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葬送のフリーレンの死亡キャラは誰なのか
結論から言うと、物語は勇者ヒンメルの死から始まり、僧侶ハイターが続きます。敵側では断頭台のアウラや黄金郷のマハトなど、七崩賢まで次々に討たれています。
『葬送のフリーレン』は、題名のとおり見送る話です。1話でヒンメルの葬儀が描かれ、2話ではもうハイターが旅立ちます。主人公の一行ではなく、先にいなくなった人たちが物語を動かしている作品です。
この記事では、原作で死亡が描かれたキャラを味方と魔族に分けて、誰に倒されたか・何話かを並べます。原作は2025年10月に第147話「英雄のいない地」で休載に入っているので、そこまでが範囲です。
この記事でわかること
- 死亡キャラの一覧(倒した相手と話数)
- ヒンメルとハイターの最期
- フリーレン一行が討った魔族たち
- アニメ2期までに描かれた死と、3期で描かれる死
- 死亡したように見えて生死が決まっていないキャラ
- フランメの声優をめぐる訃報
死亡キャラ一覧(原作147話まで)
まず全体です。物語の中で最期が描かれたキャラを、登場順に並べました。黄色の行が、物語の流れを変えた2つの死です。
| キャラ | 最期 | 話数 |
|---|---|---|
| 勇者ヒンメル | 半世紀流星を見たあと、老衰で死去 | 1巻1話 |
| 僧侶ハイター | フェルンをフリーレンに託して死去 | 1巻2話 |
| 腐敗の賢老クヴァール | 封印を解かれ、フリーレンのゾルトラークで討たれる | 1巻 |
| ドラート | 牢のフリーレンを狙い、返り討ち | 2巻 |
| リーニエ | シュタルクの閃天撃で死亡 | 3巻20話 |
| リュグナー | フェルンのゾルトラークで死亡 | 3巻21話 |
| 断頭台のアウラ | 自分の天秤で服従させられ、自害 | 3巻22話 |
| 一級魔法使いブルグ | 受験者だったユーベルに外套ごと切られる(回想) | 54話で判明 |
| 神技のレヴォルテ | ゲナウとシュタルクに討たれる | 8巻76話 |
| 一級魔法使いタオ | 黄金郷でマハトに遭い、魔法を使う間もなく殺される | 9巻83話 |
| ソリテール | フェルンの超長距離のゾルトラークで討たれる | 11巻 |
| 黄金郷のマハト | 弟子だったデンケンにとどめを刺される | 11巻103話 |
| 残影のツァルト | 過去に飛んだフリーレンが、その時代に無い魔法で討つ | 109話 |
このほかに、物語が始まる前に亡くなっていた人物が大勢います。回想や人物紹介で死亡が語られる顔ぶれです。
- 大魔法使いフランメ(フリーレンの師匠。千年前の人間)
- 魔王(勇者ヒンメル一行が討伐)
- 南の勇者と全知のシュラハト(相打ちになったとされる)
- 不死なるベーゼ(勇者ヒンメル一行が討った七崩賢)
- 玉座のバザルト(エルフの集落を襲い、フリーレンに討たれた将軍)
- 電閃のシュレーク(マハトに討たれた将軍)
- デンケンの妻レクテューレ(病死)
- グリュックの息子(権力争いの中で殺された)
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表を作ってみて気づくのは、味方の死はほとんど1巻で終わっていることです。
ヒンメルとハイターが去ったあと、フリーレン一行の側で死ぬ者はいません。
そのかわり、話が進むほど増えていくのが「物語が始まる前の死」のほうです。
フランメ、南の勇者、レクテューレ。旅先で名前を聞くたびに、もういない人が1人ずつ足されていく。
——この作品の死亡キャラ一覧は、戦いの戦績表というより、フリーレンが後から知っていく名簿なのだと思っています。
ヒンメルとハイターの最期
【人物紹介】
●ヒンメル●
魔王を倒した勇者一行の勇者。仲間大好き。自称イケメン。造らせた銅像のポーズは100通り以上。すでに死亡。 pic.twitter.com/XWGsffvsEl— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 13, 2022
魔王を倒した勇者一行は、解散の日に半世紀(エーラ)流星を見て、50年後にまた一緒に見ようと約束します。その約束を果たした直後に、年老いたヒンメルは亡くなりました。
葬儀の場でフリーレンは涙を流し、「人間の寿命は短いってわかっていたのに」と口にします。10年ともに旅をした相手のことを、自分はほとんど知らなかった。そこから、人を知るための旅が始まります。
ハイターは、ヒンメルの幼なじみで一行の僧侶でした。公式の人物紹介には「酒大好き。笑って誤魔化す」とあります。
ヒンメルの死から20年後、フリーレンが訪ねたとき、ハイターは戦災孤児のフェルンを育てていました。フリーレンにフェルンの修行を頼み、一人前になるのを見届けて、2話で穏やかに旅立ちます。若い頃は生臭坊主と呼ばれた男が、最後は子どもの行き先を決めてから逝ったわけです。
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ヒンメルの死は、倒されたのではなく約束を果たし終えたあとの死として描かれています。
普通の冒険ものなら、勇者の死はクライマックスに置くはずです。それを1話の、しかも戦いのない場面に置いた。
