最新ネタバレ『キングダム』661-662話!考察!騰と呉鳳明が互いに宣戦布告!秦魏同盟の利は誰にあるのか!? | 漫画コミック考察ブログ

PR

スポンサーリンク

最新ネタバレ『キングダム』661-662話!考察!騰と呉鳳明が互いに宣戦布告!秦魏同盟の利は誰にあるのか!?

スポンサーリンク
この記事を読むとわかること

  • 寿胡王は満羽の悲劇の先に、人の愚かさの先に“何かある”ことを願いつつ、自らの首を差し出し戦に終わりを告げました。
  • 什虎軍は、国を守る為に戦い続けた英雄が国に裏切られ、知らないうちに国の敵となり、守る場所も帰る場所も失った、虚無の中にいる者たちでした。
  • 呉鳳明は「三年後、趙攻略に失敗した死に体の秦にとどめを刺して滅ぼしてやる。それまでくたばらぬことだな騰」と宣戦布告しました。

騰に捕らえられた寿胡王が語ったのは、彼らが何者かということ

彼ら什虎軍は、国を守る為に戦い続けた英雄が国に裏切られ、知らないうちに国の敵となり、守る場所も帰る場所も失った、虚無の中にいる者たちでした。

そんな中で、この戦いで蒙武と対峙した満羽の中に変化を見出した寿胡王

寿胡王は満羽の悲劇の先に、人の愚かさの先に“何かある”ことを願いつつ、自らの首を差し出し戦に終わりを告げました。

第661話は『利有り』として、秦魏同盟は果たして誰に最も利あるのか注目です!

 

スポンサーリンク

 

『キングダム』661話!のネタバレ

それでは『キングダム』661話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

スポンサーリンク

寿胡王の身柄に対する騰の判断

潔く首を差し出す寿胡王

しかし騰は「手前勝手なことを言うな」と咎めました。

「お前をここで殺しはせぬ」

その判断は、この先の楚との戦いにおいて情報を聞き出していかなければならないため

そして―

「満羽の結末はお前がその目で見届けろ」

騰は寿胡王の想いを知り、寿胡王自身に満羽の虚無の先に光があるのか見届けさせようと考えたのでした

 

スポンサーリンク

什虎城に向かっていた満羽たちは

戦に破れた什虎軍

撤退した彼らは什虎城に戻ろうとしていましたが、その途中で城が陥落したと知らされます。

その時満羽は「そうか…」と呟くのみで、什虎城を取り戻そうという意欲を見せることもなく、行き先を楚王都「郢(えい)」に変更しました

郢に向かった理由は、他に向かうところが思いつかなかったから。

それだけです。

その判断に、千斗雲も玄右も特に何も言いませんでした

満羽と同じく虚無の目で歩を進めるのみです。

一方項翼と白麗は黙っていられません。

「ったく将軍になっての第一戦だったのに、何かすげェ気持ち悪い感じになっちまったぞ!チクショー!」

と声を荒げる項翼に、白麗も「俺もだ」と同意

事情を知れば納得ですが、知らなければ味方にとってもやはり不気味な、異質な存在ですよね什虎軍は。

「何なんだよ、あの什虎軍って」

項翼の叫びが空に響きます。

 

スポンサーリンク

媧燐は満羽の元に

什虎軍が向かっている楚王都「郢」

こちらにも什虎城陥落と什虎軍が郢に向かっているという知らせが入り、「あの什虎城が落ちた!?」とザワついていました。

「この今に秦・魏がよもや同盟とはなァ」

舌打ちする媧燐

思わぬ動きに楚はしてやられたと言えますが、しかし媧燐は焦りではなくこう考えていました。

「この二国同盟は“双方にとって裏目に出る”んだよ、大馬鹿共が」

これは一体どういう意味なのか…文官たちだけでなく李園も理解できていません

しかし媧燐はそれよりもまず什虎軍への対応だと考えます。

媧燐は什虎城が魏の城となることを考え、李園に周囲の国境守備を書き換えるよう伝えた上で、自身は満羽と話をすべく立ち上がりました。

什虎軍については経歴と戦歴しか知らないからです。

「負けて城の奪還もせずにさっさと王都に向かってくるのは、ただのバカか…使い道がある大馬鹿のどっちかだ」

前者なら切り刻むとして、媧燐はバミュウを連れ出ていきました

 

スポンサーリンク

秦の利とは

秦王都「咸陽」には勝利の知らせが届きました。

喜びに沸き、秦魏同盟という策を打ち出した昌平君を口々に讃えます。

政も昌平君を讃えますが、昌平君は「本当によくやったのは現場の者たちです」と謙虚に答えました

蛇甘平原…山陽…合従軍からの著雍と、ここ数年激戦を続けている仇敵同士で友軍となるのは想像以上に大変だったはずだと考えているからです。

もちろん魏軍も然り。

当然魏軍も“利有り”と見たからでしょうが、よく同盟を受けて一緒に戦ったものです。

そしてこの同盟による秦の“利”とは?

