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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉がアシリパに伝えたウイルクの過去とは??ついに暗号解読へ!!

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札幌編ではいよいよ物語の核心&最終局面へと突入!!

札幌編では樺太以来の鶴見とアシリパの再会が行われ、その中で雄弁ながらも未だ多くの謎に包まれていた鶴見の本心が明らかになりました。

また鶴見はアシリパから暗号のカギを聞きだすことにも成功し、いよいよ本格的に暗号解読へ取り掛かることになりました。

それでは鶴見はいかにしてアシリパと再会し、何を語ったのか、本記事では札幌編での鶴見の注目の動向をご紹介していきます!

 

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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉「祭りかな?」ビール工場の戦いが始まる!!

残り僅かな刺青囚人を巡り、杉元・土方・鶴見それぞれの勢力が意図せず札幌に集結しました。

再会した杉元一行と土方一派はアシリパの提案により再び協力関係となり、刺青囚人マイケル・オストログと思われる連続娼婦殺人犯の次の犯行予想現場・サッポロビール工場で彼を待ち受ける計画を立てます。

計画は3人1組の3チームとなって工場各所に待機し、囮の娼婦役のところに犯人が来たら合図の花火を打ち上げるというもの。

すると門倉が囮になっていたチームのところに偶然第七師団の宇佐美が来てしまい、牛山と戦闘になりキラウシが花火を打ち上げてしまいます。

真夜中のサッポロビール工場に華々しく打ちあがった花火は、宇佐美たちと合流するために札幌時計台に向かっていた鶴見の目にも届きました。

「祭りかな」

鶴見の言葉通り、ある意味この花火は祭りの始まり

花火の上がった牛山vs宇佐美の元に第七師団が駆けつけ、杉元たちが駆けつけ、一方で花火に照らされたマイケル・オストログと土方が対峙し、花火と共にサッポロビール工場決戦が幕を開けたのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉が見せた宇佐美への想いとは??

第256話、サッポロビール工場決戦の中で宇佐美が尾形に致命的な銃撃を受けてしまいます

宇佐美は馬上から崩れ落ち、鶴見の腕に抱かれました。

宇佐美が死の間際に重要な情報を渡すと「やはりお前は信頼できる優秀な兵士で大切な戦友だ」と鶴見

周囲の兵士たちに聞こえるように言われたそれは、かつて奉天会戦で月島に「私の戦友だ」と言っていたのと同じ、鶴見が兵士たちの心を惹きつけるために使う常套手段です。

宇佐美は月島に言った言葉も「鶴見の芝居」だと理解していたことから今回も同様に捉えたと思いますが、宇佐美は自分のことを「鶴見の駒」だと弁えているため恐らく“それでいい”と思ったはず。

しかし鶴見はその直後、宇佐美の小指を食いちぎり、2人の地元・新潟の言葉で「時重くんは私の中で一番の人として生き続けんだれ」と囁いたのです。

宇佐美だけに聞こえるように言ったそれは間違いなく宇佐美の求めていた言葉であり、宇佐美は「嬉しくてイッちゃいますがね」と嬉しそうに息を引き取ったのでした。

宇佐美を看取った鶴見の表情は見えないので真意は分かりませんが、宇佐美に与えたその言動は鶴見の本心であり感謝なのではないかと思います。

宇佐美は幼い頃から鶴見に心酔し、鶴見の意図せぬまま「鶴見の駒」となり誰よりも鶴見に付き従ってきた人物。(宇佐美の過去は別の記事に詳しくまとめましたので是非参照してください)

打算や疑念なくついてきてくれた彼を、恐らく鶴見は純粋に1人の「友人」として見送ったのではないでしょうか

 

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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉がついにアシリパを確保!!

札幌編での最大の出来事は、刺青暗号がほぼ全て集まりきったこの最終局面で第七師団がついにアシリパを確保したこと。

1人でいるところを二階堂が捕まえました。

これにより鶴見はあとアシリパから暗号のカギを聞き出し解読するだけとなりました。

そのため鶴見はアシリパの護送を最優先させ、余計な戦闘をしないよう密かにサッポロビール工場を撤収することにします。

 

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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉らが消防組に扮し逃げる!!

鶴見がサッポロビール工場からの撤収に利用したのは消防組でした。

第七師団は火災が起きたサッポロビール工場の消火に来ていた薄野消防組を拘束して防火服と蒸気ポンプ車を奪い、消防組に扮して工場を去ったのです。

杉元たちは偶然薄野消防組に遭遇したためすぐ彼らに追いつきますが、しかし鶴見はポンプ車と馬で三手に分けて目くらまし。

それぞれに大きな袋を持たせていたため、杉元たちはどこにアシリパがいるのか分からなくなってしまいました。

そしてポンプ車に乗っていた鶴見も含めそれぞれの第七師団が杉元、土方、ソフィアと戦闘になるも、鶴見は無事近郊の教会まで逃げ切り、アシリパを匿うことに成功したのでした。

同時に月島らとの戦闘で気を失ったソフィアも捕縛したことで、鶴見とソフィアの17年ぶりの再会も発生しました。

 

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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉は月島と鯉登に気づいていたのか??

