天竺編は東卍VS天竺の抗争を描いた人気の高いエピソードの一つです。
これまでのタイムリープの中でも最も多くの死者をだした天竺編。
なぜそんなにも多くの仲間が死亡してしまったのでしょうか?!
誰が何のために手を下したのでしょうか?!
その理由についてまとめてみました!
目次
【東京リベンジャーズ】天竺編のあらすじ
聖夜決戦編でミッションコンプリートを果たしたタケミチは再び現代へ。
しかし、そこで待っていたのは今までで1番最悪の未来でした。
ヒナはもちろん、東卍の主要メンバーはマイキーの手で殺されていました…。
マイキーが変わってしまったのは何故なのか?
過去に再びタイムリープしたタケミチはその真相を探ります。
見えてきたのは”天竺”の存在でした。
天竺はマイキーに因縁のあるイザナと東卍を追放された稀咲、それから極悪世代が集まった巨大なチームです。
後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争が”天竺編”です。
果たしてその結末とは?!
【東京リベンジャーズ】天竺編は何巻?
8月16日(金)発売の13巻の表紙が出来上がりました!今回のカバーイラストの主役はドラケンです! pic.twitter.com/heTDJcrHOo
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) July 24, 2019
公式には天竺編が何話からスタートしているのかは明らかにされていません。
ただ、東京リベンジャーズは話の区切りとしてタケミチのタイムリープが発生するので、ここを起点として考えていいと思います。
それを踏まえると、天竺編は13巻の第114話から21巻の第185話までとなります。
ただし、本編の中で185話で”天竺編完”とされているものの、現代に戻るまでが天竺編という見方もあります。
その場合は22巻の192話までがMAXではないかと推察されています。
最悪の未来を引き起こした張本人であるマイキーとの悲しい再会と別れ。
東卍を追放された稀咲のリベンジ。
マイキーを変えてしまったエマとイザナとの出来事…。
多くの人が絡み合った関東事変は、死者まで出す大きな抗争となりました。
東卍史上最大にして最後の抗争と言われる”天竺編”は見どころ満点です。
その熱い戦いを最後まで見届けてください♪
【東京リベンジャーズ】現代で死亡していた人物とは?
タケミチが聖夜決戦編後に戻った現代…そこは三ツ谷の葬式でした。
三ツ谷は現代で東卍の幹部になっていましたが、誰かに殺されていました。
ヒナも前の現代と同じくやはり事故死しています。
死者はそれだけではありません。
千冬、八戒、ドラケン、パーちん、一虎…。
東卍の主要メンバーはみんな死亡していました。
【東京リベンジャーズ】天竺編でマイキーが死亡?
東卍主要メンバー、ヒナが死亡…。
タケミチがタイムリープしてきた中でも最悪の現代。
その元凶はマイキーでした。
現代で再会したナオトは、一連の殺人の容疑者としてマイキーが指名手配されている事実を伝えました。
タケミチは12年前の仲間思いのマイキーしか知りません。
この状況はとても信じられませんでした。
タケミチは現代のマイキーに会うためにフィリピンに向かうことになります。
フィリピンはマイキーの兄・真一郎がマイキーのバブのエンジンを見つけた思い入れのある地です。
そこで再会したマイキーはタケミチに悲しい事実を告げました。
「オレが殺した」
そして、マイキーはタケミチに銃を渡したのです。
これで自分を撃って、終わりにしてほしい…。
マイキーの悲痛な願いにタケミチは答えることができません。
銃を突きつけられ、タケミチは究極の二択を迫られます。
マイキーを殺すか、自分が死ぬか…。
その時、銃声が響きました。
ナオトがマイキーを撃ち抜いたのです。
ナオトの放った弾丸はマイキーの頭に当たっていました。
息絶える直前、マイキーは自分の人生を「苦しみだけだった」とつぶやきました。
マイキーはタケミチの手の中で静かに息を引き取りました。
何がマイキーを変えてしまったのでしょうか?
タケミチはマイキーの亡骸を抱きしめて誓いました。
この最悪な未来を変える!
ここからタケミチのリベンジ(天竺編)が始まるのです。
【東京リベンジャーズ】天竺編でナオトが死亡?
