スポンサーリンク

【スパイファミリー】まだまだ謎が多いスパイファミリーの伏線について徹底考察!!真の黒幕とは!?

スポンサーリンク

『スパイファミリー』は2022年10月時点で10巻まで発売されている大人気漫画ですが、実はまだまだ謎だらけ!

何気ない日常を描きながらも、その1コマに重要な情報が隠れていたりと、作品の根幹や今後のストーリーに繋がりそうなヒントが少しずつ出されているんですよね。

もちろん深読みもあるでしょうが、情報を武器とするスパイを描く作品だからこそ、すべての情報に目を向け答えを導き出していきたいところ。

そこで本記事では「スパイファミリー」がより楽しめる!?作中の重要な設定・キーワードとそれにまつわる謎を徹底考察していきます!

 

スポンサーリンク

 

【スパイファミリー】スパイファミリーとは?

『スパイファミリー』は集英社の漫画サイト及びアプリ「少年ジャンプ+」で連載中の遠藤達哉先生による漫画作品

疑似家族となった仮初の父母娘3人が偶然「スパイ」「殺し屋」「超能力者」であり、互いに正体を隠しながら“普通の家族の普通の日常”を送ろうと奮闘するホームコメディです。

ポップな絵柄と個性溢れるキャラクターたち、脇役まで輝くストーリーなどが幅広い層の心を掴み、コメント数・閲覧数・発行部数などにおいて「少年ジャンプ+」の最高記録を次々に更新した「少年ジャンプ+」史上初の大ヒット作。

連載を開始した2019年・翌2020年には数々の賞を受賞、2022年には早くもテレビアニメ化され、全10巻で累計発行部数2500万部を突破したほか、ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされるほど世間に認知される大人気作品となりました。

さらに2023年にはミュージカルが上演予定など、メディアの枠を超えて席巻中です。

 

スポンサーリンク
"
"

【スパイファミリー】スパイファミリーのあらすじ

世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。

敵国同士であった東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)には“鉄のカーテン”が下り、仮初の平和のもと十余年の冷戦状態にありました。

そんな中、西国の情報局対東課<WISE>所属の敏腕スパイ<黄昏>に、戦争を企てていると目される東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動きを探るための極秘任務が課せられます。

オペレーション梟<ストリクス>と名付けられたその任務は、なんと一週間以内に“家族”を作り、子どもをデズモンドの息子が通う名門イーデン校に入学させろというもの

そこで<黄昏>は精神科医<ロイド・フォージャー>となり、急ぎ孤児院で“娘”を引き取り、たまたま利害一致した女性を“妻”とし、疑似家族フォージャー家を作りました。

ところが偶然にも娘アーニャは超能力者、妻ヨルは殺し屋、そして後に家族になる犬も予知能力犬だったのです。

奇しくもロイド含めそれぞれが正体を隠して家族を演じるフォージャー家に、オペレーション梟の成功=世界平和が託されることになったのでした。

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線①アーニャの正体について

オペレーション梟の成否を握っているのが娘のアーニャ。

アーニャが懇親会に出席できる特待生(インペリアルスカラー)になれるか、あるいはデズモンドの息子ダミアンと仲良くなれるかが成功のカギです。

しかしアーニャには未だに謎が多く、その正体が物語における大きな伏線になっているのではないかと考えられています。

フォージャー家に知られていないアーニャの正体は、とある組織の<被験体007>

アーニャは物語の1年ちょっと前にその施設を逃亡してきたようで<被験体007>時代の描写は少なく、例えば以下のような謎が伏線となり得ます。

 

アーニャがいた組織について

どこの組織で何を目的に運営されていたのか、いつから存在し現在も存在するのか?

 

被験体について

007ということはアーニャの他に少なくとも6人の被験体が存在する?

 

アーニャの逃亡について

どうやって逃亡してきたのか、追っ手はなかったのか?

