ヒソカはなぜマチに壁ドンしたのか
結論から言うと、食事に誘うためです。天空闘技場編で、ヒソカは壁ドンをしながらマチを食事に誘いました。
そしてマチの返事は、顔色ひとつ変えないそっけない断りでした。
この記事でわかること
- 壁ドンの場面とマチの反応
- ヒソカの語尾の記号がマチ相手だけ偏る件
- 二人が幻影旅団で組んだ経緯
- 殺さずに伝言だけ残した理由
- 冨樫先生がインタビューで語ったこと
好意と取れる言動
マチのほうは、ヒソカとの付き合いをビジネスとして「仕方なく」続けていることが言動から分かります。
一方でヒソカには、マチを気に入っていると取れる言動がいくつもあります。
語尾の記号がマチ相手だけ違う
ヒソカは会話の語尾に♡・♢・♤といったトランプを思わせる記号を付けて話します。
この記号が、マチ相手だと♡が圧倒的に多いのです。
嫌いな相手に♡は普通使いません。もっとも、変わり者のヒソカならありえないとも言い切れませんが。
その他の言動
- 天空闘技場編……壁ドンをしながら食事に誘った(断られた)
- 念糸で腕を繋げてもらう治療のとき、マチの能力を褒めている
- ヨークシンシティ編でペアになったとき、嬉しそうな反応を見せた
ただし作中で、ヒソカがマチに対して明確に「好き」と発言した場面はありません。真相は明らかになっていない、というのが正確なところです。
僕はこう読む
壁ドンで食事に誘ってそっけなく断られる——これはヒソカが唯一「勝てていない」場面だと思っています。
この人物は、戦闘ではほぼ常に主導権を握ります。相手を挑発し、間合いを支配し、楽しんで終わる。
——ところがマチ相手だけは、誘って、断られ、それで終わりです。押し返す手がありません。
そして治療のときは腕を繋いでもらう側、つまり完全に無力な状態で向き合っています。
ヒソカが強い相手を「美味しそう」と表現するのは有名ですが、マチへの態度だけは違う。
戦いの言葉が使えない相手だからこそ、♡が増えるのだと思います。
二人の関係のおさらい
| マチ | ヒソカ | |
|---|---|---|
| 団員ナンバー | 3(結成時からの古株) | 4(前任者を殺して加入) |
| 系統 | 変化系 | 変化系 |
| 能力 | オーラで作った念糸。戦闘にも治療にも使う | オーラをゴムやガムの性質に変える |
二人とも変化系というのが、この関係の土台にあります。『ハンターハンター』の幻影旅団は、団員一人ひとりが単独で戦える戦闘能力を持つ集団です。仲間意識は意外と高いものの、戦闘では個人主義な者が多く、そもそも共闘の場面自体が多くありません。
ヒソカが幻影旅団に加入したのは、団長のクロロに興味を持ち、近づく近道と考えたからでした。最終目的はクロロと戦うことです。
ヨークシンシティ編でペアになった経緯
ヨークシンシティ編では、マチとヒソカが2人1組で行動する場面があります。マチは念糸で絞殺し、ヒソカはトランプで切り殺していました。
ただし、この組み合わせには裏があります。
マチはもともとノブナガとペアを組んでいました。ところがノブナガが急遽任務を抜けることになり、マチの相手がいなくなった。そこで余っていたヒソカと組むことになったのです。
ヒソカは団員から好かれていませんでしたから、組みたがる者もいませんでした。
殺さずに伝言だけ残した
大きな動きがあったのは、天空闘技場でのヒソカ対クロロのあとです。
一度は敗れて死亡したヒソカは、死後の念によって蘇りました。
そしてマチの発言から、あの戦いがタイマン勝負ではなかったことに勘付きます。ヒソカは幻影旅団を皆殺しにすると決めました。
ところが——マチを背後から拘束したヒソカは、殺さずに伝言を託します。
「今後、旅団とどこで遭遇しても殺すまで闘う」
そしてマチを放置して立ち去りました。
皆殺しを決めたのなら、隙のあったマチを殺すのは容易だったはずです。実際その直後、近くにいたシャルナークとコルトピは手段を選ばず殺害しています。
理由は作者が明かしている
この点について、冨樫先生がインタビューで答えています。
「ヒソカはあの場でマチを殺したがっていたが、自分が止めた」
マチを残しておいたほうが展開的に面白くなると考えた末の選択だったそうです。
つまりキャラクターの意思としては殺す気だったということになります。好意があったから見逃した、という話ではありません。
僕はこう読む
この作者コメントは、ファンにとってかなり厳しい答えだと思います。
