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最新ネタバレ『葬送のフリーレン』125-126話!考察!フリーレン危機一髪!最後に残された影なる戦士の結末とは!?

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この記事を読むとわかること

  • 帝国に忠誠を誓う影なる戦士として長い間活動していたラダール
  • ラダールはフリーレンを狙うも、フリーレンの仲間によって撃退される
  • ラダールは戦士としての任務を終え、家族との平穏な生活を選ぶ

勇者ヒンメルの死から31年後。

帝都を目指すフリーレンたちは泥濘(ぬかるみ)の深い森を進みます。

峠道の途中には大きな街道から外れた小さな村がありました。

フリーレンたちを受け入れる村長のラダール。

その正体は、長きにわたり帝国に忠誠を誓う影なる戦士でした。

夜の見張りで警戒するシュタルクをラダールは秒で倒しますが、無駄な殺生はしません。

極秘任務のリストにシュタルクの名前が無かったからです。

ラダールが命を狙ったのはフリーレンでした。

 

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『葬送のフリーレン』125話のネタバレ

 

それでは葬送のフリーレン第125話『家族』の要点をまとめてみました。

息を潜めて生きてきた暗殺者にとって最後の標的であるフリーレン。

30年以上も待っていたターゲットです。

粛々とフリーレンに迫る影なる戦士。

相手はシュタルクに反撃の隙さえ与えなかった強者のラダールです。

果たしてフリーレンの命運やいかに?

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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ミッション失敗

 

シュタルクを一蹴するラダール。

宿で休息していたフェルンとフリーレンも殺気を感じ、臨戦態勢に入ります。

杖を取り魔法を放つフリーレン。

 

ラダールはその攻撃をかわすと、背後からフリーレンの頭を地面に抑えつけます。

首元には突きつけられたナイフ。

フェルンが反撃するよりも早く、フリーレンの首が刎ねられてしまいそうです。

ラダールは魔力探知に反応しない影なる戦士の一人でした。

魔力の隠匿に特化した戦士で構成される、対魔法使い専門の特務機関です。

フリーレンも統一帝国時代から噂には聞いていましたが、実際に遭遇するのは初めてでした。

相討ち覚悟のラダール。

しかしフリーレンは見抜いていました。

ラダールは死を恐れていたのです。

そこに窓を割って飛び込んできたのはシュタルクでした。

シュタルクの斧にラダールはナイフを折られると戦況は一変。

予備のナイフもフェルンに破壊され、今度は逆に背後をフリーレンに取られます。

戦力を見誤ったラダールは自らの老いを嘆きます。

その一方でフェルンとシュタルクの連携を見て、かつての仲間との戦いを懐かしみます。

命を狙う理由をフリーレンは聞きますが、自分の方が知りたいと答えるラダール。

少年時代に戦士として村に潜入した時の出来事が蘇ります。

 

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偽りの家族

馬車に揺られながら村に向かう若きラダール。

ラダールを含めた戦士たちは、両親と兄弟の4人家族に扮して村に潜り込む計画です。

 “ラダール”という名前は、父親役を演じる11(イレブン)に名付けられました。

ラダールは死をも恐れぬ戦士と評されている実力者でした。

引っ越しが終わり戦士たちは食卓を囲みますが、ラダールの兄貴役は不思議な気分です。

孤児院から連れ出された後、戦うことしか生きる術を教えられなかったからです。

あくまでも家族に徹するよう指示する父親役の戦士。

ラダールは釣りの話で食事の会話を盛り上げるのでした。

かくして日頃は普通の家族を演じながら、影の戦士としてリストに該当する人物を始末してきたラダールたち。

しかしながら、暗殺の仕事は稀にしかありませんでした。

村での月日が穏やかに流れていったのです。

 