 

アーニャが<被験体007>としていた施設については恐らく作中の最重要ポイントと言えるので引き続き注目していましょう。

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線②アーニャの能力について

アーニャは生き物の心を読むことができる超能力者

これは先述の組織の実験によって偶然生み出された結果で、人の心を読むことはもちろん、ボンドの未来予知映像を一緒に見たり牛の恐怖心を感じ取ったりと、動物の心も受け取れる便利な能力です。

しかしアーニャはこの能力により様々な場所で気味悪がられてきた経験があるので、ロイドとヨルにも内緒にしています

能力について気になるのは以下のポイント。

 

どんな実験の末にこの能力が目覚めたのか

組織のどんな思惑から偶然この能力が生まれるに至ったのか気になります。

 

新月の日は能力が消失(エクリプス)

アーニャの能力は新月の日に消失してしまいます。

第26話ではカンニングが出来ないというエピソードで描かれましたが、今後さらに新月の日にちなんだ深刻なエピソードも出てきそうです。

 

他にも能力者はいるのか

アーニャの他にも被験体がいたならば、その子たちも能力者なのか、今後アーニャあるいはロイドの前に立ちはだかるのか気になりますね。

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線③アーニャの両親について

アーニャの両親は2組います

オペレーション梟(ストリクス)上の両親

現在アーニャはフォージャー家の娘であり、「ちち」と「はは」がいます。

アーニャの「ちち」は精神科医×スパイであるロイド・フォージャー。

表向きはバーリント総合病院の精神科医ですが、その正体は西国の敏腕スパイ<黄昏>であり、オペレーション梟のために疑似家族フォージャー家を作った本人です。

アーニャにもヨルにも正体を隠していますが、アーニャは能力によりロイドの正体を知っています

また、ヨルにはロイドとアーニャは実の親子(先妻の子)だと伝えています。

ロイドに関しては第62話で過去編が描かれましたが、本名や父の行方などまだ多くの謎が残っていますので今後の物語に絡んでくるのか注目です。

アーニャの「はは」は事務員×殺し屋であるヨル・フォージャー。

表向きはバーリント市役所の事務員ですが、その正体は凄腕の殺し屋<いばら姫>。

アーニャにもロイドにも正体を隠していますが、アーニャは能力によりヨルの正体を知っています

世間に溶け込むためロイドと偽装結婚しただけで、オペレーション梟についてももちろん知らず、アーニャの健やかな学校生活を望み見守っています。

また、ヨルの弟ユーリ・ブライアも外交官×秘密警察という2つの顔を持つ注目人物です。(もちろんアーニャはユーリの正体を知っています)

 

本当の両親

アーニャの実の両親については描かれていませんので、そこに物語の核心が潜んでいる可能性もあります。

第5話のイーデン校の面接で母について聞かれた時、アーニャが涙を流して「…ママ…」と呟いたので、少なくともアーニャは「ママ」と呼ぶ母親(「はは」のヨルとは違う存在)のことを覚えていると考えられます。

親元から離され被験体にされていたのか、実験のために施設で誕生したのか等は分かりませんが、この伏線が回収されればアーニャの背景に関する大きな進展となるでしょう。

 

古語を使う地域出身?

アーニャの出生に関するもう1つの重要な伏線が、第42話でアーニャが「古語」が得意だと判明したことです。

ロイドが「アーニャは古語を母語としている国の出身なのではないか」と考えていましたが、アーニャは東国でも西国でもない“古語を使う極めて小さい文化圏”で生まれた可能性がありますね。

アーニャの言葉がたどたどしいのも、申告年齢より幼いというほかに“母語ではないから”という理由も含まれているのかもしれません。

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線④WISEについて

<WISE>は黄昏ことロイド・フォージャーが所属している「西国情報局対東課」のこと。

東国に潜入している諜報員からの情報をもとに、西国との関係を悪化させようとしている個人や組織を裏で無力化させている組織です。

再び東国と戦火を交えないよう、平和を願い陰ながら尽力している組織なので、特に怪しい伏線はないと言えるでしょう

強いて言えばフィオナ・フロスト(夜帳)のような個性的すぎる諜報員がさらに登場してくるのかが楽しみなところです。

またハンドラー(管理官)が第22話で「私にもあれ(アーニャ)くらいの娘がいた」と言っており、恐らく娘を戦争で亡くしたのだと思われますので、どのようにアーニャを見守っていくのか注目していきたいですね。

