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【ゴールデンカムイ】ウイルクの過去を知る女性!ソフィア・ゴールデンハンドとは何者!?

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ウイルクをよく知る人物として、アシリパ一行が合流を目指すこととなった亜港監獄の女囚ソフィア。

虎を素手で撃退するほどの豪傑ぶりを見せた強烈なキャラクターで今注目を集めています。

アシリパの知らないウイルクをたくさん知っている彼女が、一体どういった人物で、ウイルクの過去にどのように存在していたのか。

ここでは、物語の鍵であるアシリパの記憶を開くためのキーマンであるロシアン美女ソフィアについてご紹介していきたいと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】法廷でつけられた愛称は「金の手」

若かりし頃のキロランケたちが実行した皇帝暗殺の首謀者です。

亜港監獄に収監されていて、活動資金に犯罪を繰り返していた義賊であることから、法廷で「金の手」という愛称がつけられています。

 

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【ゴールデンカムイ】樺太の刑務所に服役中

皇帝暗殺派のリーダーではあるのですが、証拠が一切無いため処刑が出来ず、未だ密かに幽閉されています。

看守からの鞭打ちも物ともしない豪胆な描写で登場し、読者に強烈なインパクトを与えました。

監獄の同房には、杉元一行が世話になった灯台夫婦の娘がいましたが、恐らくそれはまた別の話となるでしょう。

 

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【ゴールデンカムイ】牛乳を使ったメッセージで脱獄を図る

樺太の流刑囚たちは牛乳を使った〝あぶり出し〟で監獄の外と連絡を取り合っていたようです。

ソフィアにも覚えのない叔母と名乗る人物から手紙が届きましたが、それもあぶり出しによるキロランケからのメッセージでした。

〝あぶり出し〟は多くの方が幼少の頃にやったかもしれませんが、果汁など乾くと無色になる液体(ここでは牛乳)で文字を書くもので、乾燥後は一見ただの紙なのに、火で炙ることによってそこに書いた文字が浮かび上がってくるという、原始的ながら秘密のやり取りには持ってこいの手法なのです。

それによってソフィアは、キロランケからの脱獄計画の連絡を受けていました。

 

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【ゴールデンカムイ】生まれは裕福で教養があるお嬢様だった

現在は監獄に収監されているソフィアですが、元は貴族の出身です。

その育ちから、ロシア語の読み書きが出来て、咄嗟にフランス語が出ることもありました。

教養も勇気もあり美しかった彼女に、キロランケとウイルクも憧れたと言います。

豪華な家で綺麗な服を着て育ち、都会の事しか知らないお嬢様だった彼女は、ウイルクに出会うことによって、少数民族の生活や信仰などに触れていきました。

 

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【ゴールデンカムイ】革命運動でウイルクとキロランケに出会う

ソフィアは革命運動の中でウイルクとキロランケに出会いました。

そのきっかけについては少しだけ歴史の話に触れておく必要がありますので、史実と併せて簡単に説明しておこうと思います。

ざっくりですので間違いがありましたら申し訳ありません。

当時のロシアは、近代化の遅れを感じたアレクサンドル2世によって改革が為され、工業化・資本主義へシフトしていきますが、〝農奴解放令〟を始めとしたそれらの策は国民が期待するレベルではなく、知識人階級の一部で社会主義国家を目指す動きが出てきます。

社会主義を実現するためには農民が起ち上がることが必要だと考え、革命家の知識人たちは農民に紛れて彼らの蜂起を促していました。

しかし保守的な農民たちには皇帝への信奉が根付いていてうまくいきません。

そこでソフィアはそれが根付いていない、まだロシア正教に染まっていない極東の少数民族たちと共に戦おうと考えました。

そしてその少数民族側も、ロシアが極東に拡がることによって自分たちの信仰や文化が変えられていくことを危惧しており、そのためにキロランケとウイルクはソフィアたちの活動に参加することにしたのです。

 

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【ゴールデンカムイ】ウイルクへの恋心

ソフィアはウイルクに出会い、共に過ごし、色々な事を教わる中で彼を知っていくことによって、密かに想いを寄せていきました。

今でも「彼は純粋で美しかった」とその人柄を振り返ります。

しかし恋心を抱いているにも関わらず、ソフィアはウイルクと一緒に北海道へは渡りませんでした。

 

