【鬼滅の刃】無限城編で不死川玄弥と実弥の絆が明らかに!驚きの「不死」の秘密とは!? | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】無限城編で不死川玄弥と実弥の絆が明らかに!驚きの「不死」の秘密とは!?

鬼滅の刃 不死川実弥 兄の真心
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この記事を読むとわかること
  • 不死川兄弟の悲劇的な過去
  • 玄弥が黒死牟を拘束
  • 玄弥が鬼の力を獲得

無限城編の見どころの1つが不死川実弥&不死川玄弥という不死川兄弟の関係性です。

刀鍛冶の里編で兄弟の過去が描かれ、柱稽古編で現在の兄弟の確執が描かれましたが、無限城編ではその確執の背景にあるそれぞれの本心が明らかになりました。

無限城編でようやく繋がった兄弟の心…結末も含めて涙なしには読めないエピソードとなっておりますので要注目

本記事では弟・不死川玄弥をピックアップし、不死川兄弟の関係性なども含めながら無限城編での活躍を詳しくまとめていきたいと思います!

 

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【鬼滅の刃】無限城編のあらすじ

最終決戦の始まりはまさかの鬼舞辻無惨の産屋敷邸急襲

しかしこれを産屋敷耀哉は予期しており、予め罠を仕掛けていました。

仕掛けていたのは耀哉の家族を巻き込みながらの自爆と、愈史郎と浅草男性の血鬼術を利用した珠世の薬注入、そして岩柱・悲鳴嶼行冥の奇襲です。

これにより無惨は拘束された上に「鬼を人間に戻す薬」が注入され、さらには柱たちの集結により朝陽が昇るまでの持久戦に持ち込まれようとしていました

ところが鬼殺隊は、突如地面に現れた「無限城」に落とされてしまい、無限城で回復を目論む無惨を地上へ引きずり出さなければならなくなってしまいます。

しかし無限城には上弦の鬼たちが待ち構えていました。

各所で勃発する鬼vs鬼殺隊…互いの総力を懸けた大決戦が始まったのでした

 

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【鬼滅の刃】無限城編は何巻?

無限城編がコミックス16~23巻(最終巻)のエピソード

中でも19~21巻で玄弥の活躍が描かれているので注目です。

 

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【鬼滅の刃】不死川玄弥と不死川実弥の関係性とは?

不死川玄弥は風柱・不死川実弥の実弟です。

不死川家は7人兄弟であり、その長男が実弥で次男が玄弥。

弟妹たちが亡くなり現在は2人だけの兄弟です。

しかし実弥は周囲にも玄弥本人にも「弟はいない」と言うなど玄弥を冷たく突き放しており、2人はどう見ても不仲でした

元々実弥と玄弥は、父親の死後に母と弟妹たちを2人で守ろうと約束していた仲良し兄弟だったのですが、母が鬼になり弟妹たちが殺されてしまった日をきっかけに袂を分かってしまったのです。

その日実弥は、家族を守るため鬼と必死に戦ったあげく、倒した後にそれが母だと知りました。

それを“実弥が母を殺した”としか理解できなかった玄弥は、実弥を「人殺し」と罵ってしまったのです

玄弥はそのことをずっと後悔しており、実弥に謝るために鬼殺隊に入っていました

 

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兄・実弥の本心

玄弥を異常に嫌っているように見えた実弥ですが、炭治郎は「玄弥のことがずっと大好きだ」という実弥の本心を嗅ぎ取っていました。

そして無限城編(第166話)で実際に実弥本人の口から玄弥への想いが語られます

それは玄弥には鬼殺隊に入らず、母や弟妹たちにしてあげられなかったことを妻や子供たちに与え、幸せになって欲しかったということ。

その幸せを守るために実弥が鬼狩りをしていたことでした

 

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【鬼滅の刃】不死川玄弥VS黒死牟

無限城で玄弥が接触したのはなんと上弦の壱・黒死牟でした

玄弥は黒死牟と霞柱・時透無一郎が対峙している現場に遭遇。

黒死牟に柱付けにされ追い詰められていた無一郎を発見し、彼を救うべく物陰から発砲します。

ところが遠距離しかも後方から攻撃を仕掛けたにも関わらず、気づけば玄弥は黒死牟に背後を取られており、銃を持つ左手を斬り落とされてしまいました

すぐさま玄弥は残る右手で刀を抜こうとしましたが、それも容赦なく斬り落とされてしまいます。

さらに黒死牟は玄弥が「鬼喰い」だと気づくと、玄弥の身体を両断して上半身と下半身を斬り離してしまったのでした

 

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【鬼滅の刃】不死川玄弥が黒死牟の力を取り込む?

