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ベストエピソード集『進撃の巨人』130話!考察!ヒストリアの妊娠はヒストリアの提案!?地鳴らしまでのエレンの行動が明らかに!

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この記事を読むとわかること

  • レベリオを救えない事実が明らかに
  • アニが戦う理由を失い、降りる決断をする
  • ヒストリアの妊娠は彼女の提案であった

ついに完結を迎えた『進撃の巨人』が「別冊少年マガジン」2021年3月号より12週連続でベスト選フルカラーを掲載中!

この記事では本編最終話までの内容を時々交えながらネタバレしていきます。

第5弾はエピソード総選挙第8位、第130話『人類の夜明け』がフルカラーで蘇りました。

場面はアルミンたちがマーレの戦士たちと手を組み、地鳴らしを発動したエレンを止めるために動き出したところ。

同期たちの命を奪うなど苦渋の決断を乗り越えつつ、アズマビトを救出しながら飛行艇を確保。

マガトとキースの捨て身の足止めの中、飛行艇整備のためマーレ海岸都市オディアの格納庫へ向けて船を出しました。

第130話『人類の夜明け』はその道中が描かれる一方で、これまでのエレンの様々な動きが明らかになります!

 

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『進撃の巨人』130話!のエピソード

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それでは『進撃の巨人』130話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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レベリオは救えない

現在オディア行きの船に乗っているのはハンジ、リヴァイ、アルミン、ミカサ、ジャン、コニー、ライナー、アニ、ピーク、ガビ、ファルコ、オニャンコポン、イェレナ、そしてキヨミを始めとするアズマビトの面々。

いよいよエレンを止めるために動き出したわけですが、ハンジによってマーレ組に絶望の事実が知らされました。

それはレベリオを救う道がどこにもないということ。

第129話にて、飛行艇の整備には最低でも半日かかり、半日もあれば地鳴らしの巨人たちは上陸した海岸からおよそ600㎞に被害を出すだろうと予測していました。

つまり“今から最善の手でエレンを止められたとしてもレベリオは間に合わない”という中で、キヨミの提案により地鳴らしより辛うじて先回りできる距離にあるオディハに行くことになったわけですが、やはりどうしてもレベリオを救う道は見つけられなかったわけですね。

最も失意が抑えきれなかったのがアニ。

「…だったらもう…私が戦う理由はなくなった…私は降りる」

父の元に帰ることがアニの最大の目的でしたから、それが叶わないと知って意気消沈してしまいました。

 

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アニは戦えない

アニの様子に心苦しそうなハンジ。

それでもハンジは言葉を振り絞り、マガトの想いを代弁します。

“たとえ今すぐ地鳴らしが止まったとしてもレベリオもマーレも壊滅状態を避けられない”と知っても、マガトは命を賭して私たちを先へ進めたのだと。

それはレベリオやマーレの為じゃなく、名も知らぬ人々を一人でも多く救えと私たちに託すためだと。

するとアニは、ミカサに対して質問を投げかけました。

「だとしたら最初の質問に戻るけど…あんたにエレンを殺せるの?」

「私が…エレンを殺そうとするのを…あんたは黙って見てられる?」

そして、答えられないミカサに涙を浮かべながらこう言いました。

「もう…戦いたくない。あんたと…殺し合いたくない」

ミカサだけではなく、調査兵団の同期たちとも、エレンともです。

これまでアニが戦っていたのは父の元に帰るため。

その理由がなくなった以上、もうアニにとって戦いは辛いだけなのです。

 

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授与式ですべて見ていた

彼らの船を見守るように飛ぶ白い鳥。

「どこからが始まりだろう」として、エレンの心情が描かれていきます。

“始まり”は木の下で眠るエレンをミカサが起こしに来た時なのか…豚が逃げた時なのか…エレンが生まれた時なのか…。

それらをエレンは「いや…どこでもいい」と結論付けます。

その理由は「すべてが最初から決まっていたとしても、すべてはオレが望んだこと」と思っているからです。

『すべては…この先にある』

ここで様々なシーンが断片的に描かれます。

101話で戦槌と対峙していたエレンの元に援軍に来たミカサや108話で同期たちに「お前らが大事だからだ」と語っていた時の場面。

98話でエレンが会ったレベリオでグリシャの父(ジークとエレンの祖父)や120話でエレンの首が飛ばされた時のジーク?など見覚えのあるものもありましたが、手を伸ばすファルコや少し幼いベルトルトなど、当時はよくわからなかった描写もありました。