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変わる戦士

時は過ぎ、ラダールの兄貴役は結婚をすることになりました。

相手は向かいに住む雑貨屋の娘です。

父親役の戦士は村に溶け込めるから好都合だとラダールに答えます。

そのうちラダールにも好意を寄せている娘がでてきました。

時が立つのは早いもので、兄貴役の夫婦の子供は外を走り回るほどに成長しています。

既に10年が経過しましたが、リストには殺すべき名前が山ほど残されています。

兄貴役の戦士はこの村で骨を埋めることも悪くないと思います。

もともと自分達に帰るべき故郷が無いからです。

やがてラダールも結婚しました。

ラダールは父親役の戦士と一緒に釣りをしたり、家内のサンドイッチを食べたりと、その後も平穏な生活が続きます。

さらに月日は流れていきます。

ラダールは髭を生やすまでに年を重ねました。

父親役の戦士に髭は似合わないと言われますが、家内はダンディだと誉めてくれます。

近い将来に大きな街道が出来るとのことです。

そのうち峠道を通ってくる人々は殆どいなくなるはずです。

近いうちに任務終了の通達が来るでしょう。

もっとも帝国が任務を忘れていなければという前提ではありますが。

事実、もう30年以上も音沙汰がありません。

忘れ去られて欲しいかとの問いに対して、死を恐れぬ戦士だったラダールは沈黙します。

その称号は返上するよう勧める父親役の戦士は、ラダールの知る限り最も任務に忠実なはずでした。

その戦士が軽口を叩いて笑っていたのです。

退屈な家族ごっこも案外悪く無かったかもしれない。

父親役の戦士はそう振り返るのでした。

 

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いつもの日常

ラダールの回想は終わりました。

影なる戦士は自分達の存在目的も組織のトップも知りません。

理由も分からないまま仲間は死に絶え、残ったのは使命だけでした。

兄貴役の戦士を3年前に見取ったラダール。

最後は大往生でした。

死に際にラダールの顔を見ることが出来て良かったとのことです。

まるで本物の兄弟にしか思えません。

他の連中も似たようなものです。

暗殺リストの最後はフリーレンのようでした。

 

皮肉なのか幸運なのかは分かりません。

フリーレンはこれ以上の戦いは意味の無い殺し合いだと悟ります。

もう誰もラダールの任務を覚えていないでしょう。

ならばと自らの存在意義を問うラダールに対して「自分で考えろ」と答えるフリーレン。

ラダールは帰宅を安堵する自分がいることに気付くのでした。

翌朝―。

自宅の郵便ポストの前に立つラダール。

今日はポストの中を確認しないのかとラダールの家内が問いかけます。

あたかもラダールの経緯を知っているかのような素振りですが、その実どうかと曖昧な返事で微笑むだけでした。

使命を終えたラダールは笑顔で空を見上げます。

いつも通りのいい天気です。

片や村を出たフリーレン一行は、さらに酷い泥濘に悪戦苦闘しながら前に進むのでした。

 

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『葬送のフリーレン』125話の考察まとめ

時代に取り残された戦士たちのお話でした。

ストーリー的には戦記物で敗残兵などが土着するパターンを思わせます。

孤児院など身寄りのない出身を戦士に育成するなど、完全に権力者のコマ扱いなのでしょうね。

結局、帝国から新たな任務の通達が無かった理由は分からずじまいでした。

大きな街道ができたことで、戦士たちを村に派遣したこと自体忘れ去られた可能性がありそうな気がします。

それでもラダールをはじめ4人の戦士たちは、結果的に人間らしい生活を過ごせたのは幸せだったのかもしれません。

特にラダールや兄貴役の戦士の場合、任務の中止命令があれば家族と別れて帝国への帰還は必至のはずなので。

そのラダールの奥さんは何となくラダールの素性を知っていた様子でした。

女性のカンというものでしょうか?

最後に空を見上げるラダールは、前編ともいえる124話の浮かない表情とは対照的でした。

長い間の憑き物が落ちた感じです。

もうポストを毎朝見ることもないでしょう。

自分の存在意義をフリーレンに質問して、自分で考えろと塩対応されるラダール。

 

殺されかけた相手に答える義務はありません。

やや不機嫌そうな態度でしたしね。

大概は良い感じで村を後にするフリーレン一行も今回ばかりは例外でした。

対魔法使いの特務機関については、長寿のフリーレンも噂の範疇でしかなく相当の隠密性を有する部隊だと思われます。

今後は帝都に進むにつれて全容が明らかになるかもしれません。

次回からは新編がスタートします。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『葬送のフリーレン』127話!帝都大戦序章!ラント&ユーベル・・

⇒『葬送のフリーレン』126話!新編開幕!ゼーリエ暗殺計画?!・・

⇒『葬送のフリーレン』124話!影なる戦士の真実とは?フリーレン・・

⇒『葬送のフリーレン』123話!シュタルクの特別な日!誕生日の奇・・

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