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ネフェルピトーとは何者なのか
結論から言うと、キメラアントの王の直属護衛軍です。197話で初登場した猫型で、円は最長2kmに達します。
強さの目安になるのが、ハンター協会会長の反応でした。ネテロが「うーむ まずいのォ あいつワシより強くねー?」と冷や汗を流しています。
この記事でわかること
- 円の広さと、他キャラとの差
- 2つの念能力の使い分け
- ポックルとカイトに何をしたか
- 性別がはっきりしない理由
- 最期と、死後に起きたこと
円が2kmという異常さ
円は自分の周囲にオーラを広げて、そこに入ったものを感知する技術です。ピトーの円はアメーバのようにぐにゃぐにゃと広がり、長いところで最長2kmに達します。
他のキャラクターと並べると差が分かります。
| 誰の円か | 広さ |
|---|---|
| キルア | 57cm |
| ノブナガ | 4m |
| カイト | 45m |
| ゼノ | 300m |
| ネフェルピトー | 最長2km |
しかも一定ではありません。自分の意思で円の一部だけを伸ばしたり縮めたりできます。上を警戒したいときは左右を引っ込めて上へ伸ばす、という使い方ができるわけです。
2つの念能力
系統は特質系です。作中で出てきた能力は2つあります。
1つ目が「玩具修理者(ドクターブライス)」で、人間を修理する能力です。カイトとの戦いがあまりに楽しかったため、カイトを復活させようとして開発されました。
2つ目が「黒子舞想(テレプシコーラ)」で、人間を操る能力です。自分自身を操作して戦闘力を高めることもできます。
この2つ目が、最後に効いてきます。
能力の生まれ方も変わっています。玩具修理者は、もともと持っていた力ではなく、カイトを戦いのあとで直したいと思って作られたものです。念能力は執着から生まれる、という作品の原則がそのまま出ています。
ポックルとカイトに何をしたのか
初登場から容赦がありませんでした。その場にいたラモットとポックルは、凶々しいオーラを浴びただけで戦意を完全に失っています。
ポックルの最期は残酷です。円をまともに浴びたうえ、脳をいじられて殺されました。
カイトも同じです。一瞬で片腕をもがれ、その後の戦闘で殺されたうえ、念能力によって感情を持たない人形として操られることになります。
僕はこう読む
ピトーに悪意があるようには描かれていない、と思っています。
カイトを人形にしたのも、楽しかったからもう一度遊びたかったという理由です。
そこに残酷さの自覚がありません。
猫が捕まえたものを放さないのと同じ挙動を、人間相手に、2kmの範囲でやっている。
見た目を猫にした意味は、たぶんそこにあります。
見た目の変化と、ファンの多さ
ピトーは、外見の印象が途中で変わっています。初登場はつり目の猫でしたが、回を追うごとに目力のある二重に描かれるようになりました。
猫らしさも徹底しています。時おり語尾に「ニャ」が付き、猫耳と尻尾もあります。最凶の敵でありながらファンが多いのは、この見た目のためです。
変わりようが大きいので、ファンのあいだでは後半の作画についての噂まで流れました。それだけ、序盤と終盤で別人のように見えたということです。
性別ははっきりしません
読者のあいだで長く議論になっているのが性別です。ピトーは自分を「ボク」と呼びますが、それだけで男と決めることはできません。
絵のほうも揺れています。回を追うごとにまつ毛は伸び、胸のふくらみも描かれるようになりました。初登場のつり目の猫から、二重の目に変わっていきます。
そもそもキメラアントに人間と同じ性別があるのか、という前提から怪しいところです。現実の働き蟻はすべてメスですが、この作品には王になりたがる蟻も女王になりたがる蟻も出てきます。
ザザンも産卵で兵を増やしてはいません。見た目としてのオス型・メス型はあっても、生殖器で性別を分ける生き物ではない、という読み方が筋が通ります。
僕はこう読む
円が2kmというのは、戦う前に勝負が決まる数字です。
ゼノの300mでも規格外とされていました。
相手が動いた時点で、全部見えている。
ポックルもカイトも、見つかった瞬間に終わっています。
この編の絶望感は、この数字から来ています。
キメラアントに性別はあるのか
この作品の蟻は、現実の蟻とは作りが違います。働き蟻がすべてメスという現実の仕組みを、そのまま当てはめることはできません。
