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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』236-237話!考察!房太郎が仲間入り!?海賊、王に俺はなる!

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江別行きの蒸気船に乗った船に乗った杉元たちは、偶然船を襲ってきた海賊房太郎一味と接触。

第七師団の乗った船を退けつつも、郵便配達人の活躍(実際にはヴァシリの力)により杉元と房太郎のバトルに発展してしまいました。

錨での殴打に全力の腹パン…生死をかけた戦いが一転、房太郎が杉元たちと手を組む可能性が…?

今回は房太郎が言っていた噂の意味や、彼が金塊を目指している目的が語られます。

 

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『ゴールデンカムイ』236話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』236話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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地獄の郵便配達人退場

杉元に強烈な腹パンされた房太郎ですが、口からよだれを垂らしながらも堪え、今度は真剣な表情で銃を構えます。

しかし銃の扱いや近接戦闘では杉元に分があるからか、すぐに銃を奪われてしまい蹴りで応戦。

その頃、下の客室では未だ「地獄行きの召集令状を届けるぜ悪党ども!」と郵便配達人がノリノリで銃を乱射していました。

「こいつ絶対に殺してやる」

房太郎の手下は仲間が殺されたこともありかなりイライラしています。

そんな中郵便配達人が弾切れを起こしこのままではピンチ!

するとアシリパが「予備の弾はこっちだッ」と郵便配達人を屋外へ誘導しました。

そして「どこにあるんだ!?」と出てきた郵便配達人を蹴り、川へ突き落としたのです。

「逃げろ!」

ひとり冷静に事態を観察していたアシリパ。

彼が邪魔というのが一番でしょうが、機転を利かせて郵便配達人の命を救いました。

思わぬ名キャラクターとなった郵便配達人、また登場してくれるでしょうか。

その後アシリパは、房太郎がブチ切れて錨を振り上げている戦闘現場に駆け付けます。

「アシリパさん!ケガは無い!?」

アシリパの無事な姿を見てキラキラする杉元。

房太郎の元にも手下が駆けつけ、「郵便配達人が金を置いて逃げた」と報告。

ひとまず争い続ける理由の無い2人は、白石の制止により杉元が奪った銃を川へ捨てたことで戦いをやめました。

 

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噂の真相とは?

「お前…杉元っていうのか」

房太郎はなんだか杉元のことを気に入ったようです。

白石はさっそく房太郎の言っていた「暗号は解けない」という噂について、そして房太郎はそれを聞いて刺青人皮探しを諦めたのかを聞くことにしました。

房太郎が始めたのは1年ちょっと前の話。

キーマンは若山の親分でした。

房太郎は札幌で若山の親分の皮を手に入れるために近づいたものの、気づけば自分が親分の手下に囲まれていたと言います。

房太郎は枕が2つある布団に全裸でいますが…相手が親分ですし察しましょうかね。

そして親分はこう言いました。

「入れ墨の暗号は解けねえぜ」

親分は脱獄後にせっかく手に入れた刺青人皮を、茨戸の賭場で手放していました。

尾形(土方)が手に入れていたやつですね。

その理由をこう語ります。

どこかの海で溺れ死んで魚の餌になるかもしれない(辺見ちゃんがそうでした)

山奥でヒグマに食われるかもしれない(後藤のおっさんがそうでした)

そして「あるいは…変な野郎がふざけて台無しにするかもしれねえってことよ」

頭に浮かぶのは歌志内の入れ墨男ですね。

言い方からして、この時点で親分はすでにあの男に会っていそうですが、やはり彼は刺青囚人なのでしょうか。

入れ墨男の「若山の親分のがっかりした顔もいい顔だったな~」という言葉と繋がったということなのか、早く真実を知りたいところです。

 

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房太郎が金塊を追う理由

その時親分は房太郎の入れ墨を剥がすことなく去っていきました。(姫は睨んでいますが)

親分がそれだけ“刺青人皮が役に立たない”と確信を持っているのだと感じ、房太郎も集めるのをやめたのだと言います。

「それで…アイヌが隠したっていう場所は分かったの?」

さりげなく情報を得ようとする白石。

すると房太郎はうまい具合にはぐらかし、白石と杉元の肩に手を回しました。

「だからよ、手を組まねえか?」

白石は面白いから好き、杉元は強いからもっと好きと語る房太郎。

白石がにこやかに「モメるぜ~?分け前で」とさりげなく牽制しますが、その懸念に対し、房太郎が提示した分け前とはこうでした。

「上級国民はどうだ?俺の国の」

なんと房太郎は東南アジアの小さな島に自分の国を作ろうとしていたのでした。

「俺は王様になる!」

果物作って他国に売って、通貨に自分の顔が刻印され、子どもをたくさん作って「俺の家族の国」を作るのだと楽しそうに語る房太郎。

同意を求められた白石は「はは…」と乾いた返事をし、杉元は「なんでみんな国なんてでかいもの背負いたがるのか」と薄く笑いました。

 

