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映画キングダムのロケ地はどこか?
結論から言うと、1作目の王宮や大軍の場面は中国の象山影視城で、国内は千葉・栃木・静岡・宮崎・熊本で撮られました。最新作『魂の決戦』は山口県の秋吉台などです。
実写映画キングダムは2019年の1作目から、2026年7月17日公開の『キングダム 魂の決戦』まで5作が作られました。作品ごとに撮影地が変わっていて、中国の巨大な映画村を使った1作目から、国内の採石場や渓谷、特別天然記念物の台地へと広がっています。この記事では、公式の制作ノートや各地のフィルムコミッション、観光連盟が公表しているロケ地を、作品ごとに整理していきます。
この記事でわかること
- 5作それぞれのロケ地の一覧
- 1作目で使われた中国・象山影視城と国内の撮影地、どの場面か
- 運命の炎で馬陽の戦いを撮った神戸・白水峡
- 最新作『魂の決戦』の山口県のロケ地
- 「ロケ地 群馬」と調べられる法水寺の扱い
- 撮影地の選び方から見える、実写版の作り方(カイの読み)
キングダム実写5作のロケ地一覧
まず、公表されている撮影地を作品ごとに並べます。いま最も調べられている最新作は、表のいちばん下の行です。
| 作品 | 主なロケ地 |
|---|---|
| キングダム(2019年) | 中国・象山影視城と象山平原/千葉・鋸南町/栃木・若山農場と採掘場の地下/静岡・裾野/宮崎・神々溝/熊本・夢☆大地グリーンバレー |
| 遥かなる大地へ(2022年) | 長野・東御市(日本最大級のグリーンバック)/長野・富士見町の富士見高原リゾート内の森林 |
| 運命の炎(2023年) | 兵庫・神戸市北区の白水峡/栃木・岩船山中腹の採石場跡 |
| 大将軍の帰還(2024年) | 栃木・岩船山中腹の採石場跡 |
| 魂の決戦(2026年) | 山口・秋吉台/山口きらら博記念公園/きらら浜自然観察公園 |
表にあるのは、公式サイトの制作ノート、各県のフィルムコミッション、山口県観光連盟などが名前を出している場所だけです。ネットではほかにも多くの場所がロケ地として挙がっていますが、どの作品のどの場面かまで確かめられないものは外しました。
1作目のロケ地|中国・象山影視城と国内6か所
1作目の王宮や大軍の場面は、中国・浙江省寧波市の象山影視城で撮られました。上海から南へ約300キロの巨大な映画村で、バスで30分ほどの象山平原でも撮影しています。公式の制作ノートによると、スタッフは約700人、兵士役のエキストラは延べ1万人、用意できた馬は約100頭でした。日本では10頭も集めにくいと書かれていて、中国を選んだ理由がよく分かります。
国内の撮影地は、場面ごとに選ばれています。公式サイトの制作ノートで名前が出ているのは次の6か所です。
| ロケ地 | 撮った場面 |
|---|---|
| 千葉県・鋸南町 | 刺客・朱凶との戦い |
| 栃木県宇都宮・若山農場の竹林 | ムタとの戦い |
| 栃木の採掘場の地下 | 王宮の右龍の回廊でのランカイとの戦い |
| 静岡県・裾野 | 里典の家(オープンセットを建てた) |
| 宮崎・神々溝 | 信と嬴政の一行が山の民に囲まれる山道 |
| 熊本県・夢☆大地グリーンバレー | 幼い信と漂が剣で打ち合う森 |
制作ノートには、神々溝について「上から差し込む光が神秘的」と書かれています。王宮の回廊は宮殿ではなく地下の採掘場で撮られていて、あの閉ざされた暗さは石切り場の空気そのものです。
僕はこう読む
1作目の撮影地の分け方は、原作の「広さ」と「狭さ」をそのまま写していると思っています。
王都や大軍は中国の巨大な映画村で、一対一の決闘は国内の竹林や地下で撮っています。
広い場面は本物の広さで、狭い場面は本物の狭さで撮った。
ランカイとの戦いが石切り場の地下なのは、あの圧迫感を作り物にしたくなかったからだと読んでいます。
遥かなる大地へのロケ地|長野のグリーンバック
2作目『キングダム2 遥かなる大地へ』は、信の初陣となる蛇甘平原の戦いを描いた作品です。信州フィルムコミッションネットワークによると、長野県東御市で日本最大級のグリーンバックを設けて撮影が行われ、富士見町の富士見高原リゾート内の森林でも撮られています。
平原の広さは、実景ではなく合成で作る道が選ばれました。1作目のような中国での大規模ロケとは作り方が大きく変わった一本です。
運命の炎と大将軍の帰還のロケ地|神戸と栃木
3作目『キングダム 運命の炎』では、神戸市北区の白水峡が使われました。サンテレビの報道によると、王騎と信が趙軍と戦う馬陽の戦いの場面をここで撮っています。ふだんは立ち入りが制限されている花こう岩の渓谷で、神戸フィルムオフィスが勧め、佐藤信介監督がキングダムの世界観に合うと気に入った場所です。撮影は5日間、エキストラは約100人でした。
