唯我水希は最恐のブラコンと言われているようですが、本編ではあまりそのような様子はわかりません。
どうやらコミックスの幕間に繰り広げられているようで…。
本編でもファン待望の主役回がついにやってきました!
Contents
【ぼくたちは勉強ができない】成幸が大好きな唯我家長女
唯我水希は唯我家の長女で中学生、成幸の妹です。
成幸に対しては実の兄以上の感情を抱いています。
成幸のことが好きすぎてお姫様抱っこをしてもらおうとしたり、家族共有の携帯電話の女の子の登録件数を調べたりしています。
【ぼくたちは勉強ができない】そばにいるヒロインに嫉妬!
水希は成幸が理珠や文乃と一緒にいると激しく動揺して、彼女たちに小姑のような態度を取ります。
しかし、うるかのことは昔から大ファンで信頼しており、水希もうるかのようにスポーツ推薦を狙って頑張ると話しています。
【ぼくたちは勉強ができない】幕間で描かれる水希の姿
本編での登場回数は多くはありませんが、単行本のおまけコーナーでの幕間では水希のブラコンぶりが描かれていて、成幸が朝帰りをするなど誰かと親密になるハプニングが起きるたびに、葉月と和樹が水希の精神安定のため催眠術で記憶を消しているらしい。
【ぼくたちは勉強ができない】双子が水希の記憶を催眠術で改ざん
成幸が朝帰りをするなど、誰かと親密になるハプニングが起きるたびに、葉月と和樹が水希の精神安定のために催眠術で記憶を消しています。
【ぼくたちは勉強ができない】疲れる成幸をこっそりサポート
日頃から家事全般をこなして、兄・成幸へのサポートにも余念がありません。
成幸が居眠りをしているところを見つけると、水希の目がキラリと光り、素早く布団を敷きリラックス用のアロマオイルを枕元に置き、ヒーリングミュージックを流して素早くマッサージをして成幸の体調を整えたり、朝は食事の支度をしたり、持ち物や身だしなみのチェックをしたりして受験前の兄を全力でサポートしています。
【ぼくたちは勉強ができない】忘れたお弁当を予備校へお届け
水希の目の届く限り抜かりなく成幸を支えているつもりでしたが、成幸がお弁当を忘れて行ってしまいました。
「ぬかったァァァ!!!」と慌ててお弁当を予備校に届けに行きます。
入ったことのない予備校に水希も緊張して、あたりをキョロキョロ眺めてしまいます。
しかし「兄の食を支えるのも妹の務め」とどうやったら渡せるのか教室を覗いていると、予備校の先生に生徒と間違われて教室に入れられてしまいます。
教室では成幸の近くの席に座ることになり、外で見る成幸もステキと思ってしまいますが、バレたら迷惑がかかるから目立たないようにしようと思います。
でも授業中におしゃべりをしているカップルにおたまを飛ばして成幸に気づかれてしまいます。
昼休みになり、緒方理珠・古橋文乃・武元うるか・小美浪あすみに囲まれている兄を見てとても驚く水希。
しかも質問攻めにあい、とても頼られているみたいです。
水希は少し焼きもちを焼いてしまい。自分の方を向いて欲しくて成幸にお弁当について話しかけますが、ちょっと待ってと言われてしまいます。
少し前まではずっと自分だけのお兄ちゃんだったのにと水希は寂しくなります。
それはもちろん悪いことではないのだけれど、ずっと成幸のそばにいたいと思っていた水希にとっては兄が自分から遠くに離れて行ってしまったのではないかと思ってしまったのでした。
【ぼくたちは勉強ができない】思い出のブランコとは?