だから読者は「なぜ死んだか」ではなく「フリーレンがこれから何を知るか」を追うことになります。
ハイターの最期も同じ形で、どちらも誰かに何かを渡してから去っていく。
——この作品で味方が死ぬときは、必ず次の人へのバトンが先に描かれていると読んでいます。
フリーレン一行が討った魔族たち
味方が去ったあと、死亡キャラの大半は魔族です。フリーレン、フェルン、シュタルクの3人がそれぞれ魔族を仕留めたのが、グラナト伯爵領の戦いでした。
断頭台のアウラの配下、リーニエはアイゼンの動きを写し取る「模倣する魔法」でシュタルクを追い詰めます。けれど写せるのは形だけで、重さまでは写せませんでした。シュタルクは相打ち覚悟の一撃で押し切ります。
リュグナーは「血を操る魔法(バルテーリエ)」でフェルンを苦しめますが、フェルンは魔力を抑えて力を隠していました。体の半分を失ってもなお、リュグナーは魔力を隠すのは魔法使いの恥だとフェルンを罵ってから消えます。
【人物紹介】
●断頭台のアウラ●
元魔王直下の大魔族。七崩賢の1人。グラナト伯爵領を狙い、人間たちと争う。 pic.twitter.com/YC9tHUYhhC— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 27, 2023
そしてアウラです。服従の天秤で魔力を量り、重い側が軽い側を従わせる「服従させる魔法(アゼリューゼ)」を使います。フリーレンはふだんから魔力を抑えて暮らしていました。
天秤はフリーレンの側に傾きます。アウラは自分の魔法で操られ、「アウラ、自害しろ」の一言で自らの首を斬りました。七崩賢の1人が、自分の得意技で終わった場面です。
ブルグは少し変わった死に方です。攻撃魔法を通さない「不動の外套」を持つ一級魔法使いでしたが、かつての試験で受験者のユーベルに外套ごと切られていたことが、一級魔法使い試験の最中に明かされます。
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アウラの死でいちばん効いているのは、天秤に乗る前にもう勝負がついていたことだと思います。
フリーレンが魔力を抑えて暮らしてきたのは、師匠フランメの教えで魔族をだますためでした。天秤に乗った時点で、フリーレンが積み上げた年月そのものが相手を上回っていた。
ヒンメルが死んだから動き出した魔族を、ヒンメルと旅をした時間よりずっと長い習慣が仕留める。
派手な必殺技ではなく、生き方の差で決着をつけたところに、この作品の魔族の倒し方がよく出ています。
レヴォルテと黄金郷のマハト
神技のレヴォルテは、4本の腕で剣を振るう将軍です。公式の人物紹介には「死者を弔うことを、人間の習性と認識」と書かれています。一級魔法使いゲナウの相棒を殺した相手でもありました。
北部高原の村を襲ったところでゲナウとシュタルクに挑まれ、戦いの末に8巻76話で討たれます。弔いを習性としか見ていない魔族が、弔う側の2人に倒される形です。
黄金郷編では、先に犠牲が出ます。黄金郷の調査に入った一級魔法使いタオの隊は、マハトに遭って魔法を使う間もなく殺されました。ただ一人戻った二級魔法使いフリューも、体が黄金に変わっていきます。
マハトは七崩賢の生き残りで、「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)」で城塞都市ヴァイゼを丸ごと黄金に変えた大魔族です。人間の悪意や罪悪感を知りたいと、領主グリュックに長く仕えていました。
最後に向き合ったのは、かつての弟子デンケンです。デンケンの一撃が致命傷になり、マハトは11巻103話で死亡します。路地に逃れたマハトのそばには悪友グリュックがいて、2人でたばこをふかしました。グリュックはデンケンに「楽にしてやってくれ」と頼み、デンケンがとどめを刺します。
同じ戦いで、ソリテールもフェルンの超長距離のゾルトラークに心臓を射抜かれています。ヴァイゼの黄金はフリーレンが解き、都市は元に戻りました。
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マハトの最期は、この作品で唯一魔族が看取られる死だと思っています。
ヒンメルの葬儀で始まった物語で、魔族は弔われない側でした。レヴォルテは弔いを習性と呼び、アウラは首を斬って消えた。
ところがマハトだけは、人間の悪友とたばこを分け合い、弟子の手で終わる。
最後まで悪意が分からなかった魔族が、いちばん人間らしい見送られ方をした。
——黄金郷編が読者に強く残るのは、この逆転が最後の数ページに置かれているからではないでしょうか。
アニメで描かれた死と、これから描かれる死
アニメから入った人がいちばん気にするのは、どこまでが放送済みかです。アニメ2期までで描かれたのは、神技のレヴォルテまでになります。
| アニメ | 描かれる主な死 |
|---|---|
| 1期(2023年秋から全28話) | ヒンメル、ハイター、クヴァール、ドラート、リーニエ、リュグナー、アウラ、ブルグ(回想) |
| 2期(2026年1月16日から3月27日、第29〜38話) | 神技のレヴォルテ |
| 3期 黄金郷編(2027年10月放送予定) | タオ、ソリテール、黄金郷のマハト |
