第1部の生き残りは誰なのか?
結論から言うと、第1部を生き延びた主要キャラは、デンジ・東山コベニ・岸辺・吉田ヒロフミの4人です。ほかにポチタとナユタ、そして公安を辞めた円も残っています。
チェンソーマンは、主要人物が容赦なく死ぬ作品です。アキもパワーも例外ではありませんでした。誰が残り、誰が消えたのかを、まとめて確認できるように整理します。
この記事でわかること
- 第1部を生き延びた主要キャラが4人であること
- 第1部が11巻97話までであること
- アキとパワーがどう死亡したのか
- 死亡した主要キャラを一覧で確認できること
- 生き残った面々が第2部でどう関わるのか
第1部は、11巻97話までです
まず範囲を確認します。チェンソーマンの第1部は、1巻1話「チェンソーマン」から、11巻97話「愛・ラブ・チェンソー」までです。
デンジは父の借金のせいで極貧の生活を送り、仕事を斡旋していたヤクザに殺されます。そこで飼っていた悪魔ポチタと契約し、チェンソーの悪魔として復活しました。
その後、公安の対魔特異4課で働き始め、先輩ハンターの早川アキ、血の魔人パワーと共同生活を送りながら、銃の悪魔の討伐を目指していきます。
ところが、その4課を率いるマキマの目的は別にありました。デンジの持つチェンソーの悪魔の心臓です。
第1部の結末
黒幕は、支配の悪魔と契約したマキマでした。
マキマは、デンジが心を許した相手を順に奪っていきます。アキとパワーを殺し、デンジに絶望を与えるためだけに二人を利用しました。
デンジも一度は支配の力に取り込まれますが、パワーの血を飲んでいたことで復活します。岸辺と合流してチェンソーマンとなり、マキマや武器人間との戦いに挑みました。
そして敗れたと見せかけ、マキマの一瞬の隙を突いて切り刻みます。さらに、蘇る可能性を断つために食べて一心同体になるという方法で、マキマを消滅させました。
戦いのあと、デンジはマキマが残した犬たちと、生まれ変わった支配の悪魔ナユタとともに暮らし始めます。
生き残った面々
| 名前 | その後 |
|---|---|
| デンジ | 第1部最終話では学生服姿。公安から高校生になっている |
| 東山コベニ | 何度も修羅場をくぐって生存。契約悪魔は明かされていない |
| 岸辺 | デンジとパワーの師匠。ナユタをデンジに託す |
| 吉田ヒロフミ | 民間のデビルハンター。第2部でも動いている |
| ポチタ | いまもデンジの中にいる |
| ナユタ | マキマの死後に生まれ変わった支配の悪魔 |
| 円 | 特異課が襲撃された際に辞表を出して離脱 |
公安に残って戦い続けた面々でいえば、生き残ったのはデンジ・コベニ・岸辺・吉田の4人です。第2部でも顔を出す可能性が高いのは、この並びになります。
僕はこう読む
生き残った4人の共通点は、強さではないと思っています。
コベニは終始おびえていました。円は辞表を出して逃げました。吉田は決定的な場面で離れた位置にいました。岸辺は最強を自称しますが、まともに突っ込む場面はほとんどありません。
逆に、正面から向き合った人ほど死んでいます。アキは銃の悪魔を追い続け、姫野はアキを守るために全部を差し出しました。
この作品では、まっすぐ立ち向かうほど早く消える。
デンジだけが例外に見えますが、彼が勝てたのも正攻法ではなく、食べて一心同体になるという規格外の発想でした。生き残り方まで含めて、この作品の価値観は一貫していると読んでいます。
死亡した主要キャラ
一方で、多くの人物が第1部で命を落としました。
マキマ。デンジの上司であり、恩人であり、ラスボスでした。支配の悪魔として洗脳の力を振るいましたが、ポチタに気を取られた一瞬にデンジに切り刻まれます。最後は食べられて消滅しました。