玄弥はとどめを刺される寸前で兄・実弥に救われました。

しかし身体を斬り刻まれた状態で動くこと叶わず、このままでは死に至ること必至。

そこで玄弥は無一郎に手伝ってもらいながら、岩柱・悲鳴嶼行冥との戦いで斬り落とされた黒死牟の髪の毛を食べることにしました

何故なら玄弥は「鬼喰い」。

鬼喰いは鬼殺隊の中でも非常に稀な特殊能力で、鬼を食べることで一時的に鬼の体質を得ることが出来るのです

上弦の壱である黒死牟は無惨の血が濃いため、玄弥は無惨の声が聞こえるほど鬼化が進行してしまいますが、そのおかげで身体もすぐに繋がり復活しました。

さらに玄弥は兄や仲間たちを守りたい一心で、黒死牟の血と骨から精製された刀の折れた刃先を食べて吸収。

すると玄弥はより鬼の力を強め、なんと血鬼術まで取得したのでした。

 

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玄弥の血鬼術は樹木による拘束

黒死牟の刀を取り込んだ玄弥は、左手と銃が黒死牟の刀と同じようなギョロ目の付いた肉が絡み一体化。

弾丸も普段とは違い、刀で弾かれても意思を持ったように曲がり黒死牟の身体へめり込んでいきました。

そして着弾した箇所から瞬時に木が生え、根を張り、黒死牟に絡みついて拘束したのでした

幹の成長は着弾の瞬間だけではないようで、この後に玄弥は黒死牟の身体に残っていた肉弾から自分の意思で発現させてもいます。

またこの幹は黒死牟の血を吸って成長しており、そのためか「黒死牟が技を出せなくなる」という効果ももたらしていました

「動きを止める・技を出せなくさせる」…自分は力及ばずとも、仲間たちが討つことを信じて一瞬でも黒死牟の隙を作ろうと考えた玄弥の必死の想いが表れたような血鬼術ですね。

 

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【鬼滅の刃】無限城編で不死川玄弥は死亡した?

玄弥の血鬼術は黒死牟に死への焦りを与えるきっかけとなりました。

すると玄弥による予想外の拘束に遭い、さらに悲鳴嶼と実弥の猛攻が迫り追い詰められた黒死牟は、400年ぶりの生命の危機を前に奮起。

全身から刃を出し、その刃すべてから四方八方に攻撃を放って形勢を逆転させたのです

悲鳴嶼・実弥は辛うじてガードしながら吹き飛ばされ、黒死牟に刃を突き立てていた無一郎は下半身を斬り落とされてしまいます。

そして玄弥は、今度は脳天から両断されてしまったのでした

 

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黒死牟撃破と玄弥の死

玄弥の血鬼術&無一郎の赫刀による動きの制限と、悲鳴嶼&実弥の怒涛の攻撃の果てに、ついに黒死牟を撃破します!

しかし真っ二つにされた玄弥はすでに瀕死の状態でした

鬼喰いなので生きてはいたものの、悲鳴嶼曰く「その効力も出血と共に殆ど抜けている」とのことで、玄弥はもはや身体の再生が不可能な状態になっていたのです。

そして玄弥は実弥の前で鬼同様に崩れ去ってしまったのでした

 

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【鬼滅の刃】不死川玄弥が兄・実弥に遺した言葉とは?

死の間際、玄弥が実弥に謝罪と感謝を伝えました。

母が鬼になった時に実弥を“人殺し”だと責めてしまった後悔と、守ってくれたことへの感謝

それに対し実弥は「守れてねえだろうが」と号泣しますが、玄弥は実弥と同じ気持ちなのだと伝えました。

実弥が玄弥を守ろうとしたように、玄弥も実弥を守りたかったのだと。

互いに同じ気持ちを持つのは兄弟だから。

あの日以来2人はすれ違い続けていましたが、この戦いを経てようやく互いの想いが重なったのです

それなのに玄弥は「辛い思いをたくさんした兄ちゃんは幸せになって欲しい。俺の兄ちゃんはこの世で一番優しい人だから死なないで欲しい」と伝え、実弥に感謝しながら消滅してしまったのでした。

 

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【鬼滅の刃】不死川玄弥と悲鳴嶼行冥の関係性とは?

