思い出すのはつばめの好きなところばかり。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
本当に人間が好きなんだなっていう眼差し、ついつい目がいってしまう胸元、トレードマークのバンダナ、本人も気付かない間に多くの人を救っただろう手のひら、いつも大丈夫だよって言ってるみたいな笑顔…。
とにかく、石上はつばめが好きなんだと思い知らされていました。
そんなに大好きなつばめを簡単に諦められるわけがありません。
石上は振られても足掻いて食い下がります!
石上とつばめの恋の結末は如何に?!
Contents
『かぐや様は告らせたい』194話!のネタバレ
それでは『かぐや様は告らせたい』194話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
二度目の告白
“先輩は押しに滅茶苦茶弱い!!”
石上は一度は振られたものの、諦めることなくつばめに畳みかけます。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「もう一度言います 先輩が好きです 僕と付き合ってください」
つばめの手を取り、石上は二度目の告白をしました。
つばめは驚いたような表情を浮かべました。
つばめはつばめで勇気を出して結論を伝えたのですから、これは想定外だったのかもしれませんね。
つばめは石上の二度目の告白に、正直な気持ちを答えました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「優くんのことは大好きで でも恋愛する相手としてはどうしても見れなくて」
つばめは勇気を出して気持ちを伝えてくれた石上に、誠実に答えていきます。
つばめは”自分は石上を振るしかない”ということには気付いています。
だから、そのことで石上を傷つけるのが嫌でした。
でもそうやって宙ぶらりんにしておく罪悪感も強く、それならいっそ付き合ってしまえばいいとまで考えていました。
でもそれは先延ばしに過ぎません。
お互いの貴重な時間を嘘の気持ちで一緒にいることは、誠実とは言えません。
つばめはハッキリと石上に付き合えないことを伝えたのです。
友達にも戻れない?
つばめは美人でモテてきました。
今まで告白してきてくれた男の子たちを振る時「友達のままでいよう」とつばめが言うと、みんな「分かった」と笑顔で言ってくれました。
でもそれは結局長く続きません。
少しすると、振られた男の子たちはみんなつばめと距離を置くようになるのです。
つばめにはその理由もわかっていました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「振られたら自分が否定された気持ちで一杯になるもん」
だから、自分を否定した相手とは一緒にいられなくなるのです。
モテる女も辛いんですね…!
大友ちゃんの誤解は解けないまま…?
つばめは石上に対する誤解の根源である大友京子に会いにいっていました。
石上の悪い噂について、ちゃんと大友本人と話がしたいと思っていたのです。
ところが…結果は大喧嘩に発展してしまいました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「だって 私の知ってる優くんと全然違う優くんの話するんだもん」
「すっごく悔しくて いやだった」
大友にとっては、石上とは嫌な思い出だけがあり、中学校を卒業してからは学校も離れ、印象を変えるチャンスがありませんでした。
残念ながら、つばめでさえも大友の誤解を解くことはできなかったようです。
つばめの本当の気持ち
“いやだった”
つばめは自分の気持ちに素直に従いました。
どうにかしてあげたい!
だからみんなを巻き込んだ大掛かりな作戦を立てたのです。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
多くの人を巻き込み、頭を下げて嘘の噂を作り…。
全ては石上の本当の姿をみんなに知ってもらうために…。
「優くんのために…」
そこまで話したつばめは言い直しました。
「いや違うかな 完全に私利私欲」
石上を振るのは嫌いだからじゃない、そうわかってもらうために皆を巻き込んだのです。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「こんな馬鹿なことしちゃうくらい君が大切だよ」
それが、つばめが石上に届けたい本当の気持ちでした…。
友達でいて
つばめは石上に「私と友達のままでいて」とお願いしました。
今まで振ってきた男の子たちのように距離を取ったりしないで欲しかったのです。
静かな時間が流れました。
「ずるいっすよ 先輩…」
「うん 分かっててやってる」
石上はその言葉を聞いて天を仰ぎました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「一度に多くを求めすぎですよ」
「ごめん 実は私、結構強欲なの」
今日のつばめは正直な気持ちしか言っていませんねw
石上はつばめに確認しました。
本当に距離を取ったりしないのか?
そんなことは難しいのではないか?
そもそも振った相手と本当に友達でいられるのか?
つばめは「頑張…れると思う!多分大丈夫!」とちょっと頼りない答え。
石上は寂しそうに笑顔を見せました。
信じますよ
つばめは頼りない答えをしたあと、思い返したように「世の中 別れた後の方が仲良く出来てる男女とかもいるし!」と言い出します。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
石上はその言葉を聞いて「信じますよ 先輩」と答えました。
「ちゃんと男女の友情はあるって証明してくださいね」
石上は二度目の告白の間、ずっと繋いでいた手を離しました。
まるで男女の”友達は手を繋いだりしない”と主張しているかのように…。
「任せて」
つばめは笑顔で石上に答えました。
そろそろ3年生は打ち上げに行く時間でした。
石上とつばめの別れの時間は迫っていたのです。
止められない涙
「最後は後輩らしく見送らせてください」
石上は花束を持って頭を下げました。
「先輩 ご卒業おめでとうございます」
つばめはとてもいい笑顔でそれを受け取りました。
「ありがとう またすぐに会おうね!絶対だから!」
つばめは桜が舞う中、石上の元を去って行きました。
つばめが見えなくなるまで石上は頭を下げていました。
というより、顔を上げることができなかったのです。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
“先輩の前では泣かなかった ちゃんと見送れた”
石上には溢れる涙を止めることはできませんでした。
これが失恋です
つばめが去ってしまった後も、石上はつばめの後ろ姿を思い返しました。
“マジで好きだったんですよ 後輩じゃなくて 恋人としてあなた横に居たかった”
石上はつばめを笑顔にして見送ることはできましたが、自分は見事に玉砕してしまいました…。
「これが失恋か」
今までの石上は、失恋で泣いている人を馬鹿にしてきました。
それは自分に経験がなかったからだったのだとこの時ようやく気付いたのです。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
「マジできついじゃん…」
桜の木の下で、1つの恋が散っていきました…。
石つばの恋はこれにて決着…なのでしょうか?!
『かぐや様は告らせたい』ネタバレ194-195話のまとめ
今回は石上のガッツある二度目の告白から始まりました。
でもつばめもしっかり答えを決めてきていたのですね。
いつもなら流されてしまうつばめですが、この日はブレることなく、自分の結論を答えていました。
振る側の気持ちは盲点になりがちですが、つばめの話を通して知ることができましたね。
距離を置かれる寂しさを知っているつばめ。
石上にはどうしてもそうして欲しくなかったのですね!
この時点で、やっぱり石上は”特別”ではあるのだと思いますが…。
だからこそ、本当にこのままで終わりなのか少し気になりますよね!
友達であることを選んだ2人ですが、人の気持ちはもちろん変わりますから…。
こうなってくると、伊井野はどんな反応をするのでしょうか?
あからさまに喜ぶことはしないでしょうが、新たな進展があるかもしれませんね!
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」194話より引用
つばめは去り際に「またすぐ会おうね!絶対だから!」と言っています。
卒業して行った3年生の登場機会は減っていくと思われますが、つばめと石上の友情の行方はどうなるのでしょうか?
一旦、石上とつばめの恋は決着しましたが、これからも2人から目が離せませんね!

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