- アサはデンジをターゲットにし、強力な武器を手に入れるためにデートを計画する。
- デートのプランはアサの計画通りに進み、デンジは自分の意見を無視される。
- ヨルの批判と飢餓の悪魔の登場により、アサの正しさとデンジを武器にすることの難しさが浮き彫りになる。
前回、強力な武器を手に入れるため、アサはデンジをターゲットに決めました。
その為に、まずは自分の虜にすること。
アサはデンジをデートに誘います。
2人は水族館デートを始めるのですが…。
そこには思いもよらない展開が待っていて…？！
それでは第113話『ペンギンが見たい！』の考察を始めていきます。
目次
『チェンソーマン』113話！のネタバレ
「#チェンソーマン 第二部」
ジャンプ＋にて
本日は最新第113話が配信されました！
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それでは『チェンソーマン』113話！の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
デートの準備
デンジとのデートに向け、アサはおめかししていました。
なるべく”かわいい”と思ってもらえるように、髪型も考えました。
結局、ヨル曰く”地味”な(清楚な？)二つ縛りの髪型に落ち着きます。
ヨルはアサにデンジを惚れさせることができるのか不安を感じていました。
でもなぜかアサは自信満々です。
男なんて、少し楽しませてあげればすぐに女を好きなってしまう生き物、と思っているようです。
それに…アサは鏡を見て微笑みました。
(私ってそこそこかわいいから…ちょっと遊べばすぐに惚れるでしょ)
アサが意外と自信家であることも判明w
アサはヨルの心配をよそに、楽勝モードでデートに臨むことになりました。
イソギンチャク
デートに選んだ場所は定番の水族館！
アサはイソギンチャクについて延々と説明を始めます。
デンジはそれを黙って聞いていました。
しばらく我慢したデンジは「ペンギン見に行きたいんだけど」と言い出します。
イソギンチャクの話を延々聞くより絶対楽しいですからねw
ところが、アサは頑固でした。
アサはこの日のために”水族館を楽しむ計画”をキッチリ作ってきたのです。
その計画によればイソギンチャクはあと10分見る予定。
「計画外のことはしない」
デンジはアサにペンギンを却下されてしまいました。
ヒトデ
アサの計画によれば、次はヒトデの解説です。
イソギンチャクの時同様、デンジにとっては興味のない生態などの説明が続きます。
デンジはたまらず、再び「ペンギンが見たい」と訴えましたが、アサはそれも却下。
計画ではヒトデに30分の時間がつけられているからです。
デンジの意見を却下してさらに説明を続けるアサ…。
アサは重大な勘違いを起こしていることにまだ気づいていません。
この時のアサは、デンジがそろそろ自分を好きになってきた頃だとさえ思っていたのです。
こんなに面白い説明は水族館の職員にもできないのだから、と。
デンジはもう一度だけ言いました。
「予定を無視してペンギン見に行かない？」
これが最後のチャンスでしたが…デンジが言う通りにならないことに対し、アサは最悪のやり方をとってしまうのです…。
デンジの変化
「アンタは何も考えなくていい」
アサはデンジの意見を全て無視してしまいました。
自分の計画通りに動いていれば楽しいはず。
その強すぎる思い込みが、アサを頑固にしていました。
デンジはついにアサにソッポを向いてしまいます。
デンジはかつて面倒なこと、嫌なことから逃げ、マキマの言う通りに動く犬になったことがありました。
その時の選択は、パワーを失うきっかけとなり、デンジに大きな傷を残しました。
自分で考えることの大切さをデンジは学んでいたのです。
アサの言い方はデンジにとっては正に最悪の悪手だったのです。
「俺は俺で考えることにしたんだ！イロイロ…！」
デンジは自分の頭で考え、1人でもペンギンを見にいくことに決めました。
アサを残し、ペンギンの元へ向かったデンジ。
残されたアサはまだデンジの行動が理解できずにいました。
ヨルの見解
アサが1人になったところでヨルが登場しました。
ヨルはデンジを追いかけるべきだと思っています。
今日の目的はデンジに惚れてもらうことなのですから、ヨルの考えは正しいでしょう。
でもアサには理解できません。
アサからすれば、せっかく面白い説明をしてあげているのに、勝手にペンギンを見に行ったのはデンジの方です。
「間違ってるのはアイツの方じゃない」
ついにヨルはアサにストレートに伝えましたw
