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チェンソーマンのナユタは死亡したのか
結論から言うと、ナユタは2部の170話で死亡したと描かれています。デンジが入った寿司屋の回転レーンに、ナユタの首が皿に乗って流れてきました。
仕組んだのはチェンソーマン教会のバルエムで、ナユタはその策略で市民に襲われていました。
ナユタは、1部でデンジが倒したマキマ、つまり支配の悪魔の生まれ変わりです。マキマの記憶は持たず、黒髪の幼い少女の姿で、デンジと一緒に暮らしていました。
この記事では、ナユタの正体と死亡までの流れを表にまとめ、そのあとにマキマとの違い、デンジとの暮らし、首が本物かという疑いの順に見ていきます。
この記事でわかること
- ナユタの正体と、初登場の話数
- ナユタが死亡した170話の流れと「寿司」の場面
- 首は本物なのか、復活はあるのか
- マキマとの違いと、噛む・目・犬の共通点
- デンジとナユタの暮らし
- 藤本タツキの短編『予言のナユタ』との関係
ナユタの正体と、死亡までの流れ
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 正体 | 支配の悪魔。マキマの生まれ変わり(記憶は無い) |
| 初登場 | 1部の最終話(11巻97話) |
| 見た目 | 黒髪の少女。マキマと同じぐるぐるの目 |
| 一緒に暮らす相手 | デンジ(岸辺に託された) |
| 死亡 | 2部の170話(19巻)。寿司屋のレーンに首が流れてくる |
| 死亡に関わった者 | チェンソーマン教会のバルエム(策略)と、ナユタを襲った市民 |
| 直後のデンジ | 171話で黒いチェンソーマンに変わる |
ナユタが死亡した170話|寿司屋に流れてきた首
2部のデンジは、ナユタと犬たちと一緒にアパートで暮らしていました。そこへチェンソーマン教会のバルエムが動きます。バルエムの狙いは、デンジを追いつめて「黒いチェンソーマン」にすることでした。そのためにデンジの大事なものを、順番に壊していきます。
デンジとナユタの家は燃やされ、飼っていた犬たちも巻き込まれました。デンジがチェンソーマンに変身したあと、ナユタは市民に襲われ、行方が分からなくなります。公安に連れて行かれたデンジは、ナユタに会えると聞かされて、バルエムの言うとおり寿司屋で寿司を食べていました。
そこへ回転レーンに乗って流れてきたのが、皿の上に置かれたナユタの首です。「ナユタ 寿司」と検索されるのは、この場面のためです。次の171話で、デンジは黒いチェンソーマンに変わります。
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1部のデンジは、マキマを生姜焼きにして食べることで決着をつけました。
2部では、そのマキマの生まれ変わりが、寿司の皿に乗って出てきます。
食べる側だったデンジが、今度は大事な人を「料理」として差し出される側に回った。
藤本タツキは、1部の決着をそのまま裏返して2部のいちばん残酷な場面にしたのだと思っています。
寿司屋という明るい場所を選んだのも、その残酷さを際立たせるためでしょう。
ナユタの首は本物か|復活はあるのか
170話は首が流れてくる場面で終わったので、連載中は「首は偽物ではないか」という声が多く出ました。理由として挙げられたのは、首の左目の下にホクロが描かれていないこと、火の悪魔の力で姿を似せた可能性があること、その直前のキガの言葉や描かれ方が怪しいことなどです。
ただ、171話以降の本編で、首が偽物だったと明かされる場面はありません。首だけになったナユタが生き返って戻ってくる場面も描かれていません。デンジが黒いチェンソーマンになるほど追いつめられたのは、この死が本物として描かれているからです。
なお、チェンソーマンは2026年3月の232話で完結していて、最終話では物語全体が大きく動き、ナユタも姿を見せます。結末の中身は、この記事では書かずに完結の記事に任せます。
ナユタはマキマの生まれ変わり|1部最終話の初登場
マキマは、公安対魔特異4課を取り仕切っていた女性です。デンジをスカウトして職場を与え、早川アキとパワーという同居の仲間までくれた恩人で、デンジは母のような優しさも感じて好意を寄せていました。ところが本当の狙いは、デンジの心臓にいるポチタ(チェンソーの悪魔)を手に入れることでした。
マキマは、デンジに居心地のいい暮らしを与えたうえで、それを壊してデンジの心を折る計画を立てます。アキとパワーを失ったデンジは抜け殻になりますが、体の中に残っていたパワーの血とポチタの力を借りて立ち上がり、マキマを倒しました。そしてマキマが二度と復活しないよう、「悪魔のフルコース」と称して、マキマを自分で食べ切ります。
その後、ふつうの暮らしを取り戻しつつあったデンジの前に、犬と遊ぶ黒髪の少女が現れます。追い払おうとしたデンジの指先を、少女は噛みました。その瞬間、デンジはマキマを思い出します。そこへ岸辺が現れ、少女がナユタという名前で、支配の悪魔が生まれ変わった姿だと告げました。
岸辺は、中国で見つかったナユタを盗んできたと話します。中国に残せば悪用され、またマキマのような存在になってしまうかもしれない。だから日本へ連れ帰り、デンジに面倒を見るよう託したのです。
マキマとナユタの違い
