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【ブルーロック】糸師凛はなぜ舌を出すのか?FLOWに覚醒した証。U-20戦で兄の冴に初勝利します!

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糸師凛はなぜ舌を出すのか

結論から言うと、FLOW状態に覚醒したときの変化だからです。目が赤くなり、舌を出し、涎を垂らす——そして本人はそのことに気づいていません。

この覚醒が起きるのはU-20日本代表戦。凛はここで、兄・糸師冴に初めて勝ちます。

この記事でわかること

  • 舌を出す直前に何が起きたか
  • FLOW状態のプレースタイルの中身
  • 絵心がそれをどう評価したか
  • 兄・冴と決別した経緯
  • 潔世一へのライバル宣言

舌を出す直前に起きたこと

U-20日本代表戦で、凛は二つの苛立ちを抱えていました。

  • 兄・糸師冴との差
  • 一人でフィールドを支配したいのに、ブルーロックのメンバーがそうさせない

凛の読みが外れ、潔世一たちがその死角を見抜いて止めた場面で、凛は「潔の存在が、兄の冴からも負けることを許せないのか」と苛立ちを爆発させます。

「気持ち悪い」——そう言い放って、氷織羊からボールを強奪しました。

そして凛自身に変化が起きます。舌を出し、涎を垂らしながら、欲望剥き出しの状態で攻撃を始めたのです。

これがFLOW状態への覚醒でした。土壇場での出来事です。

FLOWのプレースタイル

覚醒した凛は、それまで得意としてきた合理的な戦術を捨てます。

代わりに取ったのが、こういう戦い方でした。

相手の得意な分野を最大限に引き出したうえで、それを真っ向勝負で潰す。

凶悪で容赦のない、ラフすぎるプレスとタックル。悪魔のように見えると描写されています。

この状態の凛は、氷織羊のボールを平気で奪い、潔世一の呼びかけにも応じません。

立ちはだかるU-20日本代表のDF陣を、得意分野で上回って次々に潰し、抜き去っていきました。

絵心の評価

総監督の絵心甚八は、この醜く壊すFLOWについてこうつぶやいています。

狂っている。

ただし同時に、凛の覚醒が全てを飲み込んだから良い結果が出たとも評価しました。

僕はこう読む

舌と涎という表現が選ばれていることに、意味があると思っています。
凛は作中でいちばん自分を管理してきた人物です。自主練、ヨガ、瞑想、丹念なストレッチ。常にクールで、感情を見せません。
——そのキャラクターの覚醒が、よだれを垂らして舌を出すという形で描かれる。
かっこよくなるのではなく、だらしなくなるわけです。
しかも本人は気づいていない。管理していたはずの自分が、初めて手から離れた瞬間です。
この作品でFLOWが「ゾーン」ではなく欲望として描かれているのは、ここに全部出ていると思います。

選考ごとの活躍

二次選考|初登場からいきなり首位

凛の初登場は、二次選考の1stステージです。

「個の戦い」と告げられて誰もが躊躇ちゅうちょするなか、凛だけがボールを2つ持って準備しました。柔らかい高軌道のキックを上げ、時間差で低軌道のスピンカーブを撃つ——2つのボールは空中で命中します。

ピンポイントで当てた実力に、潔たちは驚愕しました。凛は表情ひとつ変えず「準備運動は終わり」と言ってゲートへ進み、ブルーロックマンからシュートを決めて1位で通過します。

潔世一に2回勝っている

3rdステージで、凛は2位の蟻生十兵衛・3位の時光青志と組み、潔・凪・蜂楽のチームと対戦します。

先制されると、凛は「レベルが低くて、ぬるすぎて死にそうだ」と冷たく言い放ちました。そしてキックオフと同時に得点。コーナーキックから縦直下回転のダイレクトシュート、さらに潔の空間認識能力を読み切ってボールを強奪し、凪と蜂楽を抜いて勝利します。

