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クラハドールはその後どうなったのか?
結論から言うと、原作の本編では描かれていません。ただしアニメ45話では、クロネコ海賊団の船長に戻っています。
さらに原作でも、1090話「黄猿」の扉絵に姿を見せました。本編ではありませんが、20年以上ぶりの登場です。
この記事でわかること
- 原作とアニメで、その後の描かれ方が違うこと
- アニメ45話で何をしているのか
- 1090話の扉絵に何が描かれていたか
- 公式が出している懸賞金と肩書き
- 執事クラハドールとキャプテン・クロの関係
先に結論だけ
| 原作本編でのその後 | 描かれていません。村を追われたところで途切れます |
| アニメでのその後 | 45話。船長に戻り、ルフィの手配書を受け取ります |
| 原作での再登場 | 1090話「黄猿」の扉絵。黒猫と本を読んでいます |
| 正体 | 元クロネコ海賊団の船長「百計のクロ」 |
| 懸賞金 | 1600万ベリー |
| 登場する巻 | シロップ村編は単行本3巻から5巻 |
| 声 | 橋本晃一 |
原作では、村を追われたところで途切れます
ルフィの「ゴムゴムの鐘」に敗れたクロは、麦わらの一味に村から追い出されます。
原作が描いているのは、ここまでです。どこへ行ったのか、生きているのか、海賊を続けたのか。どれも語られていません。
だから「その後」で調べても、本編の中には答えがありません。答えは原作の外と、扉絵のほうにあります。
僕はこう読む
この「描かない」という選び方が、クロという人物にはいちばん効いていると思っています。
クロは海賊を辞めたい男でした。海軍と賞金稼ぎに追われる日々にうんざりして、自分の死を偽装してまで表舞台から消えています。
その人物が、最後にまた行方をくらまして退場する。
追われずに済む場所を探し続けた男が、読者からも見えなくなりました。
倒されて終わるより、この終わり方のほうが本人の望みに近い。そこが皮肉だと読んでいます。
アニメ45話では、船長に戻っています
アニメ版には、そのあとが描かれています。
アニメ45話で、クロは再びクロネコ海賊団の船長の座に納まっていました。そして部下から、手配されたルフィの手配書を受け取ります。
村を追い出されたことで、執事として潜り込んでいた居場所も失いました。戻れる場所が海賊団しか残っていなかった、ということになります。
部下たちの側も、ジャンゴが抜けた状態で他に頼れる者がいません。互いに行き場が無くなった結果として、元の形に戻ったと見るほうが自然です。
僕はこう読む
この45話が残酷なのは、クロが一番やりたくなかったことに戻っているところです。
3年かけて執事になりすましたのは、船長を辞めるためでした。
計画は潰れ、村を追われ、戻った先が出発点。しかも手に取るのが、自分を倒した少年の手配書です。
追われる側に戻った男が、これから追われていく少年の顔を見ている。
この一場面だけで、クロの計画が何だったのかが全部言い直されていると読んでいます。
1090話の扉絵に、20年以上ぶりに出ました
原作のほうでも、思わぬ形で姿を見せています。
1090話「黄猿」の扉絵です。クロが本を読んでいる姿で描かれました。手にしている本の題は「HERITAGE」、遺産という意味の言葉です。
周りには3匹の黒猫。背景には三日月が置かれています。
服装も変わっていました。シロップ村にいたころの派手な柄が消え、落ち着いた身なりになっています。
本編の話ではありません。それでも、生きて、落ち着いて、本を読んでいるという情報が読者に渡されました。
僕はこう読む
この扉絵は、クロの望みが叶った絵だと思っています。
追われない場所で、猫に囲まれて、静かに本を読んでいる。3年かけて執事になってまで手に入れようとしたのが、この時間でした。
カヤの財産を奪う必要は、結局どこにも無かったことになります。
しかも読んでいる本が「HERITAGE」、遺産です。
奪おうとしたものの名前を、こんどは自分で開いて読んでいる。ここに気づいたときは、うなりました。
クラハドールとキャプテン・クロは同じ人物です
