文乃は登校中に恋バナをしている女子たちに出会います。
青春しているなァとほほえましくその会話を聞いていました。
すると後ろから登校してきた成幸に気がついてほっとしました。
「好きな人を見るとホッとする」と話していたことを思い出し、自分はそうではないと否定しながら学校に向かいました。
学食で昼食中に、成幸に勉強を教えてとガンガン行く二人を見ているとなんだかもやっとする文乃。
それも今朝の子たちが話していたことと一致します。
自分に違うと言い聞かせる文乃ですが、うるかがそんな中途半端でいいのかと言います。
理珠にも本当は好きなのに我慢していると質問されて文乃は動揺してしまいます。
自分は好きでもないし、我慢なんかしていないというとうるかにプリンを奪われます。
本番前にダイエットなんて無茶をするなと成幸に言われて、文乃は逃げ出します。
すると成幸が追いかけてきて、デリカシーのないことを言ってごめんと謝ります。
文乃は本当は太っているのではないか、寝不足、運動不足そして夜食と文乃は太らないはずがないと言います。
そして文乃は突然、大丈夫なのかお腹をさわって確認してみてと制服をめくるのでした。
妙に意識してしまったけれど、成幸は可愛い弟みたいだと自分で思いますが、縁日との夜のことを尋ねてみます。
すると文乃が寝言で母のことを言っていたので、自分も父の夢を見てよく泣いていたので気持ちがわかるのだと言いました。
思わず好きと言ってしまった文乃でしたが、雨音にかき消されてしまいます。
文乃は自分がこんなにも成幸のことが好きなことに気がついてしまうのでした。
Contents
『ぼくたちは勉強できない』137話!のネタバレ
それでは『ぼくたちは勉強できない』137話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
勉強の合間の息抜きは・・・
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
さりげない様子を装い、うるかは成幸にどんなチョコが好きなのか尋ねます。
成幸は甘いのはだいたい好きだと言い、チョコならスーパーで20円で売っているポケチョコが美味しいと言います。
そんな成幸を見てうるかの気合のスイッチが入りました。
その気合も本番目前のためだと勘違いをしている成幸。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
2月13日、勉強の合間の息抜きと称して、うるかと理珠、文乃はバレンタインのチョコ作りをします。
うるかは朝から成幸にチョコを渡そうとしていましたが、なかなか渡せず、机の中に入れておこうと思いました。
でも自分の作ったチョコがあまりにも本命感が出過ぎていて、来年頑張ろうと思いつつ結局この5年間一度もまともに渡せてはいません。
うるか5年越しの・・・
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
今年こそはと思ってできあがったハートのチョコレートケーキは、まるでお店で買った様にきれいな本命感丸出しのものです。
戸惑っているうるかに、理珠はうどんに見立ててチョコをゆでてしまって消失。
文乃は刻み続けているのにチョコが細かくなっていかないと、口の周りにチョコを付けたまま訴えてきます。
うるかは文乃と理珠にチョコの作り方を教えるからもう一度やってみようと言いますが、擬音やいーカンジを連発しているので二人には全く理解できませんでした。
チョコを渡す相手は
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
理珠は突然二人は誰にチョコを渡す予定なのか尋ねます。
うるかも文乃も動揺して友チョコとか深い意味はないとごまかしていますが、理珠はどうどうと成幸にあげますと宣言します。
二人は真っ赤になってしまいますが、理珠はむしろあんなにお世話になっているのに上げないのですかと二人に問います。
二人は慌てて、義理は大事、人として当然あげると答えました。
成幸と言えば・・・とうるかが気づいたようにとっておきのやつ見る?と言い中学校の卒業アルバムを見せてくれました。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
中学生の、学ラン姿の成幸を見てかわいいという3人。
理珠に成幸の載っているページだけ開きグセがあるとチェックを受けてしまいますが、修学旅行に行ってまでも勉強をしている成幸を見てこのメンバーで修学旅行に行きたかったという話題になります。
それからみんなで卒業旅行に行こうという話になりました。
絶対楽しいと話している中、理珠がむすっとして納得いきませんと言います。
うるかだけ卒業アルバムを持っていてずるいと。
