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【キングダム】蒙驁の最期は何巻何話か?34巻365話です。戦場ではなく、床の上で息を引き取りました!

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蒙驁の最期は何巻何話なのか

結論から言うと、蒙驁の最期は第365話で、コミックス34巻に収録されています。戦場ではなく、多くの部下に見守られながら床の上で息を引き取りました。

作中に死因の明記はありません。床に伏していた状況から、病死か老衰と読める描かれ方です。

この記事でわかること

  • 最期の巻数・話数と、死因の扱い
  • 信と蒙恬へ遺した最期の言葉
  • 蒙恬・蒙武・桓騎それぞれの見送り方
  • 死ぬ場面で片腕が無い理由
  • 史実の蒙驁と紀元前240年
  • 実写映画のキャスト

34巻365話で、床の上の最期でした

蒙驁の最期が描かれるのは、第365話です。

単行本では34巻に収められています。羌瘣の仇討ちから始まり、向の出産や政と呂不韋の勢力争いも描かれる巻です。

この時期は、大きな戦が起きていませんでした。

前年の合従軍の疲れが、どの国にも重く残っていたからです。各国が国内へ力を注いでいたため、信も危篤の知らせに駆けつけられました。

死に場所は、戦場ではありません。

床に伏し、多くの部下に見守られながらの最期でした。

項目 内容
最期の巻と話 コミックス34巻・第365話
死因 明記なし。床に伏しての最期で、戦死ではありません
読み方と愛称 「もうごう」/愛称は「白老」
家族 息子は蒙武、孫は蒙恬と蒙毅
史実の没年 紀元前240年
実写のキャスト 坂東彌十郎

僕はこう読む

蒙驁が戦場で死ななかったことに、いちばんの意味があると思っています。
キングダムの大将軍は、たいてい最前線で倒れます。
王騎も麃公も、死に場所は自分で選んだ戦場でした。
蒙驁だけが、床の上で部下に囲まれて終わっています。
英雄になりたかった男が、英雄の死に方をしませんでした。
その落差が、そのまま最期の告白につながっていきます。
死に方まで人間味で通した将だと読んでいます。

「英雄になりたかった」という告白

危篤だった蒙驁は、蒙恬と信が着いたところで意識を取り戻します。

上半身を起こし、二人に胸の内を語り始めました。その中身が「英雄になりたかった」という一言です。

蒙驁は、生国の斉で芽が出ませんでした。

息子の蒙武を連れて各国を渡り歩き、秦でようやく功を積みます。ところがそこには、何倍もの速さで武功を挙げる六大将軍がいました。

蒙驁はずっと、その栄光の影にいます。

最後に見た夢の中でさえ、彼らに気圧されていました。

だから六大将軍を「早く死ねと思うほどに嫌いじゃった」と言い切ります。

そのうえで「心の底では、かっこいいなーといつも思っておった…六将も三大天も」と嬉しそうに打ち明けました。

僕はこう読む

この告白が最期まで取っておかれたことに、引っかかり続けています。
蒙驁は生涯、六将への嫉妬を一度も口にしていません。
死ぬ間際まで、部下の前では余裕のある老将で通しました。
言えば楽になったはずの本音を、何十年も抱えています。
それを打ち明けた相手が、家族と若い将だけでした。
嫉妬を憧れだと言い直せたのは、死の直前だったわけです。
ここがキングダムで一番苦い場面だと読んでいます。

信と蒙恬に遺した金言

蒙驁は自分を「英雄になれなかった老人」と呼びました。

そのうえで、英雄を目指す二人に言葉を渡します。「蒙恬と信と王賁“三人で一緒に”高みへ登れ」という内容でした。

続く言葉が、この金言の芯にあたります。

「手を取り合う必要はない。時には対立するのも結構」。「ただ三人が意識し合い共に登ってゆけばその関係は必ず大きな力を生む」と語りました。

締めくくりは「六将たちがそうであったように」です。

英雄たちを間近で見ていたからこそ出てくる助言でした。

そして三人の才に秦の未来を見た蒙驁は、静かに息を引き取ります。

最後のつぶやきは「それにしても長い旅じゃったのォ」でした。

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蒙恬・蒙武・桓騎の見送り方

蒙驁の死に、多くの部下が声を上げて嘆きました。

その姿だけで、人望の厚さが伝わってきます。孫の蒙恬は、涙を流しながら祖父を抱きしめました。

そこで言ったのが「六将なんかじゃない」という言葉です。

続けて「俺にとってはあなたが一番の英雄でしたよ。蒙驁大将軍」と告げました。最後は「ありがとう、じーちゃん」と孫の顔に戻って送っています。

秦将としての敬意と、孫としての感謝を分けて渡した見送りでした。

英雄になれなかったと嘆いた本人に、いちばん効く返事です。

蒙武は死に目に会えませんでした

息子の蒙武は、その場にいられませんでした。

駐屯先の角炎で、魏に動きがあったためです。父の死に目に会えないまま、蒙武は酒を手に取ります。

思い出していたのは、各国を渡り歩いた幼いころでした。

借りた納屋で、父と寄り添って寒さに耐えた夜もあります。その苦労の果てに、蒙驁は大将軍として天寿を全うしました。

蒙武は天へ盃を掲げ、短く献杯します。

「すさまじい長旅であったな…親父殿…」という一言でした。

僕はこう読む

蒙驁の「長い旅じゃったのォ」に、蒙武が同じ言葉で返しているのが効きます。
二人は、死に目に会えていません。
打ち合わせもできないのに、選んだ言葉が重なりました。
渡り歩いた年月を、父も子も同じ「旅」として覚えています。
蒙武の無口さは、この記憶の共有で説明がつきます。
言葉が少ない親子ほど、少ない言葉が正確に届きます。
献杯の一コマだけで親子を書き切ったと読んでいます。

