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ビリーとカルーは同じ種族なのか
結論から言うと、ビリーとカルーは同じ種族ではありません。ビリーは映画『STRONG WORLD』の空飛ぶ島メルヴィユに住む鳥で、カルーはアラバスタ王国の超カルガモです。
黄色い体に鳥のくちばし、どこか抜けた顔つき。並べると兄弟のように見えます。ところが生まれた場所も、できることもまったく違います。この記事では、2羽の違いを表で比べてから、ビリーという鳥を順に見ていきます。
この記事でわかること
- ビリーとカルーの違い(比較表)
- 2羽が似て見える理由
- ビリーの名前の由来と映画での活躍
- 映画のあとビリーがどうなったか
- ビリーが仲間にならなかった理由(カイの読み)
ビリーとカルーの違い
2羽を同じ項目で並べると、似ているのは色と愛嬌くらいだとわかります。
| 項目 | ビリー | カルー |
|---|---|---|
| 種類 | メルヴィユの電撃を放つ鳥 | 超カルガモ |
| 登場 | 映画『STRONG WORLD』だけ | 原作のアラバスタ編から |
| 住む場所 | 空飛ぶ島メルヴィユ | アラバスタ王国 |
| 空を飛べるか | 飛べる。人を乗せて空中戦もこなす | 走る鳥。砂漠を駆ける超カルガモ部隊の隊長 |
| 得意なこと | 羽から電気を出して敵を倒す | ビビを乗せて走る。ビビを守るためなら命を張る |
| 懐いた相手 | ナミとルフィ | ビビ |
| アニメの声 | 高戸靖広さん | 粗忽屋(公式サイトの表記) |
僕はこう読む
2羽を並べて気づくのは、カルーが「誰かを乗せて走る鳥」、ビリーが「誰かを乗せて飛ぶ鳥」だということです。
カルーはビビのそばを離れない。ビリーはナミの脱出を背中で運ぶ。
どちらも、仲間を一人背負うための鳥として置かれています。
見た目が似ているのは、役目が似ているからだと思っています。
2羽が似て見える理由
ビリーの頭とくちばし、水かきのある足は、カモにそっくりです。カルガモのカルーと見比べて「同じ鳥では」と思うのは、この顔と足のせいです。
ただし体は違います。ビリーは扇のように開く尾羽を持ち、首から下はクジャクに近い姿です。大きな翼もあり、カルーにはできない空中戦をこなします。
いつも鼻水を垂らしている顔つきも、愛嬌を足しています。カモの頭にクジャクの体をつけた鳥と思うと、違いがつかみやすくなります。
ビリーとは何者か
ビリーは、空飛ぶ島メルヴィユに住む小馬ほどの大きさの黄色い鳥です。
メルヴィユの生き物は、もともとおとなしい性格でした。金獅子海賊団の科学者Dr.インディゴが島の動物を攻撃的に進化させ、性格も荒くしています。ビリーはその中で、珍しく人懐っこさを失わなかった1羽です。
最初の登場は、インディゴが新しい成果としてビリーをシキに見せる場面です。ビリーは興奮してシキに電撃を浴びせ、放り捨てられます。傷ついたビリーをかばったのが、さらわれてきたナミでした。
名前の由来
「ビリー」と名付けたのはルフィです。触るとビリッとくるから、という理由でした。
ゴムの体のルフィには電気が効きません。ほかの者が怖がる電撃を平気で触れたことが、ルフィとビリーの距離を一気に縮めています。名前を付けられたあと、ビリーはルフィとナミを背中に乗せて、仲間を探しに飛び立ちました。
映画『STRONG WORLD』での活躍
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は2009年12月12日に公開された劇場版第10作です。原作者の尾田栄一郎さんが製作総指揮を務めました。ロジャーや白ひげと同じ時代を生きた伝説の海賊・金獅子のシキに、航海士の腕を見込まれたナミがさらわれます。故郷の東の海を狙われた麦わらの一味が、ナミを取り戻しにメルヴィユへ乗り込む話です。
- シキの船に捕らわれていたナミの脱出を助け、サニー号まで導く
