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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』213-214話!考察! 達者でな谷垣源次郎!代わりにヴァシリがin!

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鶴見との対面のち逃走することを選んだアシリパ。

杉元と共に動き出すも、すぐに第七師団に追いつかれてしまいました。

 

注目されたのは以下の描写でしょうか。

  • 月島が冷静に杉元を撃った
  • 月島らに撃たれ暴走状態に近い状態となった杉元が鯉登を刺した
  • 鶴見の命に背くように月島が鯉登を介抱した
  • その月島・鯉登を鶴見はただ一瞥し去っていった

共に樺太を旅してきた仲間でしたが、本来の目的が違う以上、相対すれば再び互いに強敵となり立ちはだかるのだなあと物語の厳しさを実感したと共に、信頼関係を失ったかに見えた鯉登と月島の間にやはり絆があることを実感できたり。

 

樺太の旅を経て変わったもの、変わらなかったものが感じられた回でしたが、それがすべて鶴見の目にどう映っているかも気になるところでしたね。

 

今回は改めて「金カム名物パーティ編成」といったところ。

新たな旅へ、まずは樺太を脱出し強敵・第七師団の手から逃れられるのか!?

 

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『ゴールデンカムイ』213話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』213話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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アシリパの行き先は?

走る白石・谷垣!

白石にはアシリパが行きそうな場所に心当たりがありました。

それは前日の旅館でのこと。

アシリパと白石が2人でいた時、

「しばらく故障していた北海道への連絡船がようやく明日出る」

と旅館のおばちゃんが教えてくれました。

その船はいつもより出航時間がだいぶ早く、流氷のために乗り場も街から少しはなれているらしいとのことも聞いていました。

「あの話は俺とアシリパちゃんしか聞いてねえ。絶対その船に乗って逃げる気だ!」

持ち前の洞察力、さすがですね。

迷っている時間もないですし、白石と谷垣はその船乗り場に向かってひたすら急ぎます。

 

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助っ人現る!

アシリパと杉元は高床の蔵の下?に一時身を潜めていました。

杉元の血痕から追跡されないよう止血しています。

「頑張れ杉元…船までもう少しだ…」

杉元は辛そうですが、北海道へ渡るチャンスを逃さないため慎重に先を急ぎます。

しかし物陰から出た2人の目の前に馬が!

さっそく第七師団に見つかってしまったのか!?

しかしその馬に乗っていたのはヴァシリでした!

どこにいたのか、久々に登場したヴァシリに興奮が隠せません!

「頭巾ちゃん…」

言葉が交わせない相手なだけに、少し警戒するアシリパ。

しかしヴァシリが手を差し伸べてきたことによって、この状況においての彼が味方だと分かります。

どこかで全部見ていたのだろうと杉元。

「アシリパさんが連中に警護されたら尾形が近づいてこないと考えてるのかも…」

ヴァシリの真意は分かりませんが、この手助けは今のアシリパ・杉元にとって大きな力です!

 

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信頼する仲間との別れ

「シライシッ!乗れ!」

ヴァシリの馬に乗ったアシリパたちは、同じ方向へ向かっていた白石たちを見つけました。

「アシリパちゃん!やっぱり思った通りだぜ!」

白石は馬に乗り込みます。

「おい待て!」

置いていかれ焦る谷垣。

しかし彼らが谷垣を置いていくのには理由がありました。

「インカラマッは鶴見中尉のところにいるんだろ!?」

とアシリパ。

アシリパは始めから白石にしか「乗れ」と声を掛けていませんから、恐らく逃走に谷垣を連れて行くつもりが元々無かったのだと思います。

信頼できる仲間である谷垣だからこそ、命すらどうなるかわからない逃走劇より、インカラマッに再会して欲しいと願ったのでしょう。

 

しかし谷垣にとってインカラマッは大事ですが、アシリパ、そして彼女がフチと再会することもまた大事なのです。

「鶴見中尉たちはお前の村を監視するはずだ!戻れないぞ!」

谷垣はかねてからの不安をぶつけました。

黙り考え込むアシリパ。

それでも未来のために前に進むという覚悟を決めた今のアシリパは、ここで止まるわけにはいかないのです。

「私がフチにまた会う夢を見たと伝えて!フチは信じて安心するかもしれないから」

これではまるでもう二度と会えないと言ってるようなものじゃないか…と悲しくなっていた矢先、アシリパは最後にこう言いました。

「必ず会いに戻る!そう伝えて!」

3人を乗せた馬はすぐに谷垣の姿を小さくしていき、そして谷垣はついにその足を止めました。

「達者でな!谷垣源次郎」

と白石。

 

谷垣は菊田の元へ戻ってきました。

「何をチンタラ歩いてる!?お前白石由竹と一緒にいたな?どこへ行った?」

アシリパたちを見失い焦っている菊田に対し、谷垣は答えます。

「アシリパたちは街の方へ逃げるのが見えました」

嘘です。

後々バレるかもしれませんし、フチを安心させたい谷垣からすればやはり素直にアシリパを第七師団に預けるのが良いのかもしれません。

しかし谷垣は嘘を吐きました。

「じゃあなんで追わねえんだ!走れ一等卒!」

菊田はそう命令しますが、谷垣はもう軍人ではありませんでした。

「俺はマタギです」「はあ!?」

と振り向く菊田が面白いですが、そりゃ当然そんな反応になりますよね(笑)

しかし谷垣はもう復讐に生き、帰る場所を見失っていたあの頃の谷垣ではないのです。

「マタギの谷垣です」

二瓶との出会いからアシリパやチカパシたちとの旅によって、心がすでに戦場から本来あるべき場所へと帰ってきていた谷垣、本当に淀みなく良い顔です。

 