桓騎のたむけは火でした

意外な人物も、蒙驁を悼んでいます。

元副将の桓騎です。この年、桓騎は魏の汲城を落とし、汲兵を磔にして焼き払いました。

そのときに口にしたのが「派手にやれ。白老へのたむけだ」でした。

桓騎は副将だった当時から、蒙驁にだけは敬意を見せています。誰にも頭を下げない男が、白老という呼び名だけは使い続けました。

やり方は、とても弔いとは呼べないものです。

それでも、桓騎なりの見送りではありました。

死ぬ場面で片腕が無い理由

蒙驁の死亡シーンを読んで、片腕が無いことに気づく人は多いはずです。

これは病で失ったものではありません。因縁の相手だった廉頗との戦いで、斬り落とされた腕です。

蒙驁は廉頗に対して、しばしば弱腰になりました。

現実逃避をする場面まで描かれています。その相手に最後まで立ち向かった結果が、失われた片腕でした。

武将としての能力は凡庸だと言われ続けた老将です。

それでも逃げ切らずに前へ出た証拠が、体に残っていました。

僕はこう読む

片腕のまま床で死ぬという絵が、蒙驁の生涯を一枚で説明しています。
英雄になれなかったと本人は言いました。
それでも体には、三大天と正面からやり合った跡が残っています。
言葉と体が、まるで逆のことを語っている場面です。
読者が信じるべきなのは、たぶん体のほうでしょう。
自己評価の低い人間ほど、証拠を自分で数えません。
だから蒙恬が代わりに数えてやったのだと読んでいます。

史実の蒙驁と紀元前240年

史実の蒙驁も、紀元前240年に世を去っています。

前年の紀元前241年には、函谷関の戦いがありました。翌年の紀元前239年には、成蟜の乱が起きています。

激動のあいだの一年が、蒙驁の没年でした。

『史記』には、この年に秦でハレー彗星が観測されたとあります。紀元前244年の韓攻め、242年の山陽攻略も、作中とほぼ同じ流れです。

史実の蒙驁は、9年間で70以上の城を落とした名将でした。

数字だけ見れば、作中の六大将軍にも引けを取りません。

ただし史実にも、死因の記述はありません。

天寿を全うしたという作中の描き方は、そこと矛盾しないことになります。

実写映画では坂東彌十郎が演じます

実写映画のキングダムでも、蒙驁は登場します。

演じているのは、歌舞伎役者の坂東彌十郎です。公式のキャスト表記も「蒙驁<もうごう> 坂東彌十郎」となっています。

声の低さと立ち姿の重さが、白老という愛称によく合う配役です。

読み方を確かめたい人も、この表記で分かります。

まとめ

蒙驁の最期は第365話で、コミックス34巻に収録されています。戦場ではなく、多くの部下に見守られて床の上で息を引き取りました。

作中に死因の記述はなく、病死か老衰と読める描写です。

最期には「英雄になりたかった」と本音を明かしました。そのうえで信・蒙恬・王賁の三人に、共に高みへ登れと言い残します。

蒙恬は「あなたが一番の英雄でした」と返し、蒙武は天へ献杯しました。

桓騎は汲城を焼き、それを白老へのたむけだと言い切ります。史実でも紀元前240年に没し、9年で70以上の城を落とした名将でした。

僕はこう読む

蒙驁の死が、三人の若い将を結び付けるために置かれたと思っています。
信と蒙恬と王賁は、それまで並べて語られる関係ではありませんでした。
三人まとめて名前を呼んだのは、この老将が最初です。
しかも手を取り合うなと、はっきり言い添えています。
仲良くしろではなく、意識し合えという指示でした。
六将を間近で見た人間にしか出せない、具体的な助言です。
だからこの365話は、朱海平原の準備回だと読んでいます。

だから蒙驁の評価は、自己評価と周りの評価のどちらで読むかで割れます。英雄になれなかったという本人の言葉を取るか、一番の英雄だったという蒙恬の言葉を取るかです。

——あなたは、蒙驁をどう見ますか。英雄になれなかったという本人の言葉のほうだと思いますか。それとも、一番の英雄だったという蒙恬の言葉のほうだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。

よくある質問

キングダムの蒙驁について、よく出てくる疑問をまとめました。

Q. 蒙驁の最期は何巻何話ですか。
A. 第365話で、コミックス34巻に収録されています。

Q. 蒙驁の死因は何ですか。
A. 作中に明記はありません。床に伏しての最期なので、病死か老衰と読めます。

Q. 蒙驁の最期の言葉は何ですか。
A. 「それにしても長い旅じゃったのォ」です。その前に信と蒙恬へ金言を遺しました。

Q. 死ぬ場面で片腕が無いのはなぜですか。
A. 廉頗との戦いで斬り落とされたからです。病によるものではありません。

Q. 蒙驁の読み方を教えてください。
A. 「もうごう」です。作中では「白老」という愛称で呼ばれています。

Q. 実写映画で蒙驁を演じるのは誰ですか。
A. 歌舞伎役者の坂東彌十郎です。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月19日

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