週刊少年ジャンプにて連載され高い人気を誇りながらも第一部が終了したチェーンソーマン。
主人公であるデンジは父親の残した借金から相棒のポチタと共に悪魔を駆除する「デビルハンター」として生計を立てる事になりますが、一緒に同居する事になったのがバディの「血の魔人」パワーでした。
どうしようも無い性格ながらも、魅力溢れているパワーでしたが、第一部で退場していました。
今回は第二部が始まり復活が待望されているパワーを見ていきたいと思います。
目次
【チェンソーマン】パワーのプロフィール
パワーは「公安退魔特異4課」のデビルハンターでデンジのバディです。
悪魔が人間の死体に憑依した「魔人」で、本来は駆除対象ですが、「魔人」の中では比較的知能や理性がある為に保護されています。
後に相棒のデンジと共に「公安退魔特異4課」の先輩・早川アキと共同生活を送る事になります。
【チェンソーマン】パワーの特徴
パワーはロングヘアーに二本の赤い角が生えた巨乳が特徴の美少女です。
ですが、この豊満な胸は豊胸パッドを愛用しているものであり、デンジをがっかりさせていました。
【チェンソーマン】パワーの性格とは?
「魔人」パワーは好戦的で見栄っ張り、子供っぽく我儘でナルシスト、臆病者で逃げ癖がついている上に適当な事だらけの虚言癖持ちです。
更に「差別主義者」であり、信じられないほど飛び抜けて自己中心的な性格です。
そして、強く怖い相手に対しては弱く臆病になり、弱い相手に対しては意地悪く高圧的になるという難のある性格です。
また、言動やその他の行動も奇天烈を極めており、虫を殺すのが大好き、入浴が嫌い、トイレを流さないし他人のポイントカードを勝手に使う事も度々あります。
寝ているデンジの血を勝手に吸った上、自分の記憶を都合よく置き換えたりと理不尽そのものな性格です。
その一方で、唯一大事な友達である猫のニャーコ桁外れの情を見せていたりします。
【チェンソーマン】パワーの悪魔とは?
「魔人」パワーですが、その正体は「血の悪魔」です。
「血の悪魔」は人間の死体に憑依した魔人のために通常の魔人と同様に高い身体能力と回復力を持っています。
また、「血の悪魔」パワーには血を操る事ができ、自身の血を凝固させて武器を作ることや、自身や他者の怪我の止血などの応用も可能になっています。
その反面、「血」を使いすぎると貧血になるのが弱点といえ、分かりやすい能力となっています。
パワー本人が言うには「魔人」になる前は他の悪魔から恐れられていたと発言しており、かなり高位の悪魔ではないかと思われています。
【チェンソーマン】パワーの強さとは?
「血の悪魔」で「魔人」のパワーですが、雑魚相手には圧倒的な強さを見せています。
ですが、その性格が災いしてか強い敵を前にすると「逃亡」しており実際の強さは分からないままといえます。
実際には戦闘よりも「狂気に満ちた」行動の方が目につくのがパワーの良さであり強さなのかもしれません。
【チェンソーマン】パワーとデンジの関係性とは?
パワーにとって相棒となるデンジとは当初「喧嘩」ばかりしている関係でした。
ですが、共同生活やニャーコとの関係を経て少しずつ信頼関係をきづいていきます。
そして、最終的にはパワーにとってデンジは特別な人物になっていきます。
実際には「闇の悪魔」戦後は幼児退行を起こし悪魔の気配に怯えて夜泣きをし、入浴や着替えなど全ての行動をデンジに依存するようになっています。
【チェンソーマン】パワーとアキの関係性とは?
「公安退魔特異4課」のアキはデンジ及びパワーの監視兼しつけ係として、上司マキマの指示により共同生活を強いられる事になります。
そして、この3人はアキの苗字からとった「早川家」と呼ばれています。
トイレ掃除は当番制で、料理担当はアキが行っており、はじめはややこしかったものの徐々に信頼しあえる仲間になっていっています。
パワーが幼児退行した時にはデンジだけでなくアキも3時間おきに交代して見張りをしていました。
また、野菜を投げるなどするパワーを叱りつけ改善していっている様子があるなどアキとも良好な関係といえます。
【チェンソーマン】パワーは死亡した?