チェンソーマンの悪魔は、死ぬと地獄へ行き、地獄で死ぬとまたこの世に生まれ変わります。ナユタはマキマが生まれ変わった姿ですが、マキマだったころの記憶は無く、人格も引き継いでいません。見た目は幼く、デンジのにやりとした笑い方やピースのしぐさをまねするほど、デンジになついています。
マキマとナユタの共通点
| 共通点 | マキマ | ナユタ |
|---|---|---|
| 噛む | デンジに好意を教えようとして指を噛んだ | 初対面でデンジの指先を噛んだ |
| ぐるぐるの目 | 鋭く、不気味に見える | 丸くて、ゆるい印象 |
| 犬が好き | 自宅で何匹も飼っていた | 初登場の場面で犬と遊んでいた |
同じ支配の悪魔なので、従順な犬を好むところはそのまま残っています。デンジがナユタに噛まれて一瞬「マキマさん?」と思ったのも、この共通点のせいです。
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マキマとナユタは、同じ支配の悪魔なのに、目の形だけが違って描かれています。
鋭い目は人を見下ろす目で、丸い目は人を見上げる目です。
支配の力はそのままで、誰かと並んで暮らす立場に置き直したのがナユタだと思っています。
マキマが手に入れられなかったものを、生まれ変わりのほうが最初から持っている。
その差が、2部のナユタを見ていていちばん切ないところです。
デンジとナユタの暮らし|たくさん抱きしめてあげて
岸辺から教育係を押しつけられたとき、デンジは嫌々引き取りました。それでも一緒に暮らしはじめると、おんぶして帰ったり、ご飯を一緒に食べたり、添い寝をしたりと、ちゃんと面倒を見ています。ナユタのほうも、デンジにはすっかり気を許しています。
デンジにこの暮らし方を教えたのは、ポチタでした。ポチタは、マキマが本当に望んでいたのは他者との対等な関係だったのではないかと考えていました。だからデンジに「たくさん抱きしめてあげて」と頼みます。デンジがナユタを家族として扱ったのは、この言葉があったからです。
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1部のデンジは、マキマに「飼われる」側でした。
2部では、マキマの生まれ変わりを、デンジが育てる側に回っています。
支配する者とされる者の関係を、家族の関係に作り直そうとしたのが2部の前半でした。
だからこそ、その家族を壊すことが、バルエムにとってデンジを壊すいちばんの近道になったのだと思っています。
予言のナユタとの関係
「予言のナユタ」は、藤本タツキがチェンソーマンより前に描いた短編の題です。こちらにも角の生えたナユタという少女が出てきて、兄のような存在と暮らしています。名前と、どこか人ではない少女という立ち位置が、チェンソーマンのナユタとよく似ています。
ただし、2つの作品が同じ世界だという説明はどこにもありません。同じ作者が、気に入った名前と設定をもう一度使ったセルフオマージュと見るのが自然です。
まとめ
ナユタは、マキマの生まれ変わりとしてデンジと暮らした支配の悪魔で、2部の170話で死亡したと描かれました。
押さえておく点を並べます。
- ナユタは支配の悪魔で、マキマの生まれ変わり。記憶は引き継いでいない
- 初登場は1部の最終話(11巻97話)。岸辺が中国から連れてきた
- 2部の170話で、寿司屋のレーンにナユタの首が流れてきた
- バルエムの策略で、デンジを黒いチェンソーマンにするためだった
- ホクロの無い首から偽物説が出たが、本編で偽物と明かされる場面は無い
- 短編『予言のナユタ』とは別の作品で、名前を受け継いだセルフオマージュ
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ナユタは、1部の最終話にほんの数ページだけ出てきた少女でした。
2部の前半は、その少女とデンジがふつうの家族になれるかどうかの話だったと思っています。
ふつうの暮らしを夢見たデンジが、それを一度手に入れて、目の前で奪われる。
寿司屋の場面がこれほど語られるのは、そこまでの日常がちゃんと積み上がっていたからです。
首の左目にホクロが無かったことを、描き忘れと見るか、偽物の合図と見るかで、170話の読み方はずいぶん変わります。
——あなたは、寿司屋に流れてきたナユタの首を、本物だと思いましたか。それとも偽物だと思いましたか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ナユタの死亡や寿司の場面、マキマとの関係について答えます。
Q. ナユタが死亡したのは何話ですか。
A. 2部の170話(19巻)です。デンジが入った寿司屋の回転レーンに、ナユタの首が流れてきました。
Q. 「ナユタ 寿司」とは何のことですか。
A. 170話の場面のことです。バルエムの策略で、デンジが寿司を食べているレーンにナユタの首が皿に乗って流れてきました。
Q. ナユタはマキマと同じ人物ですか。
A. 同じ支配の悪魔の生まれ変わりですが、マキマの記憶や人格は引き継いでいません。犬が好きなところやぐるぐるの目は共通しています。
Q. ナユタはなぜデンジと暮らしているのですか。
A. 岸辺が中国からナユタを連れてきて、マキマのように悪用されないよう、デンジに育てるよう託したからです。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月9日


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