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不殺の覚悟とはこういうこと

子供たちが流氷遊びをしているその場所に、大きな連絡船は停まっていました。

出港まであと僅かのその船にアシリパたちは無事乗れたようです。

白石はかなり杉元を心配してはいますが、

「しかしこんな酷い傷なのに…お前どうやったら死ぬんだよ」

と若干引いている様子。

そんな杉元を見てアシリパは何か言いたげではありますが、杉元がこう言うのです。

「俺は俺の事情で金塊が必要だから戦うんだ。全部覚悟の上だろ?」

1巻で杉元は

「手を汚すのは俺がやる。アシリパさんは知恵だけ貸してくれ」

と言い、2人はそういった関係を築いてきましたが、さすがに傷つきすぎています。

しかしそれが2人の相棒としての契約。

そしていくらアシリパが不殺を通したとしても、金塊を目指す以上こういった状況は必ずついてくるはずです。

アシリパも恐らく分かっていると思います。

「どうした頭巾ちゃん」と白石。

隣でヴァシリが何かに気づいた様子で知らせてきました。

なんと第七師団の兵士がすぐそこまで来ていたのです。

兵士は雪上に杉元らしき血痕を見つけ、一行を乗せた船に「出港は待て!」と叫んでいます。

白石は「撃て!バーン!バーン!」とヴァシリに指示。

仲間の兵士が近くにいない今がチャンスです。

「足だぞ!足を狙え」

とアシリパ。

しかしヴァシリは見事に兵士の頭を撃ち抜きました。

結構な距離ですがそういえばこの人、尾形と張れるほどの狙撃の名手なんですよね。

「足に当てたか?」と心配するアシリパに真実は告げず、「よくやった」とヴァシリの肩を叩く白石。

言葉の分からないとは言えヴァシリが躊躇いなく銃殺したところも注目したいところ。

いくらアシリパが不殺を目指していても、周りではこうして血が流れていくのです。

 

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樺太脱出!しかし鶴見が追う

「やった!樺太脱出だ!奴らから逃げ切ったぞ!」

思わず拳を握り喜ぶ白石。

色々なことがあった樺太の地がゆっくり離れていきます。

アシリパと杉元は言葉を交わすことなく、ただ各々に想いを馳せているようです。

 

しかし感傷に浸るのも束の間、実は先ほどのヴァシリの銃声を鶴見が聞きつけていました。

鶴見はすぐに宇佐美を走らせていますが、前回杉元に蹴られまくり米俵まで落とされた宇佐美のタフさも正直怖いですね(笑)

鶴見も兵士が狙撃された現場に到着し、兵士の死体と馬を確認しています。

ここでは何も言葉がありませんが、もしかしたら尾形の仕業と推測している可能性もありますよね。

月島がヴァシリのことまで報告していなければ、ここでアシリパたちを救ったのがヴァシリというのが後に大きな展開をもたらすかもしれません。

 

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さっそく追っ手が来た!?

船は稚内港まであと3時間くらいというところ。

「しかしまったく、よりによってあんなところで逃げようと決めるなんて…」

と白石。

言いたいことは分かりますが、鶴見らに引き渡されてしまえば厳重に監視され逃げる隙も無くなっていたかもしれないし、杉元と離されてどこかに監禁されていたかもしれないと考えると、今回の逃走はベストだったと言えます。

そして自分たちだけで金塊を見つけられれば、使い道も自分たちだけで見つけられるのです。

 

杉元は今回の逃走劇の中で“アシリパの不殺の信念が絶対に変わらないこと”がよく分かりました。

その上で

「アシリパさんなら自分の信じるやり方でアイヌを守る道を探してくれると、俺は信じることにした」

あれほどアシリパを金塊争奪戦から遠ざけようと意思を違えていた杉元でしたが、アシリパの覚悟を実感し、信じて一緒に進むことにしたのです。

杉元の言葉に嬉しそうなアシリパ。

それはそれで杉元が「俺が守る!」的な気持ちを強めて余計に血を流していくのではないかと心配になりますが、ひとまず改めて絆を深め再出発となりました。

 

「それはいいけどどうやって俺らだけで金塊を見つけんのよ?」

白石が疑問を呈したその時―

なんと船が何者かの砲撃を受けます。

これは乗ってきた船とは違うと思いますがやはり海軍の船でしょうか。

軍だとすれば連絡船を砲撃して大丈夫なのでしょうか?

いや網走にて「中央なんぞには事後報告で十分だ」と言っていた鶴見ですから何でもしそうですね。

砲撃してきている時点で敵なのでしょうが、誰が乗っているのかで展開が変わってきそうで楽しみです!

 

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『ゴールデンカムイ』ネタバレ213話のまとめ

谷垣もついに卒業!といった感じでしょうか。

初期から多くを共に行動し、どんな時も間違いなくアシリパの頼れる味方であった谷垣が離脱するのはかなり寂しいです。

が、そこは元々の目的の違いもありますし、谷垣を想っての別れであり、谷垣自身一人となっても「マタギの谷垣」だと堂々言えるようになったところが本当に大きいと思いますよね。

 

宇佐美や二階堂に舐められ、有古に裏切られ、月島も命令に従わず、谷垣まで言うことを聞かない…菊田が本当に不憫ですが(笑)

第七師団に残った谷垣ですが、鶴見がどう扱うのかも気になりますね。

鶴見が少し苛立ってきているのも感じます。

月島・鯉登まで変わりつつある中で彼がどんな動きを見せていくのか、依然緊張状態が続くところで連絡船の襲撃。

 

ヴァシリも一緒に北海道へ向かっているのも面白いですね。

今後ロシア語がわかる誰かが仲間が加わるとも期待してしまいます。

ともあれ次回も目が離せません!

 

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