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リッパー中佐の現在は、どうなのでしょうか
結論から言うと、公式キャラクターページでも階級は「支部中佐」のままです。そこには「モーガンの後釜に収まったらしい」とだけ記されています。
つまり大佐に昇進した、という公式の記載はありません。この記事では、公式に出ている情報と、作中でリッパーが何をした人なのかを並べます。
この記事でわかること
- 公式に出ている階級と所属
- 「モーガンの後釜」という記載
- 初登場が原作7話であること
- ルフィとゾロに敬礼した理由
- そのあと自分に科した罰
- コビーの入隊を許可した場面
公式に出ているのは、この情報だけです
- 所属……海軍第153支部
- 階級……支部中佐
- 誕生日……6月13日
- 出身地……東の海(イーストブルー)
- 声優……稲田徹さん
- 概要……「ルフィとゾロを見逃したり、コビーの軍入隊を許可したりするなど規律より義理を重んじる。モーガンの後釜に収まったらしい。」
ここから読めることは2つあります。階級は中佐のままであること。そしてモーガンが失脚したあと、シェルズタウンの支部を引き継いだらしいということです。
年齢は不明です。凛々しい表情と立派な口髭が特徴で、数多くいる個性的な海兵の中ではあまり目立つほうではありません。
僕はこう読む
公式の紹介文に「規律より義理を重んじる」と書かれているのが、この人の全部だと思っています。
海軍の紹介文としては、かなり際どい表現です。組織にとっては欠点にあたるからです。それでも公式がそこを書いた。
ワンピースには、正義を「絶対的正義」「曲がった正義」と何度も割ってきた歴史があります。その議論のいちばん最初に置かれていたのが、この中佐でした。
大佐になったかどうかより、あの一言が公式の紹介に残っていることのほうが、この人物の現在をよく表していると思います。
初登場は原作7話。まともな海兵の第1号でした
舞台は東の海のシェルズタウン。ルフィが最初の仲間ゾロを得た街です。
当時ゾロは「海賊狩りのゾロ」と恐れられ、この街の海軍支部に捕まっていました。そして街は海軍大佐「斧手のモーガン」の恐怖支配による悪政の下にありました。
リッパーが登場するのは原作7話です。序盤に出てくる海兵は悪い者が多いなかで、リッパーは初めて登場するまともな海兵と言えます。
モーガンには、階級差で何も言えませんでした
リッパーの性格は、「正義を司る」海軍の海兵と言える立派なものだと推測されます。
ところが海軍は階級で立場が決まります。大佐の地位にあったモーガンが好き勝手をしても、中佐のリッパーは何も言えませんでした。
その後の言動を見れば、リッパーがモーガンとまったく違う性格だったのは明らかです。かなりの苦渋を舐めさせられていたと考えられます。
ルフィとゾロに敬礼し、自分に罰を科しました
ここがリッパー最大の見せ場です。
ルフィとゾロの活躍でモーガンの支配が終わったあと、リッパーは海軍である以上、海賊を見逃すわけにいかず、2人にすぐ出て行くよう告げます。町民からは野次が上がりました。
それでもルフィとゾロは出ていきます。そして出港の場面——コビーが感謝の言葉を述べたあと、リッパーが「敬礼」と号令をかけました。
海軍でありながら、モーガンの支配から街を救ってくれた海賊に感謝の意を示したわけです。
そして、その直後です。この敬礼が規律違反だとして、部下に1週間の飯抜きを言い渡しました。自分たちで筋を通したうえで、自分たちで罰を受けています。
コビーの入隊を許可したのも、リッパーです
ルフィたちと行動していたのがコビーでした。アルビダの海賊船に間違えて乗ってしまった少年で、夢は「海軍将校」になることです。
ルフィたちに出ていくよう告げたリッパーに、コビーは「君も仲間では」と言われてしまいます。
ここでコビーは、ルフィに発破をかけられたこともあり、リッパーに頭を下げて「海軍に入りたい」と直訴しました。
それを聞いた海兵がコビーを怪しいとリッパーに告げます。その言葉にかぶせるように、コビーが叫びました。
「僕は海軍将校になる男です」
リッパーはこの本気の言葉を聞き、入隊を許可します。このとき海軍として同志の話もしており、人を見る目を持った人物であることが分かります。
