尾形は宇佐美を撃ったのか
結論から言うと、撃っています。札幌編の原作256話で、乱闘の最中に腹を撃ち、逃げる宇佐美をもう一度狙撃して仕留めました。
その2発目が異様です。尾形は杉元たちのいる部屋を経由し、窓枠越しに撃ち抜いています。
この記事でわかること
- 宇佐美の死が256話だということ
- 2発目が杉元の部屋を通した狙撃だったこと
- ヴァシリとの決着は163話だということ
- 800メートルがアニメ62話の台詞だということ
- 菊田と見逃し合った場面
- この一撃の意味(カイの読み)
札幌編の出来事を話数で並べる
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まず順番を揃えます。
| 話数 | 何が起きたか |
|---|---|
| 原作163話 | ヴァシリとのスナイパー対決が決着。ロシア国境での戦い |
| アニメ3期30話 悪兆 | その一騎打ちの決着と、弟の勇作の亡霊 |
| 原作255話 | 札幌で菊田特務曹長と出くわす |
| 原作256話 | 宇佐美時重が死亡。篤四郎さんの一番 |
| アニメ62話 | 尾形が距離はおよそ800メートルと口にする |
ここを混ぜると話が合わなくなります。ヴァシリとの決着は札幌ではなく163話のロシア国境で、800メートルの台詞は最終章のものです。
僕はこう読む
2発目の撃ち方が、この人物の全部だと思っています。
腹を撃たれた宇佐美は、あの時点でもう助かりません。放っておいても死ぬ相手を、尾形はもう一度狙います。
しかも杉元たちがいる部屋を通し、窓枠の向こうを撃ちました。
必要のない一撃を、いちばん難しい形で撃っています。
つまりこれは戦闘ではなく、自分の腕を確かめる作業です。
撃った相手が、自分を嫌っていた男だったこともそろっています。
弔いと腕試しを同時にやる人物だと読みました。
宇佐美が斬りかかってきた理由
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次回、谷垣との戦いの行方をお楽しみに。
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始まりは偶然です。
札幌ビール工場に集まった第七師団側の宇佐美が様子を伺っていたところへ、尾形が通りかかりました。
宇佐美には恨みがありました。尾形に安い駒と言われたことを根に持っていて、見つけた瞬間に斬りかかっています。
尾形も殴り返して乱闘になります。その最中に尾形が銃で腹を撃ち、宇佐美は深い傷を負いました。
2発目は杉元の部屋を通した
本日6月1日は氷の日ッ!!
昔、宮中で暑さをしのぐため、6月1日に氷を食べて暑気払ったことから氷の日となりました。
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ここが256話の核心です。
宇佐美は尾形を諦め、鶴見中尉のもとへ戻ろうとして別棟を走ります。
尾形はその一瞬を捉えました。杉元たちのいる部屋を経由し、窓枠越しに宇佐美を撃ち抜いています。
撃ったあとに漏らしたのが、お前の死が狙撃手の俺を完成させた、という意味の言葉でした。相手の死を、自分の技の区切りとして扱っています。
宇佐美は鶴見の腕の中で死ぬ
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第三十話「悪兆」
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最期の場所だけは望み通りでした。
撃たれた宇佐美は鶴見中尉に抱き止められ、そのまま息を引き取ります。
鶴見に心酔し続けた人物です。この回のタイトルが 篤四郎さんの一番 であることが、そのまま答えになっています。
菊田とは見逃し合っただけ
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札幌ではもう1つ静かな場面があります。
原作255話で、尾形は菊田特務曹長と出くわしながら、言葉を交わさずに立ち去りました。
撃ち合いにも会話にもなりません。互いに見逃した理由は、その場では説明されていません。
亡霊は勇作の姿で出てくる
尾形には狙撃のたびに出るものがあります。
狙撃戦で消耗したときに見えるのが、弟の花沢勇作の亡霊です。
尾形はその勇作を自分で撃っています。アニメ3期30話 悪兆 では、ヴァシリとの決着と勇作の亡霊が同じ回に置かれました。
声を当てているのは津田健次郎です。寡黙な声と、亡霊に話しかけられる場面の落差が回ごとに効いてきます。
まとめ|いらない2発目が、この人物の答え
答えを整理します。
- 宇佐美の死は原作256話
- 1発目は乱闘中の腹、2発目が狙撃
- 2発目は杉元たちの部屋を通した
- 宇佐美は鶴見の腕の中で死ぬ
- ヴァシリとの決着は163話
僕はこう読む
この2人の関係が、最後にきれいに噛み合いました。
宇佐美は鶴見に見てもらうことだけを望んだ人物です。尾形は、見てもらえなかったことに固まってしまった人物です。
同じ渇きの、出方が逆の2人でした。
その宇佐美が、鶴見の腕の中で死ねています。
望みが叶ったのは撃たれた側でした。
撃った側は腕が上がっただけで、亡霊は消えていません。
勝ったほうが何も手に入れていない場面だと読みました。
尾形と宇佐美で探すと、どちらが強いかの話に当たります。実際に描かれたのは、腹を撃たれて助からない相手を、杉元たちの部屋を通してもう一度撃った256話です。そこで分かれるのが、あの2発目を弔いとして見るか、腕試しとして見るかです。
——あなたは、尾形の2発目を宇佐美への弔いだと思いますか。それとも自分の腕試しだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
宇佐美時重が死ぬのは原作256話 篤四郎さんの一番 です。そこから整理します。
Q. 宇佐美時重は何話で死亡しますか
A. 原作256話です。アニメでは第五十二話 篤四郎さんの一番 にあたります。
Q. 宇佐美を撃ったのは誰ですか
A. 尾形百之助です。乱闘で腹を撃ち、逃げるところをもう一度狙撃しました。
Q. 窓に杉元たちが映っているのはなぜですか
A. 尾形が杉元たちのいる部屋を経由して、窓枠越しに撃っているからです。
Q. 尾形とヴァシリの決着は何話ですか
A. 原作163話です。アニメでは3期30話 悪兆 で描かれました。
Q. 尾形が言う800メートルはどこの話ですか
A. アニメ最終章の第62話の台詞です。札幌編の出来事ではありません。
Q. 尾形が見る亡霊は誰ですか
A. 弟の花沢勇作です。狙撃戦で消耗したときに現れます。
尾形が引きずる亡霊の正体は、宇佐美との対決で見えてきます
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月13日


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