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最新ネタバレ『終末のワルキューレ』59-60話!考察!始皇帝、悲しき過去を背負う王

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この記事を読むとわかること

  • 始皇帝は過酷な幼少期を過ごす
  • 春燕との出会いが始皇帝に希望を与える
  • 始皇帝は他人の痛みを感じる特異な体質を持つ

前回の終末ワルキューレは、神代表・ハデスの猛攻に苦しむ人類代表・始皇帝が遂に目隠しを取ります。

始皇帝は、遂に反撃開始

蚩尤弩式・波流亀を使い、空気の塊をハデスの体に当てて気を乱していったのです。

その隙を付き、蚩尤矛式・泰山龍爪で大ダメージを与えることに成功します。

しかし、始皇帝に異変が発生します

それは、始皇帝の腹にハデスが受けた同じ場所の傷が出現。

彼は、この目で闘う事はとても嫌な事だとハデスに笑みを浮かべました。

一体、始皇帝の目にどんな秘密があるのか気になって仕方ありません。

そして、始皇帝とハデスの戦いに更なる激しさを増す予感がします。

お互い譲らずに攻撃を仕掛けて行く2人の死闘は、更にヒートアップして行きます

今回も、終末のワルキューレ59話に注目して見て行きましょう。

 

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『終末のワルキューレ』59話!のネタバレ 

それでは『終末のワルキューレ』59話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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親と国に棄てられた少年、嬴政

紀元前260年、長平の戦いが起こりました。

秦の将軍である白起は、趙の将兵達を45万人を生き埋めにする非道な行為を行います

その翌年に、秦の王族である子楚と趙の王女である趙姫との間に1人の男の子が誕生します。

それが、後の始皇帝となる嬴政だったのです

嬴政は、育っていきますが彼を取り巻く環境に変化が起こります。

2歳の時に、子楚は単身、秦の国に帰国。

趙姫は、嬴政の育児を放棄してしまったのです。

秦の国王の昭襄王も、嬴政の存在を無視して趙に侵攻し攻撃を仕掛けて行きます。

嬴政は、親や国に完全に見放されてしまったのです

そして、彼は、趙の都の邯鄲の外れに追いやられてしまったのです。

始皇帝が、幼き頃から全ての者に見放された事はとても衝撃的過ぎます。

 

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嬴政、春燕と出会う

紀元前252年、7歳になった嬴政は、常に人の顔色を窺い怯えながら暮らします

幽閉所の護衛の兵士達にも笑顔を振りまいて行きます。

彼は、趙の国の人質として扱われて、国の者達からの憎悪を受け続けていたのです

そして、厳重な監視の中で何とか生かされていました。

幽閉所の屋敷に入る嬴政の前に、1人の女性が現れます

女性は、嬴政をじっと見つめます。

嬴政には、女性と面識がありません。

すると、女性は、自分の名前を春燕だと名乗ります

嬴政に今日から、自分が住み込みの世話役と護衛を担当すると宣言。

嬴政は、春燕に不気味な笑顔で挨拶をします。

春燕は、嬴政を気に入らないと怒りました。

子供なのに笑顔ばかり浮かべて、感情を露わにしないと不満をぶつけたのです

しかし、春燕は、溜息をついて愚痴を言うのを止めます。

そして、屋敷の掃除をするので手伝えと嬴政に命令。

嬴政は、素直に従い準備します。

こうして、嬴政は、やってきた春燕と奇妙な共同生活を始めることになってしまったのです

 

ずっと蔑まれてきた嬴政の前に、現れた春燕。

彼女との出会いが、始皇帝の未来にどう影響を及ぼしていくのかとても興味深いです。

春燕は、体格も良く武人という雰囲気が出ています

戦ったら強そうな感じが漂っています。

 

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春燕、嬴政の笑顔の秘密を知る

ある日、春燕は、嬴政を市場に連れて買い物に行きます。

嬴政は、饅頭売りの屋台を見て食べたいという表情を見せました

春燕は、嬴政の為に買う事を決めます。

饅頭売りの店主は、春燕と会話をします。

するとその後ろに居た嬴政を見つけると態度が豹変し、地面に饅頭を落としたのです

春燕は怒り、店主を殴ろうとします。

しかし、嬴政は、礼を述べて、饅頭を拾います。

そして、饅頭を笑顔で食べ始めました。

春燕は、周りに大勢の人々が集まってきたことに気づきます。

人々は、秦の王族の子供である嬴政に怒りの表情をぶつけていたのです

それは、秦の生き埋めの所業を許す事が出来なかったからでした。

それでも嬴政は、笑顔を向けて静かに去ります。

 