4thステージでは、負けたはずの潔が凪・馬狼・千切を連れて再戦を申し込みました。

先制されても凛は本気を出し、一人でいくつもの戦術のバリエーションを生み出して同点に。さらに相手の才能を限界まで引き出す「支配的傀儡サッカー」で、敵味方を問わずフィールドを操作していきます。

潔は、馬狼のイレギュラーな動きを見て「凛に予測できない存在になれば倒せる」と気づき、戦術眼の逆手を取ってバックヒールショットで同点に追いつきました。

決着は終盤。蜂楽のスーパープレーを潔が防ぎ、そのこぼれ球が凛の上空へ舞い上がります。凛はそれを決めて決勝点としました。

試合後、凛は最後のプレーは読めなかったと認めます。そして「ブルーロックに来て初めて自分に敗北感を味わわせた人間を潰したい」と告げ、潔を引き抜きました。

あわせて、潔に勝てたのは運だとも断言しています。ただしそれは望んで行動する人間にしか訪れない最大のチャンスだ、とも。

三次選考|世界選抜に敗れて悔しがる

三次選考では、まず世界選抜チームとの試合が組まれます。相手はレオナルド・ルナ、アダム・ブレイク、パブロ・カバソス、ダダ・シウバ、ジュリアン・ロキでした。

凛は蜂楽のパスからシュートを決めますが、世界選抜が本気を出すと一気に4点を奪われます。

潔たちが敵わないと認識するなか、凛だけは諦めませんでした。それでもレオナルド・ルナに隙を突かれて敗北します。

去り際、ジュリアンたちはこの試合がU-20日本代表メンバーの選考を兼ねていたと明かしました。それを聞いた凛は歯ぎしりして悔しがります。潔が、凛の志の高さに驚いた場面でもありました。

士道龍聖との衝突

トライアウトで、1位の凛は2位の士道龍聖とチームAを率いることになります。

ところが士道にチャンスボールを奪われ、胸倉を掴み合う一触即発の事態に。試合は潔がFLOWに覚醒して逆転勝利しますが、凛は潔のおこぼれゴールを認めないと苛立ちます。

士道は「他人の輝きを認められない奴は三流だ」と馬鹿にし、二人は殴り合いを始めました。潔たちに止められて収まりますが、以降も衝突は繰り返され、士道はボディスーツに仕込まれた対暴動用の電気ショックで失神するほどでした。

