「機械仕掛けの親指姫」と呼ばれている緒方理珠。
数学、物理においては学年トップを譲らないというほどの理系の天才なのに文系大学を目指しています。
というのも彼女の夢は人の感情を理解してゲームで勝てるようになることなのです。
アナログゲームをこよなく愛しているのですが、決して強いとは言えず、むしろ弱いので大学の志望動機がゲームのためというのは不順と思われがちですが、理珠は自分の好きなことを突き詰めたいというとてもまじめな理由なのです。
成幸に勉強を教えてもらっているうちに、どんどん変わっていく理珠に注目したいと思います。
Contents
【ぼくたちは勉強ができない】成幸を嫉妬させる理系の天才
理珠は理系の天才で数学・物理は他の追随を許さない「機械仕掛けの親指姫」と呼ばれるほどです。
高校生が解く問題なら、見た瞬間に頭の中で暗算し、解答してしまいます。
しかし、理論や数値化できない分野においては理解することができません。
【ぼくたちは勉強ができない】小さい身長に隠しきれない巨乳
小学生から変わっていないという驚きの143㎝。
それなのに、胸は今も成長を続けていて、ついに「G」になってしまいました!
【ぼくたちは勉強ができない】心理学を学ぶために文系を志望
理珠の進路志望は「大学で心理学を学ぶこと」
志望動機は「ゲームで勝ちたいから」です。
人の感情が理解できれば、ゲームで勝てるようになるのではと考えたからです。
【ぼくたちは勉強ができない】合宿で遭難し成幸とキス
成幸に恋愛感情を抱くようになり、成幸の言動に一喜一憂するようになる。
勉強合宿中に崖から滑った拍子に成幸とキスしてしまいます。
【ぼくたちは勉強ができない】理珠を見守る親父と関城
理珠の父は理珠のことを天使と呼んでも憚らないような人。
娘からも読者からもウザがられています。
【ぼくたちは勉強ができない】ばぁばの手作りゲーム
子供の頃ばぁばからばぁばのオリジナルボードゲームをプレゼントされていました。
緒方理珠がボードゲームを好きになった原点。
【ぼくたちは勉強ができない】文乃の気持ちと気付いた恋心
なんとなく成幸を意識している文乃。
星占いを見ても、占い通りのことが起きてしまうと思ってしまいますが、それは文乃が成幸を気になる彼だと意識してしまっているようです。
なにも意識していないのであれば、その占いが当たっているとは思わないのだと思います。
でも成幸=気になる彼と自分ではなんとなく意識しているにもかかわらず、その気持ちに頑張ってふたをしてしまっているのは、いまだに理珠やうるかに気を作っているからなのかもしれません。
【ぼくたちは勉強ができない】積極的になった理珠が覚醒!?
機械仕掛けの親指姫と言われている理珠は他人に興味を示さない子でした。
しかし成幸と関わり惹かれていくうちに、他人の感情を理解するためには他人にも興味を持たなくてはならないと言う事を学んでいきます。
おしゃれに無関心だった人生初の美容室へ行き、服の貸し出しまでしてくれて理珠がきらきら美少女に変身します。
成幸は喜んでくれるだろうかと思います。
でも成幸は全く理珠だと気づかずドキドキするのでした。
その時は容姿だけの変身でしたが、今度は成幸も理珠だとわかっていての変化です。
髪型が変わったからか、表情が豊かになったからなのか…それとも両方なのか。
成幸は理珠に向かって「緒方印象変わったよな」と告げます。
鈍感な成幸が変わったと言うくらいなので、それだけ大きく変化したのでしょう。
他人と関わることを苦手としていた理珠が、物腰も柔らかくなり、よく笑うようになりました。
おしゃれもするようになり、成幸にもアピールするようになります。
理珠らしいなとおもうところは、そのおしゃれアイテムが一つずつ勉強関連な事です。
香水は香りにリラックス効果があり記憶力の向上に、マニキュアの青は心理学的に集中力アップに良いと言われているため、勉強の際に視界に入りやすい手元に青を置くということ。
ネックレスは磁気ネックレスで勉強の肩こりを緩和してくれると成幸にも興味の持てる勉強のアイテムで統一しました。
これは成幸の心理を理解していなければできなかったことです。
そして最後に「今日の私はどうですか?」と尋ねます。
勉強熱心偉いと言う無難な言葉を言おうとした成幸に、理珠はぐっと顔を近づけ「それだけですか?」と尋ねます。
成幸は近いとうろたえながらも「前より女の子っぽくなったと言うか…綺麗になったと言うか…」と答え、あまり近づかれると緊張しちゃうから、無意識にするのはやめなさいと真っ赤になって告げるのです。
すると理珠は勉強になりましたと言って勉強モードに戻ります。
もう「機械仕掛けの親指姫」と言われていた頃の理珠ではなくなっていました。
【ぼくたちは勉強ができない】恋愛を計算できる理珠が一歩リード?