「お前…つまらない人間なんじゃないか？」
ヨルは悪魔ですから…オブラートに包むのは苦手なんでしょうw
ヨルはヨルなりにアサとデンジのデートを見ていて感じたことを伝えました。
アサの説明を聞いている時、デンジはつまらなさそうにしていたこと。
ヨル自身も退屈だと感じていたこと。
アサはヨルにずけずけと言われたことが悔しくてたまりません。
と言うより、自分の間違いを認められないのです。
アサの正しさ
アサはこの日のために図書館で海の雑学を勉強していました。
きちんと努力してきたのです。
だから、それをつまらないとか退屈とか言う方が間違えていると言い張りました。
ヨルは面倒になったのか、アサの話はそこそこに「早くあの男を追いかけろ」とかなり合理的なセリフを口にしました。
アサはますます面白くありません。
「私は何も間違ってないもん！」
アサが叫んだ時でした。
突然、アサを”妹”と呼んでいた謎の女生徒が現れたのです。
「その通り。アサちゃんは何も間違ってない」
女生徒はアサを肯定し、アサを否定するデンジを批判しました。
でも女生徒も1つだけアサの間違いを指摘しました。
「アサちゃんはデンジ君を武器にすることはできない」
それこそがアサが”正しい”ことの証明です。
アサは正しいことしかできない。
だから人(デンジ)を武器にすることもできないのです。
アサはそれよりも、なぜこの女生徒がアサ(ヨル)の力である武器化を知っているのかが不気味でした。
飢餓の悪魔
アサの疑問に女生徒は答えました。
「私は戦争の悪魔のお姉ちゃん」
女生徒の正体は”飢餓の悪魔”だと言うのです。
「キガちゃんって呼んで」
アサは混乱しました。
戦争の悪魔(ヨル)に姉がいたなんて初耳です。
一方、ヨルは咄嗟にアサに「コイツの話は聞いちゃダメ」と言おうとしましたが、間に合いませんでした。
飢餓の悪魔(キガ)の力でヨルはキガと共に建物の外に飛ばされてしまいました…。
キガの声だけが響きます。
「飢えればどんな人間でも正しさを捨てられると思うの」
アサの頑固さもキガにはお見通しのようです。
キガの手により、舞台は整えられました。
この水族館から出るためには、デンジを武器にするしかありません。
この中に閉じ込められたと言うことは、いずれ飢えて死んでしまうのでしょう。
アサはそれまでにデンジを虜にして、殺して、武器にすることはできるのでしょうか…？
緊急事態
キガに課せられたミッションが始まりました。
そこにデンジが戻ってきます。
デンジはペンギンを見に歩いていたはずでした。
でも歩いても歩いても廊下の外には出れませんでした。
デンジはこの感覚が何なのかわかっています。
これは悪魔の仕業。
それも地獄からやってきためんどくさい相手…！
アサの目的をまだ知らないデンジ。
この混沌とした時間の先に待つ結末とは？！
『チェンソーマン』ネタバレ113-114話のまとめ
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今回は、デンジとアサの水族館デートのお話でした。
デンジを武器にするため、虜にしたいアサは多少のおめかしをしてデートに臨みました。
ところが、アサが考えたデートプランは退屈そのものw
分単位で組まれたスケジュール通りに、水族館の生物の解説が続きます。
ペンギンを見たことがないデンジは、イソギンチャクやヒトデといった地味な生物ではなく、ペンギンを見に行きたいのですが…。
アサは頑固でまったく融通が効きません。
ついにデンジは1人でペンギンを見に行ってしまいました。
残されたアサにヨルは苦言を伝えました。
このままではデートは失敗ですからね…。
「私は間違ってない」と強がるアサの横に突然、あの女生徒が現れました。
彼女の正体は飢餓の悪魔だったのです。
女生徒は戦争の悪魔の姉だと名乗り、自らを”キガちゃん”と呼ぶようにお願いしてきました。
しかもキガはヨルを連れて一緒に建物の外に消えてしまいます。
残されたのはアサとデンジだけ。
キガはアサの”正しさ”がある限り、デンジを武器にすることはできないと知っていました。
だからこの建物に閉じ込めたのです。
それにしても、アサの正しさは正義の悪魔も絡んでる気がしますが、どうなんでしょう…？
人は誰でも飢えれば正しさをも捨てられるというキガ。
この建物から出るためにはデンジを武器にするしかありません。
アサは正しさを捨てて、デンジを武器にできるのでしょうか？！
来週もますます目が離せませんね♪
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