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若雲とは何者なのか
結論から言うと、若雲(じゃくうん)は八雷神の末っ子で、黒い仮面とスーツの下は少女の姿をした神です。175話で五番組組長の蝦夷夜雲にひとりで倒され、いまは優希の中にいます。
普段は、もやのように目や口が映る黒い仮面をかぶり、全身をスーツで覆っています。その姿から、長いあいだ男の神だと思われていました。冷静で落ち着いた話し方をしますが、八雷神の中でも特に苛烈な性格です。
前に出て殴る姉たちと違い、若雲は呪いと研究で人間を追い詰める神でした。その若雲が、八雷神で初めて人間ひとりに倒されています。どんな神で、なぜ仮面をかぶり、どう負けたのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- 若雲のプロフィールと読み方、名前の由来
- 男に見える仮面と、158話で見せた素顔
- 呪いと研究を受け持つ、末っ子の役目
- 173〜175話の蝦夷夜雲との戦いと、負けた理由
- 倒れたあとと、声優の津田美波さん
若雲のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 立場 | 八雷神の末っ子。呪いと研究を受け持つ |
| 読み方 | じゃくうん |
| 普段の姿 | 黒い仮面に目や口がもやのように映る。全身スーツで男に見える |
| 本来の姿 | 渦巻き模様のツインテールの少女 |
| 性格 | 冷静沈着。ただし八雷神の中でも特に苛烈 |
| 初登場 | 86話「神議」 |
| 188話時点 | 175話で倒され、186話から優希の精神世界にいる |
| 声優 | 津田美波 |
名前の元は、古事記で黄泉の国のイザナミの体に生じた8柱の雷神のうち、左手に生じた若雷(わかいかづち)です。「若」の字のとおり、8柱でいちばん年下の神になっています。
魔都精兵のスレイブの若雲を演じているのは、津田美波さんです。
僕はこう読む
いちばん年下の神が、いちばん顔を隠しているのが面白いと思っています。
姉たちはみな、素顔のまま人間の前に立ちました。若雲だけが、仮面とスーツで体ごと覆っている。
末っ子が大人の男の姿を借りて、姉たちと並ぼうとしていたようにも見えるんですよね。
冷静な話しぶりも、背伸びの一部だったのかもしれないと読んでいます。
86話の初登場と、末っ子の役目
若雲が初めて姿を見せたのは、86話「神議」です。空折が倒されたあと、残る八雷神が集まった場面で、大極・鳴姫・伏摩と一緒に初めて登場しました。
前に出て戦う姉たちと違い、若雲の持ち場は研究です。人間を醜鬼に変える研究や、呪いの開発を受け持っていて、手を加えた醜鬼を作り出すこともしています。
戦うときも、殴り合いではなく呪いを使います。相手に呪いを刻んで動けなくする戦い方で、腕力では姉たちに及ばないぶんを、呪いの確かさで補っている神です。
158話|仮面の下の素顔
若雲が男ではないと分かったのは、158話です。優希と駿河朱々が八雷神の本拠地に囚われていたころ、若雲は仮面とスーツを脱ぎました。
中から出てきたのは、大きく渦を巻いたツインテールの少女でした。それまで男の神だと思っていた読者の多くが、ここで驚いています。86話からの冷静な話しぶりも、少女だと分かってから読み返すと、まるで違って見えてきます。
僕はこう読む
若雲が素顔を見せたのが、戦場ではなく本拠地の中だったことに意味があると思っています。
敵の前では仮面、家の中では素顔。
仮面は強く見せるための鎧で、家族の前では要らなかったんですよね。
優希たちが本拠地で神々と暮らした時間は、八雷神が「家族の顔」を見せてしまう時間でもあった。そのいちばん分かりやすい形が、若雲の素顔だったと読んでいます。
173〜175話|蝦夷夜雲との戦い
魔防隊が八雷神の本拠地へ踏み込むと、若雲の相手は八番組組長のワルワラ・ピリペンコと、五番組組長の蝦夷夜雲の2人になりました。ここで若雲は、自分に有利な場所を作ります。
| 話数 | できごと |
|---|---|
| 173話〜 | ワルワラと夜雲の2人に対し、若雲は夜雲だけを自分の空間に閉じ込めて1対1にする |
| 174話 | 空間の中では呪いが必ず当たる。夜雲は体を内側から壊され、血を吐きながら戦う |
| 175話 | 夜雲が全力の風を叩きつけ、若雲は鎧ごと押し潰されて倒れる |
若雲が作った空間は、稚雷刻死陣(わかいかづちこくしじん)と呼ばれます。相手を引きずり込んで隔離し、中では若雲の呪いが必ず当たります。夜雲は目や口から血を流しながら戦いました。
