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最新ネタバレ『スパイファミリー』72-73話!考察!ハイジャックの目的は?!それぞれが動く救出作戦の行方は?!

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ついに子供たちのSOSが実を結び、バーリント市の警察が犯人たちを包囲しました。

ハイジャックの目的もようやく明かされることになります。

大人たちはいよいよ子供たちを救出できるのでしょうか?!

それでは第72話の考察を始めていきます。

 

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『スパイファミリー』72話!のネタバレ

それでは『スパイファミリー』72話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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包囲網

警察にバスが包囲されたと知ると、子供たちは大喜びです。

思わず立ち上がり、出口に向かおうとする生徒も数人いました。

ビルはその瞬間、威嚇射撃をしました。

ビルはこれまで爆弾やら銃やらで脅してきたものの、本当に発砲することはありませんでした。

子供たちは銃声に驚き、慌てて席に戻りました。

犯人集団はなぜ警察に先回りされたのか不思議でたまりません。

その真相はアーニャがビリーの心を読み、ベッキー&ダミアンと協力して車外にSOSを伝える手紙をだしたからです。

もちろん、それを犯人たちが知る由はありませんが…。

警察は無駄な抵抗はやめて降伏するよう迫ります。

さらに犯人たちを追い詰めるように、保安局まで到着しました。

追い詰められた<赤いサーカス>はどんな手段に出るのでしょうか?!

 

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交渉

市民の命を守るのが仕事の警察と違い、保安局の仕事は、この東国に楯突く連中を微塵も許さないことです。

そのことはビリーもよく知っています。

保安局が来ているとなれば、人質がいても安心などできません。

ビルは子供たちに黒い布を渡し、バスの窓を覆うよう指示しました。

これで中の様子はわからなくなり、不用意に警察が狙撃する事もできなくなります。

ビリーはダミアンを掴み、バスのドアを開けて姿を見せました。

ダミアンの首には爆弾がくくりつけられています。

自分達に手を出せば、この爆弾を爆発させると脅したのです。

さらに中にいる他の生徒も、もう1台のハイジャックされたバスの中にいる生徒も、下手な対応を取れば道連れだと宣言しました。

警察は目的を尋ねました。

ビルの要求は2つです。

1つ目は獄中にいる17人の<赤いサーカス>同志の解放。

2つ目は17人を含めた全員の北国(ノルティカ)への亡命。

これを守ってくれるなら、同志1人につき生徒を5人開放すると言うのです。

飛行場に飛行機を用意させ、そこに開放した同志を連れて来ればすべて解決、それがビリーの要求でした。

 

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警察VS保安局

警察はビリーの要求に頭を抱えました。

すると保安局が「相手はわれわれの管轄だ」と出てきました。

保安局の姿勢は”テロリストとは交渉しない”です。

警察に市民を守る義務があるように、保安局には国を守る義務があるのです。

テロリズムに屈したとあれば、西国をつけ上がらせることになります。

たかが十数名の命のために、全東国民の命を危険に晒すことはできません。

お互いの正義がぶつかり合いました。

更に言えば、警察には警察以外の意思も働いていました。

内務省から「待った」がかかっていたのです。

イーデン校は名門校。

通う生徒たちの親が権力者である可能性は高いですからね!

ビルたちもそれを狙ってイーデン校のバスを標的にしていたわけです。

ところが、保安局から残酷な事実が発覚します。

ビリーの同志17人の大半は獄中で既に死亡しているというのです…。

 

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ビルの中身は…?

バス内では<赤いサーカス>内で意見がぶつかっていました。

もっと強気に交渉していくべきだとする過激派は、日没までに応じなければ生徒を1人づつ殺していく、というかなり恐ろしい提案をだしました。

でもビリーは冷静でした。

下手に時間制限を設けてしまえば、保安局に強行突破の口実を与えることになりかねません。

時間を稼ぎ、生徒たちの親から政府へ圧力が強まるのを待った方が賢明だと判断していました。

ダミアンはようやく自席に戻れましたが、父・ドノバンに迷惑をかけることになってしまったことを恥じていました。

すると、後ろの席にいたビル・ワトキンスは大人顔負けの持論を展開しましたw

「僕たちは非力な子供なんだ。守ってもらうことは全然恥なんかじゃない」

この緊急事態、さらに首に爆弾をつけられた状態でも取り乱さなかったダミアンはそれだけで立派です。

大人たちに助けてもらうのを待つのは確かに全然恥なんかではありませんよね!