読者はあの場面を「ヒソカがマチだけは殺せなかった」と読みたかったはずです。♡の多さも、食事の誘いも、その伏線に見えていました。
——ところが実際は、殺す気だったのを作者が止めた。
つまりヒソカとマチのあいだにある関係は、キャラクター同士の情ではなく、物語の都合で保たれているということになります。
ただ、僕はそれでいいと思っています。ヒソカは情で手を止める人物として描かれていないからです。
もし見逃していたら、それはもうヒソカではない。殺す気だったからこそ、あの♡が怖いのだと思います。
いつマチを殺すのか
作者の発言からも、ヒソカが気に入っている相手であるマチさえ殺そうとしていることは分かります。
では順番はどうなるのか。
ヒソカは幻影旅団そのものに興味を持っています。理由は全員が相当の念能力者だからです。ただし優先順位はあり、一番はクロロでした。
その次に興味がある人物として予想されるのがマチです。
戦うことが根から好きなヒソカですから、「美味しそう」と思う相手は自分が楽しむために残しておくと考えるのが自然でしょう。順番としてはかなり後半になるはずです。
ところが状況が変わりました。シャルナークとコルトピが殺されたことで、旅団全員がヒソカを殺すと決意し、一斉に捜索を開始しています。
つまり誰が最初にヒソカを見つけるか分からない状態です。マチが一番乗りする可能性も、十分に残っています。
まとめ
ヒソカがマチに壁ドンしたのは、食事に誘うためです。天空闘技場編の場面になります。
二人の距離感は、こういう形です。
- マチは顔色ひとつ変えずに断った
- ヒソカの語尾の記号は、マチ相手だと♡が圧倒的に多い
- 念糸で腕を繋いでもらう治療のとき、マチの能力を褒めている
- 作中でヒソカが明確に「好き」と発言した場面は無い
- マチには伝言を託して見逃している
僕はこう読む
壁ドンで誘ってそっけなく断られる——これはヒソカが唯一勝てていない場面だと思っています。
この人物は戦闘でほぼ常に主導権を握ります。挑発し、間合いを支配し、楽しんで終わる。
ところがマチ相手だけ、通じません。
ただし作者は「ヒソカは殺したがっていた」という趣旨のコメントを出しています。読者はあの場面を「マチだけは殺せなかった」と読みたかったはずです。♡の多さを好意の証と取るか、ただの手癖と取るかで、二人の関係の見え方が変わってきます。
——あなたはヒソカがマチに向ける♡の多さを、好意の証だと思いますか。それとも、ただの手癖だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ヒソカとマチの関係は壁ドンの場面が有名ですが、根拠は意外と少なめです。天空闘技場編から確認しておきます。
Q. ヒソカはなぜマチに壁ドンしたのですか
A. 食事に誘うためです。天空闘技場編での出来事で、マチはそっけなく断りました。
Q. ヒソカはマチが好きなのですか
A. 作中で「好き」と明言した場面はありません。ただし語尾の♡が多い、能力を褒める、ペアになって喜ぶなど、好意と取れる言動は複数あります。
Q. なぜマチを殺さなかったのですか
A. 冨樫先生がインタビューで「ヒソカはあの場でマチを殺したがっていたが、自分が止めた」と語っています。展開的に面白くなると考えての判断だそうです。
Q. マチはヒソカをどう思っているのですか
A. 付き合いをビジネスとして「仕方なく」続けていることが言動から分かります。
Q. 二人はなぜヨークシンでペアだったのですか
A. マチはもともとノブナガと組んでいましたが、ノブナガが急遽任務を抜けたため、余っていたヒソカと組むことになりました。
Q. 今後マチはヒソカに殺されますか
A. ヒソカの興味の順番から言えば後半になるはずですが、旅団全員がヒソカ捜索を開始しているため、誰が最初に遭遇するかは分かりません。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月5日
ヒソカの油断クロロ死亡!?幻影旅団団長の運命と驚愕の真相!クロロがヒソカの死を確認しなかった油断の場面が描かれています。
マチの初登場マチがかわいすぎる!ヒソカとの驚きの関係と二線者の秘密に迫る!マチがコミックス7巻で初めて姿を見せた場面に触れています。
マチの腕相撲マチの腹筋が凄い!?並木のり子、上村貴子、前田玲奈が演じた声優の魅力も紹介!マチが腕相撲でクロロを上回った逸話が紹介されています。


コメントを残す