栃木県フィルムコミッションによると、3作目と4作目『大将軍の帰還』はどちらも、栃木市の岩船山中腹の採石場跡で撮影されています。切り立った岩肌が続く場所で、2作続けて同じ採石場が戦場になったことになります。
魂の決戦のロケ地|山口の秋吉台
2026年7月17日公開の『キングダム 魂の決戦』は、山口県で撮影が行われました。山口県観光連盟が紹介しているのは、美祢市の秋吉台、山口市の山口きらら博記念公園と新光産業きらら浜自然観察公園の3か所です。秋吉台は国の特別天然記念物に指定された、日本最大級のカルスト台地です。
観光連盟は、実際の撮影地はほとんどが立ち入り禁止の場所だとして、場面ごとの対応は出していません。「キングダム 魂の決戦 ロケ地 山口県」と調べて出てくる場所の多くは、撮影地そのものではなく周辺の見学できる場所だという点は覚えておくと迷いません。
魂の決戦が描くのは、楚・趙・魏・韓・燕の五か国が秦に攻め込む合従軍編です。蒙恬を志尊淳さん、王賁を神尾楓珠さん、桓騎を坂口憲二さんが演じ、合従軍側には春申君の斎藤工さん、呉鳳明の田中圭さん、媧燐の三吉彩花さんが加わりました。
僕はこう読む
合従軍編の舞台に、草原と岩が延々と続くカルスト台地を選んだのは筋が通っていると思っています。
原作の合従軍は、数十万の大軍が見渡すかぎりの平地でぶつかる話です。
国内でいちばん「中華の大地」に近い広さを探して、たどり着いたのが秋吉台だったのでしょう。
2作目で合成に頼った広さを、5作目では本物の地面で取り戻しにいったように読めます。
「キングダム ロケ地 群馬」の法水寺は?
「キングダム ロケ地 群馬」と調べると、渋川市伊香保町の佛光山法水寺がよく出てきます。台湾に総本山を置く寺院で、石段の上に大きな伽藍が並ぶ姿は、たしかに咸陽の王宮を思わせます。
ただし、どの作品のどの場面で法水寺が使われたのかは、公式からは出ていません。ぐんまフィルムコミッションのサイトにも、キングダムの撮影記録は載っていません。観光記事や個人の投稿ではロケ地として紹介されていますが、場面を特定した一次の情報は見つかりませんでした。訪れるなら、王宮の雰囲気を味わえる寺院として楽しむのがいちばん確かです。
まとめ|ロケ地は中国から、山口の秋吉台へ
映画キングダムのロケ地は、1作目が中国の象山影視城と国内6か所、最新作『魂の決戦』が山口の秋吉台などです。作品ごとに撮影地が変わっています。
押さえておきたい事実を並べます。
- 1作目の王宮と大軍は中国・象山影視城。スタッフ約700人、エキストラ延べ1万人
- 1作目の国内は鋸南町・若山農場・採掘場の地下・裾野・神々溝・夢☆大地グリーンバレー
- 遥かなる大地へは長野・東御市の巨大なグリーンバックと富士見町の森林
- 運命の炎は神戸・白水峡で馬陽の戦い。栃木・岩船山は3作目と4作目で使用
- 魂の決戦は山口の秋吉台、きらら博記念公園、きらら浜自然観察公園
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5作のロケ地を並べると、実写版がずっと「広さ」と戦ってきたのが見えます。
中国の映画村、長野の合成、神戸の渓谷、山口の台地と、手段は毎回ちがいます。
原作の見開きの広さを、日本でどう撮るか。その答えを作品ごとに変えてきた。
ロケ地をたどると、戦のスケールに追いつこうとした作り手の工夫がそのまま残っていると思っています。
ロケ地を、原作の場面を再現するための舞台と見るか、映画にしかない景色を作るための場所と見るかで、実写版キングダムの見方はずいぶん変わってきます。
——あなたは、秋吉台の合従軍の場面を、原作の再現だと思いますか。それとも実写だけの新しい景色だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
象山影視城から秋吉台まで、5作ぶんのロケ地で聞かれることが多いものに短く答えます。
Q. 映画キングダムの王宮はどこで撮影されましたか?
A. 1作目の王宮や大軍の場面は、中国・浙江省の象山影視城で撮られました。
Q. 魂の決戦のロケ地はどこですか?
A. 山口県の秋吉台、山口きらら博記念公園、きらら浜自然観察公園が紹介されています。撮影地の多くは立ち入り禁止です。
Q. 運命の炎のロケ地はどこですか?
A. 神戸市北区の白水峡で馬陽の戦いが撮られ、栃木市の岩船山中腹の採石場跡でも撮影されています。
Q. キングダムのロケ地は群馬にありますか?
A. 伊香保の佛光山法水寺がロケ地として紹介されていますが、どの作品のどの場面かは公式に出ていません。
Q. 1作目の里典の家はどこですか?
A. 静岡県の裾野にオープンセットを建てて撮影しました。
Q. 信とムタが戦った竹林はどこですか?
A. 栃木県宇都宮市の若山農場の竹林です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月26日


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