- ルフィを追ってきた巨大サソリのブラックブラザーズを電撃で倒す
- 空を飛ぶ途中で島の毒の木ダフトグリーンにやられ、鼻に紙を詰めて村まで飛ぶ
- ナミと一緒にダフトグリーンを爆破する火薬に火をつけ、島の動物たちをシキの宮殿へなだれ込ませる
- ルフィを乗せて飛び、空中でシキと戦う
- 決着のあと、ギア3の反動で小さくなったルフィを拾い上げる
ダフトグリーンの爆破がなければ、外の動物たちはシキの宮殿に入れませんでした。戦況を変えた火は、ビリーの電撃でついています。
僕はこう読む
ビリーは一度、シキに放り捨てられて怯えています。
その鳥が最後にはルフィを乗せて、シキの前を飛んでいる。
捨てられた研究体が、捨てた男を落とす側に回る。
メルヴィユの動物たちがシキに逆らう流れを、ビリー1羽が先に見せていると思っています。
ビリーのその後
戦いが終わったあと、ビリーは島の動物や村人たちにあいさつしながら飛び回ります。最後は岩の上に降りて、村の少女シャオにあいさつしました。麦わらの一味の船には乗らず、メルヴィユに残っています。
エピローグでは、メルヴィユの動物たちも元のおとなしい性格に戻っています。ビリーはその後、映画『STAMPEDE』の海賊万博の場面にも姿を見せました。
単行本112巻のSBSでは、メルヴィユの生き物のデザインが一部、原作のエルバフの巨大な動物に使い回されていると明かされています。弱肉強食の島という共通点から、映画の生き物が原作に流れ込んだ形です。
カルーとは
カルーは、アラバスタ王国の王女ビビのそばにいつもいる超カルガモです。公式サイトでは「ビビを守るためなら命を張る」と紹介されています。
アラバスタ王国の超カルガモ部隊の隊長で、誕生日は11月8日です。アラバスタ編では麦わらの一味と旅をし、王国の戦いでも走り回りました。
まとめ
ビリーとカルーは同じ種族ではありません。ビリーはメルヴィユの鳥、カルーはアラバスタの超カルガモです。
違いをもう一度並べておきます。
- ビリーは映画『STRONG WORLD』だけに出る鳥、カルーは原作の超カルガモ
- ビリーは空を飛び、電撃を放つ。カルーは走る鳥
- 似て見えるのはカモの頭と足。ビリーの体はクジャクに近い
- ビリーの名前は、触るとビリッとくることからルフィが付けた
- ビリーは一味に加わらず、メルヴィユに残った
僕はこう読む
ビリーが船に乗らなかったのは、カルーがアラバスタに残ったのと同じ形だと思っています。
カルーにはビビがいて、ビリーにはおとなしさを取り戻した島がある。
どちらも、帰る場所のほうを選んだ鳥です。
だからこそ、仲間になってほしかったという声が今も出るのだと思います。
ビリーとカルーを並べて眺めると、映画の鳥と原作の鳥が、同じ役目を別の場所で果たしているのが見えてきます。
——あなたは、麦わらの一味の船に乗ってほしかったのはビリーだと思いますか。それともカルーだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ビリーについて、よく聞かれることをまとめました。
Q. ビリーは原作の漫画に出てきますか。
A. 出てきません。ビリーはメルヴィユに住む鳥として描かれた映画だけの存在です。ただ、メルヴィユの生き物のデザインは、原作のエルバフの動物に一部使われています。
Q. ビリーの声優は誰ですか。
A. 高戸靖広さんです。映画『STRONG WORLD』でビリーの鳴き声を演じています。
Q. ビリーは麦わらの一味の仲間になりましたか。
A. なっていません。シキとの戦いでルフィとナミを助けましたが、戦いのあとはメルヴィユに残り、島の動物たちと暮らしています。
似ているだけで種族はちがいました。超カルガモ部隊や敵シキ、ほかの映画も置きました。
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最終更新:2026年10月1日


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