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鶴見中尉の偽名は何なのか
結論から言うと、スパイ時代の名は長谷川幸一です。ウラジオストクで写真館を営みながら潜伏していました。
本名は別にあります。鶴見篤四郎が本名で、この2つを混ぜた名前で覚えている人が少なくありません。
この記事でわかること
- 偽名が長谷川幸一だということ
- 本名が鶴見篤四郎だということ
- 潜伏先がウラジオストクの写真館だったこと
- 妻子がオフラーナとの戦闘で亡くなったこと
- 金塊が2万貫・約75トンだということ
- この過去の効き方(カイの読み)
2つの名前を並べる
【 #ゴールデンカムイ展 CHARACTERS “鶴見篤四郎”】
軍事政権の樹立を語る、第七師団所属の中尉であり情報将校。度々奇矯な振る舞いをするが、分析能力と人心掌握術に長けている。
資金として金塊を求めているようだが、その真意は不明である。 #ゴールデンカムイ pic.twitter.com/wJTU6YlK91— 連載完結記念 ゴールデンカムイ展【公式】 (@goldenkamuy_ex) January 18, 2022
まずここを分けます。
| どの名前か | 中身 |
|---|---|
| 本名 | 鶴見篤四郎。歩兵第27聯隊の小隊長で情報将校 |
| 偽名 | 長谷川幸一。ウラジオストクの写真館の主人 |
| 声優 | 大塚芳忠 |
検索では長谷川徳四郎や鶴見徳四郎という名前も見かけます。どちらも長谷川幸一と鶴見篤四郎が混ざった形で、作中にその名前は出てきません。
僕はこう読む
この2つの名前の置き方が、よくできていると思っています。
偽名のほうが、ふつうの人の名前に見えます。長谷川幸一は写真館の主人で、妻と娘がいました。
鶴見篤四郎のほうが、よほど物語の名前らしい響きです。
つまり仮の暮らしのほうに、普通の生活が入っています。
その生活が終わった場面で、本名を妻に打ち明けます。
名乗り直した瞬間に、軍人のほうへ戻ったわけです。
名前の順番がそのまま人生の順番だと読みました。
ウラジオストクで写真館を営んでいた
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キロランケから語られる過去。指名手配中のウイルク、ソフィア、キロランケは、写真館を営む長谷川のもとを訪れるが……。
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潜伏の形も具体的です。
鶴見はスパイ 長谷川幸一 として、ウラジオストクで写真館を営みながら潜伏していました。
写真家は街を歩いて撮る仕事です。情報を集めるのに、これほど都合のいい看板はありません。
その写真館に来たのが、逃亡中のウイルク・キロランケ・ソフィアでした。日本語を習うためという用件で、金塊の鍵を握る3人とすでに出会っています。
妻子はオフラーナとの戦闘で亡くなった
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ここが過去のいちばん重い場面です。
鶴見は現地の女性と結婚して女児が生まれましたが、オフラーナとの戦闘に巻き込まれて妻子を亡くしました。
オフラーナはロシアの秘密警察です。写真館に来たのは日本軍のスパイを探すためでしたが、自分たちが追われたと早とちりしたウイルクたちが先に戦闘を始めてしまいます。
その銃撃戦に妻と娘が巻き込まれました。鶴見はやり過ごすつもりだったので、本人にとっては不測の出来事でした。
妻に本名を告げてから写真館を焼いた
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別れ方も描かれています。
妻の最期に、長谷川は自分が長谷川幸一ではないと告げます。そこで初めて鶴見篤四郎という名が出てきました。
そのあと遺体を寝かせ、写真館に火をつけて立ち去ります。仮の暮らしを燃やして、本名の側へ戻った場面です。
額当ての理由は奉天会戦
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いまの姿の理由も押さえます。
鶴見は奉天会戦で砲弾の破片が頭部に直撃し、頭蓋骨前面と前頭葉の一部を損傷しました。
そのためホーロー製の額当てを着けています。感情が高ぶると体液が額から漏れ出す体質になりました。
奇矯な振る舞いもここに重なります。それでいて分析能力と人心掌握術で、多くの部下を従えています。
金塊を求める目的は軍事政権
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表紙カヴァーが完成しました!失われた仲間を思い、
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“反逆の”情報将校、
鶴見中尉!!!!!機関銃ぶっ放すその御手に、
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動機もはっきりしています。
鶴見が金塊を求める目的は、戦友や戦死者遺族の窮状を救うため、北海道に軍事政権を実現させることです。
二〇三高地で大きな戦果を挙げながら、第七師団は報われませんでした。その不釣り合いを、金塊で作り直すという構想です。
金塊は2万貫で約75トン
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量も数字で出ています。
土方のみに明かされた真の量は2万貫で、約75トン、2015年時の換算で約8千億円にあたります。
分けて終わる額ではありません。武器工場を作って生活の基盤にするという話になるのも、この規模だからです。
まとめ|偽名と本名を混ぜないこと
答えを整理します。
- 偽名は長谷川幸一
- 本名は鶴見篤四郎
- 潜伏先はウラジオストクの写真館
- 妻子はオフラーナとの戦闘で亡くなった
- 金塊は2万貫・約75トン
僕はこう読む
写真館という設定が、あとまで効いていると思っています。
写真は、その瞬間を残すための道具です。スパイにとっては情報を持ち出すための道具でもあります。
その両方を兼ねる場所で、家族と暮らしていました。
そして最後に、その建物ごと焼いて立ち去ります。
残す仕事をしていた人が、全部燃やして出ていきました。
以後この人は、人の心を掴む話術だけで動いていきます。
形に残すのをやめた人だと読みました。
過去で探すと、スパイだったという一行に当たります。偽名は長谷川幸一で、ウラジオストクの写真館の主人として暮らし、妻子をオフラーナとの戦闘で失っています。本名が鶴見篤四郎です。そこで分かれるのが、鶴見の軍事政権構想を戦友のための計画として見るか、失ったものの埋め合わせとして見るかです。
——あなたは、鶴見中尉の軍事政権構想を戦友のためだと思いますか。それとも失った家族の埋め合わせだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
鶴見中尉の偽名は長谷川幸一、本名は鶴見篤四郎です。そこから整理します。
Q. 鶴見中尉のスパイ時代の名前は何ですか
A. 長谷川幸一です。ウラジオストクで写真館を営みながら潜伏していました。
Q. 鶴見中尉の本名は何ですか
A. 鶴見篤四郎です。妻の最期に、自分の本名を告げています。
Q. 長谷川徳四郎という名前は出てきますか
A. 出てきません。長谷川幸一と鶴見篤四郎が混ざった呼び方です。
Q. 鶴見中尉の妻子はどうなったのですか
A. 秘密警察オフラーナとの戦闘に巻き込まれて亡くなりました。
Q. 額当てを着けているのはなぜですか
A. 奉天会戦で砲弾の破片が直撃し、頭蓋骨前面と前頭葉の一部を損傷したためです。
Q. 鶴見が狙う金塊はどれくらいの量ですか
A. 2万貫で約75トン、2015年時の換算で約8千億円にあたります。
名前を使い分けた男です。最強キャラの順位も、ピアノの熱情も、第七師団の目的もその奥に。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月13日


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