屋敷に戻った春燕は、嬴政の体の変化を見て呼び止めます。

体中に様々な傷が浮き上がっていたのです

春燕は、嬴政に問い詰めて行きます。

すると、嬴政は正直に話し始めました。

怪我をした人を見たり、憎しみを向けられると傷が出来てしまうと告白。

春燕は、その事を知り驚きます。

嬴政に起きる症状は、様々で自分の眼にした他人の傷が痛みとして出現

彼は、誕生してから趙の国の者達の凄まじい憎悪を受けて行きました。

それらに触れ続けた事で、全身に傷が発生する状態になってしまったのです。

嬴政は、春燕に痛みだけしか感じないし直ぐに治ると教えますが、嬴政は、ふらつき倒れそうになります。

春燕は、嬴政の小さな体を受け止めます。

嬴政は、苦しみながらもこの痛みは罰だけどいつか許されると笑顔を見せました。

彼女は、嬴政の笑顔の理由をようやく理解します。

嬴政の笑顔は、自分の身を守る為に本能的に身に付けた悲しい鎧

その真実を知り、ある感情が湧き上がっていったのです。

 

始皇帝がハデスとの戦いの中で苦しむ原因がようやく判明。

現代の神経学のミラータッチ共感症だったとは驚きです

嬴政の笑顔は、哀しみを紛らわせる逃げ道だったのかもしれません。

 

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嬴政、春燕と幸せな日々を過ごす

春燕は、嬴政に激しく怒鳴ります。

嬴政が無理して笑顔を作る必要はないと怒りを見せたのです。

感情のまま、泣いたり笑ったり素直に出していき自分を殺すなと教えます

そして、嬴政を抱きしめます。

春燕は、泣きながら嬴政が人の痛みがわかる優しい人間だと告げます。

好きなように自分の生きたいようにするべきだと発言

すると、嬴政は、感情を露わにして泣き出しました。

 

翌朝、起きた嬴政は、春燕から目隠しを貰います。

目を覆えば痛みが少しは無くなるという春燕の配慮にとても喜びます

それから、嬴政は、春燕と楽しい日々を過ごして行きます。

武術を学んだり、店の者達に悪戯をするようになったり次第に明るくなって行きました

嬴政は、生まれて初めて春燕と共にいることが幸せだと感じます。

感情のままに、生活を楽しみます。

でも、幸せな毎日も終焉の時が近づいてきたのです。

 

それから、2年の月日が流れます。

秦の昭襄王が死に、嬴政の父親である子楚が王に即位

嬴政は、王位継承権があるとみなされて秦の帰国が許されます。

彼の幽閉所に迎えがやって来たのです。

嬴政は、戸惑いながらも支度をします。

嬴政は、春燕と馬車に乗り秦国へ帰りました

春燕に教えられて、子供らしい感情を見せて泣く嬴政が印象的です。

春燕の優しく愛情豊かな教えは、目頭が熱くなりました。

幸せな日々を過ごした嬴政に、突然のサプライズが発生。

彼がどうなって行くのか見逃せません。

 

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嬴政、春燕に最高の王になることを誓う

嬴政は、馬車の中で春燕と会話して行きます。

春燕は、嬴政と過ごした2年間はとても楽しかったと笑います

嬴政は、春燕に一緒に秦に来ないかと誘います。

春燕はそれを拒否しました。

自分は、趙の国の人間だから無理だと言います。

突然、嬴政の乗る馬車が襲撃されます

護衛の兵士達が倒されて、狼狽える嬴政。

そこには、趙国の兵士達が居ました。

春燕は、嬴政が趙国の客人でなくなったから、今までの恨みを晴らしに来たと悟ります。

すると、嬴政は、目隠しを外し、剣を手に取ります。

自分は、戦うという強い意思を見せます

春燕は、嬴政の行動は王に相応しいと喜びます。

でも、次の瞬間に、嬴政の腹に膝蹴りをして倒します。

春燕は、嬴政を守る為に戦い始めます。

趙の兵士達を倒して行きますが、次第に傷ついて行きます。

そして剣の斬撃を受けて致命傷を負います

それでも、最後の力を振り絞り兵士達を全滅させました。

 