これは最終話を読むとそうだったのかとなりますが、紛れもなくエレンが“見た”シーン。

エレンは勲章授与式でヒストリアの手にキスした時にこれらを見ていたわけですね。

実は物語の始まり…エレンの母が巨人に食われるところからすでにエレンの選択だったのですが、そういったことも「すべてはオレが望んだこと」なのです。

すべてはこの先の“結果”に行き着くため。

ここにはそんな強い意志が描かれていたのだと思います。

 

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エレンとフロック

イェレナがエレンに「ジークの提唱する安楽死計画」を説いているシーンをフロックが見ていました。

そしてその後エレンはフロックに「オレはジークの計画に従う…フリをする。お前もそうしろ」と伝えます。

従うフリをして何をするんだ?と聞くフロックにエレンは伝えました。

「世界を滅ぼす。すべての敵をこの世から一匹残らず駆逐する」

こうしてフロックは兵団内で恐らく唯一このことを聞かされた人物となり、イェーガー派の筆頭としてエレンの計画を援護していきます。

この過激な思想に反対しなかったのは、彼が恐らく誰よりも「パラディ島を守りたい」と思っていたからで、守るにはそれ(地鳴らし)しかないと判断したからでしょう。

(このフロックの真意は、この後132話で明らかになります)

 

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エレンとヒストリア

同じく「世界を滅ぼす」という話を聞いて、フロックとは反対にエレンを止めようとしたのがヒストリアです。

エレンは“憲兵団がヒストリアを巨人にして島に来たジークを食わせる計画”を進めており、憲兵と争うかここから逃げるしかないと伝えます。

すると「この島が生き残る一番堅実な方法があれば私はそれに従う」とヒストリア。

そのためヒストリア自身はジークが提唱した策の一つ“王家の血を引くものは可能な限り子を増やす”ということをすでに受け入れていますが、エレンは「お前はよくても…オレは違う」と言います。

そして世界を滅ぼそうとしている旨を伝えたのでした。

「そんなの間違ってる!!島の人すべてが敵じゃないのに…!!」とヒストリアは反対。

エレンもそれは理解していますが、憎しみによる報復の連鎖を完全に終結させる唯一の方法は、憎しみの歴史を文明ごとこの世から葬り去ることなのだと主張します。

「お前に島の生贄になるためだけに生まれる子を産ませ、親子同士を食わせ続けるようなマネはオレがさせない」

その言葉にヒストリアは少し迷いを見せますが、「あなたを…何としても止めないと、二度と胸を張って生きていくことができない」と伝えました。

 

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共犯者ヒストリア

そんなヒストリアを「お前は世界一悪い子なんだから」と制するエレン。

66話でヒストリア自身が「むしろ人類なんか嫌いだ!!巨人に滅ぼされたらいいんだ!!つまり私は人類の敵!!最低最悪の超悪い子!!」「私は人類の敵だけど…エレンの味方」と言っていたことを持ち出してきたわけですね。

これも「胸張って生きろ」というユミルの言葉に従って出した答えでしたが、この時のヒストリアの方がそれに準じていた気がします。

それを思い出したのでしょうか、ヒストリアはこの後「私が…子供を作るのはどう?」とエレンに対して協力的な姿勢を見せました。

ヒストリアの妊娠はヒストリアからの提案だったんですね。

「世界一悪い子なんだから」と「子供を作るのはどう?」の間の様子が描かれていないので経緯は分かりませんが、この間にエレンの意志とやるべきことを理解・共有し、その上で最善の策が「子供を作るのはどう?」だったのではないでしょうか。

すべては皆のこの後(地鳴らし後)の人生のため。

実際にヒストリアが妊娠したことによってこの後、ヒストリアの獣継承が延期されたまま(憲兵団と争うことも逃げることもしないまま)地鳴らしが行われることになり、地鳴らし後は女王として“島を裏切ってエレンを殺した”アルミンたちを守れることになりました。

ともあれ世界の激動の裏でヒストリアとエレンの間にこんなやり取りがあったわけです。

 

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ミカサに嘘ついた?