早川アキ。デンジの先輩で、早川家の家主。銃の悪魔の討伐を目指しながら、マキマの支配によってその銃の悪魔に取り込まれてしまいます。そしてデンジ自身の手で殺されました。
パワー。血の魔人でデンジの相棒。アキを自ら殺してしまい落ち込むデンジを元気づけようと、ケーキを持って現れたところをマキマに殺されます。
姫野。4課のデビルハンターで、アキやデンジの上司。最後はアキを助けるためにゴーストへ自分の全部を捧げ、体が消滅しました。
レゼ。ソ連のスパイでデンジに接近しましたが、動向を把握していたマキマに待ち伏せされ、天使の悪魔に串刺しにされます。
クァンシ。元公安の腕利きで岸辺の昔の相棒。素手なら世界一とも言われましたが、マキマに首を斬り落とされました。
荒井ヒロカズ。堅物の新人で、永遠の悪魔の一件のあと辞職しようとしていました。姫野の説得で4課に残りますが、一斉襲撃の際にコベニを庇って死亡します。
沢渡アカネ。サムライソードと組んで公安を襲撃した少女です。銃の悪魔との契約が絡んで命を落としました。
ビームとカルガリ。サメの魔人と暴力の魔人で、それぞれデンジとコベニの相棒でした。二人とも闇の悪魔との戦いで失われています。
ほかにも、活躍する前に亡くなった伏、皮の悪魔に顔を盗まれた京都公安の黒瀬・スバル・天童、闇の悪魔に返り討ちにされた蜘蛛の悪魔プリンシ、デンジの護衛だった中村・日下部・玉置が命を落としました。ドイツからの刺客サンタクロースやトーリカも倒されています。
名前を並べただけでも、この人数です。第1部に登場した人物の大半が、最終話までに退場しました。
悪魔の側にも、残っている面々がいます
生き残りを数えるとき、人間だけを見ていると足りません。この作品では悪魔や魔人も登場人物です。
ポチタは、一度マキマに奪われましたが、いまもデンジの中にいます。第1部の始まりを作った存在であり、第2部でも重要なままです。
ナユタは、マキマが死んだあとに生まれ変わった支配の悪魔です。中国で見つけた岸辺が連れ帰り、デンジに託しました。支配の悪魔がもう一度脅威になるのかどうかは、この子の育ち方次第ということになります。
ほかに、アキが契約していた未来の悪魔も残っています。少し先の未来が見える力で、アキの戦いを支えていた悪魔でした。
逆に言えば、人間よりも悪魔のほうが生き残っている作品でもあります。契約した人間は消え、契約された悪魔は残る。チェンソーマンの世界の力関係が、生存者の内訳にそのまま出ています。
岸辺だけが、最初から生き残る側にいました
4人の生存者のなかで、岸辺は少し立ち位置が違います。
公安対魔特異1課の出身で、のちに4課の隊長を務めた人物です。デンジとパワーの師匠であり、二人からは先生と呼ばれています。最強のデビルハンターを自称していますが、その言い方の裏には、生き残ってきた年数の重さがあります。
相棒だったクァンシは死に、育てた後輩の姫野もアキも失いました。それでも岸辺は残っています。無愛想な態度のまま、デンジを気にかけ、最後にはナユタを託しました。
生き残るのが上手いのではなく、生き残ったあとに何をするかを知っている人物です。だから第2部でも、この人が動くと話が進みます。
アキとパワーの死が、いちばん重い
数の上では多くの人物が死んでいますが、物語の芯にあるのはこの二人です。
デンジが手に入れたのは、普通の生活でした。早川家で三人暮らしをして、飯を食べて、くだらない喧嘩をする。それが目標だったはずです。
マキマが奪ったのは、力ではなくその生活でした。アキを敵として差し向け、パワーをケーキごと殺す。戦って負けるより、はるかに効く壊し方です。
デンジが最後にマキマを食べたのも、この延長にあります。食べるという行為は、この作品では奪うことでも供養することでもあり、二人と過ごした生活そのものの延長でした。