地面に倒れた春嬴の傍に駆け寄る嬴政。

春燕は、嬴政に自分には春鷗という同じぐらいの息子が居たと語り始めます

春鷗は、長平の戦いで生き埋めにされて殺されたと教えます。

春燕は、嘆き哀しみ苦しみました。

その時に、嬴政の守役の募集の話を知り応募。

自分の子供を殺すきっかけとなった秦国の王子を見て、殴るつもりでいたのです

でも、嬴政の人の痛みと優しさを知り、恨みや復讐を忘れてしまった。

そんな嬴政が王になったら、世の中が変わると期待を持ったと語ります。

春燕は、嬴政に自分の信じた道を進み、最高の王になれと告げます

嬴政は、泣きながらそれを約束。

春燕に死ぬなと呼び掛けます。

春燕は、嬴政の顔が春鷗に見えました。

名前を呼びながら、近くに来て顔を良く見せて欲しいという春燕。

嬴政は、春燕を母と呼びます

すると、春燕は、大好きと言い息を引き取ったのです。

 

嬴政は、秦の首都である咸陽に帰還。

その直後、父の子楚が亡くなります。

紀元前247年7月6日、嬴政は、12歳で秦王に即位します

嬴政は、死んだ春燕に誓います。

自分の行く道を共に進もうと覚悟を決めます。

それから25年後、嬴政は中華統一に成功します

そして、始皇帝と名乗る様になりました。

 

時が変わり、ラグナロクの闘技場に始皇帝がハデスと試合を繰り広げています。

ハデスは、始皇帝が他人の痛みを感じてしまう不自由な体質が哀れだと告げます。

しかし、始皇帝は、指を振りそれを否定。

自分は人の痛みがわかるから、最高の王だとハデスに話します

始皇帝は、静かにハデスに向かって構えを取り始めたのです。

悲しき過去を持っていたのは、衛星だけではありません。

春燕も同じような苦しみと悲しみを持っていたことが印象的です。

傷付いても恨みを持っていた嬴政を守ろうとした姿は、とても痺れました。

それから、自分の道を進むと決意した始皇帝。

ハデスが憐れんでも、それを否定する所はとてもカッコイイです。

最高の王だと宣言する光景がとても印象的です

まだまだ、始皇帝の強い攻撃に期待したいです。

 

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『終末のワルキューレ』ネタバレ59-60話のまとめ

今回は、始皇帝の過去の話が中心でした

始皇帝の幼少期がとても過酷だったと知った時は、正直言葉を失います。

とても裕福で、人質だったとしても困らない幼少期だと勝手に思っていました。

親と国にも棄てられて、それに耐え続ける為に笑顔を作っていたことは、泣けます

そんな彼にも、希望の光が差す出会いが起こります。

春燕との触れ合いが、嬴政に子供らしさを取り戻す事が出来て良かったです。

しかし、運命は残酷すぎます。

秦国に帰る所を襲撃。

春燕は、必死の応戦も虚しく命を落としてしまいました。

 

しかし、死の間際の誓いが始皇帝を最高の王にする為の道標となります

59話において一番のポイントは、ハデスが始皇帝の痛みに苦しむ体質を憐れんでも、彼は違うと指を振る所です

始皇帝が最強で最高の王という風格が漂い過ぎて何も言えません。

言葉にならない人の痛みが理解できる素晴らしい人類代表だと感じました。

春燕と約束した最高の王を見せる為に、ハデスと戦う始皇帝が熱いです。

ハデスもまだ、余力がありそうな気がしてなりません。

まだまだ、波乱尽くしの第7試合

今後の展開も見逃せないです。

また、次の話でお会いしましょう。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『終末のワルキューレ』61話!血に染まるハデスは歌う・・

⇒『終末のワルキューレ』60話!不退転の王達、笑う・・

⇒『終末のワルキューレ』58話!始皇帝の目の秘密…

 

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