最悪の未来を変える為、再びタイムリープに臨んだタケミチでしたが、過去ではこれまでに全く登場してこなかった天竺というチームが登場し、そこにはまたしても稀咲が絡んでいました。
もう失敗は許されません。
タケミチはこれから起きることの結末を知っておく必要がありました。
その為、再び現代に戻り、ナオトに協力を求めたのです。
しかし、ナオトによれば天竺と東卍の抗争は警察の中に情報として残っていません。
その代わり、タケミチはイザナが黒龍の元総長だということを知ります。
タケミチの足は聖夜決戦の舞台となった教会に向かっていました。
黒龍といえば、タケミチの中では10代目。
柴大寿と戦った聖夜決戦です。
教会で偶然にも大寿と再会できたタケミチは、ナオトと共に関東事変の結末とその後の東卍のことを聞き出すことに成功します。
しかし、タケミチたちの動きは現代のイザナたちに見破られていました。
逃げ出した先には稀咲とイザナ、カクチョーが銃を手に待ち構えていたのです…。
稀咲が放った弾丸はタケミチに向かってまっすぐ伸びていきました。
しかし、タケミチは無傷…。
ナオトがタケミチを庇って銃弾を受けたのです。
死を前にしたナオトはタケミチに手を差し出しました。
「最後の握手です」
決死の握手で何とか再びタイムリープすることができたタケミチ。
タケミチは迷わず過去のナオトの元に走りました。
握手すれば、すぐにまた現代に戻れる!
祈るような気持ちで幼いナオトの手を握りますが、タイムリープは起きてくれませんでした。
それは、ナオトがもう死亡している事実を示していたのです…。
【東京リベンジャーズ】天竺編でエマが死亡?
過去にタイムリープしたタケミチを待っていたのは関東事変です。
その当日、タケミチはマイキー、エマ、イヌピーと共に真一郎の墓参りに来ていました。
そこに突然現れたのがイザナです。
マイキーはタケミチにエマを任せ、場所を変えさせました。
イザナからなるべくエマを離したかったのでしょう。
でも、これが稀咲の狙いだったのです。
エマは唯一、マイキーが弱さを見せられる人物でした。
“東京卍會総長”
“無敵のマイキー”
みんなの目に映るマイキーはいつも強い男です。
マイキーは真一郎と場地が死んだ時ですら、弱い姿は見せませんでした。
でも、エマだけは知っています。
マイキーが使い古したタオルを握りしめていないと寝れないような、弱い普通の男の子であることを…。
エマはマイキーにとって最高の理解者でもあったのです。
それと同時に、タケミチは恐ろしい事実に気がつきました。
「エマちゃんって未来にいたっけ…?」
タケミチが不穏な事実に気がついた瞬間、稀咲がバイクで迫ってきました。
スピードに乗り、バットでエマを殴りつけたのです。
エマは吹っ飛び、倒れ込みました。
事態を把握したマイキーはエマを背負い、病院に向かいます。
エマは最期の力を振り絞ってタケミチに願いを託しました。
「マイキーをお願いね」
その言葉を口にし、エマの手は力無く揺れました…。
マイキーはこの瞬間、エマが死んでしまったことに気がついていたはずです。
でも受け入れられなかったのでしょう…。
エマに話しかけ続けました。
本当はドラケンもエマのことが好きなこと。
自分の夢はいつの日かエマに子供が生まれて、ささやかな日常を見守ること。
エマが死亡したことで、マイキーの夢も、ドラケンの恋も、もう叶うことのない夢となってしまいました。
エマの死がマイキーに与えた影響は計り知れません。
【東京リベンジャーズ】天竺編でイザナが死亡?
関東事変のクライマックスはマイキーVSイザナの兄弟対決!
イザナには、マイキーの後ろに真一郎とエマが見えました。
イザナはどこまでも孤独から逃れられません。
その上、喧嘩にまで負け、追い詰められたイザナは銃を手に取りマイキーに向けたのです。
…イザナを止めたのはカクチョーでした。
カクチョーはイザナに天竺の”負け”を認めるように諭しました。
でも、それは強さが全てであるイザナにとって簡単なことではありません。
その背後には稀咲が迫っていました。
稀咲にとって、イザナを正しい道に引き戻そうとするカクチョーは邪魔な存在でした。
稀咲は躊躇なくカクチョーに向けて発砲しました。
銃弾はカクチョーの右肩付近を貫通…!
続けて稀咲は3発の銃弾を撃ち込みました…。
しかし、銃弾を受けたのはカクチョーではなくイザナでした。
イザナはカクチョーを庇ったのです。
イザナは3発の銃弾をうけ、瀕死の状態に陥ります。
死ぬ間際にマイキーに天竺の負けを認め、自分の正体も明かしました。
イザナはマイキーともエマとも、敬愛していた真一郎とも血が繋がっていませんでした。
イザナは問いかけます。
血の繋がりのない自分を救えるのか?
マイキーが答えられずにいるとイザナは「救いようねぇだろ?」と涙ながらにつぶやきました。
イザナはそのまま静かに息を引き取ります。
なんとも切ない別れとなってしまいました。
【東京リベンジャーズ】天竺編で稀咲が死亡?