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線⑤ガーデンについて

何気に謎なのが、ヨルが所属している「ガーデン」です。

ガーデンは“東国に昔から存在し、国賊と言える要人を次々と粛清している”と噂される暗殺組織

一流スパイである黄昏が「半分都市伝説みたいなものだろ」と話しているので、WISEですらその実態に迫れていないと思われます。

しかし東国の裏社会を取りまとめてきたマフィア「グレッチャーファミリー」と懇意にしているなど、噂以上に力を持っていそうな存在。

謎が多いからこそ見どころもたくさんありそうです。

 

ヨルがガーデンにいる理由は?

ヨルは少女の頃からガーデンに所属し、殺人術を叩き込まれながら殺し屋稼業を行ってきました。

そのため親がガーデンであったか、あるいは親がガーデンに殺されたか、ヨルの背景にどのようにガーデンが関わってきたのか注目です。

また、ユーリがガーデンではない理由も気になりますね。

 

ガーデンはWISEの敵なのか?

ガーデンは噂通りならば東国の組織であり、東国にとっての売国奴を粛清していますので、単純に考えれば西国組織であるWISEは敵と捉えられるでしょう

いずれ互いの正体を知らないままロイドvsヨルという展開になる可能性は高いのかもしれません。

しかしガーデンのボスと思われる“店長”が「この世界が美しくあり続けるため」と言っていることも気になります。(第44話)

彼の言う「この世界」が東国だけでなく本当の世界平和であるとすれば、平和志向のWISEと目的が重なるので協力関係になる可能性も?

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線⑥プロジェクト「アップル」について

フォージャー家に未来予知犬ボンドが仲間入りするエピソードで出てきたプロジェクト<アップル>も伏線として無視できません。

プロジェクト<アップル>は東国の旧政権下、軍事目的でIQの恐ろしい動物を生み出そうとしていたという研究であり、その副産物として偶然生まれたのがボンドの未来予知能力です。

東国の政権交代とともに研究半ばで計画が頓挫したと言われていますが、アーニャの出生とも無関係ではなさそう。

 

アーニャのいた施設と同じ研究員

実は第1話でアーニャの回想に出てきた研究員と、第22話でボンドの回想に出てきた研究員が恐らくは同一人物。

つまりアーニャのいた施設はボンドのいた施設と同じ=東国の管理下にあったものだと窺え、何ならアーニャを被験体としていた研究もプロジェクト<アップル>の一環だった可能性も考えられます

動物とも意思疎通できるアーニャを、IQの高い動物たちの統率者にしようとしていたなども考えられるのではないでしょうか。

 

イーデン校との関係性は?

見逃しがちですが、イーデン校の校章はリンゴ(アップル)の形

プロジェクト<アップル>との関係性を疑わずにはいられませんよね。

もしイーデン校自体がプロジェクト<アップル>の研究下であるならば、アーニャの存在を確認・黙認しつつ観察している可能性も…?

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線⑦デズモンド家について

オペレーション梟の標的はドノバン・デズモンドですが、フォージャー家とデズモンド家の関係性も話が進むごとに面白くなっています

 

(父)ドノバン・デズモンド

イーデン校の懇親会にしか顔を見せないと言われるドノバンとの継続的な接触がオペレーション梟の目的

第37~38話で早くもロイドが最初の接触を果たしましたが、ドノバンは一流スパイのロイドをもってしても「掴みどころのない男」と言わしめたので一筋縄ではいかなそうです。

 

(次男)ダミアン・デズモンド

ダミアンはドノバンの次男でアーニャのクラスメイト。

特待生を目指すプランAが難渋した場合に、ダミアンとアーニャが仲良くなることで直接家に呼ばれようと期待しているのがプランB(ナカヨシ作戦)であり、アーニャの学校生活において最も注目すべき人物です。