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房太郎の夢の中身

「杉元…家族は?」

房太郎は、杉元の家族が結核で亡くなったことを聞きます。

房太郎の家族も疱瘡にかかってやられたそうで、「お前ならわかるだろ?」と杉元に同意を求めました。

「俺が王様になればだれも俺の家族を疎まない」

房太郎は子ども心にそう感じたそうで、だからこそ自分もいつ疱瘡にかかるか怯えるのはやめて夢を持って前向きに明るく生きることにしたのだと言います。

「そのおかげか俺は生き残った」と明るく語る房太郎の、子どものような夢の裏には“感染症による差別や迫害のない国に”という願いがあるようです。

房太郎の話を聞いて杉元は、今一度自分の過去と向き合いました。

 

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不死身の杉元誕生

杉元の父登場です。

杉元の眉毛や眼差しはお父さん譲りだったようですね。

自宅で病と闘っている父は、療養所に空きが出るまでもたないだろうと佐一に告げます。

「お前は優しい…」

そのせいで佐一がいつも損な役回りを引き受けていると分かっていました。

そういった性格というものはなかなか変えられないと分かっている上で、あえて強い言葉で言います。

「家を出なさい。結核に捕まるな」

優しい佐一が自分に構って命を落とさないために。

「自分のために生きるのは、悪いことではないんだぞ佐一…」

父の想いを受けた佐一は、縁側で黒猫に文句を垂れながら考えていました。

黒猫は結核を治すという迷信があるのに父の容態が変わらないことで「お前も役に立たねえな」と黒猫のお尻をポンポンします。

お前“も”という言葉に佐一の気持ちが感じられますね。

スチェンカで暴走状態になった時にも「俺は役立たず」と無意識に嘆いていましたし、これは杉元から度々感じる感情ですが、彼は優しすぎるがゆえに誰かに何か起きた時に自分を責めちゃうんですよね。

しかし佐一は決意を固め、家を出るべく走り出しました。

が、敷地を出ようとした時、足を止めてしまいます。

佐一は強く目を瞑り考え込み、改めて答えを出しました。

「負けねえぞ…俺は生きてやる。殺してみろッ」

そうして咳込む父が残されている家に踵を返しました。

「俺は不死身だ!!」

その後はご存知の通り父が亡くなった後に家に放火して村を出ていくわけですが、不死身の杉元の原点は、大切な人を放っておけない優しさと、その人の思いに応えようとする気持ちからくる強さにあるようですね。

 

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師匠の形見は何の前触れ?

ひとり過去を振り返る杉元に房太郎が問いました。

「何か夢は無いのか?」

金塊を見つけたら“自分の幸せのために”何をするつもりだったのかと。

自分の幸せのため…確かに杉元からはそんな話を聞いたことがありませんし、杉元自身も考えたことはないのかもしれません。

答えを聞く前に、船が江別に着くという知らせが。

房太郎は乗客に“現金書留だけをもらうから乗客からは何もとらない”という旨を伝えます。

すると房太郎の目にある荷物が映りました。

その中には平太師匠愛用のヒグマが彫られたケースが…。

 

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ゴールデンカムイ』ネタバレ236-237話のまとめ

房太郎が金塊を追っている理由は、自分の国を作るためでした。

あまりに単純明快で子どものようにまっすぐに語るので、本当の目的が別にあるのではと勘ぐってしまいます。

が、家族が疱瘡にかかって…という房太郎の話が本当であれば、差別や迫害のない世界を作るという大きな目標の元に動いているということになります。

コロナ流行に怯える現在、深々考えさせられる話をぶち込んできましたね。

鶴見・土方・ウイルク…確かに皆「国」を作るという目的ですが、やはり大事を成すにはそれだけの意志が必要であり、皆それだけの意志の強さを持っているということです。

その中でも房太郎の話は最も杉元の共感を得られそうですし、とりあえず房太郎が仲間になるのかが気になるところ。

房太郎が平太師匠のケースを見つけたことで何を思うか次第かもしれませんが。

大事なのは、房太郎との出会いが、杉元が“自分の夢”を考えるきっかけとなりそうなところです。

今まで梅子や寅次のため、アシリパのためと駆けてきた杉元。

もちろんその志は変わらないでしょうが、その目的のさらに先に、杉元自身が幸せになるための夢を見つけ出せたなら、それこそがこの物語の大団円の鍵となるのかもしれませんね。

入れ墨暗号の必要性の真偽は未だ謎のままですが、ひとまずは新たな地・江別での新展開に注目!

次回、本当に地獄行きの召集令状が届く!?

例の札幌も近いですし、更なる衝撃に備えつつまた次回も楽しみに待ちましょう。

 

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⇒『ゴールデンカムイ』238話!○○探偵現る!重要地点札幌で・・

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