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最新ネタバレ第76話!考察!『映画キングダム3』公開記念!嬴政と紫夏の出会い!

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この記事を読むとわかること

  • 趙で生まれ育った嬴政、置き去りにされる
  • 光を失った嬴政、紫夏が暴行を止める
  • 紫夏による嬴政の脱出劇が始まる

実写映画3作目『キングダム3 運命の炎』の公開記念として、劇中でも描かれている紫夏編の導入回となるエピソード・第76話『闇商』が、原先生の創作秘話付きで16年ぶりの復刻掲載!

紫夏編は嬴政の根幹をなす部分であり、映画を楽しむための予習としても本編を楽しむための復習としても必ず押さえておきたいエピソードです。

それではどんな内容だったのか、原先生解説を一部ご紹介しながら第76話『闇商』をまとめていきます!

 

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『キングダム』76話!のネタバレ

それでは『キングダム』76話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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趙で生まれ育った嬴政

嬴政は趙で生まれ育ち、9歳の時に帰国したと史実にあるそう。

理由は記述されていないそうですが、子楚(嬴政の父)が脱出した際に嬴政は置き去りにされたようです。

そのエピソードの中でどのように嬴政というキャラクターの「背景」を見せるのかというのが紫夏編のチャレンジだったそうなので、是非その辺を感じながら読んでいきましょう。

物語は当時の秦王・昭王が崩御し安国君が王になるという時期であり、次の太子が子楚になると決まったことで、子楚の子であり次の太子となる嬴政の趙脱出計画が秘密裏に進められます。

そして道剣が趙の有名な闇商人・紫夏に嬴政を運んでもらえるよう持ちかけたのですが、紫夏は商人として“品”を見てからでないと運べないとして、実際に嬴政に会うことにしました。

 

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光を失っていた嬴政

嬴政が産まれたのは白起による40万大虐殺が起きた「長平の戦い」の数か月だったため、趙で産まれた嬴政は趙国民の恨みを一心に買うこととなってしまい、周囲から虐げられる日々を送っていました。

といってもやられっぱなしではなくやり返してもいます。

この負けん気や強さが、山の民のもとを訪れた時のタフさや王弟謀反編・暗殺編での強さに繋がっているとのこと。

その嬴政への暴行がエスカレートして片腕を斬られようとしていたのを、紫夏が止めに入ったのが2人の出会いでした。

とはいえ嬴政の人格はすでに真っ暗に沈んでおり、紫夏に礼も言わないまま走り去ってしまいます。

こうして闇落ちしている子供嬴政を導くのは母性的なキャラだと考え、紫夏のような大人の女性を登場させたそうです。

ちなみに紫夏たちが3人組と少人数なのは、回想なのでコンパクトにストーリーは進むようにだそう。

嬴政を“秘密裏に運ぶ”ということで闇商人にしたそうですが、「闇商」は架空の設定だそうです。

 

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嬴政運命の出会い

嬴政の背景を調べた上で、紫夏の仲間・江彰と亜門は道剣の依頼を断りに行きます。

秦王の死を知った趙王がまずすることが嬴政の暗殺だと予想されるため、失敗した時のリスクが大きすぎるからですね。

その夜、紫夏が嬴政と月の下で改めて出会いました。

嬴政は紫夏の「月がいつも以上に輝いているのは、くじけぬようにはげましてくれている」という言葉を聞いて、初めて目に光が宿ったようでした。

その様子を見て紫夏は依頼を引き受けることを決めたようです。

そして嬴政はここでちゃんと昼間のことと月の言葉について紫夏に礼を言いました。

 

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脱出開始

嬴政が家に帰ると道剣らがやってきます。

紫夏たちに断られたため、自分たちだけでやるしかない!という覚悟でした。

原先生としては道剣ももっと深く描きたかったそうで、“壊れている嬴政を見てがっかりするものの、脱出劇を経て少しずつ嬴政のポテンシャルの高さに気づいていく”…という展開を考えていたそうですが、長くなるため断念したそうです。

ちなみにこの時期にはまだ太后のキャラは影も形もなかったそう。

嬴政が倒れてしまったため、道剣たちは嬴政を抱え強引に脱出を開始します。

その手際はとても邯鄲すら出られそうにありませんでした。

するとそれを見ていた紫夏が、彼らに手を貸すことを決断。

自分たちが養父に手を差し伸べられ救われたように、今度は自分たちが手を差し伸べ救う番であると江彰と亜門に説きました。

こうして嬴政の趙からの脱出劇がスタートしたのでした。

 

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キングダム』ネタバレ76話のまとめ

今回は実写映画『キングダム3 運命の炎』でも描かれる名エピソード・紫夏編の始まりである第76話を、原先生解説とともに振り返りました。

当時の嬴政の人柄、紫夏の人柄が描かれており、ここから現在の嬴政までどう繋がっていくのかと興味をそそられる内容となっています。

今話は導入回でしたが、ここから始まる嬴政の運命を変えた緊迫の脱出劇は必見です!

ちなみに嬴政の命懸けの脱出劇は、史実に残る子楚(嬴政の父)の脱出を元に描いているそうですよ。

紫夏編はコミックス8巻で読むことができます。

原先生曰く、紫夏編は本当はあと1話くらい描きたかったけど当時はまだ人気が不安定だったし、主人公も出ず戦場でもないということで、少し巻き気味に描いたとのことですが、十分濃厚な内容になっています。

『キングダム』における嬴政という人物を形作っている大きな出来事ですので、原作でも映画でも是非注目。

実写映画の紫夏役は杏さんとのことなのでそちらも楽しみにしていましょう!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』762話!韓非子はスパイなのか!?咸陽に蠢く間・・

⇒『キングダム』761話!次は趙との情報戦!?韓非子を迎えた秦・・

 

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