ナカヨシ作戦としてはもちろん、可愛い恋模様としても見守る必要があります。

 

(母)メリンダ・デズモンド

3人目のデズモンドとして登場したのが母メリンダです。

こちらはなんとヨルとママ友になるという新展開で、ロイド×ドノバン、アーニャ×ダミアンに続く3つ目のフォージャー家×デズモンド家の繋がりとなりました

警戒しながらもオペレーション梟のプランC(ママ友作戦)として認められたのでこの先の付き合いが楽しみですが、メリンダはまだ怪しさが拭えないので動向に注目していきたいところ。

 

(長男)デミトリアス・デズモンド

デズモンド家の長男であるデミトリアスは、名前はすでに登場しているのですが姿が描かれていません。

イーデン校の栄えある特待生(インペリアルスカラー)ですから、一体どんな登場をしてくるのか期待されますね。

しかしフォージャー家との関係性からすると、ボンドと繋がる可能性が…?

 

スポンサーリンク

【スパイファミリー】伏線⑧黒幕について

ドノバン・デズモンドはやはり悪者なのか

スパイファミリーのラスボスと言えば、オペレーション梟の標的であるドノバン・デズモンド

東国国家統一党(対西国強硬派)の総裁であるという土台に加え、デズモンドグループとして軍事企業や製薬会社とも繋がりがあるなど、懸念されている“東西平和を脅かすような計画”を企てている可能性を十分に持った人物です。

さらにプロジェクト<アップル>が旧政権(国家統一党)下で行われていたことを考えると、プロジェクトにドノバンが関係していた可能性は高いですよね。

プロジェクト<アップル>とイーデン校が関係しているならば、ドノバンがイーデン校の懇親会にだけは顔を出すのも納得です。

しかしダミアンが尊敬しているなど今のところ“悪者”という印象は感じませんので、果たしてこのままラスボスとなるのかはまだ分かりません。

 

怪しいのは「ガーデン」店長?

ドノバンも掴めない男ですが、さらに不気味なのがガーデンの店長です。

店長は謎の庭園を手入れしながら、ヨルに殺し屋としての指令を下している人物

ガーデンの運営には「この世界が美しくあり続けるため」という目的があるようですが、果たしてそれは世界のためなのでしょうか。

世界を庭園に見立てているのであれば、自らの望むままに剪定している可能性も?

また、平和を脅かすと噂されているならドノバンもガーデンの標的として目をつけられていてもおかしくないので、その辺の関係性も気になりますね。

ちなみに店長を演じる声優が諏訪部順一さんだと発表されたことも、店長黒幕説の一因となりました

 

フランキーは大丈夫?

フランキー・フランクリンは黄昏が信頼を置いている情報屋ですが、広い情報網、豊富な発明品、戦闘力は低いものの潜入を行える、いくつもの顔と名前を持っている…などなど、親しみやすいキャラクター性に似合わず意外とハイスペックでなんですよね。

こうしてスペックを並べてみると、スパイのように見えてきませんか?

そのため実は裏から全てを操っているのではないかなどという黒幕説がチラついているようです。

フランキーはあくまでも「中立」という立場で仕事を請け負っていますが、それはどちらにも傾き得るということでもあるので少し心配ですね。

ただ不審な感情があればアーニャが気付くでしょうし、モジャはあくまでもフォージャー家の子守役モジャでいて欲しいところです。

 

スポンサーリンク

まとめ

「スパイファミリー」は登場人物それぞれが表と裏の顔を持っているぶん秘密も謎もたくさんあるのです。

基本的には1話読み切り形式の誰にでも読みやすいストーリー展開なのですが、読み返すとこの話や言葉はあの話やあの人に繋がってる?なんてこともあるのが「スパイファミリー」をより楽しめる裏の魅力

是非スパイさながらに様々な仮説を立てながら読んでみてくださいね!

 

スポンサーリンク

 

 
 

 

スポンサーリンク

 

関連記事