本ページはプロモーションが含まれています
リューマとは何者なのか
結論から言うと、リューマ(霜月リューマ)は数百年前のワノ国で竜を一太刀で斬り、「刀神」と崇められた伝説の侍です。ゾロの父方の先祖にあたります。
作中に本人が生きた姿で出てきたことはほとんどなく、読者が最初に見たのは、スリラーバークでモリアに操られたゾンビのリューマでした。この記事では、伝説の中身からゾロとの因縁、愛刀・秋水の行方まで順に見ていきます。
この記事でわかること
- リューマが「刀神」と呼ばれる理由
- ゾロとはどうつながっているのか
- 23年前の墓荒らし事件と、スリラーバークのゾンビ
- 467話でゾロに秋水を託した勝負
- 読み切り『MONSTERS』のリューマとの関係
リューマのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 霜月リューマ |
| 異名 | 伝説の侍、刀神(とうじん) |
| 生きた時代 | 数百年前のワノ国(「黄金の国」と呼ばれたころ) |
| 愛刀 | 大業物「秋水」(リューマの手で黒刀になった) |
| 身長 | 179cm |
| 誕生日 | 11月6日 |
| 子孫 | 霜月牛マル、ロロノア・ゾロ |
| 声優 | 細谷佳正さん(アニメ『MONSTERS』)、ゾンビのリューマはチョーさん |
リューマが「刀神」と呼ばれる理由
リューマの伝説の中心は、ワノ国に現れた巨大な竜を一太刀で斬ったことです。その強さから、死後には「刀神」と呼ばれるようになりました。この呼び名は937話で、刀を集める牛鬼丸がゾロに語っています。
リューマの墓には愛刀・秋水が一緒に納められ、秋水はワノ国の国宝として扱われてきました。秋水は最初から黒刀だったのではなく、リューマが数々の戦いを経て、覇気で黒刀に変えたとされています。
僕はこう読む
刀神という呼び名は、生きているあいだに付いたものではありません。
リューマ自身は、竜を斬ったことを誇るより、腹をすかせて旅をする侍として描かれていました。
伝説は本人の知らないところで大きくなる。
その伝説の侍の子孫が、迷子ばかりのゾロだというのが、ワンピースらしい落差だと思っています。
リューマとゾロの関係
ゾロはリューマの子孫です。ゾロの父方の祖母・霜月フリコがリューマの血を引いていて、このことは単行本105巻のSBSで明かされた家系図でわかりました。
ワノ国の鈴後の大名だった霜月牛マルもリューマの子孫で、ゾロにとっては大叔父にあたります。リューマは晩年に片目に傷を負った隻眼の剣士だったことも1023話で描かれていて、2年後のゾロの姿と重なります。
23年前の墓荒らしと、スリラーバークのゾンビ
23年前、ワノ国の鈴後にあるリューマの墓が荒らされ、遺体と秋水が持ち去られました。犯人は王下七武海のゲッコー・モリアで、969話で光月おでんの時代の出来事として語られています。国宝を奪われたワノ国は、大きな衝撃を受けました。
同じころ、モリアは鈴後でカイドウの百獣海賊団に敗れ、名のある仲間を全員失っています。死なない仲間が欲しくなったモリアが、伝説の侍の遺体を持ち去ったという順番で読むと、スリラーバークのゾンビ軍団の意味が見えてきます。
モリアはリューマの遺体に、ブルックから奪った影を入れてゾンビにしました。スリラーバークで「将軍ゾンビ」として現れたリューマは、ブルックの技を使いこなし、同じ影の持ち主であるブルックを5年前に打ち負かしています。
| 話数 | ゾンビのリューマに起きたこと |
|---|---|
| 448話 | スリラーバークでナミ、ウソップ、チョッパーを追う姿で初登場 |
| 450話 | 「鼻唄三丁 矢筈斬り」で3人をまとめて倒す。ホグバックが伝説の侍だと明かす |
| 456話 | ブルックが、リューマを動かしているのは自分の影だと明かす |
| 462話 | 傷ついたブルックに代わって、ゾロが勝負を引き受ける |
| 467話 | ゾロの「一刀流 飛竜火焔」に敗れ、秋水をゾロに託して燃え尽きる |
467話、ゾロに秋水を託した勝負
ゾロとゾンビのリューマは、体格も筋力もほとんど同じでした。互角の打ち合いのあと、リューマの「鼻唄三丁 矢筈斬り」と、ゾロの「一刀流 飛竜火焔」がぶつかり、ゾロの技がリューマの胸をとらえます。
燃え上がるリューマは、侍の心を取り戻したように、自分の秋水をゾロに託しました。あなたが主なら刀も本望だろう、という言葉を残しています。ゾロは、生きているリューマと戦いたかったと言い、この勝負をなかったことにしました。ブルックの影は持ち主に戻り、遺体は灰になりました。