| まだアニメ化の発表なし | 残影のツァルト(原作109話) |
2期は日本テレビ系で2026年1月16日から放送され、3月27日の第38話「美しい光景」で終わりました。3期の黄金郷編は原作9巻の81話から描かれ、2027年10月に放送予定と発表されています。
原作では、2025年10月の第147話「英雄のいない地」を最後に休載が続いています。単行本は15巻(2025年12月発売)までで、フリーレン、フェルン、シュタルク、ゼーリエは147話の時点で生きています。
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アニメだけで見ていると、2期までの死はほとんどが敵の魔族です。
レヴォルテのあと、3期の黄金郷編でいきなりタオの隊が全滅します。ここまで魔族が倒れる場面ばかり見てきた目には、かなり重く映るはずです。
しかもその直後に、フリューの体が黄金に変わっていく。
——2期の穏やかな最終回からこの落差に入るので、3期の最初の数話は空気がかなり変わると思っています。
生死が決まっていないキャラ
死亡キャラを数えるときに混ざりやすいのが、死んだとはっきり描かれていない顔ぶれです。
- シュタルクの兄シュトルツ……村に残って魔族と戦ったまま消息不明。死亡描写も遺体もありません
- 奇跡のグラオザーム……勇者一行に倒されたとされますが、最期の場面は描かれていません
- フリュー……黄金に変えられた二級魔法使い。死亡の場面は描かれていません
- ザイン……一行を離れて、親友の戦士ゴリラを探しに行きました。死亡していません
帝国編では、影なる戦士によるゼーリエの暗殺計画が動いています。次に誰かが死ぬとすれば、この帝国編の中になりますが、147話の時点ではまだ主要キャラの死は出ていません。
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シュトルツの生死を描かないのは、わざと空けてある席だと思っています。
シュタルクは長いあいだ、自分は故郷を捨てて逃げたと思い込んでいました。実際には兄に逃がされていた。
死んだと描けば、そこで兄の話は閉じてしまいます。
もういない人を後から知っていく作品だからこそ、生きているかもしれない人は最後まで取っておく。
——帝国編の先で、この席がどう埋まるのかは気にしておきたいところです。
まとめ
葬送のフリーレンの死亡キャラは、1話の勇者ヒンメルに始まり、ハイター、そしてアウラやマハトといった魔族へと続きます。フリーレン一行の3人は、147話の時点で全員生きています。
押さえておきたい点を並べておきます。
- ヒンメルは1話で老衰、ハイターは2話でフェルンを託して死去
- アウラ、リュグナー、リーニエは3巻でフリーレン一行の3人に討たれた
- レヴォルテは8巻76話、ゲナウとシュタルクに討たれた
- マハトは11巻103話、弟子のデンケンに討たれた
- アニメ2期まではレヴォルテまで。黄金郷編の3期は2027年10月放送予定
- 原作は147話で休載中。シュトルツとグラオザームの生死は描かれていない
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一覧にしてはっきりしたのは、この作品が主人公の側の死で読者を驚かせないということです。
驚かせるかわりに、もういない人の話を旅先で1つずつ拾わせる。
休載前の147話が「英雄のいない地」と題されていたのも、その延長にあると思っています。
ヒンメルがいない世界を歩く話は、まだ終わっていません。
いちばん心に残る死を、1話のヒンメルと見るか、黄金郷で看取られたマハトと見るかで、この作品の読み方はずいぶん違ってきます。
——あなたはいちばん心に残った最期を、勇者ヒンメルだと思いますか。それとも黄金郷のマハトだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
原作は147話まで、アニメは2期のレヴォルテまで進んでいます。その差をふまえて、よく聞かれる死亡キャラの話を整理しておきます。
Q. 葬送のフリーレンで最初に死亡するキャラは誰ですか。
A. 勇者ヒンメルです。原作1巻1話、半世紀流星をフリーレンたちと見たあとに老衰で亡くなります。
Q. フェルンやシュタルクは死亡しますか。
A. 死亡していません。原作が休載に入った147話の時点で、フリーレン、フェルン、シュタルクの3人はそろって生きています。
Q. マハトは何話で死亡しますか。
A. 原作11巻103話です。弟子だったデンケンの一撃が致命傷になり、悪友グリュックに頼まれたデンケンがとどめを刺しました。
Q. アニメ2期で死亡するキャラは誰ですか。
A. 主な死は神技のレヴォルテです。ゲナウとシュタルクに討たれます。タオやマハトの死は、2027年10月放送予定の3期黄金郷編で描かれます。
Q. 声優の訃報があったのはどのキャラですか。
A. フリーレンの師匠フランメです。フランメ役の田中敦子さんが2024年8月20日に亡くなり、アニメ公式が追悼しました。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日


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