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【アンデッドアンラック】組織(ユニオン)にニコは必要不可欠!そんなニコが…まさかの裏切り!?

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本記事では対未確認現象統制組織「ユニオン」の円卓メンバーの1人・ニコ=フォーゲイルについて徹底解説していきます。

組織の古参メンバーであり科学者でもあるニコは、課題(クエスト)の参加だけでなく組織そのものの運営に深くかかわる重要人物

それでは組織を支えるその人物像と、だからこそ読者を震撼させた衝撃の裏切りシーン、そして裏切りに至った切ない過去まで、ニコ=フォーゲイルについて詳しくまとめていきます!

 

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【アンデッドアンラック】ニコのプロフィール

ニコ=フォーゲイルは対未確認現象統制組織「ユニオン」の円卓メンバーで『不忘』の否定者。

初登場は2巻8話でした。

少なくとも50年前にはすでに組織に所属していた古参であり、組織内の科学技術者で、仲間たちの治療も担当している重要メンバーです。

組織内に自身のラボを持っており、なるべくラボから離れたくない旨をジュイスが汲んでくれているため課題への参加は少なく、それにより古参ながらも席次はⅧ(8)と低め。

とはいえ作中でもUMAランゲージの討伐(単独)、UMAパストの捕獲(ジュイス・フィルと)、UMAスプリングの討伐(風子奪還)など様々な課題に参加しています。

家族は妻イチコと、イチコとの娘でありラボメンバーのミコ。

妻イチコはすでに故人であり、以下のニコの好みはイチコの影響を大いに受けたものになっています

コーヒー、お好み焼き、タバコの匂い(ニコ本人は吸わない)。

ちなみにニコのモデルはニコラ・テスラです。

 

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【アンデッドアンラック】ニコの特徴

ニコは組織共通の赤い布(皆はネクタイ状)をヘアバンドのように頭に巻いた男性

ヘアバンド+素肌にジャケット+裸足とロックな恰好をしていますが、50年前には組織にいたことから分かるようにそこそこ高齢です。(アンチエイジング技術を使用)

目の下に濃いクマがあるなど不健康が窺えるその顔には、なんと額に4か所のプラグ挿入口が。

証(エンブレム)の着用法に関してもややクレイジーで、服に付けるのが面倒くさいという理由で胸に直接埋め込んでおり、右手の甲にも同じく証(こちらは妻イチコのもの)を直接埋め込んでいます。

また、いつも黒い浮遊球体に乗っているのも特徴です。

黒い球体の上にしゃがんでいるため身長が分かりづらいですが、腰が悪くなる前は180㎝はあったそう。

 

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【アンデッドアンラック】ニコの性格とは?

ニコは口が悪いながらもリーダーシップのある頼れる人物で、組織の要であり個性の強いラボメンをビシッとまとめあげています。

「礼はいいからデータ寄越せ」という合理的な性格ではありますが、「役に立てるとわかっている苦労ほど楽しいものはねえよ」と成果のためには苦労も厭わない一面も

若い頃から非科学的なことを嫌う一方で未知に挑まずにはいられない科学者らしい性格でもありました。

とはいえ元々「この世の全てを知りたい」と考え追求していたタイプだったため、神の気まぐれで理が改変されるたびに怒り狂っていたようです。

また本来は自称「ワガママで自己中」であり、自分の知りたいことしか知りたくないし不要なことはポンと忘れてしまうタイプでしたが、後述の否定能力によりそれがガラリと変わることになりました。

 

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【アンデッドアンラック】ニコの能力とは?

ニコは組織加入後に否定能力が発現しました。

ニコの能力は不忘(UNFORGETTABLE)

これは自己対象強制発動型で、自身が感知したあらゆる情報を忘れることが出来なくなるという能力です。

得た情報を忘れないわけですから、ニコの研究や情報管理に役立っていそうですよね。

しかし発現前の記憶は対象外であるため、新しい記憶に圧し潰されていってしまうという悲しいデメリットがありました。

これによりニコは自身の出生や子供の頃の思い出は覚えておらず、組織加入から能力発現までの記憶はその記憶と繋がりのあるもの(証や発明品)を近くに置いておくことで何とか保っている状態です。

 

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【アンデッドアンラック】ニコの武器とは?

ニコが戦闘に利用するのは、いつもニコの周りに浮遊し、移動にも利用している黒い球体「サイコポッド」

サイコポッドはニコがつくった思考制御型遠隔誘導汎用端末で、脳波によってコントロールできる球体です。

これを直接対象にぶつけたり、複数の球体を熱戦で繋ぎビームカッターのようにして対象を切断したりして戦います。

ニコはこの球体を最大11個使うことが可能で、指先にはポッド転送装置兼コントロール精度向上のギミックが詰まっています

戦闘に利用するほかにも、球体から伸ばしたケーブルを額のプラグに繋いで情報を検索したり、球体からアーム(応急処置などに利用)が出てきたり、人の記憶の保存ができたり、それを基に疑似クローンを生成したりと使い方はさまざま。

ちなみにニコはこのサイコポッドたちを「ベリーズ」と呼んでいます。

 

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【アンデッドアンラック】ニコの強さとは?

ニコはUMAランゲージの討伐(未描写)を単独で達成したほどの強さを誇ります

ニコの強さは何といっても科学力

作中では否定能力を活かしたり古代遺物(アーティファクト)を武器にしたりする者が殆どですが、ニコのサイコポッドを駆使した戦闘はそれらを相手に引けを取りません。

サイコポッドを応用した、否定者の能力・戦力をそのまま再現する「アストラルドールズ」も超強力。

アンディの身体を調べ上げた結果をヴィクトルとの戦闘に反映させるなど、あらゆるデータを分析・活用した戦闘ができるのもニコの強みです。

とはいえ実はフィジカルも強く、近接戦闘も得意。

第113話ではシェンの必殺技『五不苦星(ごふくせい)』を繰り出しアンディを驚かせました。

ニコはシェンの不真実を看破できる歴戦の猛者としてジュイスやアンディと共に名が挙げられている作中屈指の強者なのです。

 

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【アンデッドアンラック】ニコの組織としての役割とは?