でも…ダミアンはそれよりビルの中身が気になります。

「お前、本当は中身オッサンだろ」

ビルには失礼な話ですが、貫禄・体格・精神、どれをとっても確かにオッサンなんですよねw

 

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大人たちの奮闘

ビルが言うように、子供たちの命は大人たちにかかっています。

WISEでも、人質にアーニャが含まれていることを把握していました。

ハイジャックされたバスは2台。

1台はすでに包囲されていますが、もう1台の行方がわかりません。

もう1台の行方がわからないと、下手に行動できないわけですから、まずはその捜索に力を入れていました。

そこに有力な目撃情報が舞い込みます。

エージェント<ケバブ>が、113号線でそれらしきバスを見たと言うのです。

ハンドラーは即座に匿名で警察にリーク、その情報は瞬く間に広がりました。

その情報は、縛り付けられていたユーリの耳にも入りました。

(アーニャの関係者であるため、捜査には関わらせないように指示が出ていました。)

「僕に捜査させてください!」

バスが通ったと推測されるデムフォレスト地区はユーリにも馴染みのある土地であり、知り合いの密告屋もいます。

その熱意に負け、ついにユーリも捜査に加わることになりました。

ユーリはさっそく密告屋に情報収集を依頼し、消えたバスの行方をしらみ潰しに探し始めました。

 

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持久戦

アーニャたちを乗せたバスは警察と保安局に包囲されたまま、膠着状態が続いていました。

残る1台の行方について、有力な情報が出たこともあり、保安局が推していた強硬策はその続報を待つ形で凍結されました。

これにはやはり政治家の力も働いていたようです。

ただ、バスの中にいるのは1年生たちです。

トイレの我慢も限界でした。

ビリーはもじもじしている子供たちに気がついています。

1人づつ、外で用を足す許可を与え、ビリーが付き添いました。

エミールは外で監視されながらのトイレに屈辱を感じ、口に出します。

それを聞いたビリーは「この程度のことが恥に思えるなら恵まれている」と返しました。

このセリフから、ビリーにも辛い過去があることが見え隠れしています。

好きでテロリストになりたい人はそうそういないでしょうからね…。

そうこうしているうちに、バスのそばにベッキーの父親、侍女のマーサ、担任のヘンダーソンなどの関係者が集まり始めていました。

マーサとヘンダーソンは知り合いのようで、現状について情報を共有していました。

心配なのは、救助まで子供達の心が持つかどうか…。

バスの中は暑い上に窓は布で覆われています。

ただただ恐怖の中、待ち続けることは1年生には厳しいことです。

バスに乗っていた教師は後ろ手に縛られ、身動きが取れません。

具合まで悪くなってきた様子の教師に、不安気な生徒たちの心の声が響き、アーニャもノックダウン。

苦しい時間が続きました。

 

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ヘンダーソンの勇気

しばらく経って、ビリーは外に出て交渉の状況を尋ねました。

警察は現在、まずは3人の囚人の手続き中であると答えました。

人質の安否を確認するためにも、警察としては食べ物と飲み物を持ってバスの中に入りたいと考えていました。

ビリーはバスの中の状況を見て、警察の提案を受け入れます。

ただし、バスに入れるのは警察ではなく学校関係者に限定させました。

「生徒たちを安心させたい」

ヘンダーソンは名乗りを上げ、バスに入って行きました。

子供たちはヘンダーソンの顔を見ると泣きながら近寄ってきました。

馴染みのある顔を見て張り詰めていた心が切れたのでしょう。

ヘンダーソンはそれを見て子供たちに優しく言いました。

「大丈夫だ、必ず助かる」

ヘンダーソンはそれから具合を悪くしていた教師の解放を求めました。

ビリーは最初こそ拒否していましたが、ヘンダーソンが代わりに残るとまで言い出すと、承諾してくれました。

バス内に残ることになったヘンダーソンは、子供たちの様子を見回しました。

目に入ったのはアーニャの首につけられた爆弾です。

非道な行為に怒りを滲ませます。

(本当はフェイクなんですけどねw)

ヘンダーソンはビリーの制止を無視して子供達に語りかけました。

「水と食料はみんな行き渡ったか?」

恐怖で食事も喉を通らないかもしれない…。

そんな心配をしていたヘンダーソンでしたが…?!