第2部は高校が舞台です
第2部でデンジは高校生になっています。
キーパーソンは、同じ高校に通う三鷹アサです。生真面目な性格の少女でしたが、正義の悪魔と契約する田中先生に殺されてしまいます。
その死にゆくアサの前に現れたのが戦争の悪魔でした。生きたいと願うアサと契約して復活し、チェンソーマンに核兵器を吐かせると宣言します。
第1部を生き延びた岸辺、コベニ、吉田がどう関わるのか。生存率の低いこの作品で、次に消えるのは誰なのか。読者が身構えながら読み進める構造は、第2部でも変わっていません。
僕はこう読む
生き残りを数えたくなること自体が、この作品の狙いだと思っています。
普通の少年漫画では、主要人物が生き残るのは前提です。だから誰も一覧を作りません。チェンソーマンは、その前提を最初の数話で壊しました。
結果として読者は、キャラが出てくるたびに、この人はいつ死ぬのだろうと考えるようになります。感情移入の仕方そのものが変えられている。
そしてデンジだけが、その中で普通の生活を望み続けています。誰よりも失いやすい場所にいる人間が、誰よりも平凡な願いを持っている。この落差が、生き残り一覧を眺めたときに一番効いてくると読んでいます。
まとめ|第1部の生き残りをどう読むか
主要キャラの生き残りはデンジ・東山コベニ・岸辺・吉田ヒロフミの4人です。
整理して並べます。
- ほかにポチタ、ナユタ、辞表を出した円も残っている
- 第1部は1巻1話から11巻97話まで
- アキとパワーはマキマの手で失われ、デンジの生活が壊された
- マキマはデンジに食べられて消滅した
僕はこう読む
4人の共通点は、強さではないと思っています。
コベニは終始おびえ、円は辞表を出して逃げ、吉田は決定的な場面で離れた位置にいました。
岸辺は最強を自称しますが、まともに突っ込む場面はほとんどありません。
生き残りを数えたくなること自体が、この作品の狙いだと思います。普通の少年漫画では、主要人物が生き残るのは前提です。だから誰も一覧を作りません。この一覧を第2部を追うための資料と読むか、前提を壊された読者の反応そのものと読むかで、97話の意味が変わってきます。
——あなたは生き残りを数えたくなることを、第2部を追うための実用だと思いますか。それとも、前提を壊されたこの作品ならではの読者の反応だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
第1部は死亡と生存が入り混じり、整理しにくいところです。97話時点の4人から確認しておきます。
Q. チェンソーマン第1部の生き残りは誰ですか?
A. 主要キャラではデンジ、東山コベニ、岸辺、吉田ヒロフミの4人です。ほかにポチタ、ナユタ、円も生存しています。
Q. 第1部はどこまでですか?
A. 1巻1話「チェンソーマン」から11巻97話「愛・ラブ・チェンソー」までです。
Q. アキとパワーはどうなったのですか?
A. アキはマキマの支配で銃の悪魔に取り込まれ、デンジの手で殺されました。パワーはケーキを持って現れたところをマキマに殺されています。
Q. マキマはなぜ消滅したのですか?
A. デンジに切り刻まれたあと、蘇る可能性を断つために食べられたためです。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年8月22日
デンジ役候補デンジ役に加藤純一が抜擢?藤本タツキが語る意外な共通点とは!?加藤純一がデンジ役候補に浮上した経緯が書かれています
名言10選とは名言・名シーン10選!マキマに聞かれていた驚愕のセリフとは?デンジがマキマを食べた衝撃の行動が名シーンとして挙げられます
衝撃のループ説!デンジとマキマが繰り返す世界の真実とは?他作品とも比較!


コメントを残す