念のため、ここを整理します。
クラハドールは、キャプテン・クロが名乗っていた偽名です。シロップ村の富豪の娘カヤの屋敷で、執事として働いていました。
正体は元クロネコ海賊団の船長「百計のクロ」。東の海でも有数の強豪として知られた人物です。公式が出している懸賞金は1600万ベリー、肩書きは元船長になっています。
海賊を辞めたのは、海軍や賞金稼ぎに追われる日々にうんざりしたからでした。そこから3年かけてカヤの信頼を得て、財産を奪う計画を立てます。
強さは、脚力と「猫の手」でした
クロは悪魔の実の能力者ではありません。それでも東の海で恐れられていました。
武器が「猫の手」。指先に1本ずつ刀の刃が付いた手袋です。
そして本体は脚力です。「抜き足」は音を立てずに移動する技で、相手は位置を見失います。ここから繰り出すのが「杓死」でした。
ルフィはこの速さに一度捕まりかけながら、やがて目を慣らします。そして杓死を出す隙を突き、「ゴムゴムの鐘」で決着をつけました。
まとめ|クラハドールのその後をどう読むか
原作本編では描かれていません。アニメ45話では船長に戻り、原作1090話の扉絵に姿を見せました。
分かっていることを並べます。
- 原作の本編は、村を追い出されたところで途切れる
- アニメ45話で船長に戻り、ルフィの手配書を受け取る
- 原作1090話「黄猿」の扉絵に登場。本「HERITAGE」と3匹の黒猫
- 正体は元クロネコ海賊団船長「百計のクロ」。懸賞金1600万ベリー
- 海賊を辞めたのは追われる日々に嫌気がさしたから。3年かけて執事になった
- 武器は「猫の手」、技は「抜き足」「杓死」。敗れたのは「ゴムゴムの鐘」
僕はこう読む
アニメと扉絵で、その後が正反対になっているのが面白いところです。
アニメは船長に戻す。扉絵は猫と本のそばに置く。
どちらも「クロならこうなる」という答えですが、向きがまったく逆です。
本編が行方を描かなかったぶん、この男をどう終わらせたいかが、その都度あらわれてしまう。
20年以上あとの扉絵で静かに座らせたことに、ひとつの答えが出ている気がしています。
クロの再登場を本編への伏線と読むか、もう戦わない場所に落ち着いた合図と読むかで、あの扉絵の意味は変わってきます。
——あなたは1090話の扉絵のクロを、本編に戻ってくる合図だと思いますか。それとも、もう戦わない場所に落ち着いた姿だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
クラハドールのその後は、原作とアニメで描かれ方が違うところです。順に確かめます。
Q. クラハドールのその後はどうなりましたか?
A. 原作の本編では描かれていません。村を追い出されたところで途切れます。アニメ45話ではクロネコ海賊団の船長に戻り、ルフィの手配書を部下から受け取っています。
Q. クロは原作に再登場しましたか?
A. 1090話「黄猿」の扉絵に登場しました。本編の場面ではありませんが、本を読む姿が描かれています。題は「HERITAGE」で、3匹の黒猫と三日月が一緒に描かれました。
Q. クラハドールとキャプテン・クロは同じ人ですか?
A. 同じ人物です。クラハドールは、元クロネコ海賊団船長のクロが執事として名乗っていた偽名です。異名は「百計のクロ」です。
Q. クロの懸賞金はいくらですか?
A. 1600万ベリーです。公式のキャラクター紹介では、肩書きがクロネコ海賊団の元船長になっています。
Q. クロはなぜ海賊を辞めたのですか?
A. 海軍や賞金稼ぎに追われる日々にうんざりしたからです。そのうえで3年かけてカヤの信頼を得て、財産を奪う計画を立てていました。
Q. クロが出てくるのは何巻ですか?
A. シロップ村編として、単行本3巻から5巻に収録されています。ウソップが仲間になり、カヤからゴーイングメリー号を譲り受ける流れです。
原作では途切れ、アニメ45話で船長に戻ります。カヤ、ウソップ、ジャンゴも。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月21日


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