴、平衡感覚の不調

深界四層:7000m～12000m　　　 全身の痛み、穴という穴からの出血

深界五層:12000m～13000m　　　全感覚の喪失、意識混濁、自傷行為

深界六層:13000m～15500m　　　人間性の喪失、もしくは死

深界七層:15500m以深　　　　 　確実な死

メンドインアビスを見る限り、深界三層のあたりから上昇負荷の危険性はかなり上がると思われます。

危険に満ち溢れたアビスの中で上昇負荷を受け、正常な判断や行動が出来ないというのは非常に危険です。

場所によっては断崖絶壁、近くには危険な原生生物がいるかもしれない、という状況では正しい判断をする必要がありますからね。

また上昇負荷は、「深界三層だと深界一層～三層の上昇負荷を受ける」というわけでは無く、三層なら三層のみ、五層なら五層のみの上昇負荷を受けます。

ただ「深界四層～深界三層の中盤まで上昇する」場合は、四層と三層の上昇負荷を同時に受けることになります。

 

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【メイドインアビス】なぜ上昇負荷は起こってしまうのか？

アビスの呪いは通常の人間には認識できず、「アビス内での上への移動＝呪いの影響を受ける」という認識です。

しかしアビスの呪いを感知できるナナチ曰く、「下方向に棘のついた薄い布のようで、棘に当たりながら突き破ると呪いを受ける」と、説明しています。

ナナチのように成れ果ては特殊能力を持っている個体が多く、他の成れ果てもアビスの呪いを知覚しているかもしれません。

また原生生物もアビスの呪いを知覚する種族が存在します。

薄い布のようなアビスの呪いは生物の意識により揺れ動くため、その動きを感知し相手の行動を予知しているようです。（タマウガチやリュウサザイ）

 

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【メイドインアビス】ボンドルドが行った実験！

白笛探窟家ですが道徳心が欠落しているボンドルドは、他国の孤児たちを深層五層の「前線基地」に集め、上昇負荷の人体実験に用いていました。

人体実験は子供たちに深層六層の上昇負荷を与えるため、子供たちには「人間性の喪失、もしくは死」という道しか残されていませんでした。

「人間の喪失」では、ミーティのような壊れたぬいぐるみのようになってしまった子供が多数存在したようです。

しかしこの実験においてボンドルドは、「アビスの上昇負荷を一方に押し付ければ、もう一方は安全なのでは？」という思考に至りました。

そしてミーティとナナチを検証実験に使い、ナナチは「アビスの祝福」により成れ果てとなり、ミーティは不死身になりましたが人間としての思考を喪失しました。

ボンドルドは「人間性保ったまま成れ果てになる」＝「アビスの祝福」と呼んでいるようです。

この実験結果をもとにボンドルドは、「カートリッジ（呪い除け）」を作成し、上昇負荷を相殺しアビスの祝福を受ける結果となりました。

 

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【メイドインアビス】上昇負荷の影響を受けてしまったキャラクター！

  • リコ

タマウガチとの戦闘退避時に深界四層と三層の上昇負荷を同時に受けます。

見る限りは「全身の穴からの出血」、「幻覚、幻聴」は受けていました。

 

  • ナナチ

ボンドルドの人体実験により深界六層の上昇負荷を受けます。

ミーティが上昇負荷の負の部分を受けることにより、「アビスの祝福」という形で成れ果てへと変化する。

 

  • ミーティ

ボンドルドの人体実験により深界六層の上昇負荷を受けます。

ミーティが上昇負荷の負の部分を受けることにより、壊れたぬいぐるみのような体になりますが、不死性を手に入れました。

 

  • ボンドルド

レグ達との戦闘時に深界六層の昇負荷を受けます。

しかしボンドルドは「カートリッジ（呪い除け）」を装備しており、「アビスの呪い」ではなく「アビスの祝福」を受けます。

その結果強靭な尻尾、獣のような爪、瞳孔がいくつもある瞳を手に入れ、成れ果てになりました。

 

  • ヴエコ

成れ果ての村「イルぶる」の崩壊後、深界六層の上昇負荷を受け肉体が変形してしまいます。

変形したことにより出血もして、衰弱するように死亡しました。

 

  • トーカ

作中で明確には記されていませんが、ジルオは「間接的ではあるが、上昇負荷が原因で死亡している」と語っていました。

 

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【メイドインアビス】上昇負荷は防ぐことができるのか！？

アビス内では回避不可能と思われる上昇負荷ですが、いくつか回避方法があります。

 

  1. 遺物「呪い除けの籠」

    一級遺物の「呪い除けの籠」は、その名の通りアビスの呪い（上昇負荷）を軽減する効果があります。

    作中では産まれたばかりのリコを地上に連れて帰る際に、ライザたちがリコと「呪い除けの籠」に入れ、地上まで帰還しました。

    しかし呪い除けの能力も完全ではなく、リコの目に影響を残してしまいました。

    完全には呪いを回避することは出来ませんが、人体への被害を確実に減少させる手段です。

  2. アビスの中央から離れる

    アビスの中央から離れることで、上昇負荷は軽減されます。

    この性質を利用して、オーゼン達が生活をする「監視基地」もアビスの壁側に建設されています。

    しかしどれだけ軽減されているかは分かりません。

    実際にリコが監視基地に辿り着くためにリフトで上昇しましたが、リコは気分が悪くなり嘔吐していました。

  3. 成れ果てになる

    これは個人的な推測ですが、アビスの祝福により成れ果てに変化した者は上昇負荷を軽減、無効化できる可能性があります。

    現在アビスの祝福で成れ果てになり、上昇負荷を受けたキャラクターはナナチのみです。

    ナナチは深界五層でのボンドルド戦において、上昇負荷を受けます。

    五層での症状は「全感覚の喪失、意識混濁、自傷行為」ですが、ナナチの場合は「感覚の喪失によるフワフワ感」にとどまっています。

    ナナチの運が良く感覚の喪失のみを受けた可能性もありますが、それにしてもすぐに上昇負荷を克服しているため、耐性があるのかもしれません。

 

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まとめ

メイドインアビスにおいて重要な要素であり、冒険を過酷する一因である「アビスの呪い」。

「上昇負荷」とも呼ばれており、アビス内でも上方向への移動を制限します。

上へ移動してしまうと、階層ごとに異なるダメージを受けてしまいます。

さらには未だに上昇負荷を回避する方法も発見されておらず、探窟家は帰路において上昇負荷を受けることを前提に探窟をします。

まだ解明されておらず謎だらけで、未開の深層ではどのような影響があるのかもわかりません。

「アビスの呪い」に関する謎も、リコ達の冒険で明かされることを期待しましょう！

 

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