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【ゴールデンカムイ】長谷川の妻子を間違えて撃ち殺してしまった過去

ソフィアが2人と別れたのは皇帝暗殺後10年以上経った頃です。

ソフィア・ウイルク・キロランケの3人は長い逃亡生活中に、日本人がいるという長谷川写真館の情報を得て、そこの長谷川幸一という人物に日本語を教わることにしました。

北海道へ渡るためです。

快諾してくれた長谷川の元で楽しく日本語を学ぶ3人でしたが、その穏やかな日々は突如終わりを迎えました。

いつものように長谷川写真館に向かったある日、オフラーナという反乱分子を取り締まる秘密警察が写真館を訪れてきたのです。

指名手配犯であるソフィアたちはすかさず応戦しました。

実は秘密警察の目的はソフィアたちではなかったのですが、手を出して顔を見られてしまった以上誰ひとりとして帰すわけにはいきませんので、3人は写真館の周りに待機している者も含めて殲滅しました。

しかし、一段落し銃を片手に辺りを確認していたソフィアの目に大変な光景が映りました。

長谷川の妻子が銃で撃たれて倒れていたのです。

秘密警察の訪問を予感していた長谷川は予め妻子を遠ざけていたのですが、彼女は愛する夫の身を案じ戻ってきてしまっていたのです。

自分が撃ってしまったと気づいたソフィアは、取り返しのつかないことをしてしまい絶望しました。

 

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【ゴールデンカムイ】罪滅ぼしとして女の幸せを捨てる

長谷川の妻と子を誤って射殺してしまったソフィアは自分を責め続けました。

愛するウイルクと共に生きたいと思っていましたが、親子の愛、幸せ、ぬくもり、小さな命に宿る未来を奪ってしまった自分がそれを持つことは許されないと感じたのでしょう。

彼女は自身の女としての幸せを求めることをやめ、北海道へは渡らずにそこで戦い続けることを選びました。

日本語を覚える気があまりなかったようですので、どちらにせよ日本に渡る気はなかったのかもしれませんが、ウイルクが一緒に行こうと言えば行く可能性はありました。

しかし長谷川妻子の命を奪った罪滅ぼしのために、その選択を自ら消去したのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】なぜキロランケをビンタした?

現在ソフィアは、キロランケの計画通りに亜港監獄を脱獄しました。

キロランケとの久々の再会で注目されるシーンでしたが、「いい女になったな」と再会を喜ぶキロランケに対し、ソフィアは無言で強烈なビンタ。

第一声は「よくもウイルクを」でした。

獄中で手紙を見ながらウイルクの名を呼び涙している場面がありますので、ウイルクが亡くなったことは手紙で聞いていたようですが、キロランケが指示したことまで知っているかはわかりません。

ビンタの理由はまだはっきりしていませんが、キロランケが指示したことを知っていれば〝ウイルクを殺したこと〟に対してでしょうし、知らないなら〝(ウイルクを亡くしてしまったことへの)一緒に日本へ行ったキロランケの責任〟に対してではないでしょうか。

いずれにせよ彼女が愛したウイルクに会えることはもうないのです。

 

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まとめ

ウイルクの過去を共にしていた女傑ソフィアは、理想の社会のために国と戦う気高き戦士でした。

聡明で武力がありながら無邪気な一面も持ち、ウイルクを愛しているところが、アシリパに近いものを感じますね。

強い芯と優しさ故に愛する人と袂を分かった過去、その先に長い監獄生活を過ごし、再び外へ出た現在、望んでいるものは変わっていないのでしょうか。

今のところわかりません。

合流した後はアシリパ一行と行動を共にしており、過去のウイルクを語る彼女は金塊の鍵であるアシリパの記憶を紐解く重要な存在であることは間違いありません。

日本語が話せず常にキロランケの通訳を通していますので、直接的な思考がわかりづらいキャラクターとなっていますが、少なくともウイルクの娘であるアシリパの強い味方かなと思います。

これからの活躍が楽しみですね。

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒鶴見篤四郎は長谷川幸一としてウイルク・ソフィア・キロラン・・

⇒ウイルクを知る女性ソフィア・・

⇒姿を消したソフィア・・

⇒真実を語らないキロランケとソフィア・・

⇒金貨に込めたウイルクの願い!!アシリパはアイヌを守ること・・

 

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