旭川からの援軍を待つ間、鶴見は「追跡者を排除するまで教会には戻ってくるな」と部下たちを人払いし、アシリパに真実を語ることにしました

人がいないか入念に教会内をチェックする鶴見。

そこには鶴見の“真の目的”を探ろうとしていた鯉登と月島が潜んでいましたが、2人は無事見つからずそのまま鶴見の話を聞くことが出来ました。

しかしその後、二階堂が他の第七師団兵から「ビール臭い」と指摘されていたことで、鯉登は「自分たちが盗み聞きしていたことを鶴見に気づかれていたのではないか」ということに気づきます。

二階堂がビール臭いのはサッポロビール工場で大量のビールを浴びたからであり、その時鯉登と月島も同じようにビール浸しになっていたからです。

血の気が引く月島。

恐らく鶴見はこの一件で樺太以降の鯉登と月島の心変わり(鶴見から心が離れ始めていた)を確信するとともに、アシリパの話をあえて2人にも聞かせようと考え、彼らの盗み聞きを許したのでしょう。

 

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【ゴールデンカムイ】札幌編!!鶴見中尉が明かす「小指」の真実!!アシリパに話すウイルクの過去とは??

鶴見はソフィアに亡き妻子・フィーナとオリガの小指の骨を見せながら、驚きの真実を語り始めました

鶴見がアシリパに語ったのは、アイヌ金塊強奪事件の真相、自身のウイルクに対する怨念、そして鶴見の本心と目的でした。

  • アイヌ金塊強奪事件の真相

北海道へ来たウイルクは7人組のリーダーとして金塊を探し始め、豊富な知識をもってクセ者揃いの仲間たちをまとめていました。

しかし金塊の在り処を知るキムシプという老人を見つけた頃、同じように金塊を探していた鶴見により「ウイルクは帝政ロシアと戦っていたゲリラであり、革命運動の活動資金として金塊を欲している」という情報が流され、ウイルクたちは仲間割れし殺し合ってしまいます

つまりのっぺら坊によって皆殺しにされたという当初の噂は間違いで、実際は「ウイルクを庇う者とそうでない者で殺し合った」というのが鶴見の語った真相でした。

また鶴見はウイルクがのっぺら坊になった経緯も話しました。

先の一件で自分の過去を知る者が追ってきていると察したウイルクは、仲間たちとキムシプの遺体の目玉をくり抜いた上で顔の皮を剥ぎ、それぞれの生首に入れ替えます。

その時ウイルクは、自身の死を偽装するために自らの皮も剥いだのです。

鶴見が追跡するとウイルクは支笏湖を渡り、監獄部屋に逃げ込んでそのまま犬童四郎助が管轄する網走監獄に入ったとのことでした。

  • 鶴見のウイルクに対する怨念

鶴見の話にはウイルクへの異常な恨みが感じられました

それは妻子が死亡した原因に理由があります。

ウラジオストクで長谷川幸一としてスパイをしていた鶴見には、ウイルク・キロランケ・ソフィアが鶴見を捕えに来た秘密警察と戦ってしまい、その戦闘に巻き込まれ妻子が死亡してしまうという過去がありましたね。(第177~179話)

その件についてソフィアは強い罪悪感を抱いていましたが、鶴見が語った真実は「ウイルクが妻子を撃った」ということでした

鶴見がオリガの頭の中から見つけたのは、ウイルクが持っていた拳銃の弾だったのです。

  • 鶴見の本心と目的

以上の話から鶴見が金塊を求める理由は、ウイルクの希望を壊してやろうとする恨みかと思われました。

しかし鶴見は、目的はあくまで日本国の繁栄のために軍資金を手に入れることであり、個人的な弔いはその道中に祈るものであると語ったのでした。

第267話で極東国家連邦思想から北海道独立に目的を変更したウイルクをキロランケが「アシリパが生まれたから」だと非難していたエピソードを、鶴見は「民族の生き残りを賭けた戦いと愛する者への想いは建前と本音の違いだけでどちらも嘘ではない」と論じているのですが、ここには鶴見の本心も混ざっていたということですね。

そして鶴見はアシリパを説き伏せ、ついに金塊の暗号のカギを聞き出したのでした。

聞き出した後、アシリパの逃亡やそれに伴う戦闘もそっちのけで解読に集中する鶴見も必見です。

 

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まとめ

札幌編で鶴見はアシリパを確保し、ウイルクの過去の真相や自らの目的を明かしました

そこに見えたのは亡き妻子への愛とウイルクへの恨みではありましたが、鶴見が金塊を求めているのはあくまでも日本の未来のためであったことが分かりました。

また鶴見はついに暗号のカギ「ホロケウオシコニ」を聞き出すことに成功し、最終局面でアシリパたちのアドバンテージを奪いました。

速攻で解読し、金塊争奪戦は白熱の函館五稜郭編へと続いていきます。

 

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⇒函館五稜郭編!!鶴見が見せた最後の微笑!!戦いは終幕へ!・・

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