作中には王になりたがる蟻も、女王になりたがる蟻も出てきます。ジートゥやレオル、そしてザザンがその例です。
ただしザザンは、産卵して兵を増やすことはしていません。女王蟻以外の兵隊には、産卵の能力が無いと考えるのが自然です。
そこから逆算すると、こう整理できます。見た目としてのオス型・メス型はあっても、生殖器で性別が分かれる生き物ではない。ピトーは外見としてはメス型ですが、産卵する意味での雌ではない、という読み方になります。
僕はこう読む
性別が決まらないのは、答えが出ていないからではありません。
決める必要のない生き物として描かれているからです。
読者だけが人間の枠で見ようとして、混乱している。
猫耳と語尾の「ニャ」で親しみを持たせておいて、
中身は人と同じ物差しが効かない。そういう作りです。
最期と、死後に起きたこと
終わりはゴンとの対決でした。ただし、いきなり戦いになったわけではありません。
そのときピトーは、危篤状態のコムギを治療していました。カイトを蘇生させると約束し、ゴンに降伏の意を示したうえで治療を続けます。
約束は果たされませんでした。カイトの蘇生は不可能だと告げたのです。そのうえでゴンを殺そうとします。
ここでゴンが変わります。自分の体を、ピトーを倒せる年齢まで強制的に成長させました。
結果は一瞬でした。凄まじいジャジャン拳で頭を砕かれ、あのピトーが絶命します。今わの際に残したのは「殺されるのがボクで良かった…!!」という言葉でした。
最後まで気にしていたのは王のことです。直属護衛軍として生まれた存在らしい終わり方でした。
ただし、そこで終わりません。攻撃を受ける前に発動していた黒子舞想が、死後もそのまま残って動き出します。
傷心で油断していたゴンに、死んだはずのピトーが襲いかかりました。もぎ取られたのはゴンの右腕です。ゴンはさらに力を振り絞り、この死後の念にもう一度ジャジャン拳を打ち込みました。
まとめ
ネフェルピトーは、キメラアントの王の直属護衛軍です。
押さえておきたい点を並べておきます。
- 初登場は197話。猫型のキメラアントで、王の直属護衛軍
- 円は最長2km。ゼノの300mと比べても桁が違う
- 念能力は特質系で、玩具修理者と黒子舞想の2つ
- ポックルは脳をいじられて死亡、カイトは人形として操られた
- 性別は明かされておらず、自称は「ボク」
- 最期はゴンのジャジャン拳で倒された
- 死後の念が発動し、ゴンの右腕をもぎ取っている
僕はこう読む
初登場と最期で、これほど印象が変わる敵は珍しいと思っています。
出てきたときは、笑いながら人の脳をいじる相手でした。
死ぬときに考えていたのは、王が無事かどうかだけです。
残酷さも忠誠も、同じ1つの性質から出ている。
だから同情してしまう作りになっています。
ピトーを「最凶の敵」と読むか、「王のためだけに生まれた存在」と読むかで、最期の一言の意味が変わります。
——あなたはネフェルピトーの最期の言葉を、忠誠だと思いますか。それとも生まれ方に縛られた結果だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
ネフェルピトーは能力が2つあり、死後にも動くため、経緯が混ざりやすい相手です。
Q. ネフェルピトーとは何者ですか。
A. キメラアントの王の直属護衛軍です。197話で初登場した猫型で、系統は特質系です。
Q. 円はどれくらい広いのですか。
A. 最長2kmです。ゼノが300m、カイトが45m、キルアが57cmなので、桁が違います。
Q. 念能力は何ですか。
A. 人間を修理する「玩具修理者」と、人間を操る「黒子舞想」の2つです。
Q. ピトーの性別はどちらですか。
A. 作中で明かされていません。自称は「ボク」ですが、描かれ方は回を追うごとに変わっています。
Q. ピトーは誰に倒されたのですか。
A. ゴンです。カイトの蘇生が不可能だと告げた直後、変貌したゴンに頭を砕かれました。ただし死後の念「黒子舞想」が発動し、倒れたあとにゴンの右腕をもぎ取っています。
性別が明かされない最強格です。クレイジースロットも、ゴンさんも、カイトの改造も。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月27日


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