1試合平均2.5ゴール

トライアウト終了後、絵心はU-20日本代表戦のメンバーを発表します。

基準は明快でした。最もゴール率の高かったエゴイストを中心にチームを創る。

最初に名前が挙がったのが凛です。成績は1試合平均2.5ゴールでした。

絵心は凛を中心とした超攻撃特化型の布陣で行くと決め、ブルーロックが勝つにはこれしか道が無いと言い切ります。凛のポジションはCWでした。

凛自身は絵心に対し、U-20戦は世界一までの通過点だと豪語しています。

兄・糸師冴との決別

凛が兄を憎むようになったのは、もともと憧れていたからです。

始まりは乱入したシュート

冴は幼少期からサッカーが上手く、8歳で世界から注目される選手でした。凛はその試合を見て尊敬の念を抱きます。

ある日、凛は冴の試合に突然乱入してシュートを決めました。

驚くべきは、そのパスです。誰も反応できなかった冴のパスに、凛だけが応えたのです。

冴は弟を「凄い」と評価し、こう誘いました。自分と一緒に世界を目指してサッカーをしよう。

凛は即答します。ここから兄弟のサッカー漬けの日々が始まりました。

凛は小学生のときの作文に、「兄と共に世界一、二のストライカーとなってW杯で優勝する」と書いています。

4年後に帰ってきた別人

冴はその能力を、スペインの世界一のクラブレ・アールに見出され、下部組織へスカウトされて旅立ちます。

凛は寂しさを抱えながら、日本で一人練習を重ね、世界で戦うための過酷な訓練をこなしていきました。

それから4年。冬のある日、凛の前に冴が現れます。

痩せこけ、以前とは違う険しい表情の、別人のような姿でした。

「自分の人生に凛は不要だ」

再会した冴が口にしたのは、こういう言葉でした。

世界は広く、自分以上に凄い人間が多かった。だから夢を変えた。

そして——世界一のミッドフィルダーになると打ち明けます。

ずっと兄に憧れて世界一のストライカーを目指してきた凛は、これを受け入れられません。軌道修正に納得がいかないと詰め寄ります。

冴の提案は、こうでした。

  • 1対1で勝てたら、もう一度同じ夢を見る
  • 負けたら、その夢は終了

凛は挑みましたが、世界一のクラブで鍛えられた冴の個人技に圧倒されて敗北します。

「一緒にサッカーできないのなら続ける意味がない」と泣き言を漏らす凛に、冴は辞めろと告げ、その姿勢も思考もぬるすぎると突き放しました。

そして去り際に、こう言い残します。

自分の人生に凛は不要だ。

帰宅した凛は兄のプレー映像を見て、その実力を思い知ります。夢を捨てようと決意しますが、これまでの努力と過程を捨てられない感情が湧き上がりました。

凛は部屋にあった冴の賞状やトロフィーをことごとく破壊します。そして自分の人生を狂わせた兄を許さないと、復讐を誓いました。

僕はこう読む

凛が壊したのが「冴の」賞状とトロフィーだったところに、この兄弟の距離が出ていると思います。
自分の部屋に、兄の賞状を飾っていたのです。4年間ずっと、それを見ながら練習していた。
——そして「自分の人生に凛は不要だ」と言われた日に、それを全部壊した。
つまり凛にとって冴は、目標であると同時に、部屋の内装だったわけです。生活の一部でした。
だから憎しみがここまで濃くなる。他人に裏切られたのではなく、自分の一部を否定されたからです。
U-20戦で舌を出して壊しにかかる姿は、あの日の部屋の続きなのだと思います。

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U-20戦での決着

FLOWに覚醒した凛は、士道龍聖とオリヴァ・愛空のプレスも退けて強烈なシュートを放ちます。

それはゴールポストに当たり、糸師冴の前に転がりました。

凛は冴を殺すと宣言して立ち向かいます。冴は「自分を抜いて世界一にはなれない」と否定しました。

怒りと破壊衝動に身を委ねた凛と、冴の一騎打ち。一進一退の競り合いが続きます。

冴が高等技術で抜き去ろうとしたその瞬間を凛は読み切り、ボールを弾き飛ばして競り勝ちました。

凛が兄・冴に初めて勝った瞬間です。

そのこぼれ球を潔世一が拾い、決勝点を決めて試合終了となりました。

潔世一へのライバル宣言

凛は当初、潔をまったく意識していませんでした。二次選考で圧倒的な力で倒した相手であり、武器のない平凡な選手と判断していたからです。

ところが潔は進化していきます。凛の予測できないプレーを見せるようになると、凛はこう言って自分のチームに引き込みました。

近くに置いて、世界一のストライカーに登り詰める全ての過程を見せつけてやる。

それでも仲は良くなりません。生活面で話しかけられたり、瞑想やストレッチを邪魔されては怒りを見せています。

控室での「死ね」

U-20戦のあと、控室で二人は会話します。

潔は「凛がいなければゴールは生まれなかった」と感謝しました。

凛の返事は、こうです。

「死ね」

そして潔世一というストライカーの存在をもう許さないと怒りを剥き出しにし、今から自分のライバルだと睨みつけました。

理由はもうひとつあります。試合後、兄の冴が凛ではなく潔の才能を認めたことです。

潔はそれを瞬時に理解し、受けて立つと言って去りました。

クールで感情を見せない凛が、あそこまで怒りの形相を見せるのはかなり珍しい場面です。

糸師凛のプロフィール

項目 内容
出身・年齢 神奈川県鎌倉市/16歳
誕生日・身長 9月9日/186cm
外見 黒髪、下まつげが長い、常にクールな雰囲気
好き/嫌い お茶漬け/酢のもの。好きな動物はフクロウ
習慣 コンビニでは常に目を温めるアイマスクを購入。休日はホラー映画

