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ラーゼンとは何者なのか
結論から言うと、ラーゼンはファルムス王国の王宮魔術師長で「守護者」と呼ばれる大魔法使いです。最後はショウゴの体を奪い、ディアブロに服従しました。
憑依転生で体を替えながら、数百年を生きてきた人物でもあります。
魔物の強さが目立つ転スラの世界で、ラーゼンは人間の側の数少ない強者です。自国だけでなく、ユーラザニアやサリオンにまで名前が知られていました。
この記事でわかること
- ラーゼンのプロフィールと師匠ガドラ
- 憑依転生で数百年を生きてきた仕組み
- 異世界人を召喚して転生先にするやり方
- ハクロウとの対峙と、ショウゴの体
- 神之怒のあとディアブロに服従するまで
ラーゼンのプロフィール
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 何者か | ファルムス王国の王宮魔術師長。「守護者」「叡智の魔人」と呼ばれる |
| 師匠 | 賢者ガドラ |
| 力 | 特A級の大魔法使い。高等魔法を詠唱を省いて使える |
| 長く生きる方法 | 憑依転生(ポゼッション)で他人の体に乗り移る |
| 主な魔法 | 精霊召喚、上位転移魔法、自分の死で発動する核撃魔法 |
| その後 | ショウゴの体で生き残り、ディアブロに服従する |
ファルムス王国という国
ファルムス王国は西方諸国の大国です。ジュラの大森林、ブルムント、ドワルゴンと国境を接し、西方諸国とドワルゴンの交易の玄関口として栄えてきました。
ただ、国の予算の大半を交易の税に頼り、ほかの産業は弱いままです。富は王族や一部の貴族にしか回らず、国としては伸び悩んでいました。専制君主の封建国家で軍事に力を入れ、独自の召喚の儀式で多くの異世界人を抱えています。西方聖教会とも結びついていました。
ジュラ・テンペスト連邦国が生まれると、交易の税収が脅かされると恐れたファルムスは、テンペストへ攻め込みます。これが、ラーゼンとリムルたちがぶつかるきっかけになりました。
憑依転生で数百年を生きる
人の寿命は短く、ひとりの人間が長い歴史を持つ王国を守り続けることはできません。そこでラーゼンは、長い修行で身につけた憑依転生(ポゼッション)を使い、体が老いて朽ちる前に他人の体へ自分の心を乗り移らせてきました。
乗り移った相手のスキルも使えるので、転生するたびに強くなります。王国にふりかかる困難も、その魔術で退けてきました。
どうせ転生するなら、より強く珍しいスキルを持つ体がいい。ラーゼンは意図して異世界から人を召喚し、自分の転生先として手元に置いていました。強いスキルを得やすいよう、心の強い人物ばかりを呼んでいたようです。
僕はこう読む
ラーゼンの怖さは、国を守るという大義と、人を器としか見ない冷たさが矛盾なく同居しているところだと思っています。
本人の中では、異世界人を召喚して体を奪うことも、王国を守る仕事の一部なのでしょう。
数百年生きた守護者にとって、ひとりの若者の人生は小さく見えていた。
長く生きることが、そのまま人間らしさを削っていく人物として描かれていると読みました。
師匠は賢者ガドラ
ラーゼンが生涯の師と仰ぐのは、賢者ガドラです。ガドラのもとで魔術を磨き、ついには憑依転生を身につけるまでになりました。
ガドラは、憑依転生より上の輪廻転生(リンカーネーション)を使い、ラーゼンと同じように転生しながら長い年月を生きています。ラーゼン自身が「わが師の輪廻転生に比べれば憑依転生など児戯にも等しい」と言うほどの差でした。
ハクロウとの対峙と、ショウゴの体
ラーゼンが前に出てきたのは、魔王誕生編です。ファルムスが召喚した異世界人ショウゴが、ゲルドとハクロウに追い詰められたとき、ラーゼンは助けに向かいました。
上位転移魔法で逃げられるラーゼンに対し、ハクロウは周りの仲間を気づかい、ラーゼンの体に仕込まれた核撃魔法を警戒しながら戦わなければなりません。ラーゼンは勝てなくても相討ちに持ち込めるよう、自分の死をきっかけに発動する核撃魔法を体に埋めていたのです。この場はラーゼンの側に分がありました。
ラーゼンはこのあと、憑依転生でショウゴの体を自分のものにします。ショウゴが持っていたユニークスキル「生存者」も、そのまま手に入れました。
神之怒のあと、ディアブロに服従
魔王になるために、リムルはファルムスの軍を神之怒(メギド)で壊滅させます。ラーゼンもリムルの前では抵抗できませんでしたが、ショウゴの体と生存者のスキルによって生き残りました。
生き残ったラーゼンを捕らえるために、リムルが呼び出した悪魔がディアブロです。ラーゼンはショウゴの体と力で挑みますが、ディアブロの強さを知って戦う気を失い、敗れました。そして最後は、ディアブロに服従を誓います。リムルの陣営に加わってからも、ラーゼンは活躍を見せています。
僕はこう読む
体を奪い続けて数百年生きた男が、最後に命を握られる側に回ったのが皮肉だと思っています。
ショウゴの体を奪ったことで生き延びたのに、その命はもうディアブロのものになりました。
他人を器として使ってきた守護者が、今度は悪魔の駒として使われる。
ラーゼンの物語は、立場が裏返るところで締めくくられていると読みました。
まとめ
ラーゼンは、ファルムス王国の王宮魔術師長で「守護者」と呼ばれる大魔法使いです。師匠ガドラから学んだ憑依転生で体を替えながら数百年を生き、最後はショウゴの体で生き延びてディアブロに服従しました。
- 異世界人を召喚して転生先にする冷たいやり方を持つ
- 自分の死で発動する核撃魔法を体に埋めている
- 神之怒のあと、ディアブロに服従を誓った
僕はこう読む
人間側の強者がほとんどいない序盤で、ラーゼンは人間の到達点として置かれていたと思っています。
その到達点ですら、リムルとディアブロの前ではひとたまりもなかった。
覚醒した魔王の大きさを測る物差しとしても、ラーゼンは働いていました。
ラーゼンは、敵としての冷たさで見るか、生き延びた知恵で見るかで、評価が分かれる人物です。
——あなたは、ラーゼンを異世界人を器にする許せない敵だと思いますか。それとも、国を守るためなら何でもする守護者だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
ラーゼンは体を替えて生きる人物なので、ショウゴとの関係も含めて短く答えます。
Q. ラーゼンとは誰ですか
A. ファルムス王国の王宮魔術師長です。「守護者」「叡智の魔人」と呼ばれる大魔法使いです。
Q. ラーゼンはなぜ数百年も生きているのですか
A. 憑依転生で、体が老いる前に他人の体へ乗り移ってきたからです。
Q. ラーゼンの師匠は誰ですか
A. 賢者ガドラです。憑依転生より上の輪廻転生を使います。
Q. ラーゼンとショウゴの関係は何ですか
A. ショウゴはファルムスが召喚した異世界人で、ラーゼンは憑依転生でその体を自分のものにしました。
Q. ラーゼンは最後どうなりましたか
A. 神之怒のあとも生き残り、ディアブロに敗れて服従を誓いました。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月11日


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