若雲の読みは、「組長は強いが、神を1人で倒せるほどではない」というものでした。それまでの空折も伏摩も雷煉も、組長が何人も集まってようやく倒した相手だったからです。けれど夜雲は、街を壊さないよう、ずっと力を抑えて戦ってきた組長でした。周りに何もない閉じた空間に入れられたことで、初めて全力の風を出せたのです。175話、若雲は風に押し潰されて倒れました。人間がひとりで八雷神を倒したのは、これが初めてです。
僕はこう読む
若雲は、自分の作った檻に、自分で負けたと思っています。
呪いが必ず当たる空間は、相手を逃がさないための檻でした。けれど夜雲にとっては、守るべき街から切り離してくれる場所だったんですよね。
研究で相手を読み切ろうとする神が、相手の「抑えていた分」だけは読めなかった。数字で測れない強さに負けたところが、いかにも研究者らしい負け方だと読んでいます。
若雲は死亡したのか|倒れたあと優希の中へ
若雲は175話で倒され、肉体は失いました。ただ、それで終わりではありません。186話で、若雲は壌竜・鳴姫とともに、和倉優希の精神世界に加わりました。先に倒された空折・伏摩・雷煉と合わせて、188話の時点で優希の中には6柱の八雷神がいます。
八雷神で残るのは、筆頭の大極と参謀の紫黒の2柱です。末っ子が倒れた順番も、姉たちが最後に残る形につながっています。原作は少年ジャンプ+で連載中で、188話のあと休載に入り、189話は11月14日に再開する予定です。
声優は津田美波さん
アニメで若雲を演じるのは津田美波さんです。第2期『魔都精兵のスレイブ2』の最終回、第12話「神議」で八雷神がそろい、若雲も仮面の姿で登場しました。原作の86話にあたる場面です。
第2期は2026年1月8日から3月26日まで放送され、2026年8月には第3期の制作も発表されています。158話の素顔や175話の夜雲との戦いが描かれるのは、まだ先になります。
まとめ|若雲とは何者か
若雲は、仮面の下に少女の素顔を隠した、八雷神の末っ子です。
- 読み方は「じゃくうん」。名前の元は古事記で左手に生じた若雷
- 黒い仮面とスーツで男に見えるが、本来の姿は少女。158話で素顔を見せた
- 初登場は86話「神議」。呪いと、人を醜鬼に変える研究を受け持つ
- 173〜175話で夜雲を稚雷刻死陣に閉じ込めたが、全力の風に押し潰された
- 人間ひとりに倒された初めての八雷神。186話から優希の中にいる
- 声優は津田美波さん
僕はこう読む
若雲は、八雷神の中でいちばん「人間を見ていた」神だと思っています。
研究し、読み、閉じ込めた。
見ていたのに、いちばん大事なところを見誤った。その一点で負けたからこそ、末っ子の退場には妙な人間くささが残ります。
若雲が負けたのは、夜雲を自分の空間に閉じ込めた作戦の読み違いのせいなのか、それとも素の力では姉たちに及ばない末っ子の弱さのせいなのか。読み方が分かれる神です。
——あなたは、若雲が負けたのは夜雲を閉じ込めた作戦の読み違いのせいだと思いますか。それとも、素の力では姉たちに及ばない末っ子の弱さのせいだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
若雲は、仮面の下の正体と、175話で誰に倒されたかがよく聞かれる八雷神です。
Q. 若雲の読み方は何ですか。
A. 「じゃくうん」です。古事記の若雷(わかいかづち)が名前の元になっています。
Q. 若雲は男ですか、女ですか。
A. 本来の姿は少女です。普段は仮面とスーツで男に見えますが、158話で素顔を見せました。
Q. 若雲の声優は誰ですか。
A. 津田美波さんです。アニメ第2期の最終回、第12話「神議」で登場しました。
Q. 若雲は誰に倒されましたか。
A. 175話で、五番組組長の蝦夷夜雲にひとりで倒されました。人間が単独で八雷神を倒したのは、これが初めてです。
Q. 若雲は死亡しましたか。
A. 175話で肉体は失いましたが、186話で優希の精神世界に加わっています。188話の時点で、優希の中にいます。
Q. 若雲の能力は何ですか。
A. 呪いです。稚雷刻死陣という空間に相手を閉じ込めると、その中では若雲の呪いが必ず当たります。
若雲の次は、倒した蝦夷夜雲、八雷神の8柱、魂を宿した和倉優希へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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