上司であるマキマの自宅に招待されたデンジ。
銃の悪魔を殺せたら願い事を一つ叶えると約束していたマキマはデンジに「マキマの犬になりたい」と言うことを絶対に聞く条件を飲ませていました。
デンジはチャイムが鳴りドアを開けるようにマキマに言われます。
ですが、閉ざされた扉が開けてはダメと警告しています。
それでもマキマの指示に逆らえないデンジはドアを開けてしまいました。
ドアの先にはデンジの誕生日を祝う為とマキマに呼び出され、ケーキを持ったパワーの姿があります。
そして、マキマはパワーに「ぱん」と発すると一瞬で死亡してしまいます。
【チェンソーマン】パワー復活の可能性はある?
マキマに殺されたパワーですが、その目的はポチタとデンジの契約を破棄させるためです。
マキマは何とデンジを抜け殻にした後でチェンソーマンを復活させるために、パワーの遺体を利用したのです。
ですが、ここで予定外の事が起きます。
それはデンジの中に入ったパワーはデンジに飲ませた血の中で生き、血の通る血管の上でかろうじで意識を残していたのです。
そして、ポチタはパワーに「デンジを助けて欲しいんだ」と頼み、パワーはポチタを食べます。
そして、チェンソーマンの体内から血の悪魔「パワー」が復活します。
その後、マキマに一旦捕らえられたパワーは、一瞬の内にゴミ箱の中に逃げ込みます。
その中でデンジは「パワーはもういない」と生きる気力を失っていました。
ですがパワーは、デンジへ復活した時は「血の悪魔」を見つけて欲しいとお願いします。
そして、ポチタとの契約はマキマにより破棄されてしまいましたが、ポチタを食べたパワーと契約を結ぶことによりデンジは完全復活を果たします。
パワーが自身を犠牲にしたようなデンジの復活劇。
この事からデンジはパワー=「血の悪魔」を探すと思われ、パワーの復活はかなり高いのではと思われます。
【チェンソーマン】パワーの人気とは?
「血の悪魔」パワーは数多くのクズエピソードを持っているキャラクターです。
虚言癖、見栄っ張り、好戦的、臆病、自己中で強い者に弱く、弱い者には強いらトイレを流さない、虫を殺すのが好き、野菜が嫌いで投げ捨てるなどする問題児です。
ですが、見た目は可愛くパットを入れた巨乳と角が特徴で、無茶苦茶な言動や行動とは違いニャーコと言う猫を可愛がっていたり、デンジを助けたりもします。
実は根は素直な性格ではないかとも思われ、徐々に愛おしく見えるような不思議な魅力を放つキャラクターがパワーの人気だと推測できます。
【チェンソーマン】パワーにはモデルがいた?
かなり性格に難のあるパワーですが、モデルになった人物がいる様子です。
それは作者・藤本タツキの大学時代のエピソードで、自分の自転車がひっくり返されていた事があったそうです。
そして、その実行犯である知人女性に「お前の自転車をひっくり返してやったぞハハハ!」と言われた時に幸せを感じたというエピソードです。
また、「高圧的で理不尽な女性」がタイプと発言しており、このエピソードの女性がモデルになった可能性がありそうです。
【チェンソーマン】アニメ・パワー役の声優は誰?
クズながらキュートな魅力一杯のパワーをアニメ「チェンソーマン」で演じるのは、空条徐倫役で知られる声優・ファイルーズあいです。
エジプト人の父と日本人の母を持つハーフで、2019年、『ダンベル何キロ持てる?』の主人公・紗倉ひびき役でデビューした話題の人物です。
自身も「チェンソーマン」が好きでアニメの情報が公開された際には、生配信にてパワーのコスプレを披露しています。
まとめ
第一部「チェンソーマン」で不思議な魅力を放ち人気を集めていたのが、「血の悪魔」の魔人パワーです。
主人公デンジのバディのパワーですが、クズ過ぎるエピソードの持ち主でとてもヒロインの1人とは思わせないほどです。
その反面で見せるニャーコへの愛情やアキ、そしてデンジに依存する姿などギャップがその魅力を引き立てていました。
ですが、そのパワーは最後までらしさを見せながらもマキマに殺されてしまいます。
そして、デンジに「血の悪魔」を探して欲しいと頼み、存在自体が消滅してしまいました。
その後、デンジは復活し「第二部」が始まりましたが、まだパワーの事には触れられていません。
クズでキュートな魅力のパワーが復活するのか、楽しみにしたいですね。