改めて確認する政に昌平君はしっかり答えました。

「趙王都「邯鄲」攻略に全力を注げることです」

同盟の条件が果たされた今、秦は再び趙攻略に向けて動き出します。

 

スポンサーリンク

秦魏同盟の現場は

現場の騰軍と蒙武軍は、魏軍と共にひとまず什虎城に入城していました

しかし一緒に戦ったとはいえ、仲間ではありません。

向かい合う両国は、龍范が録鳴未を鼻で笑う、乱美迫が騰を見て息を荒げる、など一触即発にも見える状況

蒙武も「俺も敵となれ合う気はない」と帰ってしまいます。

そんな中で騰は呉鳳明に「よく同盟を受け共に戦ってくれた」と“上に代わり”お礼を伝えました

同時に、好転のきっかけとなった“秦軍主攻”の策についてもお礼を言います。

とはいえ同盟はたったの3年なので、呉鳳明は「こっちもなれ合う気はないぞ」と返しました。

もちろん騰も3年後には再び戦り合う間柄だとは分かっていますが、だからこそ「今顔を突き合わせて話しておくことは互いに損ではなかろう」と騰は持ちかけます。

すると「策の礼はもらっておくが、同盟の礼は不要だぞ」と言い出す呉鳳明

それにはこんな理由がありました。

「今回の同盟は魏に大きな利があるが、はっきり言ってお前たち秦には大失敗だ」

 

スポンサーリンク

3年を制するのはどっちだ!?

この同盟が秦にとって失敗だという理由…まず呉鳳明は、今後の魏の動きを示しました。

約束通り、魏はこの四国境界の重要地「什虎」を手に入れます

3年秦に対する憂いがない中で、「韓」を削って西への領土拡大に。

そこから本土の軍と合わせて南下し、什虎の南部一帯をも楚から奪い取ります。

そして3年後、東へ拡大する秦の懐にあるこの什虎が牙を剥くというわけです。

「間違いなく秦にとって最悪の脅威となるのだ」と微笑む呉鳳明

しかし秦には承知の上。

秦は、この3年で魏がこの什虎一帯を得る間に“趙全て”を取ろうとしているのですから。

すると呉鳳明は厳しい表情で「趙は落ちぬ」と言い切りました

「お前達は結局李牧に勝てない」

今は軍部の外にいる李牧ですが、現在司馬尚のいる「青歌」に身を寄せているということもあり、呉鳳明は「あの男は絶対にただでは起き上がらぬ」と、彼が復活すると確信しているのです。

すると騰は「ココココ」と笑いました。

「関係ない。李牧が戻ろうと三年で趙を取る。その次は魏だ。覚悟しておけ呉鳳明」

騰は呉鳳明に宣戦布告!

対し呉鳳明も言い返します。

「三年後、趙攻略に失敗した死に体の秦にとどめを刺して滅ぼしてやる。それまでくたばらぬことだな騰」

戦を制した秦魏同盟軍ですが、両国すでに目線は3年後。

果たして3年後に笑うのはどちらなのか、これから再びそれぞれの思惑へと突き進んでいきます!

 

スポンサーリンク
"
"

キングダム』ネタバレ661-662話のまとめ

寿胡王、やはり期待通り斬首は免れましたね

媧燐の動きからして什虎軍が再び秦の前に立ちはだかりそうな予感がしますが、寿胡王という情報源&頭脳が加わったのは大きいのではないでしょうか。

というか寿胡王は秦の預かりでOK?

そして「なれ合い」云々言っていますが、なんだかんだで宣戦布告し合うことになった騰と呉鳳明がかっこ良かったですね。

この場面での「ココココ」は騰の強い意志のようなものを感じて熱いです

ちなみにここでは省いていますが、龍范が録鳴未をロックオンした様子がめちゃくちゃ面白かったので、是非原作で龍范と録鳴未の掛け合いを楽しんでくださいね。

さて次回からいよいよ趙攻略に向けての秦の動きが描かれるでしょうか。

呉鳳明の宣言した魏の動きや、媧燐と満羽の対話など気になる点も多いですが、やはり一番待っているのは李牧との戦いですからね。

そろそろ飛信隊の活躍も見られるのか、次回も楽しみに待ちましょう!

 

あいり
読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』663話!戦場に蚩尤がやってきた!?飛信隊・・

⇒『キングダム』662話!楽華&玉鳳の躍進!一方で飛信隊は・・

⇒『キングダム』660話!満羽の悲劇と寿胡王の遺言!不落の・・

⇒『キングダム』659話!秦魏同盟軍完全勝利!什虎軍は余力・・

 

スポンサーリンク

 

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA