プルスケイオスとは何なのか?
結論から言うと、プルスケイオスは更なる混沌という意味です。死穢八斎会編でトガヒミコが発した言葉で、雄英の校訓プルスウルトラをもじっています。
ヒロアカでよく聞くのは、雄英高校の校訓であるプルスウルトラのほうです。
プルスケイオスは、その裏返しにあたります。この記事では、二つを並べて確かめます。
この記事でわかること
- プルスケイオスの意味と、言ったのは誰か
- ヴィラン連合の合言葉ではないということ
- もとになったプルスウルトラの意味
- ヘラクレスの柱に立っていた、もとの警告文
- ナポレオンの言葉が、なぜ校訓のモデルなのか
- エンデヴァーがこの校訓を嫌っていた話
先に結論だけ
| プルスケイオスの意味 | 更なる混沌 |
| 言ったのは | トガヒミコ。死穢八斎会編です |
| 連合の合言葉か | 違います。統一された校訓はありません |
| プルスウルトラの意味 | 更に向こうへ(ラテン語) |
| 誰の校訓か | 雄英高校 |
| もとの言葉 | ネク プルス ウルトラ=この先には何もない |
プルスケイオスは、更なる混沌という意味です
作中でこの言葉を口にしたのは、トガヒミコです。死穢八斎会編の場面になります。
意味は更なる混沌。プルスウルトラが更に向こうへ進むことなら、こちらは更に混沌へ進むことです。
言葉の作りも、そのまま対応しています。
| 言葉 | 意味 | 誰のもの |
|---|---|---|
| プルスウルトラ | 更に向こうへ | 雄英高校の校訓 |
| プルスケイオス | 更なる混沌 | トガヒミコの一言 |
ヴィラン連合の合言葉ではありません
ここは取り違えられやすいところです。
プルスケイオスは、ヴィラン連合の校訓ではありません。
雄英のプルスウルトラは、在校生から卒業したプロヒーローまで浸透しています。それに対して、ヴィラン連合には統一された合言葉がありません。
連合のメンバーは、それぞれ個々の信念を持って動いています。組織として掲げている言葉が無いのです。
ですからプルスケイオスは、トガヒミコがその場で口にした一言という位置づけになります。連合の信条として全員が唱えているものではありません。
僕はこう読む
この言葉がトガの口から出たことに、意味があると思っています。連合に合言葉が無いのは、まとまっていないからです。ところがトガは、ヒーロー側の言葉を借りて言い換えました。相手の型を使わないと、自分たちの旗を作れなかったことになります。そしてトガは、好きになった相手そのものになろうとする個性の持ち主です。敵の言葉を借りて自分の言葉にするやり方が、この人の在り方とそのまま重なっている。だから連合の誰でもなく、トガが言ったのだと読みました。
プルスウルトラは、雄英高校の校訓です
ここからは、もとになったプルスウルトラの側を見ていきます。
全国から優秀なヒーロー予備軍が集まるエリート校、それが雄英高校です。その校訓がプルスウルトラになります。
苦しいときほど多用されており、劇場版でも作品を象徴する言葉として使われています。
日本語にすると、更に向こうへ
プルスウルトラはラテン語で、もっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進を意味します。
この言葉は、ジブラルタル海峡近くにあるヘラクレスの柱と深く関わっていると言われています。
もともとは、世界の果てを表す言葉でした。
ネク プルス ウルトラ(この先には何もない)。
探検家がそれ以上進まないようにするための、警告だったのです。
その警告の一部を切り取って、自分のモットーに掲げたのがスペイン国王カルロス1世でした。
この先には何もない、を、リスクをとってさらに前進すること、に置き換えたわけです。探検家に勇気を与える言葉となり、スペインのモットーとして採用されました。
僕はこう読む
プルスウルトラは、もともと止めるための言葉を、進むための言葉に反転させたものです。カルロス1世がやったのは、警告文の頭の二文字を捨てることでした。言葉はそのままで、意味だけがひっくり返る。そしてヒロアカでは、その言葉をさらにトガがひっくり返してプルスケイオスにしています。反転を重ねられてきた言葉が、作中でもう一度反転させられている。校訓に選ばれたのは、この履歴ごと合っていたからだと読みました。
作中のモデルは、ナポレオンの言葉
雄英の校訓としてのプルスウルトラは、ナポレオンのこの言葉をもとにしています。
真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである。