そしてもうひとつ、ジークとの会話。

ジークはエレンに「アッカーマン一族に特有の疾患があるなんて聞いたことないね」

さらに「宿主?を守る習性?…そんなもの無いと思うぞ?」と言っています。

エレンは第112話でミカサに“ミカサがエレンに執着するのはアッカーマンだから。

アッカーマン一族には“宿主”を守る習性があり、頭痛は本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じる”なんて言っていましたが、それがすべて嘘だったということですね。

嘘ついた理由は、ミカサやアルミンたちを突き放し敵にしたかったからです。

ジークはエレンが“ミカサが向ける好意”の正体を知りたがっているのではと察し、こんな風に伝えました。

「ただお前のためなら巨人をひねり殺せるくらいお前が好きなだけだ」

最終話でエレンのこの戦いのキーマンがミカサだったことが判明しますが、まさにこのストレートなミカサの愛がポイントだったと言えます。

ジークに「お前はどう応える?」と聞かれますが、この時のエレンは長生きしてもあと4年。

その中で考えることは、自分が死んだ後も続くはずの仲間たちの人生でした。

「続いてほしい。幸せに生きていけるように」

最後にエレンの脳裏を巡ったのは、仲間たちが笑顔で集う食事風景。

やはりエレンの戦いの理由は仲間たちにあったということですね。

 

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進撃の巨人上陸

そして白い鳥が飛ぶ空のもと、海上に多数の軍艦が終結していました。

それは地球上に存在し得る最も巨大な大砲のほぼすべてを集結させた“世界連合艦隊”。

大砲の攻撃目標はもちろん、海を泳いで迫り来る地鳴らしの巨人たちです。

「この奇跡を叶えた艦隊が阻止できないなら、これを止める手段は…もう人類には存在しえない」

その人類の英知のすべてが込められた大砲が巨人の群れに放たれました。

しかし巨人たちは悠々と上陸。

陸上からも無数の大砲が浴びせられますが、巨人たちは物ともせず進撃を続けるため、兵士たちは恐怖し逃げ惑うしかありませんでした。

そんな中、兵士たちがあるものに気づきます。

それは巨人たちの背後に見える、さらに大きな異様な姿の巨人。

「…あれは…ヤツだ…進撃の巨人だ」

母を食われたあの日の誓いがついにこんな形に。

「駆逐してやる!この世から一匹残らず」

ただし人類を。

あの日から一度も止まらず進み続けるエレン、進撃開始です!

 

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『進撃の巨人』ベストエピソード集130話のまとめ

地鳴らしの巨人たちが不気味な赤で表現され、その後ろに出現した異形なエレンとともにカラーはカラーで連載版とは違う迫力がありましたね。

130話はよく分からなくなっていたエレンのこれまでの行動や心の内や明かされ、その上であの姿が披露された印象深い回でした。

エレンは勲章授与の時にすべてを知り、そこからずっと来たる“結果”に向けて動いていたということ。

その目的の先には仲間たちが幸せに生きていけるようにという願いがありました。

そして何だかエレンがひとりで勝手にやってるイメージでしたが、「世界を滅ぼす」という意思をフロックとヒストリアに伝えていたことが判明。

その上で協力関係になった2人の存在は、事を為すうえでやはり大きかったなと感じます。

この回でエレンが異様な姿で現れた時は絶望のインパクトが強かったですが、最終話まで読むと地鳴らしと共に上陸したこの進撃の開始は、憎しみによる報復の連鎖が繰り返されていた人類のこの黒い歴史が終わり新たな日が昇る…まさに『人類の夜明け』の始まりだったなと思います。

進撃の巨人は何度読んでも面白いですが、この130話は特に最終話を読んだ後に読み返すと改めて色々納得したり感じたりすることが多いかと思います。

最終話まで読んだ人もこれからの人も、是非じっくりこの130話を楽しんでくださいね!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒ベストエピソード集『進撃の巨人』126話!考察!世界を救うため・・

⇒ベストエピソード集『進撃の巨人』81話!リヴァイvsジーク因縁・・

⇒ベストエピソード集『進撃の巨人』71話!考察!傍観者キース!グ・・

⇒ベストエピソード集『進撃の巨人』69話!ケニーが見たかったウ・・

⇒ベストエピソード集『進撃の巨人』46話!苦しむライナーにエレ・・

 

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【進撃の巨人】登場人物 一覧

パラディ島

第104期訓練兵団卒業生
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タイバー
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