卒業アルバムをください、うどん3杯で手を・・・という理珠にうるかはあげないからときっぱり断りました。
理珠には残念だけれど、卒業旅行には成之も誘いましょうと言います。
そして3人は成幸はこーんな美女にチョコをもらえるから幸せ者だと話すのでした。
もう一度仕切り直して、3人は成幸に喜んでもらえるようなチョコを作ることにしました。
超モテモテ成幸
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
翌日・・・男子達はそわそわ妙に浮足立っています。
後輩の前におはようと現れたうるかは、浮足立ちすぎてもはや浮いていました。
チョコの準備はばっちりだし、絶対あさイチで誰よりも先に渡して見せると意気込んでいるうるか。
成幸を発見してチョコを渡そうとすると、成幸はもう既に両手では持ちきれないほど大量のチョコをもらっていたのです。
どんだけもらっとんねんと落ち込んでしまううるか。
成幸も驚くくらいの落ち込みようでした。
『ぼくたちは勉強できない』ネタバレ137-138話のまとめ
2月になりバレンタインが近づいてきたころ、さりげないふりをしてうるかは成幸にどんなチョコが好きなのかと尋ねます。
成幸は甘いものはだいたい好きだと答え、チョコなら四角いスーパーで20円で売っているポケチョコが美味しいという成幸。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
そんな成幸を見てうるかは突然燃え始めます。
勘違いをしている成幸をよそに、バレンタインデー前日うるか・理珠・文乃の三人は勉強の合間の息抜きと称してチョコ作りに励みます。
うるかは慣れた手つきでチョコを刻み始めます。
5年前のバレンタインデーを思い出すうるか。
まだ中学生のうるかは朝にソッコーで成幸にチョコを渡そうとしていました。
声をかけることは出来ましたが、渡すことは出来ませんでした。
直接は無理だけれど、机の中に入れておくくらいなら・・・と思った時自分の作ったチョコの本命感が出すぎていることに気がついてしまったのです。
結局5年間一度も渡すことは出来ていません。
しかし今回作ったのも、まるで売り物のようなハートのチョコレートケーキ。
こだわりもありいろいろ凝りだしているうちにまた本命感が出てしまいます。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
そんなことを考えていると、理珠がうどんのようにチョコを煮てしまい消失。
文乃はずっと刻んでいるのになくなっていくと、口のまわりをチョコだらけにして泣いています。
二人にもう一回うるかが教えると説明していきますが、擬音といーカンジのアバウトさ。
二人は理解できずに落ち込んでしまうのでした。
突然理珠は二人にチョコを誰に渡すのか尋ねます。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
動揺して友チョコとか誤魔化す二人に、理珠は堂々と成幸にあげると宣言しました。
むしろあんなにお世話になっているのに上げないのですかと二人に問います。
成幸の話が出たので、うるかは二人に中学の卒アルを見せることに。
二人は中学生の成幸がかわいい、学ランが新鮮と絶賛しています。
修学旅行まで勉強していた成幸の写真を見て、このメンバーで行けたらよかったという文乃に、うるかは卒業旅行を提案しました。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
3人は成幸をこんな美女3人にチョコをもらえるから幸せ者だと話して笑い合いました。
それからチョコ作りを再開しました。
バレンタイン当日、男子全員が浮足立っています。
そこに浮足立ちすぎて浮き上がっているうるかが現れ、朝イチで成幸にチョコを渡そうと思っていると、成幸はすでに持てないくらいのチョコをもらっているのでした。
卒業や二次試験・本試験も近いバレンタインデー。
3人も気合が入っていましたね。
うるかのチョコレートケーキ、本当にお店で売っていそうでした。
そのケーキをあのアバウトそうな説明で作っているなんてすごすぎます。
それなのに5年前から成幸に渡すことができないでいるのですね。
理珠も文乃も意外なことに料理は得意ではなかったのですね。
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筒井大志「ぼく勉」137話より引用
しかも成幸がこんなにモテモテだとは知りませんでした。
うるかもがっくり来てしまいますね。
早朝でこの量ですから。
うるかの5年越しの気持ちを込めたチョコレート、気持ちも一緒に届くといいですね。
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