玄弥が実弥と最期に会話できたのは、戦いの後、玄弥の死を悟った悲鳴嶼が玄弥と実弥を隣に寝かせたからです

悲鳴嶼は玄弥の師匠でした。

ファンブックのコソコソ噂話によると、呼吸の才能に恵まれず精神的に追い詰められ、鬼喰いをして暴走していた玄弥を救ったのが悲鳴嶼。

その後玄弥が弟子にして欲しいと言っても悲鳴嶼は躊躇っていましたが、何度断ってもついて来る玄弥の覚悟を受け弟子にしました

才能の無い玄弥にとって上手くできないこともたくさんありましたが、どんなきつい修行からも玄弥は逃げなかったそう。

ただし第134話によると悲鳴嶼は教えるのが上手くないらしく、玄弥は様々なことを見て盗んで学んでいたようですね。

 

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【鬼滅の刃】無限城編の結末

鬼殺隊の総力を懸けた死闘により鬼舞辻無惨は消滅。

玄弥や柱を含む鬼殺隊の多くが命を落としてしまったものの、鬼殺隊はついに鬼のいない世界を実現させたのでした。

そして最終決戦から3か月後、鬼殺隊は解散

玄弥の願った通り実弥は生き残り、鬼のいなくなった世界で新たな道を歩んでいくことになりました。

たくさんの大切な人たちを失いながらも実弥が前向きに歩き出すことが出来たのは、きっと「死なないで欲しい、幸せになった欲しい」と願った玄弥の想いを受け止めたからでしょう。

そして炭治郎たちの子孫の世代が描かれた最終回で実弥の子孫(警官)も登場しているので、恐らく実弥は幸せに人生を終えられたのではないでしょうか

ちなみに実弥の子孫と兄弟のように親しい後輩として、玄弥にそっくりな男性が登場していて嬉しくなります。

 

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【鬼滅の刃】不死川玄弥の存在が無ければ鬼殺隊は負けていた?

無限城編における不死川玄弥の功績は、上弦の壱・黒死牟の動きを止めたことです

鬼舞辻無惨に次ぐ最強の鬼・黒死牟vs鬼殺隊最強の悲鳴嶼行冥・不死川実弥・時透無一郎という作中最強バトルにおいて、確かに玄弥は遥かに力足らずでした。

しかし以前炭治郎に「一番弱い人が一番可能性を持っている」と教わっており、実際にそれが玄弥の強みとなりました

弱い玄弥の攻撃(血鬼術)が、悲鳴嶼・実弥・無一郎を相手する黒死牟にとって警戒の範囲外の動きとなり、そこからバトルの風向きが変わっていったのです。

一瞬一瞬が命取りとなる最強同士の戦いだからこそ、動きの拘束が勝利を生み出しました。

しかもこれは鬼喰いの玄弥でなければ出来なかった功績

玄弥がいなければ黒死牟を倒すことは出来ず、逆に鬼殺隊の最強たちがやられていただろうことを考えると本当に大きな功績です。

 

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まとめ

無限城編で不死川玄弥は、上弦の壱・黒死牟との戦いで死亡

無限城編はこれまでに確執が描かれた不死川兄弟の本当の絆を知ることが出来るのですが、黒死牟との戦いはあまりに過酷すぎました。

元の仲良し兄弟に戻った途端に弟の玄弥が命を落としてしまうという無慈悲な結末を迎えるため、作中でも屈指の悲しきエピソードとなっています

それでも兄を守れた玄弥にとっては満足な最期だったのだろうと思います。

また黒死牟戦では血鬼術の発現や、瀕死でも仲間たちの安否を第一に案じる優しさなど、刀鍛冶の里編以上に玄弥の魅力が感じられますので、是非その活躍に注目してくださいね!

この記事のまとめ
  • 玄弥と実弥の複雑な絆
  • 兄弟の約束が果たされた
  • 玄弥の死で実弥が覚醒
  • 黒死牟との壮絶な戦い
  • 玄弥の血鬼術が勝利の鍵
  • 玄弥の想いが実弥を救う
あいり
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