僕はこう読む
リッパーが1話かぎりの脇役で終わらなかったのは、この街で2つの判断をしたからだと思っています。
ひとつは海賊に敬礼したこと。もうひとつは怪しいと言われた少年を入れたこと。どちらも規律で言えば間違いです。
そして片方の結果が、いま大佐まで昇進したコビーです。海軍に将来の大将候補を入れた人が、自分は中佐のまま名前も出てこない。
出世していないことが、この人物の一貫性の証拠になっている——そう読んでいます。規律より義理を選ぶ人は、たいてい出世しません。
声優は、稲田徹さんです
アニメでリッパーを演じているのは稲田徹さん。プロレス好きとして知られる声優です。
強面の容姿ながら温和な性格で親しまれている人物で、まさにリッパーの立ち位置と重なります。
まとめ|リッパー中佐をどう読むか
リッパー中佐の現在は、公式でも「支部中佐」のままです。
決め手だけ並べます。
現在
- 公式の階級は「支部中佐」。大佐に昇進したという記載は無い
- 公式概要は「規律より義理を重んじる。モーガンの後釜に収まったらしい。」
- 所属海軍第153支部/誕生日6月13日/出身東の海/声優稲田徹さん
作中での働き
- 原作7話で初登場。序盤で初めて登場するまともな海兵
- 大佐モーガンの悪政に、階級差から何も言えなかった
- 出港するルフィとゾロに「敬礼」の号令をかけ、規律違反として部下に1週間の飯抜きを科した
- 「僕は海軍将校になる男です」と叫んだコビーの入隊を許可した
僕はこう読む
1週間の飯抜き、という罰の付け方が絶妙だと思っています。
敬礼をやめさせることもできました。見なかったことにもできた。リッパーが選んだのは、やったうえで罰を受けるという形です。
これは「規律は正しい。でも今回はこちらを選んだ」という態度です。規律を否定していません。だから海軍にいられるし、街の人にも顔向けできる。
ワンピースは、このあと何度も正義とは何かで海兵を割っていきます。その最初のページで、いちばん地味な中佐がいちばん綺麗な答えを出していた——そう読んでいます。
そのうえで、まだ残る問いがあります。リッパーが本編に再び登場した場面は描かれていません。コビーが大佐まで昇進した現在も、育ての親にあたるこの人物との再会は出てきていない。いまも第153支部にいるのかどうか。ここは分かりません。
——あなたはリッパーがいまも第153支部にいると思いますか。それとも、どこか別の海で働いていると思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
リッパー中佐は原作7話のあと目立つ出番が無く、現在の階級が分かりにくくなっています。公式の記載ごと拾っておきます。
Q. リッパー中佐の現在の階級は何ですか
A. 公式キャラクターページでも「支部中佐」のままです。大佐に昇進したという記載はなく、「モーガンの後釜に収まったらしい」とだけ記されています。
Q. リッパーはどこに所属していますか
A. 海軍第153支部です。東の海のシェルズタウンにあり、かつては大佐「斧手のモーガン」が支配していた支部にあたります。
Q. リッパーの初登場は何話ですか
A. 原作7話です。序盤に登場する海兵には悪い人物が多いなかで、初めて登場するまともな海兵と言える存在でした。
Q. なぜリッパーは海賊に敬礼したのですか
A. モーガンの支配から街を救ってくれたルフィとゾロへ、海軍でありながら感謝を示すためです。そのうえで規律違反として、部下に1週間の飯抜きを言い渡しています。
Q. コビーの入隊を許可したのは誰ですか
A. リッパーです。怪しいと告げる海兵の言葉にかぶせて「僕は海軍将校になる男です」と叫んだコビーの本気を認め、入隊を許可しました。
Q. リッパーの声優は誰ですか
A. 稲田徹さんです。プロレス好きで知られ、強面の容姿ながら温和な性格で親しまれている声優です。
公式でも中佐のままです。前任のモーガンの行方、コビーの昇進、中将の素顔へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月9日


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