ニコはあらゆる面で組織に貢献しています。

 

装備・武器の開発

まず組織共通のネクタイをはじめ、自身のサイコポッドやボイドのアーマー、タチアナの装甲、チカラのゴーグル、トップのパワードスーツ、対スプリング戦用ローブ、アンディのバイクなど、メンバーの装備関連の開発をしています。

最終的に『超弩級組織最終兵器対神破動砲』という神に対抗するための武器も作っていました

 

施設・UMAの管理

戦闘実験場を作ったり、UMAの管理をしていたり、組織施設の改装や操作もしています。

食べさせることでUMAを一時的にフェーズ2に出来る成長薬「キューブ」も開発しました(しかもサイコロ大という実用性の高さで)。

 

情報管理

情報面での活躍も大きく、組織が保管しているデータベースの検索や、罰(ペナルティ)で起きた世界改変の変更点の確認も行っています。

組織の活動に必要な情報統制(人の記憶を衛星から改ざん)もニコの開発によるもの

また、あらゆる情報を持っているため、ムイが中国語の勉強をする際の力にもなっていました。

 

医療面

ニコはメンバーの治療も担当

メンバーが負傷し次第すぐにニコが診て処置してくれます。

 

少し挙げるだけでもこれだけ貢献しており、ニコが組織にとって必要不可欠な理由がおわかりいただけたでしょう。

ニコの優秀な科学者チーム「ニコラボメンバーズ」も大きな力になっています。

 

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【アンデッドアンラック】ニコが組織を裏切り?

科学・情報・医療と全てに関与し組織にとって欠かせない存在だったニコ。

ところが第107話にて、なんと突然の裏切りで組織を崩壊に導きました!

きっかけはルインの急襲で死の淵に立った風子を復活させるために、組織がUMAゴーストを追加させて死の概念を変更したこと

そのゴーストがルインに荷担して、ニコに取引を持ち掛けてきたのです。

ルインに手を貸しアンディの霊魂を差し出せば、亡き妻イチコの霊魂を与えると。

そしてニコはその取引を受け入れ、ラグナロクを遅らせようと奮闘する組織と敵対し、ゴーストに連れ去られた風子の霊魂を取り戻そうとするアンディの前に立ちはだかったのでした。

仲間たちを裏切ってでも、ニコはイチコに会いたかったのです。

ニコがそこまでしてイチコに会いたがった理由は、自身の能力が関係していました

 

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【アンデッドアンラック】ニコの過去とは?

ニコは組織の古参ですが、当初はまだ否定者ではありませんでした。

むしろ科学者として神の攻略に挑んでいた彼にとって、否定者は「知識遅れのサイキックもどき」と揶揄していたほど認めがたい存在。

そのため「不眠」の否定者として円卓メンバー兼ラボメンとして加入してきたイチコ=ネムリとも初めは折り合いが悪く、互いの個性も相まって険悪なムードでした。

しかし1か月経つ頃には共同研究をするほどにまでに理解し仲を深めていき、やがてニコとイチコは夫婦となって娘のミコを授かります。

ところがイチコは「不眠」の影響で間もなくこの世を去ってしまうのです。

ニコが「不忘」を発現したのはまさにこの時。

先述したように「不忘」は、発現前の記憶は新しい記憶に圧し潰されていってしまいます。

そのためニコの中のイチコとの記憶がどんどん圧し潰されてしまい、能力発現後に見たイチコの死に顔だけが唯一の忘れられないイチコの思い出となってしまったのでした。

「微かに残るイチコへの気持ちを忘れる前に、また会って新たな思い出を作りたい」

ニコが組織を裏切った理由は、イチコを忘れてしまうことへの焦りでした

「忘れなければ死なない」というのがアンディと風子の合言葉のようなものとして描かれている一方で、ニコは能力のせいで愛する人との思い出を忘れてしまうという対比の切ないエピソードとなっています。

 

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【アンデッドアンラック】ニコは死亡した?

かつてイチコに「科学は全てを知ることではなく、常に新しい理を求め、理解し活かすこと」だと教わったニコは、その言葉を曲解してゴースト追加による新しい理を受け入れ、ゴーストと一体化し始めてしまいます。

そしてアンディとの戦闘によって、イチコとの思い出が詰まった発明品やラボが破壊されたことでニコの自我が崩壊し、そこをゴーストに乗っ取られてしまいました

しかしニコは「理を守らないならお前は科学の敵だ」と自我を取り戻し、自分(ゴースト)の中に匿われている風子の魂を肉体に戻すための方法として「実体と魂両方で核ごと俺を斬れ」とアンディに催促。

そうしてニコは、ニコの思いを受け取ったアンディによって斬られ死亡したのでした。

しかし最期にニコは、イチコやラボメンたちの魂と再会することができました。

 

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まとめ

ニコ=フォーゲイルはユニオンの古参ですが、メインエピソードとなる第107話までは特に目立った活躍はありません。

目立った活躍はないのに、作中の至る所にニコの力を感じるのがニコの凄さです。

そして切ない裏切りと共に過去や能力が明かされ、新章となる101回目のループでは風子の作る組織の最初のメンバーになるなど、いよいよ出番が増えてきました。

過去最高の組織を作るための重要人物としてますます活躍が描かれていきそうですので、ニコ=フォーゲイルには今後も要注目です!

 

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