僕はこう読む
ゾロが勝ったのは、ブルックの影で動いている体でした。
だからゾロは勝ちを数えなかった。
伝説の侍に勝ったのではなく、伝説の侍を眠らせた勝負だったのだと思っています。
後に先祖だと分かってから読み返すと、刀を託す場面の重さがまったく変わります。
秋水はその後どうなったのか
ゾロはその後2年間、秋水を愛刀として使いました。ワノ国では秋水を持っていたことで疑いをかけられ、さらに936話で牛鬼丸に盗まれます。牛鬼丸は、秋水を「あるべき場所」であるリューマの墓に返していました。
最後は、光月日和が父おでんの形見である「閻魔」を差し出し、ゾロは秋水をワノ国に返すことを受け入れます(953〜955話)。秋水はいま、リューマの墓に眠っています。
読み切り『MONSTERS』のリューマと同じ人物なのか
同じ人物です。尾田栄一郎先生が連載前に描いた読み切り『MONSTERS』の主人公リューマが、ワンピースのリューマだと、単行本47巻のSBSで答えています。
『MONSTERS』のリューマは、食事代も払えないほど貧しく、刀の鞘が触れると決闘を申しこむ癖のある侍です。最強の剣士「キング」と戦いたがっていましたが、実は人々が「キング」と呼んでいたのはリューマ自身でした。物語では、店の娘フレアに食事を恵まれた恩を返すため、町を焼こうとする竜を斬っています。2024年にはNetflixでアニメ化され、リューマの声は細谷佳正さんが担当しています。
僕はこう読む
自分がキングだと知らないまま、キングを探していた侍。
この読み切りの結末は、ゾロの野望にも重なって見えます。
世界一の剣豪の座は、名乗るものではなく、周りが呼ぶものなのかもしれません。
尾田先生が最初の短編の主人公をゾロの先祖に置いたのは、そのためだと思っています。
まとめ
リューマは数百年前のワノ国で竜を斬った伝説の侍で、ゾロの先祖です。
- 竜を一太刀で斬り、死後に「刀神」と呼ばれた
- ゾロの父方の祖母フリコがリューマの血を引く(105巻SBS)
- 23年前にモリアが遺体と秋水を盗み、ゾンビにした
- 467話でゾロに敗れて秋水を託し、秋水はワノ国でリューマの墓に戻った
僕はこう読む
ゾロは先祖の刀を受け取り、その刀を先祖の墓に返しました。
先祖だと分かる前に刀を託され、分かったころには手放している。
リューマとゾロのつながりは、刀1本を行って帰らせる形で描かれていると思っています。
まだ描かれていないのは、ゾロが自分の足で墓の前に立つ場面です。
リューマの伝説は、竜を斬った侍としてワノ国に残り、その血はゾロに流れています。秋水を手放したいま、ゾロが世界一の剣豪になったとき、それをリューマに伝える場面があるのかが気になります。
——あなたは、ゾロがいつかリューマの墓を訪れる場面が描かれると思いますか。それとも、秋水を返したところでリューマとの話は終わったと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
伝説の侍リューマと、ゾロとの関係について、よく聞かれることをまとめました。
Q. リューマとゾロは血がつながっていますか。
A. つながっています。ゾロの父方の祖母・霜月フリコがリューマの血を引いていると、105巻のSBSで明かされました。
Q. リューマの遺体を盗んだのは誰ですか。
A. ゲッコー・モリアです。23年前にワノ国の鈴後で墓を荒らし、遺体と秋水を持ち去りました。
Q. ゾロは何話でリューマに勝ちますか。
A. 原作の467話です。勝負のあと、リューマから秋水を託されました。
Q. 『MONSTERS』のリューマと同じ人物ですか。
A. 同じ人物です。単行本47巻のSBSで、作者が同じリューマだと答えています。
ゾロの出身地、霜月牛マルの正体、黒刀になる条件も読めます。
受け継いだ血ゾロの出身地がワノ国?伏線から明らかにされた驚きの真実!ゾロは祖母から霜月家の血を引いています。
同じ霜月の家霜月牛マルとは何者なのか?ゾロの大叔父で、ヤマトを逃がして散った鈴後の大名です!霜月牛マルは緑牛の疑いがあります。
黒刀になる訳黒刀とは?ミホークの秘密と黒刀に成る驚きの条件を徹底解剖!!黒刀はどうすれば成るのでしょうか。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月2日


コメントを残す