センター試験も間近なのに緒方理珠はまたイメージチェンジを測ってきました。
今までほとんどおしゃれに気を遣わなかったので、成幸にもとても分かりやすいものです。
まず成幸が気づいたのは髪型、分け目を変えてスッキリさせて前が見やすくなり勉強に集中できるので、正答率は12.5%。
嬉しそうにそう答え、あと87.5%当ててみてと成幸に伝えます。
「でもやはり難しいですかね。成幸さんって鈍感さんですし。」と何気なく成幸をあおります。
すると「全問正解してやろうじゃないか!!」成幸のやる気に火が付きます。
クイズを当てるということは緒方理珠のことをずっと注目して考え続ける事。
全問正解するまで、成幸の心の中を緒方理珠でいっぱいにできるのです。
もちろんこれも計算なのでしょう。
クリスマスくらいから緒方の印象が変わったと思っていた成幸。
物腰も柔らかくなり、心なしかよく笑うようになりました。
もちつきの大会のことも、誰かとおもちを「お突き合い」すると意図的に言い回しを変えています。
香水もつけていることに気づき、香りはリラックス効果もあり記憶力向上にいいと言い正解率25%。
成幸が好きというなら2人で会う日は毎回つけてくると告げます。
お餅つきも体力がなく、成幸に頼んで二人で突くことに。
二人で杵を持つため、マニキュアにも成幸は気がつきます。
正解率はこれで、37.5パーセント、青は心理学的に集中力アップに良いと言われているので、勉強の際に視界に入りやすい手元に青を置くことは実に合理的だと言います。
お雑煮で暑くなったところで、汗を拭いてあげて胸元をアピールしてネックレスに気づいてもらいます。
正解率50%達成、ネックレスは磁気ネックレスで、勉強の肩こりを緩和してくれる効果があります。
成幸は勉強アイテムがいろいろあり驚いています。
そこで緒方理珠は「今日の私どうですか?」と成之に尋ねます。
勉強熱心で偉い…と話しているときに距離を詰めてくる緒方理珠。
成幸は真っ赤になって「前より女の子っぽくなったというか…綺麗になったというか…」と答えるのです。
そしてあまり近づかれると緊張しちゃうので、無意識にやるのをやめなさいと言います。
すると、真っ赤な成幸と対照的に、すっと冷めてそろそろ戻ろうという緒方理珠。
残りの50%の答え合わせはという成幸に、あの問題は終了したと答えます。
中途半端で気持ちが悪いと追いかけてくる成幸に、おしまいですと嘯きます。
たしかに50%は勉強にまつわる物理的変化でしたが、もう50%は、どこかのどんかんさんにそういってもらえたら・・・という緒方理珠の気持ち的な変化だからです。
入試直前に緒方理珠は本気モードになっています。
自分の変化を計算し、成幸の気持ちも計算しているのでしょうか?
まんまと緒方理珠の策にはまってしまった成幸。
まとめ
まんまと緒方理珠の策にはまってしまった成幸。
クリスマスくらいから緒方の印象が変わったと思っていましたが、緒方理珠は物腰も柔らかくなり、心なしかよく笑うようになりました。
普段はあまり表面に感情を出さない緒方理珠がとても積極的です。
答えに対しての割合もすぐ出るので、髪型や香水などこの日に向けて準備をしたのでしょう。
鈍感すぎる成幸は緒方理珠がここまで計算して頑張っていることに気がついているのでしょうか。
気がついていないと思いますが、もうすぐ入試なので合格してからですね。
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