能力

  • シュート力……高軌道のシュートをスピンカーブシュートで直撃させる精度。死角を突くブラインドシュートも決める
  • 空間認識能力……潔と同じ力を持つが、格段に上回る。潔の思考を瞬時に読み取る
  • フィールド支配……味方の潜在能力を限界まで引き出し、相手の攻撃も読み切る
  • 英語……ネイティブレベル。世界選抜の会話に割り込めるほど

ストイックさも徹底しています。暇があれば自主練習をし、試合後はクールダウンのヨガと瞑想をルーティンに。丹念なストレッチは潔が真似するほどでした。

なお英語については、ブルーロック内の語学カリキュラムで蜂楽廻・蟻生十兵衛・時光青志に教える場面があります。ただし蜂楽に紙飛行機をぶつけられてブチ切れ、テキストを投げつけたという顛末でした。

フェーズ2での選択

新英雄大戦で、凛が選んだのはフランスです。

作中のフランスは大富豪たちの投資で市場が潤い、ヨーロッパ5リーグの中でも勢いのある場所として描かれています。三次選考で対戦したジュリアン・ロキがいる国でもあります。

凛がなぜフランスを選んだのか、理由は明かされていません。なお、犬猿の仲である士道龍聖も一緒にいます。

まとめ

糸師凛が舌を出すのは、FLOW状態に覚醒したときの変化だからです。

覚醒したのはU-20日本代表戦。そのときの様子がこれです。

  • 目が赤くなり、舌を出し、涎も垂らす
  • 本人はそのことに気づいていない
  • 引き金は兄との差と、支配させてもらえない苛立ち
  • 直前に「気持ち悪い」と言い放ち、氷織羊からボールを強奪
  • FLOWでは相手の得意分野を引き出してから潰す

僕はこう読む

舌と涎という表現が選ばれていることに、意味があると思っています。
凛は作中でいちばん自分を管理してきた人物です。自主練、ヨガ、瞑想、丹念なストレッチ。
そのキャラクターの覚醒が、よだれを垂らす姿として描かれました。

壊したのが兄・冴の賞状とトロフィーだったところにも同じものが出ていると思います。4年間それを見ながら練習していた人です。U-20戦の初勝利を復讐の達成と読むか、まだ兄から離れられていない証と読むかで、あの一騎打ちの意味が変わってきます。

——あなたはU-20戦で凛が冴に初勝利した場面を、復讐を果たした瞬間だと思いますか。それとも、まだ兄から離れられていない証だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

糸師凛はFLOWの覚醒と兄・冴との因縁が絡み合っています。舌を出す場面の前後を、順番に確認しておきます。

Q. 糸師凛はなぜ舌を出すのですか
A. FLOW状態に覚醒したときの変化です。目が赤くなり涎も垂らしますが、本人はそのことに気づいていません。

Q. 舌を出すのはいつの試合ですか
A. U-20日本代表戦です。兄との差と、一人で支配させてもらえない苛立ちが引き金になりました。

Q. FLOW状態の凛はどう変わるのですか
A. 合理的な戦術を捨て、相手の得意分野を最大限に引き出したうえで真っ向から潰すスタイルになります。プレスもタックルもラフになります。

Q. なぜ兄の冴を憎んでいるのですか
A. 一緒に世界一のストライカーを目指す約束をしていた兄が、帰国後に夢を変え、1対1で敗れた凛を「自分の人生に凛は不要だ」と突き放したためです。

Q. 凛は冴に勝てたのですか
A. 勝てました。U-20戦の一騎打ちで冴の高等技術を読み切り、ボールを弾き飛ばして競り勝っています。

Q. 潔世一とはどんな関係ですか
A. ライバルです。当初は眼中にありませんでしたが、U-20戦後の控室で「死ね」「今から自分のライバルだ」と宣言しています。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月6日

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