アニメでのエリザベスの初登場は、錆びた鎧を着て豚の帽子亭にやってきたシーンでした。
王国の聖騎士達を止めるため、一人で七つの大罪を探し歩き、偶然立ち寄った豚の帽子亭で出会い、メリオダス率いる七つの大罪達と共に冒険をしていきます。
そんな七つの大罪のヒロイン、エリザベスの正体と、過去に犯した罪によってかけられてしまった呪いの真相について紹介します。
目次
【七つの大罪】リオネス王国第3王女エリザベス
「これ以上争いをもたらすのはやめて」
―エリザベス
『劇場版 #七つの大罪 光に呪われし者たち』
大ヒット上映中🔥 pic.twitter.com/FOMVqkOpu3— TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』毎週日曜ごご4時30分放送中 (@7_taizai) July 8, 2021
ブリタニアの大国であるリオネス王国。
エリザベスはリオネス王国の第三王女ですが、実はエリザベスはリオネス王国の国王バルトラの実の子ではなく、養子でした。
16年前、ダナフォール消滅の現場に国王バルトラが来ていた時、メリオダスが赤ん坊を抱いていました。
そして、バルトラが赤ん坊を養子として引き取る条件としてメリオダスはその赤ん坊、エリザベスの聖騎士になったのでした。
【七つの大罪】ダナフォール王国で起きた事件
16年前、メリオダスはダナフォール王国の聖騎士長でした。
そこに魔神フラウドリンが襲いかかり、メリオダスとの戦闘中、メリオダスと同じく聖騎士で恋人だったリズが殺されてしまいました。
悲しみと怒りのあまり、メリオダスは自分の力をコントロールすることができず、力を全て開放してしまい、ダナフォール王国ごと消滅させてしまいました。
国を丸ごと消滅させてしまうほどに、メリオダスはリズを愛していたのでしょう。
その後もマーリンに奪われたメリオダス本来の力を取り戻す試練で、リズが殺されるシーンが繰り返されます。
いつも明るく振舞っているメリオダスですが、彼にはとても悲しい過去があったのです。
そして、エリザベスはダナフォールでフラウドリンが殺害した、当時メリオダスの恋人であったリズの生まれ変わりでした。
【七つの大罪】エリザベスのプロフィール
エリザベスの本名はエリザベス・リオネスといいます。
リオネス王国の第三王女として暮らしていますが、出身地はダナフォール。
年齢は16歳、身長162cm、銀髪のロングヘアにスタイルがとても良い少女です。
右目には紋章が浮かんでいて、本人のコンプレックスであるため普段は前髪で隠しています。
性格は優しく穏やかですが、悪さを許さず、たとえ危険な状況下でも絶対に屈しない強い正義感を持っています。
【七つの大罪】戦いの中で無意識に目覚めた力
魔神の血を取り込み魔神へと変貌したヘンドリクセンとの戦いで、自分とメリオダスを攻撃から守り倒されてしまったホークを目の当たりにした時に、一時的に錯覚しました。
リオネスの町全体を包み、傷付いた人々の傷を癒しました。
ヘンドリクセンの攻撃をも跳ね返し、七つの大罪達の傷も癒え、そのおかげでメリオダスのフルカウンターによってヘンドリクセンを倒すことができました。
本人は自分の回復能力について自覚がありません。
【七つの大罪】エリザベスの能力は?
エリザベスの癒しの能力は幼少期から無意識に発動していました。
父である国王バルトラや、姉のベロニカの怪我、さらに重症であったメリオダスやダナ医師の傷も治しています。
後にエリザベスは自分の意志で能力を使えるようになります。
また、ドルイドの人が使える『浄化(パージ)』よりもさらに強力な『聖櫃(アーク)』という技も使えます。
十戒であるデリエリの右腕を一瞬で破壊することができた、とても強力な技です。
【七つの大罪】エリザベスの正体は最高神の娘
現在は人間のエリザベスですが、生まれ変わる前、一番最初の前世は最高神の娘でした。
生まれ変わる前、本来のエリザベスは女神族だったのです。
デリエリに使った聖櫃という技は女神族特有のものであるため、エリザベスが女神族の生まれ変わりだということが分かります。
そして、エリザベスが生まれ変わっているのは、3000年前に犯した罪で実の母親である最高神によってかけられてしまった呪いのせいでした。
生まれ変わりを繰り返していますが、エリザベス本人はそのことには気付いていません。
【七つの大罪】3000年前の聖戦で犯した罪は?
エリザベスが犯した罪は、3000年前の聖戦時、女神族でありながら敵である魔神族のメリオダスと恋に落ち、戦いの中で同じく敵である十戒を救ったことでした。
そして2人は全種族の融和のため、魔神王と最高神に挑みました。
それによってエリザベスの母である最高神、さらにメリオダスの父である魔神王によってメリオダスと共に殺され、同時に罰として呪いをかけられてしまいました。
そのエリザベスにかけられた呪いが『永劫の輪廻』という呪いです。
【七つの大罪】かけられた呪い『永劫の輪廻』とは?
エリザベスにかけられた呪い『永劫の輪廻』とは、エリザベスが命を落とす度に前世の記憶をなくし、また別のエリザベスに生まれ変わり続けるというものです。
もし前世の記憶を取り戻してしまうと、何があっても、何に守られていても、必ず3日で命を落としてしまいます。
さらに、生まれ変わる度にメリオダスと出会い、恋に落ち、必ずメリオダスの目の前で亡くなるのです。
そしてすぐにまたエリザベスとして生まれ変わります。
ダナフォールでリズが殺害された後、メリオダスが抱いていた赤ん坊はリズ、本名エリザベスの生まれ変わりでした。
3000年の間生まれ変わりを繰り返し、現在のエリザベスは107人目のエリザベスです。
それまでの106人のエリザベスは全員メリオダスに看取られながら目の前で命を落としていきました。
【七つの大罪】『血まみれエリー』と呼ばれた戦闘力
⚡️第16話放送開始まであと3時間⚡️
魔神王との戦いの中、エリザベスは女神族としての本来の力を解き放つ…。
📺第16話「最終戦争」本日放送!
テレビ東京系にて夕方5:55から
BSテレ東にて深夜0:30から#七つの大罪 pic.twitter.com/BL6T10kMk8— TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』毎週日曜ごご4時30分放送中 (@7_taizai) April 28, 2021
女神族であった本来のエリザベスの闘級は1925、そのうち魔力が1700、武力5、気力220でした。
エリザベスは武器を使っての戦闘ではなく、癒しの力や聖櫃などの魔力を使います。
そして、実際はもっと闘級が高いのではないかともいわれています。
その強さから、当時のエリザベスは『血まみれエリー』と呼ばれていました。
まとめ
エリザベスは最高神によって呪いをかけられ、何度も生まれ変わりを繰り返しています。
そして、本来のエリザベスは呪いをかけた最高神の娘であり、女神族でした。
まだまだエリザベスについては謎が多く残されています。
秋にはアニメ3期が放送決定し、アニメではついにエリザベスの正体について分かりそうです。
エリザベス以外にも謎が多く残されている七つの大罪、今後のストーリーにも注目です。
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