 

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鋼のメンタル

ヘンダーソンの問いかけに1番元気な声をあげたのがアーニャでした。

「アーニャちょうどおなかすいてた」

首の爆弾がフェイクであることを知っているが故に、アーニャは堂々としているだけなのですが…。

ヘンダーソンにはアーニャが素晴らしい胆力を持っているようにしか思えませんでしたw

配られた食料は、ベッキーの会社の夜戦食でした。

ベッキーはそれを見て涙ぐみます。

きっと外にはベッキーの両親やマーサが来ている!

子供たちは食事のひと時、緊張をほぐして話しました。

あまりにもいつも通りな子供たちに、ヘンダーソンが拍子抜けするほど。

(ワシ、必要なかった?)

子供は適応能力が高く、どんな時でも楽しめる生き物なのですw

 

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ビリーの悲しい過去

ヘンダーソンはビリーに「子供は?」と尋ねました。

ビリーは「娘が1人」と短く答えました。

だからビリーは何かと子供の扱いが上手だったのですね!

ヘンダーソンはこれはチャンスだとばかりにビリーにお願いをしました。

ビリーも子を持つ親なら、心配する親の気持ちがわかるはずです。

こんなことに子供を巻き込まないでほしいのです。

しかし、ビリーの口から出てきたのは悲しい現実でした。

「娘は…政府に殺された」

ビリーの言葉にヘンダーソンは言葉を失います。

続けてビリーは<赤いサーカス>の成り立ちを語り始めました。

もともと<赤いサーカス>は自由と平等を謳う学生運動から生まれた集団でした。

社会的弱者を守るために声をあげて戦っているだけでした。

真っ当な主張を真っ当な方法で訴えていただけだったのに…そのメンバーを政府は暴力でねじ伏せたのです。

結果、ビリーの仲間たちは17人も投獄され、娘は殺されてしまいました。

「体制側の連中にとやかく言われる筋合いはない。身から出た錆だと思い知るといい」

ビリーの決意は深く悲しいものでした。

 

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突破口?!

その頃、ユーリはバスと思われるタイヤ痕を見つけていました。

追っていくと、そこにはバスが…!

銃を持った怪しげな男たちの姿が見えます。

これはビンゴでしょう。

ユーリは身を隠しながら、チャンスを待ちます。

行方不明だったバスが見つかれば、アーニャたちのバスへのアプローチも変わってくるはずです。

膠着状態はこれで崩れる?!

ユーリが見つけたバスは突破口になれるのでしょうか?!

 

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『スパイファミリー』ネタバレ72-73話のまとめ

今回は、ハイジャックから子供たちを救うために奮闘するお話でした。

ビリーはついにハイジャックの目的を明かします。

それは捕まっている同志17人の解放と、全員の北国への亡命です。

子供達の命を最優先する警察はビリーの要求に頭を抱えました。

しかし、東国を守るのが仕事の保安局は、テロリストとの交渉に応じるべきではないと考えていました。

数十人の子供の命より、東国国民を守ることの方が大切なのです。

お互いの正義がぶつかり合う中、もう1台のハイジャックされたバスの行方に有力な情報がもたらされました。

ユーリはそのバスの行方を追うために捜査に参加できることになりました。

もう1台のバスの行方がわかるまでアーニャたちのバスへの強硬策はなし。

膠着状態が続くことになりました。

そこで食べ物と飲み物が配られることになります。

ヘンダーソンは子供たちのためにバスに入り、様子を確認しました。

意外なことに、アーニャたちはみんな割りと元気w

子供たちの逞しさには驚かされます。

ヘンダーソンはビリーにも直接交渉を試みますが…明かされたのはビリーの悲しい過去でした。

自分たちの正義のために戦ったのに、政府は暴力でねじ伏せました。

その過程でビリーの娘は死亡しています。

深く強い悲しみと憎しみがビリーを突き動かしているのでしょう。

膠着状態の突破口を求めて、ユーリはついにもう1台のバスを発見します。

これで事態は大きく動くのでしょうか?!

次回もますます目が離せませんね♪

 

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