関東事変は東卍の勝利で終わりました。
エマを殺し、イザナも殺した稀咲は、絶体絶命のピンチを迎えていました。
稀咲は生き残るため、全てを知ったマイキー、ドラケン、そしてタケミチから逃げ出したのです。
その先にあるのは稀咲の野望です。
“日本一のヤクザになること”
その夢を諦めるつもりはありません。
しかし、稀咲の野望が叶うことはありませんでした…。
逃げる途中、道路の真ん中で…。
稀咲がタケミチに自分の正体を明かそうと口を開いた瞬間、運命の時は訪れたのです。
突如飛び込んできたトラックに撥ねられ、稀咲は吹き飛びました…!
稀咲の腕や足はありえない角度で曲がり、立つこともできません。
稀咲は最期に「死にたくねぇ」と呟き、絶命しました…。
あれほど執念を燃やし、黒幕的存在であり続けた稀咲ですが、天竺編で呆気なく死亡してしまったのです。
【東京リベンジャーズ】天竺編の結末
「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」
和久井先生描き下ろしキャラクタービジュアルを公開中!
本日は、東京卍會の我らが総長マイキー!#東リベ展 #最後の世界線 pic.twitter.com/M9jROoYf1h
— 東リベ 描き下ろし新体験展【公式】 (@revengers_ex) August 5, 2023
天竺編は、聖夜決戦編の後に起きる東卍史上、最大にして最後の抗争です。
聖夜決戦後に戻った現代は、これまでで最悪の未来でした。
東卍幹部たちはマイキーの手で殺されていました。
タケミチは最悪の未来を変えるため、再び過去にタイムリープ!
マイキーが闇落ちした理由を探り、その元凶と思われるイザナ&稀咲率いる天竺と激突することになります。
天竺編は、現代でナオトの手によりマイキーが死亡。
一旦過去にタイムリープした後、再び戻った現代ではイザナ&稀咲&カクチョーの手によりナオトが死亡。
決死のタイムリープ先ではエマとイザナが死亡…。
ラストは稀咲まで事故死するという壮絶な戦いとなりました。
関東事変は血の繋がりがないことで孤独に苦しんだイザナと、そこにつけ込んだ稀咲が起こした悲しい抗争なのです。
大きな犠牲を払った天竺編を経て、未来は変わりました。
東卍メンバーも、ヒナも、みんなが生きている幸せな未来です。
マイキー1人を除いては…。
タケミチの戦いはまだ続きます!
まとめ
天竺編は後に”関東事変”と呼ばれる、東卍史上最大にして最後の抗争を描いた人気エピソードです。
天竺編はこれまでのエピソードの中でも壮絶!
まず聖夜決戦を経て戻った現代では、好転するどころか最悪の状況に…。
マイキーの手によって東卍の主要メンバーは殺されており、ヒナも変わらず事故死しています。
さらにようやく再会できたマイキーは死を望んでいて、ナオトに射殺されてしまいます。
タケミチはこれまで以上に強い決意で過去にタイムリープ!
そこで天竺というチームが関わっていることを知ります。
失敗が許されないタケミチは現代に再び戻り、情報収集をするのですが、その途中で襲撃されてしまいます。
この襲撃でナオトを失い、過去を変えない限り現代には戻れなくなってしまうのです。
過去ではさらに悲劇が待っています…。
孤独に狂ったイザナと野望に燃える稀咲のタッグの企みでエマが殺されてしまったのです。
エマの死を何とか乗り越え、関東事変に参戦したマイキー&ドラケン。
今度は稀咲がカクチョーを殺そうと放った銃弾がイザナに命中、イザナはカクチョーを庇い、命を落としてしまいます。
関東事変は東卍の勝利で終わりましたが、死者を出す悲しい結末となってしまいました。
稀咲は追い詰められ逃げ出しますがトラックに轢かれて衝撃的な死を遂げました。
死の連鎖が続いた天竺編。
それでもマイキーは約束してくれました。
“12年後、また会う日までみんなはオレが絶対守ってみせる”
その言葉を信じ、タケミチは現代にタイムリープ!
待っていた現代はマイキーが約束してくれた通り、みんなが生きて笑っている最高の未来でした。
多くの犠牲を払いましたが、何とかたどり着いた未来。
でも気になるのは稀咲の死があまりにも呆気ないこと。
幸せな未来にマイキーだけがいないこと。
まだまだタケミチの戦いは終わりません。
本当のハッピーエンドを手に入れるため、これからも続くリベンジに期待しましょう!
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