特売があると言って先に帰った水希でしたが、気づけばブランコに乗っていました。
「おにいちゃんにはもう、私がいなくてもいいのかな」と寂しく思いながらブランコに乗っていると、隣のブランコには子供の頃の自分が泣きながら乗っていました。
大好きなお父さんが亡くなってしまって泣いている自分がいました。
そこに子供の頃の成幸が迎えに来て、お父さんがいなければ意味がないから帰りたくないと駄々をこねる水希に、成幸は何も言わず水希のブランコの後ろに乗りました。
水希はよく父と二人乗りをしていたので成幸が代わりに漕いでくれると言います。
「じぶんが親父の分まで傍にいてやる。水希に絶対寂しい思いはさせないから、兄ちゃんがいるから大丈夫なんだ。だから心配するな」
あの日からずって成幸は家族のために必死に頑張ってくれているのに、自分はしょうもない焼きもちを焼いていると思っているときに、成幸が息を切らして駆けつけてきました。
驚く水希に成幸は、「妹がそんな寂しそうな顔をしていたら、兄ちゃんとしてほっておけるわけがない、だからそばに行ってもいいか」と尋ねます。
そして水希の後ろに乗ってたち漕ぎをし出しました。
「勉強勉強であまりかまってやれなくてごめん、受験が終わったらもう少し遊んでやれるから」という成幸に、「私ももうそんな子供じゃないんだけど」と答える水希。
する知成幸は「そんなの関係ない、たとえじーさんバーさんになってもずっと一生俺はお前のお兄ちゃんなんだから、気兼ねしないでいくらでも甘えていいんだ」と言います。
それから水希の作ってくれたお弁当のおかずの意味をくみ取り、お礼を言いました。
「いつも支えてくれて感謝している」すると照れて真っ赤になりながら「水希がお兄ちゃんのお嫁さんになってあげるという手もある」と告げると、もう子供じゃないんだからとあっさりと却下されてしまいました。
大好きなお兄ちゃんに焼きもちを焼いてしまい向かった先が、思い出のブランコでした。
でもそこに水希がいるとすぐに気づいて駆けつける成幸もやっぱりとてもいいお兄ちゃんですね。
【ぼくたちは勉強ができない】正妻感溢れる水希に成幸も困惑!?
「私がお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる…って手もあるけど?」成幸に即否定されてしまいましたが、水希は本当にそう思っているのでしょうか?
日頃から水希は受験生でとても忙しい成幸をサポートすべく頑張っています。
深夜に居眠りをしてしまっている成幸を起こさないように布団を敷いて寝かせて、アロマオイルやヒーリングミュージックまで準備をしてマッサージをしています。
この施術をされていて起きないなんて成幸はやはり相当疲れていますね。
でも朝起きると10時間休んだかのように快調になっている成幸。
同じように寝不足なはずの水希もキラキラで朝ご飯を作っています。
成幸の身だしなみも整えますが、母や弟妹に対する態度にはかなりの温度差があります。
自分の目の届く限りは抜かりなく成幸を支えたいと考えている水希は成幸が忘れたお弁当も予備校に届けるのです。
初めての予備校に緊張するも、先生に生徒と間違われ成幸の教室に入ってしまいます。
外で見る兄もステキだと見とれ、兄の授業を妨げるものはお玉で排除しようとします。
これには成幸もかなり驚いていました。
成幸を一生懸命世話をするのは、受験生の兄のサポートだと思います。
昼食時に帰ってしまったのは、自分だけの兄だったはずなのに、兄に別の世界ができてしまった寂しさなのでしょうか。
まとめ
成幸の妹・水希は最恐のブラコンと言われているようです。
それは本編より幕間の方がひどいようなのですか…。
でも水希がブラコンになったことには理由があると思います。
それはブランコのところで水希が思い出していたように、兄にべったりになってしまったのは「父が亡くなった」せいなのだと思います。
「帰ってもお父さんがいなきゃ意味ない」というほどお父さんが大好きだった水希。
そこで成幸が「俺が親父理分までそばにいてやる。水希、絶対お前に寂しい思いはさせないからな、兄ちゃんがいるから大丈夫なんだ」
幼い水希にとってこの言葉はどんなにか強い意味を持ち、心の支えになったのでしょうか。
家族の大黒柱だった父がいなくなり、きっと母も悲しんでいたと思います。
家の中も暗い雰囲気だったのではないでしょうか。
そんな中で、父の代わりをしてくれると言った兄に対しての家族の愛情があるのではないでしょうか。
そう思うのですが、先ほどの水希のセリフは謎ではあります。
今現在はほとんど水希は成幸のお嫁さんのようなことをしていますね。
自分がこのままお世話をするから、成幸は結婚しなくてもいいよという意味なのでしょうか。
でも成幸は全然気にしていないようですね。
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