ヴィランや天災といった理不尽に対して、どんな理不尽でも乗り越えられる強さを身につけさせるという意図があります。
つまり雄英の3年間は、生徒にあえて苦難を与える期間だということです。
語源としては更に向こうへですが、作中では困難を乗り越えて行けと読んだほうがしっくりきます。
ヒーローは、苦しいときにこの言葉を使う
作中では、卒業生のプロヒーローも在校生も、戦闘中に苦境へ立たされたときほどこの言葉を多用します。
雄英に関わるヒーローたちを奮い立たせる言葉になっているわけです。
エンデヴァーは、この校訓が嫌いでした
雄英出身で、オールマイト引退後のナンバーワンヒーローがエンデヴァーです。
そのエンデヴァーが、複数の個性を持つ改造能無ハイエンドとの戦闘で苦戦します。
ホークスに協力を求めて上空へ運んでもらい、人も建物も無い場所を探しました。
心おきなく放てますね。
そして限界を迎えたエンデヴァーは、昔からこの校訓が嫌いだったと明かします。
そのうえで、プルスウルトラ・プロミネンスバーンという大技を放ち、ハイエンドを退けました。
嫌いだと言いながら、名を冠した技で決めています。
ヒロアカを代表する言葉になった
プルスウルトラは、もはや作品そのものを象徴するフレーズです。
- 生徒も卒業生も、苦境になるほど使う
- アニメ版の声優陣も、収録に臨むときに口にする
- 単行本の裏側のあらすじが、毎回この言葉で締められる
その言葉をもじって作られたのが、プルスケイオスでした。もじる価値があるほど浸透していた、ということでもあります。
まとめ|プルスケイオスをどう読むか
プルスケイオスは「更なる混沌」という意味です。死穢八斎会編でトガヒミコが発しました。
整理して並べます。
- プルスケイオスは更なる混沌という意味
- 言ったのはトガヒミコ。死穢八斎会編
- ヴィラン連合の合言葉ではない。統一された校訓は無い
- もとのプルスウルトラは雄英高校の校訓で、更に向こうへ
- 語源はネク プルス ウルトラ(この先には何もない)という警告
- 作中のモデルはナポレオンの言葉
- エンデヴァーは嫌いだと言いながら、名を冠した大技を放った
僕はこう読む
この言葉がトガの口から出たことに、意味があると思っています。
連合に合言葉が無いのは、まとまっていないからです。
ところがトガは、ヒーロー側の言葉を借りて言い換えました。
そしてトガは、好きになった相手そのものになろうとする個性の持ち主です。敵の言葉を借りて自分の言葉にするやり方が、この人の在り方とそのまま重なっています。この一言をその場の思いつきと読むか、トガでなければ出てこない言葉と読むかで、意味が変わってきます。
——あなたはプルスケイオスを、トガがその場で口にした思いつきだと思いますか。それとも、トガでなければ出てこない言葉だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
プルスウルトラと対になっているため、連合の合言葉だと誤解されがちです。細かい点を拾っておきます。
Q. プルスケイオスとはどういう意味ですか?
A. 更なる混沌、という意味です。雄英高校の校訓であるプルスウルトラをもじった言い方になります。
Q. プルスケイオスは誰が言ったのですか?
A. トガヒミコです。死穢八斎会編の場面で発しています。
Q. プルスケイオスはヴィラン連合の校訓ですか?
A. 違います。ヴィラン連合に統一された校訓はなく、メンバーはそれぞれ個々の信念を持っています。トガがその場で口にした一言という位置づけです。
Q. プルスウルトラの意味は何ですか?
A. ラテン語で、もっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進という意味です。雄英高校の校訓として使われています。
Q. プルスウルトラの語源は何ですか?
A. ヘラクレスの柱に関わる「ネク プルス ウルトラ(この先には何もない)」という警告文です。その一部を切り取り、スペイン国王カルロス1世が前進の意味に反転させました。
Q. エンデヴァーはなぜ校訓が嫌いだったのですか?
A. 理由そのものは明かされていません。ハイエンド戦で限界を迎えた際に、昔から嫌いだったと口にしたうえで、プルスウルトラ・プロミネンスバーンを放っています。
反転を重ねてきた言葉を、トガがもう一度ひっくり返しました
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最終更新:2026年9月6日


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